テキサスの選択 ― 2017年02月17日 13:49
テキサスの選択
驚くには当たらない。
(米入国禁止令 テキサス州が支持)
http://mainichi.jp/articles/20170217/k00/00m/030/057000c
「米ワシントン・ポスト紙によると、支持を表明した州は初めて。」
つーか、あれだな、たぶん、唯一の州になるかもしれないな。
まだ、仮処分の段階で、憲法違反を問うと思われるワシントン州の連邦地裁の判決は、これからの話になる。
「また控訴裁は、決定を再審査すべきかの検討をする予定で、原告のワシントン、中西部ミネソタの両州と被告のトランプ政権側に対して、16日までに意見書を出すよう求めている。」
報道によれば、政権側は再審査を求めないようだ。
(米の入国禁止「新大統領令、来週出す」 トランプ氏表明)
http://www.asahi.com/articles/ASK2K24QRK2KUHBI00D.html
「米司法省は16日、地裁の効力停止決定を維持する判断を出した連邦第9控訴裁に対し、再審査を求めない書面を提出した。トランプ大統領が近く新たな大統領令を出すため、現在の訴訟は続けない方針だと説明した。」
1月に出した大統領令は、仮処分に基づく執行が停止されたまま、期限切れになる可能性があるということだ。
来週にも署名されるという、新たな大統領令の中身がどうなっているかが最大の焦点だが、宗教絡みでの憲法違反を回避するためには、全世界を相手に入国禁止措置を実行するのがよろしい(そうなのかあ?)。
まあ、それはそれで、新たな問題を巻き起こすだろうがな(当然です!)。
しかしなあ、テキサス州は、タイミング的にも、内容的にも、外したことになるな。
仮処分を受け入れることを明らかにしたタイミングで、新たな大統領令に差し替えられる旧大統領令に賛成したわけだからな。
おそまつ・・・。
(テキサス州)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%82%AD%E3%82%B5%E3%82%B9%E5%B7%9E
ジョンソン大統領にみられるように、かつては民主党の地盤だった。
今じゃあ、こてこての共和党王国だ。
賛成を表明するのも、もっともな話ではある。
そもそも、7か国の選定は共和党が主導して行われ、バラク・オバマが承認した経緯がある。
ビザなし入国を外すだけだったけどな。
一時的にせよ、入国を禁止するというドナルド・トランプの政策とは異なる。
入国禁止令については、話題のピークを過ぎた話だ。
性急な政策だったことは、政権側も認めている。
今後は、慎重に根回ししてから進めることになるだろう。
「米国民の安全を守るため、誰が入国できるかを決める裁量が大統領にあることは、法律が明確にしている」
もちろん、原則としては正しい。
その裁量が、合理的に行われているかを監視するのが司法の役割だ。
連邦地裁はオブジェクションを唱え、控訴審も支持した。
政権側は再審査を求めず、新たな大統領令で対抗する。
泥仕合だなあ。
宗教問題に持ち込ませず、合理的な根拠に基づく入国規制をどのように行うことになるのか。
新たな大統領令の中身が注目されるが、大差ないのではないか。
事は、政治絡みで動いている。
またまた、差し止めの仮処分が出されたりしたら、際限のない繰り返しになるだろう。
ちなみに、テキサス州ガーランドでは、2915年5月に米国人2人によるテロが発生している。
(党派色:リストの19番目)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2017/02/07/8354235
(テキサス発砲事件、米当局がテロとの関連を捜査)
http://www.cnn.co.jp/usa/35064068.html
「米テキサス州ガーランドで開かれたイスラム教預言者ムハンマドの風刺画イベントの会場前で2人組の男が発砲し、警官に射殺された事件」
この事件では、警備員1名が負傷しているそうだ。
インターネットを通じて、洗脳されて犯行に及んでしまったような感じに報じられている。
本当のところは分からない。
21世紀のテロは、やすやすと国境を超える。
おりしも、我が国では共謀罪が話題になっている。
(共謀罪)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%B1%E8%AC%80%E7%BD%AA
詳しいことは分からないけど、立法事実がないとか、呑気なことを言ってられるのも今のうちかもな・・・。
驚くには当たらない。
(米入国禁止令 テキサス州が支持)
