地図が変わる ― 2017年06月22日 05:54
地図が変わる
(噴火続く西之島、四半世紀ぶりに地図を更新ヘ)
http://www.yomiuri.co.jp/science/20170621-OYT1T50085.html
国名や地名が変わって、地図を修正するというのはたまにある話だが、地面のカタチが変わってしまって修正するというのは、あまり聞かない。
東日本大震災の時にも、地形は変化していて、日本列島はかなり歪んだ。
が、まあ、日常生活に支障をきたすほどではない。
GPSが使い物にならなくなるとか、そういう話はないからな。
日常生活に影響がないという意味では、今回の地図の変更も同じだ。
西之島なんて、ふつー行かないしな(現在は接近禁止)。
「四半世紀ぶりに地図を更新すると発表:国土地理院」
「2013年の噴火後初となる地図で、30日に刊行する。」
「今も続く噴火活動により、さらに地形が変わる可能性があるという。」
太平洋の水深4000m以上の海底からそびえたつ大火山だ。
海底火山のくせに(!)、大陸系溶岩(安山岩系)を噴出している変わりもんだが、今後噴火を継続して、西太平洋大陸(仮称)を形成する気遣いはないだろう。
数千万年後には、ユーラシア大陸の一部になる可能性はあるかもしれない(未調査)。
そしたら、また、地図を変えればいいだけだ(そういうことかあ?)。
今年の4月に噴火活動を再開してから、活発に溶岩を噴き上げている。
(面積は約9倍に拡大 西之島の新しい地図が完成)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170622/k10011026361000.html
「島の面積はおよそ9倍に拡大しています。」
(西之島 活発な噴火続く 今後も陸地拡大の可能性)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170620/k10011023191000.html
「流れ出た溶岩で島の西側や南西側を中心に陸地が拡大しているのが確認されています。」
「いったん弱まった離島の火山の活動がわずか2年ほどで再活発することは珍しく、今度も観測を続けたい」
さてさて、どこまで大きくなるのやら。
我が国には、海の中に出来た島が大きくなって日本列島になったという、まるで見てきたような神話が残っている。
(国産み)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E7%94%A3%E3%81%BF
「イザナギとイザナミの二柱の神は天の橋にたち矛で混沌をかき混ぜ島をつくる。そして、『古事記』などではその後2神で島を産んだのである。」
「矛から滴り落ちたものが積もって淤能碁呂島(おのごろじま)となった」
ここから先は、紆余曲折があって、淡路島、四国、隠岐島、九州、壱岐島、対馬、佐渡島という大八島国(おおやしまのくに)が生まれ、続いて6島を生むというストーリーだ。
まあ、テキトーだな。
「類似の説話:
この島産みは、中国南部、沖縄から東南アジアに広く分布する「洪水説話」に似た点が多いとされる」
西之島の噴火・拡大は、まるで創世記のような話だ。
世界の火山学者や生物学者が注目しているに違いない。
絶海の孤島が生まれる(元々の西之島はありましたが)様を、目の当たりにできるわけだからな。
西之島については、このブログでも何度か取り上げているが、また何かあったら書くかもしれない。
(噴火続く西之島、四半世紀ぶりに地図を更新ヘ)
http://www.yomiuri.co.jp/science/20170621-OYT1T50085.html
国名や地名が変わって、地図を修正するというのはたまにある話だが、地面のカタチが変わってしまって修正するというのは、あまり聞かない。
東日本大震災の時にも、地形は変化していて、日本列島はかなり歪んだ。
が、まあ、日常生活に支障をきたすほどではない。
GPSが使い物にならなくなるとか、そういう話はないからな。
日常生活に影響がないという意味では、今回の地図の変更も同じだ。
西之島なんて、ふつー行かないしな(現在は接近禁止)。
「四半世紀ぶりに地図を更新すると発表:国土地理院」
「2013年の噴火後初となる地図で、30日に刊行する。」
「今も続く噴火活動により、さらに地形が変わる可能性があるという。」
太平洋の水深4000m以上の海底からそびえたつ大火山だ。
海底火山のくせに(!)、大陸系溶岩(安山岩系)を噴出している変わりもんだが、今後噴火を継続して、西太平洋大陸(仮称)を形成する気遣いはないだろう。
数千万年後には、ユーラシア大陸の一部になる可能性はあるかもしれない(未調査)。
