血のバレンタイン ― 2017年02月15日 01:02
血のバレンタイン
(聖バレンタインデーの虐殺)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%81%96%E3%83%90%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%87%E3%83%BC%E3%81%AE%E8%99%90%E6%AE%BA
「1929年2月14日にシカゴで起きたノースサイド・ギャングとサウスサイド・ギャング(後のシカゴ・アウトフィット)との間で起きた抗争事件である。別名、聖バレンタインデーの悲劇、血のバレンタインとも呼ばれる。」
「この凄惨な事件がマスコミによって大々的に取り上げられると、これまで大衆の人気者だったカポネは一転憎悪の的となり、警察は総力を挙げてカポネ起訴に乗り出すことになる。」
映画にも血のバレンタインという作品があるが、関連はない。
やっぱ、鼻血の連想なんだろうか?(まさかね)。
まあ、どうでもいいんですが。
もてない男の厄日も終わり、やっとコンビニに買い出しに行っても、ストレス感じないで済むようになる(やれやれ)。
ニュースを見ると、とんでもない事件が起こっていた。
(北朝鮮の金正男氏、マレーシアで殺害か 韓国報道)
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM14HA2_U7A210C1FF1000/
「韓国メディアは14日夜、金正恩(キム・ジョンウン)委員長の異母兄、金正男(キム・ジョンナム)氏がマレーシアで13日に殺害されたとの情報を一斉に報じた。」
「韓国メディアの報道によると、女2人組が男性を毒針で刺したという。」
絵に描いたような暗殺事件だな。
「早ければ15日午前に韓国政府が見解を公表する」
東京ディズニーランドに行くために、成田で拘束されてしまったという情けない長男・・・。
ちょっとかわいそうな気もする。
ボクのせいじゃないのに・・・。
詳細は追って明らかになるんだろうが、独裁国家の底知れぬ闇を感じる。
毒針で殺害かあ。
しかも、空港で。
2人はその後、タクシーに乗って逃亡したとの情報もある。
タクシーの運転手は、無事だったんだろうか?。
何事もなければいいんだがな。
(クアラルンプール国際空港:略称 : KLIA)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%82%A2%E3%83%A9%E3%83%AB%E3%83%B3%E3%83%97%E3%83%BC%E3%83%AB%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E7%A9%BA%E6%B8%AF
「マレーシアのセランゴール州セパン (Sepang) にある国際空港で、同国の空の玄関口である。」
「「森の中の空港、空港の中の森」をコンセプトに、黒川紀章がターミナルビルを含む全体計画を設計し、メインターミナルを大成建設、サテライトを竹中工務店が施工した。」
我が国ともゆかりのある空港だがな。
凄惨な事件の舞台になってしまった。
「47歳の朝鮮系男性がKLIAで突然死した」
まだ若いじゃん・・・。
(北朝鮮の金正男氏 マレーシアで毒殺=正恩氏が指示か)
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2017/02/14/0200000000AJP20170214007100882.HTML
「正男氏は金総書記が故金日成(キム・イルソン)主席から権力を継承した前例に基づき、以前から「皇太子」として帝王学を学んできた。」
「2001年5月、息子と2人の女性と共にドミニカ共和国の偽造パスポートを所持し、日本に密入国しようとしたが、成田空港で摘発され、追放された事件を機に後継者争いから外れた。」
まあ、この事件がなければ、ひょっとしたら長男がすんなりと跡を継いでいたかもしれないし、そうなれば、逆にお坊ちゃま君の命はなかったかもしれず、かわいそうとばかりは言えないかもしれない。
(金正男氏、マレーシアで殺害か 「女2人が毒針で」報道)
http://www.asahi.com/articles/ASK2G71NWK2GUHBI03H.html
「警察によると、男性は13日午前8時(日本時間午前9時)ごろ、クアラルンプール国際空港の出国審査前のエリアで「顔に液体をかけられた」と係員に体調の不良を訴えた。」
