月への帰還 ― 2017年03月08日 07:29
月への帰還
人類は、月に滞在する選択を行うのか?。
まあ、南極とかと同じだな。
物資を地球から送り込んで、維持し続けるしかない。
それだけの価値があるかどうかは、判断の問題になる。
南極基地だって、維持し続ける意味があるかどうかは、気分次第だ(そうなのかあ?)。
アルゼンチンとかは、自国の領土にしようという基本戦略を持っている。
(アルゼンチン領南極)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%82%BC%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%B3%E9%A0%98%E5%8D%97%E6%A5%B5
「アルゼンチンの領有の主張は国際的には認められていない。」
月だって、そのうち中国が五星紅旗を立てて、自国の領土だと主張するに決まっている。
核心的利益だ。
そうして、月に人類が定住するようになれば、荷物を輸送する必要も出てくるというものだ。
当然、アマゾンだな。
さすがに、送料無料というわけにはいかないだろうが、実際にそういう計画があるらしい。
(アマゾン、「月への輸送便」提案を発表 月移住目指し2020年に)
http://sorae.jp/030201/2017_03_07_ama1.html
米国には、月に人類を送る計画はないので、アマゾンは中国の月面有人基地を支えることになるだろう。
NASAが、そんなもんに金出すわけないじゃん!?。
まあいい。
さすがに、火星への宅配をやるとはいっていない。
有人火星探検が2030年代だからな。
相当、先の話だ。
その前に、スペースXの移民船が、地球を捨てて、新天地で夢を叶えようとする人々を乗せて旅立つことになる。
貨物はアマゾンに頼めばいいのだ。
たぶん、引き受けてくれるに違いない。
トップのソリが合わないからといって、ビジネスチャンスを捨てるわけにはいかない。
ブルーオリジンのニューグレンが飛ぶまでは、割高のSLSを使うしかない。
まさか、ファルコンヘビーやインタープラネタリートランスポートシステムを使うわけにはいかない。
月と異なり、火星は自給自足を目指す。
地球にもしものことがあっても、人類の生存を確保するためだからな。
つーことは、あれだな、市場としては先行き有望ではない。
そこへいくと、月は永遠に地球から貨物を運び続けなくてはならない。
事業の永続性を考えれば、こっちの方が戦略的には正しい。
まあ、火星は、その中での流通も必要になるが、そういうのはヤマト便でたくさんだろう。
火星には、すし屋もできるみたいだしな。
(火星移住計画日本人候補者の島袋悦子さんの志望理由が面白いと話題に)
http://xn--tckyb7fb.com/kasei-izyu-823
「20万人の中の100人に選ばれ、大変光栄。最終審査も通過して移住を実現し、火星ですし屋を開きたい」
「火星ですし屋を開くには、そもそも魚介類などの材料の調達といった問題などが挙げられます」
クール宅急便もあるしな。
(鮮度をそのままに クール宅急便)
http://www.kuronekoyamato.co.jp/ytc/customer/send/services/cool/
「冷蔵タイプは0~10℃、冷凍タイプは-15℃以下の温度帯で、鮮度を保ったまま、お荷物をお届けします。」
「時間帯指定」
冷凍ものだけど(火星までは、半年ほどかかる)。
時間帯指定って、意味あんのかあ?。
まあ、どうでもいいんですが。
ヨタ記事ばかり書いてないで、ちょっとは真面目に調べてみないとな。
ブルーオリジンは、BE-4の開発に成功したようだ。
(ブルー・オリジンの新ロケットエンジン「BE−4」、アマゾンCEOが完成を初ツイート)
http://sorae.jp/030201/2017_03_07_ama.html
「これが最初の完成済みのBE-4エンジン。2号エンジンや3号エンジンももうすぐ」
いや、ちょっと違ったか。
フルアッセンブリーテストが出来る段階に、ようやくたどり着いたということだ。
当初は、2016年に行う計画だったから、やや押している。
それでも、スペースXのように、4年遅れということはない。
確実にスケジュールをこなしている。
