スペースX37B? ― 2017年06月07日 20:30
スペースX37B?
商売だからな。
軍事目的の衛星を打ち上げたり、謎のスペースプレーンを上げても仕方がない。
(スペースX、謎のスペースプレーン「X-37B」をファルコン9で打ち上げへ)
http://sorae.jp/030201/2017_06_07_x.html
NASAの仕事だけじゃ食っていけないし、軍事であれ、非軍事であれ、国家事業の一翼を担うというのは誇らしい話だ。
「年内にもスペースX社の「ファルコン9」ロケットで再度打ち上げられることが発表されました。」
「現時点では2017年8月を予定。」
長期の滞在を行う宇宙機だからな。
還ってくるときに、耐熱タイルが損傷してたりすると、悲惨なことになるしな。
ISSへの有人飛行ではライバルでもあり、打ち上げビジネスにおいても、競合するボーイングの機体を打ち上げるわけだからな。
無事に上がるとは思えないな・・・。
ファルコン9での打ち上げということになると、1段目は回収され、フェアリングの回収も試みられるだろう。
2段目は、どうなるんだろうか?。
宇宙機自体は、回収を前提にしているので、スペースシャトル並みの回収ということになる。
フェアリングで保護された状態で宇宙空間までは行けるわけだし。
(USAF to swap ULA Atlas V for SpaceX Falcon 9 as X-37B launcher)
http://www.spaceflightinsider.com/organizations/space-exploration-technologies/usaf-swap-ula-atlas-v-spacex-falcon-9-x-37b-launcher/
アトラスVからの代替ということだ。
(二匹目のドジョウ)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2017/05/25/8574613
ボーイングにとっては、こっちの方が重要だろうからな。
ULAのバルカンロケットは、何時になったら出来るか分からないしな。
(X-37 (宇宙機))
https://ja.wikipedia.org/wiki/X-37_(%E5%AE%87%E5%AE%99%E6%A9%9F)
「運用時重量: 4,990 kg 」
アトラスも、501で上げているしな(5.4mフェアリング、補助ロケットなし、セントール上段ロケットは、エンジン1基)。
(アトラスV:形式)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%88%E3%83%A9%E3%82%B9_V#.E5.BD.A2.E5.BC.8F
楽勝な打ち上げだ。
ファルコン9は、そのアットーテキな価格競争力で、従来の軍事打ち上げを根こそぎ持って行ってしまうかもしれない。
バルカンがコケたら、目も当てられないな。
打ち上げビジネスに価格破壊をもたらした責任は軽くない。
しかも、ファルコンヘビーや、その先の巨大ロケットへと、着実にシフトしている。
大量打上げ時代の幕が切って落とされようとしている。
今のところ、月に2回程度の打ち上げなら、何とかこなせそうだしな。
ファルコンヘビーが成功することになると、2段目の回収にも手が付くようになるだろう。
益々コストが下がっていく。
そんなロケットを、毎週のように打ち上げられたら、アリアンだってひとたまりもない。
インドや中国辺りが、再使用ロケットで攻めない限りは、なかなか難しいだろう。
我が国は、やる気ないしな。
もともと安いところが、再使用しないと太刀打ちできない。
しかしなあ、それで有翼の宇宙機をバンバン上げて、宇宙戦争みたいなことになっても困るしな。
商売だからな。
軍事目的の衛星を打ち上げたり、謎のスペースプレーンを上げても仕方がない。
(スペースX、謎のスペースプレーン「X-37B」をファルコン9で打ち上げへ)
http://sorae.jp/030201/2017_06_07_x.html
NASAの仕事だけじゃ食っていけないし、軍事であれ、非軍事であれ、国家事業の一翼を担うというのは誇らしい話だ。
「年内にもスペースX社の「ファルコン9」ロケットで再度打ち上げられることが発表されました。」
「現時点では2017年8月を予定。」
長期の滞在を行う宇宙機だからな。
還ってくるときに、耐熱タイルが損傷してたりすると、悲惨なことになるしな。
ISSへの有人飛行ではライバルでもあり、打ち上げビジネスにおいても、競合するボーイングの機体を打ち上げるわけだからな。
無事に上がるとは思えないな・・・。
ファルコン9での打ち上げということになると、1段目は回収され、フェアリングの回収も試みられるだろう。
2段目は、どうなるんだろうか?。
宇宙機自体は、回収を前提にしているので、スペースシャトル並みの回収ということになる。
フェアリングで保護された状態で宇宙空間までは行けるわけだし。
(USAF to swap ULA Atlas V for SpaceX Falcon 9 as X-37B launcher)
http://www.spaceflightinsider.com/organizations/space-exploration-technologies/usaf-swap-ula-atlas-v-spacex-falcon-9-x-37b-launcher/
アトラスVからの代替ということだ。
(二匹目のドジョウ)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2017/05/25/8574613
ボーイングにとっては、こっちの方が重要だろうからな。
ULAのバルカンロケットは、何時になったら出来るか分からないしな。
(X-37 (宇宙機))
https://ja.wikipedia.org/wiki/X-37_(%E5%AE%87%E5%AE%99%E6%A9%9F)
「運用時重量: 4,990 kg 」
アトラスも、501で上げているしな(5.4mフェアリング、補助ロケットなし、セントール上段ロケットは、エンジン1基)。
(アトラスV:形式)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%88%E3%83%A9%E3%82%B9_V#.E5.BD.A2.E5.BC.8F
楽勝な打ち上げだ。
ファルコン9は、そのアットーテキな価格競争力で、従来の軍事打ち上げを根こそぎ持って行ってしまうかもしれない。
バルカンがコケたら、目も当てられないな。
打ち上げビジネスに価格破壊をもたらした責任は軽くない。
しかも、ファルコンヘビーや、その先の巨大ロケットへと、着実にシフトしている。
大量打上げ時代の幕が切って落とされようとしている。
今のところ、月に2回程度の打ち上げなら、何とかこなせそうだしな。
ファルコンヘビーが成功することになると、2段目の回収にも手が付くようになるだろう。
益々コストが下がっていく。
そんなロケットを、毎週のように打ち上げられたら、アリアンだってひとたまりもない。
インドや中国辺りが、再使用ロケットで攻めない限りは、なかなか難しいだろう。
我が国は、やる気ないしな。
もともと安いところが、再使用しないと太刀打ちできない。
しかしなあ、それで有翼の宇宙機をバンバン上げて、宇宙戦争みたいなことになっても困るしな。
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