「マレーシアの中国語メディア「星洲日報」によると、男性は空港で女にぬれた布を頭部に押しつけられ、「両目が痛い」などと空港係員に声をかけたという。」
毒針説は誤報かも知れないなあ。
中国が絡んでいた可能性もある。
現体制を崩壊させ、長男を傀儡として将軍様に据えるという話。
(金正恩が見限られた? 中国が企む北朝鮮「金正男体制」の全貌)
http://www.excite.co.jp/News/world_g/20160203/Taishu_19744.html
「北朝鮮の政権内部に、正男氏とのコネクションを持つ親中派がいるのは事実。したがって中国としては、軍事クーデターや反乱などで長期化するのを避けるべく、彼らと連携し、今の北朝鮮指導層の一部をそっくりすげ替える“宮廷内クーデター”が理想的なシナリオなのです」
その肝心の長男がいなくなった今、中国は奥の手も消えたわけで、益々苦しい立場に追い込まれた。
折しも、先の弾道ミサイルの制裁が国連で話し合われようという矢先だしな。
(4年で100人処刑…北朝鮮・金正恩「血の粛清」の衝撃理由)
http://taishu.jp/detail/19125/
「正恩氏は、張成沢派の残党の動向に“細心の注意を払え”と保衛部に命を下しています。彼らによる復讐(テロやクーデーター)を恐れているのです」
そして、今回の事件が起こったわけだ。
まあいい。
時は21世紀。
未だにこんな事件が起こる。
長男には、お子さんがいるようだが、無事を祈りたいな・・・。
(聖バレンタインデーの虐殺)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%81%96%E3%83%90%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%87%E3%83%BC%E3%81%AE%E8%99%90%E6%AE%BA
「1929年2月14日にシカゴで起きたノースサイド・ギャングとサウスサイド・ギャング(後のシカゴ・アウトフィット)との間で起きた抗争事件である。別名、聖バレンタインデーの悲劇、血のバレンタインとも呼ばれる。」
「この凄惨な事件がマスコミによって大々的に取り上げられると、これまで大衆の人気者だったカポネは一転憎悪の的となり、警察は総力を挙げてカポネ起訴に乗り出すことになる。」
映画にも血のバレンタインという作品があるが、関連はない。
やっぱ、鼻血の連想なんだろうか?(まさかね)。
まあ、どうでもいいんですが。
もてない男の厄日も終わり、やっとコンビニに買い出しに行っても、ストレス感じないで済むようになる(やれやれ)。
ニュースを見ると、とんでもない事件が起こっていた。
(北朝鮮の金正男氏、マレーシアで殺害か 韓国報道)
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM14HA2_U7A210C1FF1000/
「韓国メディアは14日夜、金正恩(キム・ジョンウン)委員長の異母兄、金正男(キム・ジョンナム)氏がマレーシアで13日に殺害されたとの情報を一斉に報じた。」
「韓国メディアの報道によると、女2人組が男性を毒針で刺したという。」
絵に描いたような暗殺事件だな。
「早ければ15日午前に韓国政府が見解を公表する」
東京ディズニーランドに行くために、成田で拘束されてしまったという情けない長男・・・。
ちょっとかわいそうな気もする。
ボクのせいじゃないのに・・・。
詳細は追って明らかになるんだろうが、独裁国家の底知れぬ闇を感じる。
毒針で殺害かあ。
しかも、空港で。
2人はその後、タクシーに乗って逃亡したとの情報もある。
タクシーの運転手は、無事だったんだろうか?。
何事もなければいいんだがな。
(クアラルンプール国際空港:略称 : KLIA)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%82%A2%E3%83%A9%E3%83%AB%E3%83%B3%E3%83%97%E3%83%BC%E3%83%AB%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E7%A9%BA%E6%B8%AF
「マレーシアのセランゴール州セパン (Sepang) にある国際空港で、同国の空の玄関口である。」
「「森の中の空港、空港の中の森」をコンセプトに、黒川紀章がターミナルビルを含む全体計画を設計し、メインターミナルを大成建設、サテライトを竹中工務店が施工した。」