ULAからの金も入ってるだろうしな。
このエンジンの成否は、ブルーオリジンにとっての生命線だ。
ニューシェパードだけでは、食っていけない。
ここは、是非とも、バルカンロケットの打ち上げに漕ぎつけてもらいたいものだ。
ファルコン9だけでは、ちと寂しいしな。
人類は、月に滞在する選択を行うのか?。
まあ、南極とかと同じだな。
物資を地球から送り込んで、維持し続けるしかない。
それだけの価値があるかどうかは、判断の問題になる。
南極基地だって、維持し続ける意味があるかどうかは、気分次第だ(そうなのかあ?)。
アルゼンチンとかは、自国の領土にしようという基本戦略を持っている。
(アルゼンチン領南極)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%82%BC%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%B3%E9%A0%98%E5%8D%97%E6%A5%B5
「アルゼンチンの領有の主張は国際的には認められていない。」
月だって、そのうち中国が五星紅旗を立てて、自国の領土だと主張するに決まっている。
核心的利益だ。
そうして、月に人類が定住するようになれば、荷物を輸送する必要も出てくるというものだ。
当然、アマゾンだな。
さすがに、送料無料というわけにはいかないだろうが、実際にそういう計画があるらしい。
(アマゾン、「月への輸送便」提案を発表 月移住目指し2020年に)
http://sorae.jp/030201/2017_03_07_ama1.html
米国には、月に人類を送る計画はないので、アマゾンは中国の月面有人基地を支えることになるだろう。
NASAが、そんなもんに金出すわけないじゃん!?。
まあいい。
さすがに、火星への宅配をやるとはいっていない。
有人火星探検が2030年代だからな。
相当、先の話だ。
その前に、スペースXの移民船が、地球を捨てて、新天地で夢を叶えようとする人々を乗せて旅立つことになる。
貨物はアマゾンに頼めばいいのだ。
たぶん、引き受けてくれるに違いない。
トップのソリが合わないからといって、ビジネスチャンスを捨てるわけにはいかない。
ブルーオリジンのニューグレンが飛ぶまでは、割高のSLSを使うしかない。
まさか、ファルコンヘビーやインタープラネタリートランスポートシステムを使うわけにはいかない。
月と異なり、火星は自給自足を目指す。
地球にもしものことがあっても、人類の生存を確保するためだからな。
つーことは、あれだな、市場としては先行き有望ではない。
そこへいくと、月は永遠に地球から貨物を運び続けなくてはならない。
事業の永続性を考えれば、こっちの方が戦略的には正しい。
まあ、火星は、その中での流通も必要になるが、そういうのはヤマト便でたくさんだろう。
火星には、すし屋もできるみたいだしな。
(火星移住計画日本人候補者の島袋悦子さんの志望理由が面白いと話題に)
http://xn--tckyb7fb.com/kasei-izyu-823
「20万人の中の100人に選ばれ、大変光栄。最終審査も通過して移住を実現し、火星ですし屋を開きたい」
「火星ですし屋を開くには、そもそも魚介類などの材料の調達といった問題などが挙げられます」
クール宅急便もあるしな。
(鮮度をそのままに クール宅急便)
http://www.kuronekoyamato.co.jp/ytc/customer/send/services/cool/
「冷蔵タイプは0~10℃、冷凍タイプは-15℃以下の温度帯で、鮮度を保ったまま、お荷物をお届けします。」
「時間帯指定」
冷凍ものだけど(火星までは、半年ほどかかる)。
時間帯指定って、意味あんのかあ?。
まあ、どうでもいいんですが。
ヨタ記事ばかり書いてないで、ちょっとは真面目に調べてみないとな。
ブルーオリジンは、BE-4の開発に成功したようだ。
(ブルー・オリジンの新ロケットエンジン「BE−4」、アマゾンCEOが完成を初ツイート)
http://sorae.jp/030201/2017_03_07_ama.html
「これが最初の完成済みのBE-4エンジン。2号エンジンや3号エンジンももうすぐ」
いや、ちょっと違ったか。
フルアッセンブリーテストが出来る段階に、ようやくたどり着いたということだ。
