党派色 ― 2017年02月07日 21:14
党派色
CNNの世論調査。
ロイターのそれと比べてみると面白い。
(入国禁止令、53%が反対 CNN世論調査)
http://www.cnn.co.jp/usa/35096116-2.html
「支持・不支持は党派別で大きく分かれた。民主党員の88%が大統領令に反対した。共和党員では88%が支持を表明した。無党派層では54%は反対だった。」
ドナルド・トランプは、これは偽ニュースだとしているから、共和党員の88パーセントが賛成しているというのも、本当かどうかは分からない。
(トランプ大統領の入国規制、支持が上回る=調査)
http://jp.reuters.com/article/usimmigration-survery-idJPKBN15G33Z
「民主党支持者では53%が「強く反対する」、共和党支持者では51%が「強く賛成する」と回答し、支持政党による違いが鮮明だった。」
支持不支持は拮抗しており、誤差の内と思われる。
党派色が鮮明に出ている点では、両調査とも同じ傾向だ。
「移民入国制限に関する米国民の意識調査」
ロイターのグラフを見ると、余りの対称性に、作為があるんじゃないかと勘繰りたくなるほどだ。
それほど、党派対立が際立っている。
選挙後の米国の分断は、解消されるどころか、ますます加速しているように見える。
しかし、よく見ると、移民入国制限に対する賛否に比べて、安心感という点では、双方、積極的な指示・不支持はトーンダウンしている。
米国内でのテロは、多くが米国籍のテロリストによって行われているからな。
ただし、この政策の適否については、党派的対立色が濃い。
調査はほぼ同時に行われているようだが、サンプルが1000人程度となっていて、どの程度実際の意向を反映しているかどうかはビミョーだ。
そう、大統領選挙の時のように、正直に回答しているかどうかは、分からないしな。
今後、さらに対象国が広がっていくことも考えられる。
「支持した人の中では2対1の割合で、現行の7カ国以外にもこうした措置を拡大してほしいとの回答が見られた。」(CNN)
宗教が理由とみなしている人も多い。
「今回の大統領令について、55%の人がイスラム教徒の米国への入国を阻止する取り組みとみなしていた。」(CNN)
「大統領令に反対している人の82%がイスラム教徒の入国禁止ととらえていた一方で、支持している人のなかでそうとらえている人の割合は25%だった。」(CNN)
政策の方向性としては、どういうプロセスを踏むかは別にしても、より開放的になることはないだろうし、対象国が拡大する可能性すらある。
(ネガティブな世論調査結果は「すべて虚偽」 トランプ氏)
http://www.asahi.com/articles/ASK272JNWK27UHBI008.html?ref=msn
「すべてのネガティブな世論調査の結果は虚偽ニュースだ。人々は国境警備と、極めて厳しい入国審査を望んでいる」
ホワイトハウスが公開したという、78のテロ事件のリストはこちら。
(Here are the 78 terrorist attacks the White House says were largely underreported)
https://www.washingtonpost.com/news/post-politics/wp/2017/02/06/here-are-the-78-terrorist-attacks-the-white-house-says-were-largely-under-reported/?utm_term=.48366d2ab0e3
「タイムライン:2014年9月〜2016年12月 攻撃の数:78
1:メルボルン、オーストラリア
・2014年9月
・対象:ナイフ攻撃で負傷した警察2人
・アタッカー:Abdul Numan Haider
2:TIZI OUZOU、アルジェリア
・2014年9月
・対象:1人のフランス市民が斬首された
・アタッカー:アルジェリアのジュンド・アル・キラファ
3:ケベック、カナダ
・2014年10月
・対象:1人の兵士が死亡し、1人が車両攻撃で負傷した
・アタッカー:Martin Couture-Rouleau
4:オタワ、カナダ
・2014年10月
・対象:戦争記念碑で1人の兵士が殺害された。国会議事堂での射撃で2人が負傷した
・アタッカー:Michael Zehaf-Bibeau
5:ニューヨーク、ニューヨーク州、米国
・2014年10月
・対象:ナイフ攻撃で負傷した警察2人
・アタッカー:米国人
6:リヤド、サウジアラビア
・2014年11月
・対象:撮影に負傷したデンマーク人市民1人
・アタッカー:サウジアラビアに拠点を置く3人のISILメンバー
7:アブダビ、アラブ首長国連邦
・2014年12月
・対象:1人のアメリカ人がナイフ攻撃で殺された
・アタッカー:ダラル・アル・ハシミ
8:シドニー、オーストラリア
・2014年12月
・対象:2人のオーストラリア人が人質を奪って射殺された(???)