我が国ともゆかりのある空港だがな。
凄惨な事件の舞台になってしまった。
「47歳の朝鮮系男性がKLIAで突然死した」
まだ若いじゃん・・・。
(北朝鮮の金正男氏 マレーシアで毒殺=正恩氏が指示か)
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2017/02/14/0200000000AJP20170214007100882.HTML
「正男氏は金総書記が故金日成(キム・イルソン)主席から権力を継承した前例に基づき、以前から「皇太子」として帝王学を学んできた。」
「2001年5月、息子と2人の女性と共にドミニカ共和国の偽造パスポートを所持し、日本に密入国しようとしたが、成田空港で摘発され、追放された事件を機に後継者争いから外れた。」
まあ、この事件がなければ、ひょっとしたら長男がすんなりと跡を継いでいたかもしれないし、そうなれば、逆にお坊ちゃま君の命はなかったかもしれず、かわいそうとばかりは言えないかもしれない。
(金正男氏、マレーシアで殺害か 「女2人が毒針で」報道)
http://www.asahi.com/articles/ASK2G71NWK2GUHBI03H.html
「警察によると、男性は13日午前8時(日本時間午前9時)ごろ、クアラルンプール国際空港の出国審査前のエリアで「顔に液体をかけられた」と係員に体調の不良を訴えた。」
「マレーシアの中国語メディア「星洲日報」によると、男性は空港で女にぬれた布を頭部に押しつけられ、「両目が痛い」などと空港係員に声をかけたという。」
毒針説は誤報かも知れないなあ。
中国が絡んでいた可能性もある。
現体制を崩壊させ、長男を傀儡として将軍様に据えるという話。
(金正恩が見限られた? 中国が企む北朝鮮「金正男体制」の全貌)
http://www.excite.co.jp/News/world_g/20160203/Taishu_19744.html
「北朝鮮の政権内部に、正男氏とのコネクションを持つ親中派がいるのは事実。したがって中国としては、軍事クーデターや反乱などで長期化するのを避けるべく、彼らと連携し、今の北朝鮮指導層の一部をそっくりすげ替える“宮廷内クーデター”が理想的なシナリオなのです」
その肝心の長男がいなくなった今、中国は奥の手も消えたわけで、益々苦しい立場に追い込まれた。
折しも、先の弾道ミサイルの制裁が国連で話し合われようという矢先だしな。
(4年で100人処刑…北朝鮮・金正恩「血の粛清」の衝撃理由)
http://taishu.jp/detail/19125/
「正恩氏は、張成沢派の残党の動向に“細心の注意を払え”と保衛部に命を下しています。彼らによる復讐(テロやクーデーター)を恐れているのです」
そして、今回の事件が起こったわけだ。
まあいい。
時は21世紀。
未だにこんな事件が起こる。
長男には、お子さんがいるようだが、無事を祈りたいな・・・。
片手バタフライ ― 2017年02月15日 16:35
片手バタフライ
いよいよ佳境に入る水泳教室。
人生初の、片手バタフライに挑戦だあ!。
これが、意外にすんなりとできた。
タイミングが命だな。
身体のうねり、ドルフィンキック、そして、クロールの手の掻き。
タイミングさえ合えば、横向きで息継ぎさえできる。
やったね!。
左右、この要領でこなして、いよいよ最後に両手でチャレンジ!!(←両手)。
と、まあ、世の中、そう上手くはいかない。
両手で掻こうとしたとたんに、足が止まって、あえなく沈没・・・。
来週の水泳教室に、乞うご期待だな。
片手バタフライなら、25m楽勝で泳げそうだ。
やっぱ、右の方が上手くいくような気がする。
ちっと、柔軟体操して、肩が回るようにしておかなくてはなるまい(帰ってきてから、関節痛!)。
バタフライは、自転車に乗るというか、そういうバランスとタイミングの泳法だと分かった。
現在のレベルは、片方のペダルに乗って、地面を蹴って進んでいる感じだ。
サドルに跨るところまでは、まだ到達していない。
目指せ、立ち漕ぎ!(って、そういうことかあ?)。
いよいよ佳境に入る水泳教室。
人生初の、片手バタフライに挑戦だあ!。
これが、意外にすんなりとできた。
タイミングが命だな。
身体のうねり、ドルフィンキック、そして、クロールの手の掻き。
タイミングさえ合えば、横向きで息継ぎさえできる。
やったね!。
左右、この要領でこなして、いよいよ最後に両手でチャレンジ!!(←両手)。
と、まあ、世の中、そう上手くはいかない。
両手で掻こうとしたとたんに、足が止まって、あえなく沈没・・・。