当初は、2016年に行う計画だったから、やや押している。
それでも、スペースXのように、4年遅れということはない。
確実にスケジュールをこなしている。
ULAからの金も入ってるだろうしな。
このエンジンの成否は、ブルーオリジンにとっての生命線だ。
ニューシェパードだけでは、食っていけない。
ここは、是非とも、バルカンロケットの打ち上げに漕ぎつけてもらいたいものだ。
ファルコン9だけでは、ちと寂しいしな。
Vの系譜 ― 2017年03月08日 19:23
Vの系譜
アストンマーチンのスーパーカーは、バルキリーという名前になったんだそうだ。
(アストンマーティン「V」の系譜を引き継いだヴァルキリー)
http://autocq.co.uk/news/16175
「アストンマーティンとレッドブル・アドバンスド・テクノロジーズが共同開発し、AM-RB 001 のコードネームで知られる革命的なハイパーカーの正式名称が、アストンマーティン Valkyrie(ヴァルキリー)に決定した。」
「ヴァルキリーの名称は、アストンマーティン「V」カーの系譜を継いでいる。」
頭文字(イニシャル)Vというところか。
発表前から完売するという、ポルシェが聞いたら卒倒する人気だが、こういうものは投資対象になるだけで、本当のエンスーの手元に渡るとは限らない。
ウマ履かせて、倉庫の中にしまわれるのがオチだ。
英国人が、この手のごろ合わせに拘ると感じたのは、弾道ミサイルのニックネームを見た時だったな。
(NATOコードネームの一覧 (ミサイル))
https://ja.wikipedia.org/wiki/NATO%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%8D%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%81%AE%E4%B8%80%E8%A6%A7_(%E3%83%9F%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%AB)
・空対空ミサイル:A
・空対地ミサイル:K
・地対空ミサイル:G
・弾道弾迎撃ミサイル:G
・地対地ミサイル:S
・対戦車ミサイル:S
Sとかは、ネタ切れなのか、ニックネームがないのもあるがな。
Vという頭文字はない。
浮沈子の世代で、「V」といえば、これだな。
(V (1983年のテレビドラマ))
https://ja.wikipedia.org/wiki/V_(1983%E5%B9%B4%E3%81%AE%E3%83%86%E3%83%AC%E3%83%93%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%9E)
「彼らの実体はヒト型爬虫類だった。」
まあ、どうでもいいんですが。
・Vantage(ヴァンテージ):優位の意
・Virage(ヴィラージュ):旋回の意
・Vanquish(ヴァンキッシュ):征服するの意
・Vulcan(ヴァルカン):ローマ神話の神
・Valkyrie(ヴァルキリー):北欧神話の半神
バンテージは、市販車のグレード名から独立したモデル名になった。
ヴィラージュ、ヴァンキッシュは市販車モデル名。
バルカンはサーキット専用車のモデル名。
バルキリーは、公道走行モデルとサーキット専用モデルが出ると言われている。
まだ、出来てもいないクルマの、名前が決まっただけで大騒ぎだ。
構成とメーカー
・エンジン:コスワース(英国)
・トランスミッション:リカルド(英国)
・ハイブリッド・バッテリー・システム:リマック(クロアチア)
・カーボンファイバー・モノセル:マルチマティック(カナダ)
・ブレーキング・システム:アルコン(英国)、サーフェス・トランスフォームズ(英国)
・エンジン・コントロール・ユニット(ECU)、トラクション・コントロール・ユニット(TCU)、エレクトロニック・スタビリティ・プログラム(ESP)システム:ボッシュ(ドイツ)
・フルLEDヘッドランプ/テールランプ:ワイパック(英国)
・名前貸し:レッドブル・アドバンスド・テクノロジーズ(そうなのかあ?)(オーストリア)
レッドブルは、綿密なシミュレーション(トランスミッション)、F1世界選手権で得た設計・製作の知識(カーボンボディ)を提供することになっているようだ。