・アタッカー:マン・ハロン・モニス
9:TOURS、フランス
・2014年12月
・対象:ナイフ攻撃で3人の警察官が負傷した
・アタッカー:バートランド・ンゾハボナヨ
10:パリ、フランス
・2015年1月
・対象:1人の警官と4人の人質が殺害されたスーパーマーケットで射殺された
・アタッカー:Amedy Coulibaly
11:トリポリ、リビア
・2015年1月
・対象:米国市民1人を含む10人が殺害され、西側人が頻繁に訪れるホテルで爆撃と銃撃で5人が負傷した
・アタッカー:ISIL-Libyaメンバー5人
12:リヤド、サウジアラビア
・2015年1月
・対象:撮影に負傷した2人の米国市民
・アタッカー:サウジアラビアに拠点を置くISILサポーター
13:ニース、フランス
・2015年2月
・対象:ユダヤ人コミュニティセンターの外でナイフ攻撃で負傷した2人のフランス軍兵士
・アタッカー:Moussa Coulibaly
14:コペンハーゲン、デンマーク
・2015年2月
・対象:市内の主要なシナゴーグの外で殺された1人の市民が、フリースピーチのラリーで射殺され、1人の警備員が殺された
・アタッカー:オマル・アブデル・ハミド・エル・フセイン
15:チュニス、チュニジア
・2015年3月
・対象:21人の観光客が殺害された。西洋人16人、バルド美術館で55人が負傷した。
・アタッカー:2人のISIL連合の過激派
16:カラチ、パキスタン
・2015年4月
・対象:1人の米国市民がナイフ攻撃で負傷した
・アタッカー:パキスタンのISIL支持者
17:パリ、フランス
・2015年4月
・対象:対象となるカトリック教会。1人の民間人が射撃で殺害された可能性があります。
・アタッカー:シド・アフメド・グラム
18:ズボリック、ボスニア
・2015年4月
・対象:1人の警官が殺害され、2人が射殺された
・アタッカー:Nerdin Ibric
19:ガーランド、テキサス州、米国
・2015年5月
・対象:預言者ムハンマドの漫画のイベントで撮影中に負傷した警備員1人
・アタッカー:アメリカ人2人
20:ボストン、マサチューセッツ州、米国
・2015年6月
・対象:死傷者はいません。1人の警察官がナイフで攻撃した
・アタッカー:米国人
21:EL GORA(AL JURAH)、エジプト
・2015年6月
・対象:死傷者はいません。射撃および爆撃の攻撃で攻撃された多国籍軍およびオブザーバー(MFO)部隊によって使用されるキャンプ
・アタッカー:不明なISIL-Sinaiメンバー
22:ルクソール、エジプト
・2015年6月
・対象:カルナック神殿の近くで自殺爆弾を殺した警察官1人
・アタッカー:未確認
23:スース、チュニジア
・2015年6月
・対象:西洋人が頻繁に訪れるビーチで38人が死亡、39人が負傷した
・アタッカー:Seifeddine Rezguiと別の未確認の攻撃者
24:リヨン、フランス
・2015年6月
・対象:化学プラントで斬首と爆発で殺された民間人1人
・アタッカー:Yasin Salhi
25:カイロ、エジプト
・2015年7月
・対象:イタリア領事館でVBIED攻撃で1人が死亡、9人が負傷した
・アタッカー:未確認のISIL担当者
26:カイロ、エジプト
・2015年7月
・対象:1人のクロアチア人国家が誘拐された。未知の場所で8月12日に斬首された
・アタッカー:身元不明のISIL-Sinai手術
27:パリ、フランス
・2015年8月
・対象:2人の民間人と1人の米軍兵士が旅客列車に銃器とナイフで負傷した
・アタッカー:Ayoub el-Khazzani
28:EL GORA、エジプト
・2015年9月
・対象:IED攻撃で負傷した米国4人とMFO 2人の軍隊
・アタッカー:未確認
29:ダッカ、バングラデシュ
・2015年9月
・対象:射撃で殺されたイタリアの民間人1人
・アタッカー:未確認
30:コペンハーゲン、デンマーク
・2015年9月
・対象:ナイフ攻撃で負傷した警察官1人
・アタッカー:パレスチナの国民
31:EL GORA、エジプト
・2015年10月
・対象:死傷者はいません。ロケット弾で攻撃されたMFOの飛行場
・アタッカー:未確認のISIL-Sinaiの職員
32:PARRAMATTA、オーストラリア
・2015年10月
・対象:1人の警察官が射殺された
・アタッカー:ファハド・ジャバール
33:ランパール、バングラデシュ
・2015年10月
・対象:1人の日本の民間人が射殺で死亡
・アタッカー:未確認
34:ハサナ、エジプト
・2015年10月
・対象:ロシアの旅客機の降下で224人が死亡
・アタッカー:未確認のISIL-Sinaiの職員
35:MERCED、カリフォルニア州、米国
・2015年11月
・対象:大学キャンパスでナイフ攻撃で4人が負傷した
・アタッカー:米国人
36:フランス・パリ
・2015年11月
・対象:一連の射撃とIED攻撃で少なくとも129人が死亡し、400人が負傷した
・アタッカー:ブラヒム・アブデスラム、サレ・アブドラム、イスマイル・モステファイ、ビラル・ハドフィ、サミー・アミモア、チャキブ・アロウ、フエード・モハメド・アグド、アブデルハム・アバウアウッド