来週の水泳教室に、乞うご期待だな。
片手バタフライなら、25m楽勝で泳げそうだ。
やっぱ、右の方が上手くいくような気がする。
ちっと、柔軟体操して、肩が回るようにしておかなくてはなるまい(帰ってきてから、関節痛!)。
バタフライは、自転車に乗るというか、そういうバランスとタイミングの泳法だと分かった。
現在のレベルは、片方のペダルに乗って、地面を蹴って進んでいる感じだ。
サドルに跨るところまでは、まだ到達していない。
目指せ、立ち漕ぎ!(って、そういうことかあ?)。
100年の計 ― 2017年02月15日 22:54
100年の計
100年というのは、一つの象徴的な時間だ。
最近でこそ、100歳まで生きる人間が多くなったが、一般的には一生の長さよりも長い。
25年で1世代と換算すれば、4世代を経ることになる。
つまり、目にすることが出来ないほど先の話ということだ。
子孫に託し、委ねるしかない遥か彼方の時代・・・。
それでも、1000年よりは短い。
100年なら、そうだな、孫(ひ孫?)を膝に抱いて、言い聞かせたりすることも出来るかもしれないが、1000年ということになれば、民族の消長とかも含めて考えなければならない期間ということになる。
それほどまでに長くはない。
ついでに、過去にさかのぼって考えれば、1万年という時間は、人類文明の尺度になり、10万年は、その人類の生物学的時間、100万年は種としての存続となり、1000万年ということになると、種を超えて哺乳類的時間になる。
恐竜の絶滅から、6600万年ほどしか経っていないが、その間に、地球は相当様変わりしたことになる。
時間の話になったから、行くところまで行ってしまおう。
1億年ということになると、その恐竜が跋扈していた中生代になる。
10億年は、古生代ということになり、そろそろ真核生物から多細胞生物が生まれるころだ。
100億年ということになると、地球とか太陽とかは、影も形もなく、宇宙創生から40億年くらいで、銀河が生まれて合体を繰り返しているころの話になる。
1000億年とか、数字で書くことは出来るが、現実的な時間としての意味は、最早ない・・・。
話を戻す。
人間個人の時計としては、ほぼ最長の尺度となる100年を見越して、様々な思いを託す。
悠久の時の中では微々たるものだが、短いライフサイクルの人間にとっては、十分長いといえる。
(UAE 火星居住計画発表 100年後までに小都市建設)
http://mainichi.jp/articles/20170216/k00/00m/030/026000c
「アラブ首長国連邦(UAE)のムハンマド副大統領は14日、100年後の2117年までに火星に人類が居住可能な小都市を建設するプロジェクトを推進する方針を明らかにした。」
暗殺とか、殺伐としたニュースが流れる中、こういう前向きで未来志向の話が出てくると、何となくホッとするな。
まあ、火星だからな。
きっと、誰かさんが絡んでいるに違いない。
(ドバイで開催された世界政府サミットで未来の交通について議論)
http://www.businesswire.com/news/home/20170215005453/ja/
「テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)やウーバーのトラビス・カラニック最高経営責任者(CEO)らが講演」
やっぱ、居たか・・・。
しかし、たぶん、火星都市については、オリジナルかもしれない。
UAEは、宇宙庁を創設し、火星探査を具体的に進めている。
(有る・余る)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2016/03/23/8055877
「アル・アマルという名前(アラビア語で「希望」という意味だそうだ)の火星探査機が、こともあろうに、我が国のH2Aで打ち上げられることになったらしい。」
こっちは、2020年7月の予定だから、100年の計というわけではなく、手近な話だ。
火星都市の話は、まあ、おとぎ話の世界だな。
「新たなプロジェクトの種をまく。未来の世代が知識探究の情熱によって収穫してくれると期待している」
種がまかれても、日照り続きでは枯れてしまって芽も出ない。
水をやり、世話をしていかなければ、収穫することはできなのだ。
知的探求の情熱だけでは干からびてしまうだろう。
水、つまりは、金が必要だな。