ロケットと同じで、クルマもコンフィギュレーション命だからな。
組んで走らせてみなければ、何が出てくるか分からない。
個々の部品が、如何に精度よく完成しても、それらを統合して、一つの製品として世に出すためには、永遠の作業が必要だ。
まあ、最近は、コンピューターでどうにでもなるみたいだがな。
電子制御の部品の特性を、ちょちょっと弄れば、あらまほしき性能と特性が得られる。
どこをどう弄れば、どういう風になるか、こういう時にはどう弄ればいいか、その影響は他の所にどう波及するか、その先での収束方法はどうすればいいのか。
セッティングのノウハウは、膨大になる。
テキトーにお茶を濁すのではなく、物理的特性を十全に発揮させつつ、高い次元でバランスさせようとすれば、果てしない作業の繰り返しになる。
ワンシーズン走れればいいレーシングカーと異なり、それなりの耐久性も求められる。
量産市販車のメーカーと、レーシングチームが手を組むというのは、イメージ戦略としても重要なんだろうが、この手のハイパフォーマンスカーを製作するにあたって必要な手法なんだろう。
フェラーリやポルシェは、同じ会社でそれをやっているだけだ。
Vから始まるアストンの系譜が、これからも続くかどうかは分からない。
いや、ネタ切れになるとかいう話ではなく、クルマとして続くかどうかだ。
バルキリーも、とうとうモーターを積むようだしな。
エンジンだけで走るスーパーカーは、バルカンで終わりだ。
「アストンマーティンが持てるすべての叡智を傾けて製作する、一切の妥協がないクルマです。」
既に、妥協は始まっている。
内燃機関が目の敵にされるという、信じ難い世紀において、自動車メーカーが直面する問題は深刻だ。
制御しやすいというだけで、安易に電動化を推し進めていけば、その先にあるのは実用性のかけらもない電気自動車の闇だ。
浮沈子は、そう思っている。
実際のメーカーは、食ってかなければならないので、そうもいってられない。
ハイブリッドでお茶を濁し、モーターとの共存を果たしつつ、早くバッテリーが良くなるのを待っているだけだ。
内燃機関は、なくなってしまうのか。
ウイーーーンと音がするクルマばかりになってしまうのか。
アストンのスーパーカーにも、その予兆が見え隠れする。
Vの系譜が途絶える日は、そう遠くないのかもしれない。
アストンマーチンのスーパーカーは、バルキリーという名前になったんだそうだ。
(アストンマーティン「V」の系譜を引き継いだヴァルキリー)
http://autocq.co.uk/news/16175
「アストンマーティンとレッドブル・アドバンスド・テクノロジーズが共同開発し、AM-RB 001 のコードネームで知られる革命的なハイパーカーの正式名称が、アストンマーティン Valkyrie(ヴァルキリー)に決定した。」
「ヴァルキリーの名称は、アストンマーティン「V」カーの系譜を継いでいる。」
頭文字(イニシャル)Vというところか。
発表前から完売するという、ポルシェが聞いたら卒倒する人気だが、こういうものは投資対象になるだけで、本当のエンスーの手元に渡るとは限らない。
ウマ履かせて、倉庫の中にしまわれるのがオチだ。
英国人が、この手のごろ合わせに拘ると感じたのは、弾道ミサイルのニックネームを見た時だったな。
(NATOコードネームの一覧 (ミサイル))
https://ja.wikipedia.org/wiki/NATO%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%8D%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%81%AE%E4%B8%80%E8%A6%A7_(%E3%83%9F%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%AB)
・空対空ミサイル:A
・空対地ミサイル:K
・地対空ミサイル:G
・弾道弾迎撃ミサイル:G
・地対地ミサイル:S
・対戦車ミサイル:S
Sとかは、ネタ切れなのか、ニックネームがないのもあるがな。
Vという頭文字はない。
浮沈子の世代で、「V」といえば、これだな。
(V (1983年のテレビドラマ))