37:ディナワ、バングラデシュ
・2015年11月
・対象:射撃でイタリア人市民一人が負傷した
・アタッカー:未確認
38:RAJLOVAC、ボスニア
・2015年12月
・対象:射撃で殺害された2人のボスニア兵
・アタッカー:Enes Omeragic
39:サンバーナディーノ、カリフォルニア州、米国
・2015年12月
・対象:コーディネートされた銃器攻撃で14人が死亡、21人が負傷した
・アタッカー:アメリカ人2人
40:ロンドン、英国
・2015年12月
・対象:地下鉄の駅でナイフ攻撃で3人が負傷した
・アタッカー:Muhyadin Mire
41:デーバン、ドイツ
・2015年12月
・対象:UN世界遺産の撮影で1人が死亡、11人が負傷した
・アタッカー:身元不明のISIL-Caucasus operative
42:カイロ、エジプト
・2016年1月
・対象:観光客が頻繁に訪れるホテルの外でドライブバイで2人が負傷した
・アタッカー:未確認のISILの要員
43:パリ、フランス
・2016年1月
・対象:死傷者はいません。パリ警察にナイフ攻撃を試みた後、殺害された
・アタッカー:Tarek Belgacem
44:フィラデルフィア、ペンシルバニア、米国
・2016年1月
・対象:射撃で負傷した警察官1人
・アタッカー:米国人
45:HURGHADA、エジプト
・2016年1月
・対象:観光リゾートでナイフ攻撃でドイツ人1人とデンマーク人1人が負傷
・アタッカー:未確認
46:マルセイユ、フランス
・2016年1月
・対象:マチェット攻撃で1人のユダヤ人教師が負傷した
・アタッカー:トルコ出身の15歳のエスニッククルド人
47:イスタンブール、トルコ
・2016年1月
・対象:自殺爆撃でドイツ人観光客12人が死亡、15人が負傷した
・アタッカー:ナヴィルファドリ
48:ジャカルタ、インドネシア
・2016年1月
・対象:警察署とスターバックスの近くで、4人の民間人が殺害され、20人以上が負傷した。
・アタッカー:Dian Joni Kurnaiadi、Muhammad Ali、Arif Sunakim、Ahmad Muhazan bin Saron
49:コロンバス、オハイオ州、米国
・2016年2月
・対象:レストランでのマチェット攻撃で4人の民間人が負傷した
・アタッカー:米国人
50:ハノーバー、ドイツ
・2016年2月
・対象:ナイフ攻撃で負傷した警察官1人
・アタッカー:サフィアシュミッター
51:イスタンブール、トルコ
・2016年3月
・対象:自殺爆撃で4人が死亡、36人が負傷した
・アタッカー:Mehmet Ozturk
52:ブリュッセル、ベルギー
・2016年3月
・対象:ザヴェンテム空港と地下鉄の共同爆撃で、少なくとも31人が死亡し、270人が負傷した
・アタッカー:Khalid el-Bakraoui、Ibrahim el-Bakraoui、Najim Laachraoui、Mohammed Abrini、およびOsama Krayem
53:エッセン、ドイツ
・2016年4月
・対象:シーク寺院で爆撃で3人が負傷した
・アタッカー:3人の未成年者
54:米国フロリダ州オーランド
・2016年6月
・対象:ナイトクラブで射殺された49人が死亡、53人が負傷した
・アタッカー:米国人
55:マガンビル、フランス
・2016年6月
・対象:ナイフ攻撃で1人の警官と1人の民間人が殺害された
・アタッカー:ラロシ・アブバラ
56:カブール、アフガニスタン
・2016年6月
・対象:カナダ大使館の警備員を乗せたバスで自爆攻撃で14人が死亡
・アタッカー:ISIL-Khorasan operative
57:イスタンブール、トルコ
・2016年6月
・対象:アタテュルク国際空港で死者は約45人、約240人が負傷した
・アタッカー:Rakhim Bulgarov、Vadim Osmanov、未確認のISILオペレーター
58:ダッカ、バングラデシュ
・2016年7月
・対象:聖職者の職人ベーカリーでマチェットと銃器を使って、アメリカ人1人、長時間の包囲攻撃を受けた50人を含む22人が殺された
・アタッカー:ニブラス・イスラム、ロハン・イミタス、ミーア・サーメ・ムバシェール、カイール・イスラム・ペイ、シャフィクール・イスラム・ウザル
59:ニース、フランス
・2016年7月
・対象:トラックを群衆に運転した個人によって84人の市民が死亡し、308人が負傷した
・アタッカー:Mohamed Bouhlel
60:WURZBURG、ドイツ
・2016年7月
・対象:列車で斧攻撃を受けた4人の一般市民
・アタッカー:Riaz Khan Ahmadzai
61:ANSBACH、ドイツ
・2016年7月
・対象:音楽祭で自殺爆弾で少なくとも15人が負傷した
・アタッカー:Mohammad Daleel
62:ノルマンディー、フランス
・2016年7月
・対象:1人の司祭がナイフ攻撃で殺された
