テロ・リスト ― 2017年02月08日 02:59
テロ・リスト
たぶん、このリストも、テロの中のごく一部に過ぎないんだろう。
(Here are the 78 terrorist attacks the White House says were largely underreported)
https://www.washingtonpost.com/news/post-politics/wp/2017/02/06/here-are-the-78-terrorist-attacks-the-white-house-says-were-largely-under-reported/?utm_term=.48366d2ab0e3
(党派色)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2017/02/07/8354235
せっかく、苦労してコピペしたので、少し丁寧に見ていこう。
まずは、国別だな。
・フランス:13
・米国:11
・エジプト:9
・ドイツ:7
・オーストラリア:5
・バングラディシュ:4
・デンマーク:3
・トルコ:3
・ベルギー:3
・カナダ:2
・サウジアラビア:2
・チュニジア:2
・ボスニア:2
・アフガニスタン:1
・アラブ首長国連邦:1
・アルジェリア:1
・インドネシア:1
・クウェート:1
・スウェーデン:1
・チャド:1
・パキスタン:1
・フィリピン:1
・ヨルダン:1
・リビア:1
・英国:1
やっぱ、フランス多いな。
エジプトも多い。
ドイツは、もっと多いかと思ったら、フランスの半分くらいだ。
意外なのは、オーストラリアだな。
時期的にはどうなんだろう?(カッコ内は(死者、負傷者))。
2014年:9件(5人、12人)
9月:2(1、2)
10月:3(2、5)
11月:1(0、1)
12月:3(2、4)
2015年:33件(457人、564人)
1月:3(15、7)
2月:2(2、2)
3月:1(21、55)
4月:3(4、1)
5月:1(0、1)
6月:5(40、39)
7月:2(2、9)
8月:1(0、3)
9月:3(1、7)
10月:4(226、0)ロシア機墜落
11月:3(129、405)パリテロ
12月:4(17、35)
2016年:36件(292人、1117人)
1月:7(16、41)
2月:2(0、5)
3月:2(35、306)ベルギーテロ
4月:1(0、3)
5月:0(0、0)
6月:3(110、293)イスタンブールテロ、フロリダ乱射テロ
7月:5(106、328)ニーストラックテロ
8月:2(2、3)
9月:5(0、46)
10月:4(1、2)
11月:3(0、14)
12月:2(22、76)ベルリントラックテロ
こうしてみると、大規模テロによる死傷者を別にすると、ほぼ間断なくどこかでテロが起きていることが分かる。
イスラミックステートが絡んだ事件も、区分してみたけど、あまり意味はないかもしれない。
シンパとかが、勝手にやったやつもあるだろうしな。
都市で見ると、パリが5件とトップだ。
エジプトのカイロ、エルゴラ、トルコのイスタンブール、デンマークのコペンハーゲンが3件で続く。
2件の都市は、米国のニューヨーク、オハイオ州コロンバス、オーストラリアのシドニー、バングラディシュのダッカ、フランスのニース、ベルギーのブリュッセル、サウジアラビアのリヤドとなっている。
まあ、どう考えても、パリは危険だな。
もっとも、このテロ・リストが、恣意的に抽出されたものではないという保証はない。
そもそも、全世界のテロを網羅したものでないことは明らかだ。
(世界のテロ等発生状況)
http://www.moj.go.jp/psia/terrorism/index.html
我が国の公安調査庁のページだが、大量の情報が掲載されている。
去年の12月だけ見てみよう。
「2016/12/9(金)
アフリカ(サハラ以南)
・イラク
・ナイジェリア
・エジプト
2016/12/10(土)
中東・北アフリカ
・トルコ
・イエメン
2016/12/10(土)
中東・北アフリカ
・エジプト
・ソマリア
2016/12/17(土)
中東・北アフリカ
・トルコ
2016/12/18(日)
中東・北アフリカ
・イエメン
・ヨルダン(今回のテロ・リストに掲載)
2016/12/19(月)
欧州
・ドイツ(今回のテロ・リストに掲載)
2016/12/19(月)
中東・北アフリカ
・トルコ
2016/12/22(木)
中東・北アフリカ
・イラク
2016/12/28(水)
東南・東アジア・オセアニア
・中国
・フィリピン
2016/12/31(土)
中東・北アフリカ
・イラク」
この16件の中で、米国のリストに載っているのはたった2件だけである。
まあ、ドナルド・トランプだからな。
想定の範囲内だ。
もちろん、世界のテロを網羅したとは言っていないので、問題はない。
つーか、あれだな、犯人の名前とかがイスラムっぽいやつだけ、テキトーに抽出しただけなんじゃね?。