そしたら、また、地図を変えればいいだけだ(そういうことかあ?)。
今年の4月に噴火活動を再開してから、活発に溶岩を噴き上げている。
(面積は約9倍に拡大 西之島の新しい地図が完成)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170622/k10011026361000.html
「島の面積はおよそ9倍に拡大しています。」
(西之島 活発な噴火続く 今後も陸地拡大の可能性)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170620/k10011023191000.html
「流れ出た溶岩で島の西側や南西側を中心に陸地が拡大しているのが確認されています。」
「いったん弱まった離島の火山の活動がわずか2年ほどで再活発することは珍しく、今度も観測を続けたい」
さてさて、どこまで大きくなるのやら。
我が国には、海の中に出来た島が大きくなって日本列島になったという、まるで見てきたような神話が残っている。
(国産み)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E7%94%A3%E3%81%BF
「イザナギとイザナミの二柱の神は天の橋にたち矛で混沌をかき混ぜ島をつくる。そして、『古事記』などではその後2神で島を産んだのである。」
「矛から滴り落ちたものが積もって淤能碁呂島(おのごろじま)となった」
ここから先は、紆余曲折があって、淡路島、四国、隠岐島、九州、壱岐島、対馬、佐渡島という大八島国(おおやしまのくに)が生まれ、続いて6島を生むというストーリーだ。
まあ、テキトーだな。
「類似の説話:
この島産みは、中国南部、沖縄から東南アジアに広く分布する「洪水説話」に似た点が多いとされる」
西之島の噴火・拡大は、まるで創世記のような話だ。
世界の火山学者や生物学者が注目しているに違いない。
絶海の孤島が生まれる(元々の西之島はありましたが)様を、目の当たりにできるわけだからな。
西之島については、このブログでも何度か取り上げているが、また何かあったら書くかもしれない。
水深1mの攻防 ― 2017年06月22日 18:29
水深1mの攻防
攻防といったって、何かと闘っているわけではないんだが、気分は戦闘モードだ。
市川の國富のプールで、オープンサーキットの練習。
8リッターメタリコンタンクを、180スタートで残圧60くらいまで吸った。
1時間半かな。
なにしろ、今日は水深が浅いからな。
プールは浮沈子一人占め!。
深場の練習は、まあ、いくらでもできるだろうが、浅いところの練習は、他のお客さんがいるとやり辛いからな。
本当は、インスピ持ってきて潜ろうと思ってたんだが、気乗りがしなくて今日はオープンにした。
3mmシーガルとラッシュガード。
水温は28度と、先日の30度に比べて低い。
5mmにしておけばよかったと後悔する。
クルマではなく、電車を乗り継いで、2時間かけてたどり着く。
例によって、忘れ物をした。
ウエイトベスト(あれま)。
まあいい。
2kgで潜れることは分かっているし、どーせタオではアルミで海洋だから、調整が必要だ。
今日は、スキルチェックに専念する。
浅いところも、ステンレスの鏡が貼ってあるので、トリムを見るのにはちょうどいい。
TUSAのiQ700は、水深1.5mからでないと計測を始めないので、浅場では作動しない。
着底せず、水面に浮上もしないで、1mの水深の中で泳いだり、回ったり、バックしたりする。
自分が、如何にへたっぴかを痛感する。
ネオプレーンのソックスにフルフットのゴムフィンだが、足が上がる。ターンの時は、水面に踵が出てしまった。
適正なトリムが取れていない。
BCのビミョーな位置のズレ、くびれのない腰(!)に付けたウエイトベルトのズレを、足の位置で調整してしまっている。
クロッチベルト付きに、改造するしかないんだろうか?。
何度か行ったり来たりして、まるでリバーダイビングのような感じだ。
人っ子一人いないダイビングプールで、夢のような時間を過ごす・・・。
なかなかこういう機会はないだろうな。
ゲージの付け根から、ぷくぷくと泡が出ていたので、神田に寄ってグリスでも買っていこうかと思ったが、時間が遅いこともあって見送った。
バックマウントのシングルタンクでも、ホリゾンタルトリムをかなり正確に取ることは可能だ。
まあ、そのコンフィギュレーションで、減圧停止をするようなプロファイルはなかなかないだろうが、エアの消費が少ない方なら、そういう時にも使えるし、もちろん、サンゴなどの水底の生物を傷つけることなく観察したり写真撮ったりもできるわけだ。
波あるからな、水深1mじゃあ、完全にプラス浮力にして、浮きながら観察する方が無難だがな。