・アタッカー:アデル・ケルミチェとアブデル・マリク・ナイル・プティジャン
63:CHALEROI、ベルギー
・2016年8月
・対象:マチェット攻撃で2人の警察官が負傷した
・アタッカー:Khaled Babouri
64:クイーンズランド州、オーストラリア
・2016年8月
・対象:西洋人が頻繁に訪れるホステルで、ナイフ攻撃で2人が死亡、1人が負傷した
・アタッカー:Smail Ayad
65:コペンハーゲン、デンマーク
・2016年9月
・対象:射撃時に警察官2人と市民負傷者
・アタッカー:メサ・ホジック
66:パリ、フランス
・2016年9月
・対象:VBIEDがノートルダム大聖堂で爆発しなかった後、警察官1人が襲撃で怪我をした
・アタッカー:サラ・エルボー、イネス・マダニ、アメル・サカオウ
67:シドニー、オーストラリア
・2016年9月
・対象:ナイフ攻撃で一人の民間人が負傷した
・アタッカー:Ihsas Khan
68:セントクラウド、ミネソタ州、米国
・2016年9月
・対象:モールでナイフ攻撃で負傷した10人
・アタッカー:Dahir Ahmed Adan
69:ニューヨーク(NY)シーサイドパークとエリザベス、ニュージャージー州、米国
・2016年9月
・対象:ニューヨーク市で爆撃で31人が負傷した。ニューヨークとニュージャージーで発見されたいくつかの爆発性装置; ニュージャージー州のレースでは犠牲なしで爆発した。1人の警察官が銃撃戦で負傷した
・アタッカー:アーマド・カーン・ラハミ
70:ブリュッセル、ベルギー
・2016年10月
・対象:狙撃兵2人が負傷した。
・アタッカー:ベルギー国民
71:クウェートシティ、クウェート
・対象:死傷者はいません。トラックで命中した3人の米軍を運ぶ車両
・アタッカー:Ibrahim Sulayman
72:マルモ、スウェーデン
・2016年10月
・対象:死傷者はいません。モスクとモロトフカクテルで攻撃されたコミュニティセンター
・アタッカー:シリア国家
73:ハンブルク、ドイツ
・2016年10月
・標的:ナイフ攻撃で殺された人
・アタッカー:不明
74:マニラ、フィリピン
・2016年11月
・対象:死傷者はいません。米国大使館の近くでIEDの試行に失敗した
・アタッカー:フィリピンの国民がマウテ・グループ
75:コロンバス、オハイオ州、米国
・2016年11月
・対象:車両を歩行者のグループに運び、ナイフでそれらを攻撃した人が負傷した14人
・アタッカー:米国人
76:N'DJAMENA、チャド
・2016年11月
・対象:死傷者はいません。米国大使館の入り口で火を撃った後に逮捕された
・アタッカー:チャド国民
77:カラク、ヨルダン
・2016年12月
・標的:観光地での撮影で10人が死亡、28人が負傷した
・アタッカー:複数の武装勢力
78:ベルリン、ドイツ
・2016年12月
・標的:混雑した市場にトラックを運転した人が死亡12人、負傷者48人
・アタッカー:Anis Amri」
ほぼ自動翻訳のままだから、ちょっと見づらいけど、作業していて一つはっきりしたことがある。
米国におけるテロ事件(5、19、20、35、39、44、49、54、68、69、75)は、米国人によるものが多いということだ(5、19、20、35、39、44、49、54、75)。
つまり、米国の安全を図るためには、米国から米国人を追い出すのが最も効果的ということになる(そうなのかあ?)。
さらに、米国人が海外でテロに会わないようにするには、国内に留まっているのがよろしい(上記のように、国内も危ないですが)。
まあいい。
しかし、わずか2年余りの間に、これほどまでに多くのテロ事件があったことは驚きだな。
他のニュースに紛れて、十分報道されていなかったという政権側の指摘は、ある程度当たっているところもあるんだろう。
まあ、列挙されている中には、パリテロなど、ドハデに報道されたのもあるから、ベタな資料として見るのがいいだろう。
あらゆる報道機関を挑発して、テロの恐怖をあおり、移民規制を正当化しようとしている政権は、傍目からは暴走しているとしか見えない。
しかし、国民の半数はそれを支持している。
我が国は無関係だと思っているが、かつては国際テロ集団に手を焼いていたことを忘れるわけにはいかない(現在も、7名が国際手配中)。
(国際手配中の日本赤軍:追加)
http://shimeitehai.jp/detail_41.html
(日本赤軍事件)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%B5%A4%E8%BB%8D%E4%BA%8B%E4%BB%B6
「主な事件
2.1 テルアビブ空港乱射事件
2.2 ドバイ日航機ハイジャック事件
2.3 シンガポール事件
2.4 在クウェート日本大使館占拠事件
2.5 ハーグ事件
2.6 クアラルンプール事件
2.7 ダッカ日航機ハイジャック事件
2.8 ジャカルタ事件
2.9 三井物産マニラ支店長誘拐事件
2.10 ローマ事件
2.11 ナポリ事件」(目次より)
こんなにあったのかあ!?。
まあ、どうでもいいんですが。