後は、ISILと関係あるやつと、みんなが知ってる規模が大きいやつを組み合わせて、若干の信ぴょう性を振り掛けて出来上がりだ。
うーん、怪しい・・・。
大手のメディアが、生情報を出さないのも分かるような気がするな。
浮沈子は、せっせと表計算ソフトに入力して、さてこれから傾向と対策を考えようかと思ったが、途中で気が付いた。
まあいい。
いい勉強になった。
こんな資料を裁判所に出したりすれば、逆手に取られるのがオチだろう。
ちょっと気になる件も見つけた。
(フロリダ銃乱射事件)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AD%E3%83%AA%E3%83%80%E9%8A%83%E4%B9%B1%E5%B0%84%E4%BA%8B%E4%BB%B6
「2016年6月12日未明にアメリカ合衆国フロリダ州オーランドにあるゲイナイトクラブで発生した銃乱射事件。」
もちろん、公安調査庁のリストにもあるし、今回のテロ・リストにも載っている。
「容疑者を含む50人が死亡し、53人が負傷した。これは銃乱射事件の被害としては2007年のバージニア工科大銃乱射事件を超えてアメリカの犯罪史上最悪となった」
痛ましい事件だ。
「男は犯行中の午前2時22分頃に警察に緊急通報をした際、ISILに忠誠を誓う発言や2013年のボストンマラソン爆弾テロ事件への関与をほのめかす発言をしており、ISIL系のサイトも「ISの戦士が実行した」と事実上の犯行声明を出している」
事件の背後には、同性愛者への嫌悪があったともいわれている。
現代のテロは、複雑な要因が絡んで、一筋縄ではいかない。
もちろん、米国では銃社会の問題も避けて通ることは出来ない。
テロは、憎むべき犯罪だし、それを防ぐには正に危機管理が求められる。
異なる習慣、宗教、民族への理解も欠かせないし、貧富の差も無視できない。
安穏な生活を享受している浮沈子は、それらの問題について何かが出来るわけではないが、関心を持ち続けることは出来る。
貝の殻を閉じて、思考停止になってしまっては、正しい対応は取れない。
まあ、何が正しいかは、相変わらず分からないんだがな。
米国は、景気はいいかもしれないが、心は病んでいるような気がする。
米国の入国規制の問題は、引き続きフォローしていくつもりだ。
何かネタがあれば、また書く。
(トランプ大統領の入国拒否、何が狙いか?:追加)
http://jp.wsj.com/articles/SB11303642310634324165204582590144261243770
たぶん、このリストも、テロの中のごく一部に過ぎないんだろう。
(Here are the 78 terrorist attacks the White House says were largely underreported)
https://www.washingtonpost.com/news/post-politics/wp/2017/02/06/here-are-the-78-terrorist-attacks-the-white-house-says-were-largely-under-reported/?utm_term=.48366d2ab0e3
(党派色)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2017/02/07/8354235
せっかく、苦労してコピペしたので、少し丁寧に見ていこう。
まずは、国別だな。
・フランス:13
・米国:11
・エジプト:9
・ドイツ:7
・オーストラリア:5
・バングラディシュ:4
・デンマーク:3
・トルコ:3
・ベルギー:3
・カナダ:2
・サウジアラビア:2
・チュニジア:2
・ボスニア:2
・アフガニスタン:1
・アラブ首長国連邦:1
・アルジェリア:1
・インドネシア:1
・クウェート:1
・スウェーデン:1
・チャド:1
・パキスタン:1
・フィリピン:1
・ヨルダン:1
・リビア:1
・英国:1
やっぱ、フランス多いな。
エジプトも多い。
ドイツは、もっと多いかと思ったら、フランスの半分くらいだ。
意外なのは、オーストラリアだな。
時期的にはどうなんだろう?(カッコ内は(死者、負傷者))。
2014年:9件(5人、12人)
9月:2(1、2)
10月:3(2、5)
11月:1(0、1)
12月:3(2、4)
2015年:33件(457人、564人)
1月:3(15、7)
2月:2(2、2)
3月:1(21、55)
4月:3(4、1)
5月:1(0、1)
6月:5(40、39)
7月:2(2、9)
8月:1(0、3)
9月:3(1、7)
10月:4(226、0)ロシア機墜落
11月:3(129、405)パリテロ
12月:4(17、35)
2016年:36件(292人、1117人)
1月:7(16、41)
2月:2(0、5)
3月:2(35、306)ベルギーテロ
4月:1(0、3)
5月:0(0、0)
6月:3(110、293)イスタンブールテロ、フロリダ乱射テロ
7月:5(106、328)ニーストラックテロ
8月:2(2、3)