(アラブ首長国連邦:経済)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A9%E3%83%96%E9%A6%96%E9%95%B7%E5%9B%BD%E9%80%A3%E9%82%A6#.E7.B5.8C.E6.B8.88
「GDPの約40%が石油と天然ガスで占められ、日本がその最大の輸出先である。原油確認埋蔵量は世界5位の約980億バレル。天然ガスの確認埋蔵量は6兆600億m3で、世界の3.5%を占める。一人当たりの国民所得は世界のトップクラスである。」
「数値的にはアラブ首長国連邦の石油依存度は低いように見えるが、連邦の非鉱業部門の中心であるドバイの商業開発や産業はアブダビや周辺諸国のオイルマネーが流れ込んだ結果であり、アルミ部門のように原料面などでの支援を受けているものも多く、石油無しで現在の状況を維持しきれるとは必ずしもいえない。本質的には未だ石油はこの国の経済の重要な部分を占めている。」
火星都市は、砂上の楼閣ならぬ油上の楼閣なのだ。
我が国は、最大の輸出国として石油をバンバン燃やして協力するわけだ(そうなのかあ?)。
地球温暖化は進行し、益々住みにくくなる地球。
そこから飛び出して、火星都市へ行きたいという流れを作る。
筋は悪くないな・・・。
まあいい。
世界の若者に夢を持たせ、宇宙の高みに思いを馳せさせるというのは、悪い試みではない。
それは、100年の計だからこそ、許される話だ。
10年以内に火星植民を始めるとか、ロケット爆発しても、命がけで行くとかいう与太話を振りまく誰かさんとは違う。
アル・アマルの時にも感じたが、決して無理はしない。
アッラーの御心のままに、自然な流れに身を委ねているようだな。
「輸送手段、食料やエネルギーの確保などの研究を重点的に進めていきたい」
手堅いねえ。
とにかく、手っ取り早くロケット打ち上げて、死ぬ気で俺についてこいという話とは、大違いだ。
記事には、ムハンマド副大統領閣下のツイッターからの画像が添えられている。
(アラブ首長国連邦が発表した火星居住構想のイメージ図=ムハンマド副大統領のツイッターから)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170215-00000077-mai-m_est.view-000
雨あられのように隕石が降ってきたり、強烈な放射線が降り注ぐ地上に、剥き出しの高層建築が立ち並ぶなど、突っ込みどころ満載ではある。
よく見ると、右の方に石油掘削用のやぐらのようなものが3本ほど立っているのが見える。
うーん、やっぱ、出るもの出ないと、火星都市って難しいんだろうなあ・・・。
100年というのは、一つの象徴的な時間だ。
最近でこそ、100歳まで生きる人間が多くなったが、一般的には一生の長さよりも長い。
25年で1世代と換算すれば、4世代を経ることになる。
つまり、目にすることが出来ないほど先の話ということだ。
子孫に託し、委ねるしかない遥か彼方の時代・・・。
それでも、1000年よりは短い。
100年なら、そうだな、孫(ひ孫?)を膝に抱いて、言い聞かせたりすることも出来るかもしれないが、1000年ということになれば、民族の消長とかも含めて考えなければならない期間ということになる。
それほどまでに長くはない。
ついでに、過去にさかのぼって考えれば、1万年という時間は、人類文明の尺度になり、10万年は、その人類の生物学的時間、100万年は種としての存続となり、1000万年ということになると、種を超えて哺乳類的時間になる。
恐竜の絶滅から、6600万年ほどしか経っていないが、その間に、地球は相当様変わりしたことになる。
時間の話になったから、行くところまで行ってしまおう。
1億年ということになると、その恐竜が跋扈していた中生代になる。
10億年は、古生代ということになり、そろそろ真核生物から多細胞生物が生まれるころだ。
100億年ということになると、地球とか太陽とかは、影も形もなく、宇宙創生から40億年くらいで、銀河が生まれて合体を繰り返しているころの話になる。
1000億年とか、数字で書くことは出来るが、現実的な時間としての意味は、最早ない・・・。
話を戻す。
人間個人の時計としては、ほぼ最長の尺度となる100年を見越して、様々な思いを託す。
悠久の時の中では微々たるものだが、短いライフサイクルの人間にとっては、十分長いといえる。
(UAE 火星居住計画発表 100年後までに小都市建設)
http://mainichi.jp/articles/20170216/k00/00m/030/026000c