http://mainichi.jp/articles/20170217/k00/00m/030/057000c
「米ワシントン・ポスト紙によると、支持を表明した州は初めて。」
つーか、あれだな、たぶん、唯一の州になるかもしれないな。
まだ、仮処分の段階で、憲法違反を問うと思われるワシントン州の連邦地裁の判決は、これからの話になる。
「また控訴裁は、決定を再審査すべきかの検討をする予定で、原告のワシントン、中西部ミネソタの両州と被告のトランプ政権側に対して、16日までに意見書を出すよう求めている。」
報道によれば、政権側は再審査を求めないようだ。
(米の入国禁止「新大統領令、来週出す」 トランプ氏表明)
http://www.asahi.com/articles/ASK2K24QRK2KUHBI00D.html
「米司法省は16日、地裁の効力停止決定を維持する判断を出した連邦第9控訴裁に対し、再審査を求めない書面を提出した。トランプ大統領が近く新たな大統領令を出すため、現在の訴訟は続けない方針だと説明した。」
1月に出した大統領令は、仮処分に基づく執行が停止されたまま、期限切れになる可能性があるということだ。
来週にも署名されるという、新たな大統領令の中身がどうなっているかが最大の焦点だが、宗教絡みでの憲法違反を回避するためには、全世界を相手に入国禁止措置を実行するのがよろしい(そうなのかあ?)。
まあ、それはそれで、新たな問題を巻き起こすだろうがな(当然です!)。
しかしなあ、テキサス州は、タイミング的にも、内容的にも、外したことになるな。
仮処分を受け入れることを明らかにしたタイミングで、新たな大統領令に差し替えられる旧大統領令に賛成したわけだからな。
おそまつ・・・。
(テキサス州)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%82%AD%E3%82%B5%E3%82%B9%E5%B7%9E
ジョンソン大統領にみられるように、かつては民主党の地盤だった。
今じゃあ、こてこての共和党王国だ。
賛成を表明するのも、もっともな話ではある。
そもそも、7か国の選定は共和党が主導して行われ、バラク・オバマが承認した経緯がある。
ビザなし入国を外すだけだったけどな。
一時的にせよ、入国を禁止するというドナルド・トランプの政策とは異なる。
入国禁止令については、話題のピークを過ぎた話だ。
性急な政策だったことは、政権側も認めている。
今後は、慎重に根回ししてから進めることになるだろう。
「米国民の安全を守るため、誰が入国できるかを決める裁量が大統領にあることは、法律が明確にしている」
もちろん、原則としては正しい。
その裁量が、合理的に行われているかを監視するのが司法の役割だ。
連邦地裁はオブジェクションを唱え、控訴審も支持した。
政権側は再審査を求めず、新たな大統領令で対抗する。
泥仕合だなあ。
宗教問題に持ち込ませず、合理的な根拠に基づく入国規制をどのように行うことになるのか。
新たな大統領令の中身が注目されるが、大差ないのではないか。
事は、政治絡みで動いている。
またまた、差し止めの仮処分が出されたりしたら、際限のない繰り返しになるだろう。
ちなみに、テキサス州ガーランドでは、2915年5月に米国人2人によるテロが発生している。
(党派色:リストの19番目)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2017/02/07/8354235
(テキサス発砲事件、米当局がテロとの関連を捜査)
http://www.cnn.co.jp/usa/35064068.html
「米テキサス州ガーランドで開かれたイスラム教預言者ムハンマドの風刺画イベントの会場前で2人組の男が発砲し、警官に射殺された事件」
この事件では、警備員1名が負傷しているそうだ。
インターネットを通じて、洗脳されて犯行に及んでしまったような感じに報じられている。
本当のところは分からない。
21世紀のテロは、やすやすと国境を超える。
おりしも、我が国では共謀罪が話題になっている。
(共謀罪)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%B1%E8%AC%80%E7%BD%AA
詳しいことは分からないけど、立法事実がないとか、呑気なことを言ってられるのも今のうちかもな・・・。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。
※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。