この騒動のさなかに、米国行って渦中のドナルド・トランプとゴルフするわけだから、どっかの首相も、なかなかの度胸(!)と感心する・・・。
CNNの世論調査。
ロイターのそれと比べてみると面白い。
(入国禁止令、53%が反対 CNN世論調査)
http://www.cnn.co.jp/usa/35096116-2.html
「支持・不支持は党派別で大きく分かれた。民主党員の88%が大統領令に反対した。共和党員では88%が支持を表明した。無党派層では54%は反対だった。」
ドナルド・トランプは、これは偽ニュースだとしているから、共和党員の88パーセントが賛成しているというのも、本当かどうかは分からない。
(トランプ大統領の入国規制、支持が上回る=調査)
http://jp.reuters.com/article/usimmigration-survery-idJPKBN15G33Z
「民主党支持者では53%が「強く反対する」、共和党支持者では51%が「強く賛成する」と回答し、支持政党による違いが鮮明だった。」
支持不支持は拮抗しており、誤差の内と思われる。
党派色が鮮明に出ている点では、両調査とも同じ傾向だ。
「移民入国制限に関する米国民の意識調査」
ロイターのグラフを見ると、余りの対称性に、作為があるんじゃないかと勘繰りたくなるほどだ。
それほど、党派対立が際立っている。
選挙後の米国の分断は、解消されるどころか、ますます加速しているように見える。
しかし、よく見ると、移民入国制限に対する賛否に比べて、安心感という点では、双方、積極的な指示・不支持はトーンダウンしている。
米国内でのテロは、多くが米国籍のテロリストによって行われているからな。
ただし、この政策の適否については、党派的対立色が濃い。
調査はほぼ同時に行われているようだが、サンプルが1000人程度となっていて、どの程度実際の意向を反映しているかどうかはビミョーだ。
そう、大統領選挙の時のように、正直に回答しているかどうかは、分からないしな。
今後、さらに対象国が広がっていくことも考えられる。
「支持した人の中では2対1の割合で、現行の7カ国以外にもこうした措置を拡大してほしいとの回答が見られた。」(CNN)
宗教が理由とみなしている人も多い。
「今回の大統領令について、55%の人がイスラム教徒の米国への入国を阻止する取り組みとみなしていた。」(CNN)
「大統領令に反対している人の82%がイスラム教徒の入国禁止ととらえていた一方で、支持している人のなかでそうとらえている人の割合は25%だった。」(CNN)
政策の方向性としては、どういうプロセスを踏むかは別にしても、より開放的になることはないだろうし、対象国が拡大する可能性すらある。
(ネガティブな世論調査結果は「すべて虚偽」 トランプ氏)
http://www.asahi.com/articles/ASK272JNWK27UHBI008.html?ref=msn
「すべてのネガティブな世論調査の結果は虚偽ニュースだ。人々は国境警備と、極めて厳しい入国審査を望んでいる」
ホワイトハウスが公開したという、78のテロ事件のリストはこちら。
(Here are the 78 terrorist attacks the White House says were largely underreported)
https://www.washingtonpost.com/news/post-politics/wp/2017/02/06/here-are-the-78-terrorist-attacks-the-white-house-says-were-largely-under-reported/?utm_term=.48366d2ab0e3
「タイムライン:2014年9月〜2016年12月 攻撃の数:78
1:メルボルン、オーストラリア
・2014年9月
・対象:ナイフ攻撃で負傷した警察2人
・アタッカー:Abdul Numan Haider
2:TIZI OUZOU、アルジェリア
・2014年9月
・対象:1人のフランス市民が斬首された
・アタッカー:アルジェリアのジュンド・アル・キラファ
3:ケベック、カナダ
・2014年10月
・対象:1人の兵士が死亡し、1人が車両攻撃で負傷した
・アタッカー:Martin Couture-Rouleau
4:オタワ、カナダ
・2014年10月
・対象:戦争記念碑で1人の兵士が殺害された。国会議事堂での射撃で2人が負傷した
・アタッカー:Michael Zehaf-Bibeau
5:ニューヨーク、ニューヨーク州、米国
・2014年10月
・対象:ナイフ攻撃で負傷した警察2人
・アタッカー:米国人
6:リヤド、サウジアラビア
・2014年11月
・対象:撮影に負傷したデンマーク人市民1人
・アタッカー:サウジアラビアに拠点を置く3人のISILメンバー
7:アブダビ、アラブ首長国連邦
・2014年12月
・対象:1人のアメリカ人がナイフ攻撃で殺された
・アタッカー:ダラル・アル・ハシミ
8:シドニー、オーストラリア
・2014年12月
・対象:2人のオーストラリア人が人質を奪って射殺された(???)
