一筋縄2017年05月17日 18:12

一筋縄


ブルーオリジンのエンジンが、開発中に吹っ飛んだらしい。

(Blue Origin’s BE-4 engine test hardware suffers failure)
http://www.spaceflightinsider.com/organizations/blue-origin/blue-origins-be-4-hardware-suffers-failure/

あまり情報が出てこない会社なので、詳細は分からないようだが、失敗について報じられるのは初めてではないか。

このエンジンは、ロシア製のエンジンの代替として注目されている。

(BE-4)
https://ja.wikipedia.org/wiki/BE-4

「液体酸素と液化メタンに推進剤を変更した」

「同社は2014年9月まで開発していることを公表しなかった」

「BE-4はアトラスVのRD-180換装計画でAR-1と競合している。」

(RD-180)
https://ja.wikipedia.org/wiki/RD-180

(エアロジェット・ロケットダイン:AR-1)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%82%A2%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%80%E3%82%A4%E3%83%B3#AR-1

「ケロシン/液体酸素を推進剤とするロケットエンジン」

冒頭のスペースフライトインサイダーの記事には、ULAはAR-1を選択するかのように書かれている(そうかあ?)。

まあ、どうでもいいんですが。

ULAに卸すかどうかは別にして、ブルーオリジン独自のロケットであるニューグレンに搭載が予定されている。

スペースXの2番煎じのようなビデオを公開して、ド派手にアピールしているが、ホントに飛ぶんだろうか?。

(Introducing New Glenn:動画出ます)
https://www.youtube.com/watch?v=BTEhohh6eYk

浮沈子的には、スペースXの独走を許さないためにも、是非とも頑張って欲しいところだ。

このロケットは、今はまだ、影も形もない。

スペースXが、ファルコン1の開発から、現状に辿り着くまでに15年を要している。

それを考えれば、早くても2020年代後半、下手をすれば、2030年代の実現になる。

まあ、ジェフベゾズは、調子のいいことを言うだろうが、それをまともに信じる人間はいないだろう。

スペースXの、次期ロケットと燃料の選択ではガチで当たることになる。

(ラプター (ロケットエンジン))
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%97%E3%82%BF%E3%83%BC_(%E3%83%AD%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%B3)

「液化メタンを燃料とするロケットエンジン」

液化メタンの燃料は、コストの点でも保存の点でも、ケロシン系に対して優位に立つことが出来る。

スペースXは、地球外の天体(火星とは限らない)における調達の容易さから選択したと言われている。

荒唐無稽だな・・・。

ロケットエンジンの開発は、一筋縄ではいかない。

開発に成功するかどうかも、今のところ分からない。

宇宙ロケット用としての液化メタン燃料の使用は、たぶん、初めてだろう。

メインエンジンとしては、少なくとも初めてのはずだ。

これが成功すれば、画期的な開発ということになる。

一筋縄でいかないのも無理はない。

浮沈子的には、ブルーオリジンに頑張ってもらって、スペースXの鼻を明かしてもらいたいものだ。

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