ヒューマン・マシンシステム ― 2017年05月28日 15:43
ヒューマン・マシンシステム
ダイビング、特にリブリーザーのようなややっこしい器材を使うダイビングの場合は、器材とそれを操作するダイバーが一体となったヒューマン・マシンシステムが十全に機能している必要がある。
現状、クルマの運転とかも同じだろうが、こっちの方は時間の問題だな。
AIの進歩は著しく、とうとう人間は囲碁の世界でも機械の前に完全に敗れ去った。
(囲碁AI、人間圧倒し「引退」 医療・エネに応用へ)
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFG27H7B_X20C17A5EA2000/
「高度化するAIを適切に管理する仕組みの重要性は今後、一段と高まりそうだ。」
もちろん、その管理は別のAIが行う。
人間には、管理対象のAIが出した結論が正しいかどうかは、判断できないからな。
じゃあ、管理用のAIは、正しい判定を下せるのかどうか。
それをチェックするのも、また別のAIだったりする・・・。
まあいい。
アルファ碁は引退だそうだが、ベータ碁とかガンマ碁とかが出てくるに違いない(そうなのかあ?)。
未来の予測とかも、AIが行うようになり、人間はその宣託に従って行動するようになるのだ。
有難いことに(?)、リブリーザーは、そういう上等な仕掛けとは程遠い。
呼吸回路を循環させる動力を、人間の肺の換気能力に頼っているというローテクな機械だ(パワーアシストなし)。
ソレノイドバルブの開閉を行うタイミングを、酸素センサーからの情報に頼って行っているだけの、チンケな仕掛けに過ぎない。
そのチンケな仕掛けで、水深100mオーバーの世界に行ってしまうという人間の方が100倍偉い(そういうことかあ?)。
それに、CCRは、換気動力とトータルのマネジメントを頼っている人間様のことは知らんぷりだ。
浮沈子の知る限り、心拍数を管理したり、酸素の消費量から水中の運動量をチェックして、ダイバーの身体能力を反映させるシステムは存在しない。
ガリレオソルくらいか?。
(GALILEO SOL)
http://www.scubapro.com/ja-JP/JPN/instruments/computers/products/galileo-sol.aspx
「Galileoは芸術とも表現されるコンピュータ。」
そこまで言うかあ?。
まあ、どうでもいいんですが。
「Galileoは心拍数測定を運動量計算へと統合させた最初のダイビングコンピュータです。」
そんなもんは、気の利いた活動量計ならみんなやっているけどな。
水中でというのは、確かにユニークだが、それだって、ダイコンに表示させる以外のことはしない。
CPRしたり、電流流してAEDみたいなことはしないのだ(水中で出来るかどうかは分かりません)。
現状、水中のダイバーの管理は、ダイバー自身が行わなければならない。
それが鉄則だし、それ以外の方法はない。
潜る前に、いろいろやるべきことはあっても、潜っちまったら他の手立てはないのだ。
アルファ碁が100倍優秀になっても、手も足も出ない・・・。
(南アフリカの潜水事故についてのご報告)
https://www.facebook.com/TeamFossils/?hc_ref=PAGES_TIMELINE&fref=nf
事故後の英文のステートメントの邦訳も出ている。
IANTDジャパンによれば、事故はダイバーの心臓発作が原因であると判明したということだ。
水中では、どうしようもないだろう。
心臓発作の引き金になったのが何かは分からない。
おそらく、それを特定することは出来ないに違いない。
ご遺体は荼毘に付され、無言の帰国をすることになる。
「アルファ碁は完璧すぎた。苦しくてたまらなかった」
人間を追い詰めることは出来ても、水中で救うことは出来ない。
ダイビングは、当分の間、人間が機械の面倒を見る時代が続くだろう。
そして、人間自身の面倒も見なければならない。
そういうものだと思って、心身を鍛錬するしかない。
今日も、フィットネスサボっちゃうけどな・・・。
ダイビング、特にリブリーザーのようなややっこしい器材を使うダイビングの場合は、器材とそれを操作するダイバーが一体となったヒューマン・マシンシステムが十全に機能している必要がある。
現状、クルマの運転とかも同じだろうが、こっちの方は時間の問題だな。
AIの進歩は著しく、とうとう人間は囲碁の世界でも機械の前に完全に敗れ去った。
(囲碁AI、人間圧倒し「引退」 医療・エネに応用へ)
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFG27H7B_X20C17A5EA2000/
「高度化するAIを適切に管理する仕組みの重要性は今後、一段と高まりそうだ。」
もちろん、その管理は別のAIが行う。
人間には、管理対象のAIが出した結論が正しいかどうかは、判断できないからな。
じゃあ、管理用のAIは、正しい判定を下せるのかどうか。
それをチェックするのも、また別のAIだったりする・・・。
まあいい。
アルファ碁は引退だそうだが、ベータ碁とかガンマ碁とかが出てくるに違いない(そうなのかあ?)。
未来の予測とかも、AIが行うようになり、人間はその宣託に従って行動するようになるのだ。
有難いことに(?)、リブリーザーは、そういう上等な仕掛けとは程遠い。
呼吸回路を循環させる動力を、人間の肺の換気能力に頼っているというローテクな機械だ(パワーアシストなし)。
ソレノイドバルブの開閉を行うタイミングを、酸素センサーからの情報に頼って行っているだけの、チンケな仕掛けに過ぎない。
そのチンケな仕掛けで、水深100mオーバーの世界に行ってしまうという人間の方が100倍偉い(そういうことかあ?)。
それに、CCRは、換気動力とトータルのマネジメントを頼っている人間様のことは知らんぷりだ。
浮沈子の知る限り、心拍数を管理したり、酸素の消費量から水中の運動量をチェックして、ダイバーの身体能力を反映させるシステムは存在しない。
ガリレオソルくらいか?。
(GALILEO SOL)
http://www.scubapro.com/ja-JP/JPN/instruments/computers/products/galileo-sol.aspx
「Galileoは芸術とも表現されるコンピュータ。」
そこまで言うかあ?。
まあ、どうでもいいんですが。
「Galileoは心拍数測定を運動量計算へと統合させた最初のダイビングコンピュータです。」
そんなもんは、気の利いた活動量計ならみんなやっているけどな。
水中でというのは、確かにユニークだが、それだって、ダイコンに表示させる以外のことはしない。
CPRしたり、電流流してAEDみたいなことはしないのだ(水中で出来るかどうかは分かりません)。
現状、水中のダイバーの管理は、ダイバー自身が行わなければならない。
それが鉄則だし、それ以外の方法はない。
潜る前に、いろいろやるべきことはあっても、潜っちまったら他の手立てはないのだ。
アルファ碁が100倍優秀になっても、手も足も出ない・・・。
(南アフリカの潜水事故についてのご報告)
https://www.facebook.com/TeamFossils/?hc_ref=PAGES_TIMELINE&fref=nf
事故後の英文のステートメントの邦訳も出ている。
IANTDジャパンによれば、事故はダイバーの心臓発作が原因であると判明したということだ。
水中では、どうしようもないだろう。
心臓発作の引き金になったのが何かは分からない。
おそらく、それを特定することは出来ないに違いない。
ご遺体は荼毘に付され、無言の帰国をすることになる。
「アルファ碁は完璧すぎた。苦しくてたまらなかった」
人間を追い詰めることは出来ても、水中で救うことは出来ない。
ダイビングは、当分の間、人間が機械の面倒を見る時代が続くだろう。
そして、人間自身の面倒も見なければならない。
そういうものだと思って、心身を鍛錬するしかない。
今日も、フィットネスサボっちゃうけどな・・・。
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