・アタッカー:マン・ハロン・モニス
9:TOURS、フランス
・2014年12月
・対象:ナイフ攻撃で3人の警察官が負傷した
・アタッカー:バートランド・ンゾハボナヨ
10:パリ、フランス
・2015年1月
・対象:1人の警官と4人の人質が殺害されたスーパーマーケットで射殺された
・アタッカー:Amedy Coulibaly
11:トリポリ、リビア
・2015年1月
・対象:米国市民1人を含む10人が殺害され、西側人が頻繁に訪れるホテルで爆撃と銃撃で5人が負傷した
・アタッカー:ISIL-Libyaメンバー5人
12:リヤド、サウジアラビア
・2015年1月
・対象:撮影に負傷した2人の米国市民
・アタッカー:サウジアラビアに拠点を置くISILサポーター
13:ニース、フランス
・2015年2月
・対象:ユダヤ人コミュニティセンターの外でナイフ攻撃で負傷した2人のフランス軍兵士
・アタッカー:Moussa Coulibaly
14:コペンハーゲン、デンマーク
・2015年2月
・対象:市内の主要なシナゴーグの外で殺された1人の市民が、フリースピーチのラリーで射殺され、1人の警備員が殺された
・アタッカー:オマル・アブデル・ハミド・エル・フセイン
15:チュニス、チュニジア
・2015年3月
・対象:21人の観光客が殺害された。西洋人16人、バルド美術館で55人が負傷した。
・アタッカー:2人のISIL連合の過激派
16:カラチ、パキスタン
・2015年4月
・対象:1人の米国市民がナイフ攻撃で負傷した
・アタッカー:パキスタンのISIL支持者
17:パリ、フランス
・2015年4月
・対象:対象となるカトリック教会。1人の民間人が射撃で殺害された可能性があります。
・アタッカー:シド・アフメド・グラム
18:ズボリック、ボスニア
・2015年4月
・対象:1人の警官が殺害され、2人が射殺された
・アタッカー:Nerdin Ibric
19:ガーランド、テキサス州、米国
・2015年5月
・対象:預言者ムハンマドの漫画のイベントで撮影中に負傷した警備員1人
・アタッカー:アメリカ人2人
20:ボストン、マサチューセッツ州、米国
・2015年6月
・対象:死傷者はいません。1人の警察官がナイフで攻撃した
・アタッカー:米国人
21:EL GORA(AL JURAH)、エジプト
・2015年6月
・対象:死傷者はいません。射撃および爆撃の攻撃で攻撃された多国籍軍およびオブザーバー(MFO)部隊によって使用されるキャンプ
・アタッカー:不明なISIL-Sinaiメンバー
22:ルクソール、エジプト
・2015年6月
・対象:カルナック神殿の近くで自殺爆弾を殺した警察官1人
・アタッカー:未確認
23:スース、チュニジア
・2015年6月
・対象:西洋人が頻繁に訪れるビーチで38人が死亡、39人が負傷した
・アタッカー:Seifeddine Rezguiと別の未確認の攻撃者
24:リヨン、フランス
・2015年6月
・対象:化学プラントで斬首と爆発で殺された民間人1人
・アタッカー:Yasin Salhi
25:カイロ、エジプト
・2015年7月
・対象:イタリア領事館でVBIED攻撃で1人が死亡、9人が負傷した
・アタッカー:未確認のISIL担当者
26:カイロ、エジプト
・2015年7月
・対象:1人のクロアチア人国家が誘拐された。未知の場所で8月12日に斬首された
・アタッカー:身元不明のISIL-Sinai手術
27:パリ、フランス
・2015年8月
・対象:2人の民間人と1人の米軍兵士が旅客列車に銃器とナイフで負傷した
・アタッカー:Ayoub el-Khazzani
28:EL GORA、エジプト
・2015年9月
・対象:IED攻撃で負傷した米国4人とMFO 2人の軍隊
・アタッカー:未確認
29:ダッカ、バングラデシュ
・2015年9月
・対象:射撃で殺されたイタリアの民間人1人
・アタッカー:未確認
30:コペンハーゲン、デンマーク
・2015年9月
・対象:ナイフ攻撃で負傷した警察官1人
・アタッカー:パレスチナの国民
31:EL GORA、エジプト
・2015年10月
・対象:死傷者はいません。ロケット弾で攻撃されたMFOの飛行場
・アタッカー:未確認のISIL-Sinaiの職員
32:PARRAMATTA、オーストラリア
・2015年10月
・対象:1人の警察官が射殺された
・アタッカー:ファハド・ジャバール
33:ランパール、バングラデシュ
・2015年10月
・対象:1人の日本の民間人が射殺で死亡
・アタッカー:未確認
34:ハサナ、エジプト
・2015年10月
・対象:ロシアの旅客機の降下で224人が死亡
・アタッカー:未確認のISIL-Sinaiの職員
35:MERCED、カリフォルニア州、米国
・2015年11月
・対象:大学キャンパスでナイフ攻撃で4人が負傷した
・アタッカー:米国人
36:フランス・パリ
・2015年11月
・対象:一連の射撃とIED攻撃で少なくとも129人が死亡し、400人が負傷した
・アタッカー:ブラヒム・アブデスラム、サレ・アブドラム、イスマイル・モステファイ、ビラル・ハドフィ、サミー・アミモア、チャキブ・アロウ、フエード・モハメド・アグド、アブデルハム・アバウアウッド