9月:5(0、46)
10月:4(1、2)
11月:3(0、14)
12月:2(22、76)ベルリントラックテロ
こうしてみると、大規模テロによる死傷者を別にすると、ほぼ間断なくどこかでテロが起きていることが分かる。
イスラミックステートが絡んだ事件も、区分してみたけど、あまり意味はないかもしれない。
シンパとかが、勝手にやったやつもあるだろうしな。
都市で見ると、パリが5件とトップだ。
エジプトのカイロ、エルゴラ、トルコのイスタンブール、デンマークのコペンハーゲンが3件で続く。
2件の都市は、米国のニューヨーク、オハイオ州コロンバス、オーストラリアのシドニー、バングラディシュのダッカ、フランスのニース、ベルギーのブリュッセル、サウジアラビアのリヤドとなっている。
まあ、どう考えても、パリは危険だな。
もっとも、このテロ・リストが、恣意的に抽出されたものではないという保証はない。
そもそも、全世界のテロを網羅したものでないことは明らかだ。
(世界のテロ等発生状況)
http://www.moj.go.jp/psia/terrorism/index.html
我が国の公安調査庁のページだが、大量の情報が掲載されている。
去年の12月だけ見てみよう。
「2016/12/9(金)
アフリカ(サハラ以南)
・イラク
・ナイジェリア
・エジプト
2016/12/10(土)
中東・北アフリカ
・トルコ
・イエメン
2016/12/10(土)
中東・北アフリカ
・エジプト
・ソマリア
2016/12/17(土)
中東・北アフリカ
・トルコ
2016/12/18(日)
中東・北アフリカ
・イエメン
・ヨルダン(今回のテロ・リストに掲載)
2016/12/19(月)
欧州
・ドイツ(今回のテロ・リストに掲載)
2016/12/19(月)
中東・北アフリカ
・トルコ
2016/12/22(木)
中東・北アフリカ
・イラク
2016/12/28(水)
東南・東アジア・オセアニア
・中国
・フィリピン
2016/12/31(土)
中東・北アフリカ
・イラク」
この16件の中で、米国のリストに載っているのはたった2件だけである。
まあ、ドナルド・トランプだからな。
想定の範囲内だ。
もちろん、世界のテロを網羅したとは言っていないので、問題はない。
つーか、あれだな、犯人の名前とかがイスラムっぽいやつだけ、テキトーに抽出しただけなんじゃね?。
後は、ISILと関係あるやつと、みんなが知ってる規模が大きいやつを組み合わせて、若干の信ぴょう性を振り掛けて出来上がりだ。
うーん、怪しい・・・。
大手のメディアが、生情報を出さないのも分かるような気がするな。
浮沈子は、せっせと表計算ソフトに入力して、さてこれから傾向と対策を考えようかと思ったが、途中で気が付いた。
まあいい。
いい勉強になった。
こんな資料を裁判所に出したりすれば、逆手に取られるのがオチだろう。
ちょっと気になる件も見つけた。
(フロリダ銃乱射事件)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AD%E3%83%AA%E3%83%80%E9%8A%83%E4%B9%B1%E5%B0%84%E4%BA%8B%E4%BB%B6
「2016年6月12日未明にアメリカ合衆国フロリダ州オーランドにあるゲイナイトクラブで発生した銃乱射事件。」
もちろん、公安調査庁のリストにもあるし、今回のテロ・リストにも載っている。
「容疑者を含む50人が死亡し、53人が負傷した。これは銃乱射事件の被害としては2007年のバージニア工科大銃乱射事件を超えてアメリカの犯罪史上最悪となった」
痛ましい事件だ。
「男は犯行中の午前2時22分頃に警察に緊急通報をした際、ISILに忠誠を誓う発言や2013年のボストンマラソン爆弾テロ事件への関与をほのめかす発言をしており、ISIL系のサイトも「ISの戦士が実行した」と事実上の犯行声明を出している」
事件の背後には、同性愛者への嫌悪があったともいわれている。
現代のテロは、複雑な要因が絡んで、一筋縄ではいかない。
もちろん、米国では銃社会の問題も避けて通ることは出来ない。
テロは、憎むべき犯罪だし、それを防ぐには正に危機管理が求められる。
異なる習慣、宗教、民族への理解も欠かせないし、貧富の差も無視できない。
安穏な生活を享受している浮沈子は、それらの問題について何かが出来るわけではないが、関心を持ち続けることは出来る。
貝の殻を閉じて、思考停止になってしまっては、正しい対応は取れない。
まあ、何が正しいかは、相変わらず分からないんだがな。
米国は、景気はいいかもしれないが、心は病んでいるような気がする。
米国の入国規制の問題は、引き続きフォローしていくつもりだ。
何かネタがあれば、また書く。
(トランプ大統領の入国拒否、何が狙いか?:追加)
http://jp.wsj.com/articles/SB11303642310634324165204582590144261243770
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