「アラブ首長国連邦(UAE)のムハンマド副大統領は14日、100年後の2117年までに火星に人類が居住可能な小都市を建設するプロジェクトを推進する方針を明らかにした。」
暗殺とか、殺伐としたニュースが流れる中、こういう前向きで未来志向の話が出てくると、何となくホッとするな。
まあ、火星だからな。
きっと、誰かさんが絡んでいるに違いない。
(ドバイで開催された世界政府サミットで未来の交通について議論)
http://www.businesswire.com/news/home/20170215005453/ja/
「テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)やウーバーのトラビス・カラニック最高経営責任者(CEO)らが講演」
やっぱ、居たか・・・。
しかし、たぶん、火星都市については、オリジナルかもしれない。
UAEは、宇宙庁を創設し、火星探査を具体的に進めている。
(有る・余る)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2016/03/23/8055877
「アル・アマルという名前(アラビア語で「希望」という意味だそうだ)の火星探査機が、こともあろうに、我が国のH2Aで打ち上げられることになったらしい。」
こっちは、2020年7月の予定だから、100年の計というわけではなく、手近な話だ。
火星都市の話は、まあ、おとぎ話の世界だな。
「新たなプロジェクトの種をまく。未来の世代が知識探究の情熱によって収穫してくれると期待している」
種がまかれても、日照り続きでは枯れてしまって芽も出ない。
水をやり、世話をしていかなければ、収穫することはできなのだ。
知的探求の情熱だけでは干からびてしまうだろう。
水、つまりは、金が必要だな。
(アラブ首長国連邦:経済)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A9%E3%83%96%E9%A6%96%E9%95%B7%E5%9B%BD%E9%80%A3%E9%82%A6#.E7.B5.8C.E6.B8.88
「GDPの約40%が石油と天然ガスで占められ、日本がその最大の輸出先である。原油確認埋蔵量は世界5位の約980億バレル。天然ガスの確認埋蔵量は6兆600億m3で、世界の3.5%を占める。一人当たりの国民所得は世界のトップクラスである。」
「数値的にはアラブ首長国連邦の石油依存度は低いように見えるが、連邦の非鉱業部門の中心であるドバイの商業開発や産業はアブダビや周辺諸国のオイルマネーが流れ込んだ結果であり、アルミ部門のように原料面などでの支援を受けているものも多く、石油無しで現在の状況を維持しきれるとは必ずしもいえない。本質的には未だ石油はこの国の経済の重要な部分を占めている。」
火星都市は、砂上の楼閣ならぬ油上の楼閣なのだ。
我が国は、最大の輸出国として石油をバンバン燃やして協力するわけだ(そうなのかあ?)。
地球温暖化は進行し、益々住みにくくなる地球。
そこから飛び出して、火星都市へ行きたいという流れを作る。
筋は悪くないな・・・。
まあいい。
世界の若者に夢を持たせ、宇宙の高みに思いを馳せさせるというのは、悪い試みではない。
それは、100年の計だからこそ、許される話だ。
10年以内に火星植民を始めるとか、ロケット爆発しても、命がけで行くとかいう与太話を振りまく誰かさんとは違う。
アル・アマルの時にも感じたが、決して無理はしない。
アッラーの御心のままに、自然な流れに身を委ねているようだな。
「輸送手段、食料やエネルギーの確保などの研究を重点的に進めていきたい」
手堅いねえ。
とにかく、手っ取り早くロケット打ち上げて、死ぬ気で俺についてこいという話とは、大違いだ。
記事には、ムハンマド副大統領閣下のツイッターからの画像が添えられている。
(アラブ首長国連邦が発表した火星居住構想のイメージ図=ムハンマド副大統領のツイッターから)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170215-00000077-mai-m_est.view-000
雨あられのように隕石が降ってきたり、強烈な放射線が降り注ぐ地上に、剥き出しの高層建築が立ち並ぶなど、突っ込みどころ満載ではある。
よく見ると、右の方に石油掘削用のやぐらのようなものが3本ほど立っているのが見える。
うーん、やっぱ、出るもの出ないと、火星都市って難しいんだろうなあ・・・。
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