37:ディナワ、バングラデシュ
・2015年11月
・対象:射撃でイタリア人市民一人が負傷した
・アタッカー:未確認
38:RAJLOVAC、ボスニア
・2015年12月
・対象:射撃で殺害された2人のボスニア兵
・アタッカー:Enes Omeragic
39:サンバーナディーノ、カリフォルニア州、米国
・2015年12月
・対象:コーディネートされた銃器攻撃で14人が死亡、21人が負傷した
・アタッカー:アメリカ人2人
40:ロンドン、英国
・2015年12月
・対象:地下鉄の駅でナイフ攻撃で3人が負傷した
・アタッカー:Muhyadin Mire
41:デーバン、ドイツ
・2015年12月
・対象:UN世界遺産の撮影で1人が死亡、11人が負傷した
・アタッカー:身元不明のISIL-Caucasus operative
42:カイロ、エジプト
・2016年1月
・対象:観光客が頻繁に訪れるホテルの外でドライブバイで2人が負傷した
・アタッカー:未確認のISILの要員
43:パリ、フランス
・2016年1月
・対象:死傷者はいません。パリ警察にナイフ攻撃を試みた後、殺害された
・アタッカー:Tarek Belgacem
44:フィラデルフィア、ペンシルバニア、米国
・2016年1月
・対象:射撃で負傷した警察官1人
・アタッカー:米国人
45:HURGHADA、エジプト
・2016年1月
・対象:観光リゾートでナイフ攻撃でドイツ人1人とデンマーク人1人が負傷
・アタッカー:未確認
46:マルセイユ、フランス
・2016年1月
・対象:マチェット攻撃で1人のユダヤ人教師が負傷した
・アタッカー:トルコ出身の15歳のエスニッククルド人
47:イスタンブール、トルコ
・2016年1月
・対象:自殺爆撃でドイツ人観光客12人が死亡、15人が負傷した
・アタッカー:ナヴィルファドリ
48:ジャカルタ、インドネシア
・2016年1月
・対象:警察署とスターバックスの近くで、4人の民間人が殺害され、20人以上が負傷した。
・アタッカー:Dian Joni Kurnaiadi、Muhammad Ali、Arif Sunakim、Ahmad Muhazan bin Saron
49:コロンバス、オハイオ州、米国
・2016年2月
・対象:レストランでのマチェット攻撃で4人の民間人が負傷した
・アタッカー:米国人
50:ハノーバー、ドイツ
・2016年2月
・対象:ナイフ攻撃で負傷した警察官1人
・アタッカー:サフィアシュミッター
51:イスタンブール、トルコ
・2016年3月
・対象:自殺爆撃で4人が死亡、36人が負傷した
・アタッカー:Mehmet Ozturk
52:ブリュッセル、ベルギー
・2016年3月
・対象:ザヴェンテム空港と地下鉄の共同爆撃で、少なくとも31人が死亡し、270人が負傷した
・アタッカー:Khalid el-Bakraoui、Ibrahim el-Bakraoui、Najim Laachraoui、Mohammed Abrini、およびOsama Krayem
53:エッセン、ドイツ
・2016年4月
・対象:シーク寺院で爆撃で3人が負傷した
・アタッカー:3人の未成年者
54:米国フロリダ州オーランド
・2016年6月
・対象:ナイトクラブで射殺された49人が死亡、53人が負傷した
・アタッカー:米国人
55:マガンビル、フランス
・2016年6月
・対象:ナイフ攻撃で1人の警官と1人の民間人が殺害された
・アタッカー:ラロシ・アブバラ
56:カブール、アフガニスタン
・2016年6月
・対象:カナダ大使館の警備員を乗せたバスで自爆攻撃で14人が死亡
・アタッカー:ISIL-Khorasan operative
57:イスタンブール、トルコ
・2016年6月
・対象:アタテュルク国際空港で死者は約45人、約240人が負傷した
・アタッカー:Rakhim Bulgarov、Vadim Osmanov、未確認のISILオペレーター
58:ダッカ、バングラデシュ
・2016年7月
・対象:聖職者の職人ベーカリーでマチェットと銃器を使って、アメリカ人1人、長時間の包囲攻撃を受けた50人を含む22人が殺された
・アタッカー:ニブラス・イスラム、ロハン・イミタス、ミーア・サーメ・ムバシェール、カイール・イスラム・ペイ、シャフィクール・イスラム・ウザル
59:ニース、フランス
・2016年7月
・対象:トラックを群衆に運転した個人によって84人の市民が死亡し、308人が負傷した
・アタッカー:Mohamed Bouhlel
60:WURZBURG、ドイツ
・2016年7月
・対象:列車で斧攻撃を受けた4人の一般市民
・アタッカー:Riaz Khan Ahmadzai
61:ANSBACH、ドイツ
・2016年7月
・対象:音楽祭で自殺爆弾で少なくとも15人が負傷した
・アタッカー:Mohammad Daleel
62:ノルマンディー、フランス
・2016年7月
・対象:1人の司祭がナイフ攻撃で殺された
・アタッカー:アデル・ケルミチェとアブデル・マリク・ナイル・プティジャン
63:CHALEROI、ベルギー
・2016年8月
・対象:マチェット攻撃で2人の警察官が負傷した