https://ja.wikipedia.org/wiki/V_(1983%E5%B9%B4%E3%81%AE%E3%83%86%E3%83%AC%E3%83%93%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%9E)
「彼らの実体はヒト型爬虫類だった。」
まあ、どうでもいいんですが。
・Vantage(ヴァンテージ):優位の意
・Virage(ヴィラージュ):旋回の意
・Vanquish(ヴァンキッシュ):征服するの意
・Vulcan(ヴァルカン):ローマ神話の神
・Valkyrie(ヴァルキリー):北欧神話の半神
バンテージは、市販車のグレード名から独立したモデル名になった。
ヴィラージュ、ヴァンキッシュは市販車モデル名。
バルカンはサーキット専用車のモデル名。
バルキリーは、公道走行モデルとサーキット専用モデルが出ると言われている。
まだ、出来てもいないクルマの、名前が決まっただけで大騒ぎだ。
構成とメーカー
・エンジン:コスワース(英国)
・トランスミッション:リカルド(英国)
・ハイブリッド・バッテリー・システム:リマック(クロアチア)
・カーボンファイバー・モノセル:マルチマティック(カナダ)
・ブレーキング・システム:アルコン(英国)、サーフェス・トランスフォームズ(英国)
・エンジン・コントロール・ユニット(ECU)、トラクション・コントロール・ユニット(TCU)、エレクトロニック・スタビリティ・プログラム(ESP)システム:ボッシュ(ドイツ)
・フルLEDヘッドランプ/テールランプ:ワイパック(英国)
・名前貸し:レッドブル・アドバンスド・テクノロジーズ(そうなのかあ?)(オーストリア)
レッドブルは、綿密なシミュレーション(トランスミッション)、F1世界選手権で得た設計・製作の知識(カーボンボディ)を提供することになっているようだ。
ロケットと同じで、クルマもコンフィギュレーション命だからな。
組んで走らせてみなければ、何が出てくるか分からない。
個々の部品が、如何に精度よく完成しても、それらを統合して、一つの製品として世に出すためには、永遠の作業が必要だ。
まあ、最近は、コンピューターでどうにでもなるみたいだがな。
電子制御の部品の特性を、ちょちょっと弄れば、あらまほしき性能と特性が得られる。
どこをどう弄れば、どういう風になるか、こういう時にはどう弄ればいいか、その影響は他の所にどう波及するか、その先での収束方法はどうすればいいのか。
セッティングのノウハウは、膨大になる。
テキトーにお茶を濁すのではなく、物理的特性を十全に発揮させつつ、高い次元でバランスさせようとすれば、果てしない作業の繰り返しになる。
ワンシーズン走れればいいレーシングカーと異なり、それなりの耐久性も求められる。
量産市販車のメーカーと、レーシングチームが手を組むというのは、イメージ戦略としても重要なんだろうが、この手のハイパフォーマンスカーを製作するにあたって必要な手法なんだろう。
フェラーリやポルシェは、同じ会社でそれをやっているだけだ。
Vから始まるアストンの系譜が、これからも続くかどうかは分からない。
いや、ネタ切れになるとかいう話ではなく、クルマとして続くかどうかだ。
バルキリーも、とうとうモーターを積むようだしな。
エンジンだけで走るスーパーカーは、バルカンで終わりだ。
「アストンマーティンが持てるすべての叡智を傾けて製作する、一切の妥協がないクルマです。」
既に、妥協は始まっている。
内燃機関が目の敵にされるという、信じ難い世紀において、自動車メーカーが直面する問題は深刻だ。
制御しやすいというだけで、安易に電動化を推し進めていけば、その先にあるのは実用性のかけらもない電気自動車の闇だ。
浮沈子は、そう思っている。
実際のメーカーは、食ってかなければならないので、そうもいってられない。
ハイブリッドでお茶を濁し、モーターとの共存を果たしつつ、早くバッテリーが良くなるのを待っているだけだ。
内燃機関は、なくなってしまうのか。
ウイーーーンと音がするクルマばかりになってしまうのか。
アストンのスーパーカーにも、その予兆が見え隠れする。
Vの系譜が途絶える日は、そう遠くないのかもしれない。
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