・アタッカー:Khaled Babouri
64:クイーンズランド州、オーストラリア
・2016年8月
・対象:西洋人が頻繁に訪れるホステルで、ナイフ攻撃で2人が死亡、1人が負傷した
・アタッカー:Smail Ayad
65:コペンハーゲン、デンマーク
・2016年9月
・対象:射撃時に警察官2人と市民負傷者
・アタッカー:メサ・ホジック
66:パリ、フランス
・2016年9月
・対象:VBIEDがノートルダム大聖堂で爆発しなかった後、警察官1人が襲撃で怪我をした
・アタッカー:サラ・エルボー、イネス・マダニ、アメル・サカオウ
67:シドニー、オーストラリア
・2016年9月
・対象:ナイフ攻撃で一人の民間人が負傷した
・アタッカー:Ihsas Khan
68:セントクラウド、ミネソタ州、米国
・2016年9月
・対象:モールでナイフ攻撃で負傷した10人
・アタッカー:Dahir Ahmed Adan
69:ニューヨーク(NY)シーサイドパークとエリザベス、ニュージャージー州、米国
・2016年9月
・対象:ニューヨーク市で爆撃で31人が負傷した。ニューヨークとニュージャージーで発見されたいくつかの爆発性装置; ニュージャージー州のレースでは犠牲なしで爆発した。1人の警察官が銃撃戦で負傷した
・アタッカー:アーマド・カーン・ラハミ
70:ブリュッセル、ベルギー
・2016年10月
・対象:狙撃兵2人が負傷した。
・アタッカー:ベルギー国民
71:クウェートシティ、クウェート
・対象:死傷者はいません。トラックで命中した3人の米軍を運ぶ車両
・アタッカー:Ibrahim Sulayman
72:マルモ、スウェーデン
・2016年10月
・対象:死傷者はいません。モスクとモロトフカクテルで攻撃されたコミュニティセンター
・アタッカー:シリア国家
73:ハンブルク、ドイツ
・2016年10月
・標的:ナイフ攻撃で殺された人
・アタッカー:不明
74:マニラ、フィリピン
・2016年11月
・対象:死傷者はいません。米国大使館の近くでIEDの試行に失敗した
・アタッカー:フィリピンの国民がマウテ・グループ
75:コロンバス、オハイオ州、米国
・2016年11月
・対象:車両を歩行者のグループに運び、ナイフでそれらを攻撃した人が負傷した14人
・アタッカー:米国人
76:N'DJAMENA、チャド
・2016年11月
・対象:死傷者はいません。米国大使館の入り口で火を撃った後に逮捕された
・アタッカー:チャド国民
77:カラク、ヨルダン
・2016年12月
・標的:観光地での撮影で10人が死亡、28人が負傷した
・アタッカー:複数の武装勢力
78:ベルリン、ドイツ
・2016年12月
・標的:混雑した市場にトラックを運転した人が死亡12人、負傷者48人
・アタッカー:Anis Amri」
ほぼ自動翻訳のままだから、ちょっと見づらいけど、作業していて一つはっきりしたことがある。
米国におけるテロ事件(5、19、20、35、39、44、49、54、68、69、75)は、米国人によるものが多いということだ(5、19、20、35、39、44、49、54、75)。
つまり、米国の安全を図るためには、米国から米国人を追い出すのが最も効果的ということになる(そうなのかあ?)。
さらに、米国人が海外でテロに会わないようにするには、国内に留まっているのがよろしい(上記のように、国内も危ないですが)。
まあいい。
しかし、わずか2年余りの間に、これほどまでに多くのテロ事件があったことは驚きだな。
他のニュースに紛れて、十分報道されていなかったという政権側の指摘は、ある程度当たっているところもあるんだろう。
まあ、列挙されている中には、パリテロなど、ドハデに報道されたのもあるから、ベタな資料として見るのがいいだろう。
あらゆる報道機関を挑発して、テロの恐怖をあおり、移民規制を正当化しようとしている政権は、傍目からは暴走しているとしか見えない。
しかし、国民の半数はそれを支持している。
我が国は無関係だと思っているが、かつては国際テロ集団に手を焼いていたことを忘れるわけにはいかない(現在も、7名が国際手配中)。
(国際手配中の日本赤軍:追加)
http://shimeitehai.jp/detail_41.html
(日本赤軍事件)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%B5%A4%E8%BB%8D%E4%BA%8B%E4%BB%B6
「主な事件
2.1 テルアビブ空港乱射事件
2.2 ドバイ日航機ハイジャック事件
2.3 シンガポール事件
2.4 在クウェート日本大使館占拠事件
2.5 ハーグ事件
2.6 クアラルンプール事件
2.7 ダッカ日航機ハイジャック事件
2.8 ジャカルタ事件
2.9 三井物産マニラ支店長誘拐事件
2.10 ローマ事件
2.11 ナポリ事件」(目次より)
こんなにあったのかあ!?。
まあ、どうでもいいんですが。
この騒動のさなかに、米国行って渦中のドナルド・トランプとゴルフするわけだから、どっかの首相も、なかなかの度胸(!)と感心する・・・。
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