PADIは、ホリゾンタルトリムにご執心で、ビデオや印刷教材も、徹底してそのような写真を使っている。
バーチカルで撮っているところは、それ用の説明がちゃんと付いている。
じゃあ、何でもかんでも水平ならいいかと言えば、狭いところに入っていくようなダイビングでは、前方視界の確保などのために、やや起き上がり気味にしたり、インスピでは、キャニスターの中の水がソフノライムに接触しないように、さらに立ち気味にするなど、ケースバイケースということはあるようだ。
CCRも、機種によって運用は異なる。
本体の傾斜を考慮して設計してあるものもあれば、完全な水平を想定した機種もある。
SF2なんかは、水平運用という感じだったな(お試しだけなので、良く分かりませんが)。
(SF2のページ)
http://www.sf-2.eu/
次回の予約は、インスピの組み上げをしてからにする。
酸素センサーも新調して、こっちも戦闘モードだ。
グアムからのお誘いもあり、ポセイドンもオーバーホールの手続きを開始する。
何もかも、一気に回り出して、急に忙しくなってきた。
勢いに乗ってしまえばいいんだが、一歩一歩、確かめながら進んでいく。
つーか、3歩進んで2歩戻る感じだ。
無理はしないし、最早出来ない。
水の中に1時間半漬かってから、2時間以上かけて電車で戻って来る。
プールから駅までと、浮沈子の最寄りの駅からの歩きがキビシー・・・。
キャリーバッグを転がしながら、途中で立ち止まって休んだりする。
電車で行くのは、余程のことがない限り、今回だけにしよう(なんじゃく・・・)。
あの道のりを、タンク付けたインスピ転がす勇気はない。
勇気だけじゃ、たどり着けないしな・・・。
攻防といったって、何かと闘っているわけではないんだが、気分は戦闘モードだ。
市川の國富のプールで、オープンサーキットの練習。
8リッターメタリコンタンクを、180スタートで残圧60くらいまで吸った。
1時間半かな。
なにしろ、今日は水深が浅いからな。
プールは浮沈子一人占め!。
深場の練習は、まあ、いくらでもできるだろうが、浅いところの練習は、他のお客さんがいるとやり辛いからな。
本当は、インスピ持ってきて潜ろうと思ってたんだが、気乗りがしなくて今日はオープンにした。
3mmシーガルとラッシュガード。
水温は28度と、先日の30度に比べて低い。
5mmにしておけばよかったと後悔する。
クルマではなく、電車を乗り継いで、2時間かけてたどり着く。
例によって、忘れ物をした。
ウエイトベスト(あれま)。
まあいい。
2kgで潜れることは分かっているし、どーせタオではアルミで海洋だから、調整が必要だ。
今日は、スキルチェックに専念する。
浅いところも、ステンレスの鏡が貼ってあるので、トリムを見るのにはちょうどいい。
TUSAのiQ700は、水深1.5mからでないと計測を始めないので、浅場では作動しない。
着底せず、水面に浮上もしないで、1mの水深の中で泳いだり、回ったり、バックしたりする。
自分が、如何にへたっぴかを痛感する。
ネオプレーンのソックスにフルフットのゴムフィンだが、足が上がる。ターンの時は、水面に踵が出てしまった。
適正なトリムが取れていない。
BCのビミョーな位置のズレ、くびれのない腰(!)に付けたウエイトベルトのズレを、足の位置で調整してしまっている。
クロッチベルト付きに、改造するしかないんだろうか?。
何度か行ったり来たりして、まるでリバーダイビングのような感じだ。
人っ子一人いないダイビングプールで、夢のような時間を過ごす・・・。
なかなかこういう機会はないだろうな。
ゲージの付け根から、ぷくぷくと泡が出ていたので、神田に寄ってグリスでも買っていこうかと思ったが、時間が遅いこともあって見送った。
バックマウントのシングルタンクでも、ホリゾンタルトリムをかなり正確に取ることは可能だ。
まあ、そのコンフィギュレーションで、減圧停止をするようなプロファイルはなかなかないだろうが、エアの消費が少ない方なら、そういう時にも使えるし、もちろん、サンゴなどの水底の生物を傷つけることなく観察したり写真撮ったりもできるわけだ。
波あるからな、水深1mじゃあ、完全にプラス浮力にして、浮きながら観察する方が無難だがな。
PADIは、ホリゾンタルトリムにご執心で、ビデオや印刷教材も、徹底してそのような写真を使っている。
バーチカルで撮っているところは、それ用の説明がちゃんと付いている。
じゃあ、何でもかんでも水平ならいいかと言えば、狭いところに入っていくようなダイビングでは、前方視界の確保などのために、やや起き上がり気味にしたり、インスピでは、キャニスターの中の水がソフノライムに接触しないように、さらに立ち気味にするなど、ケースバイケースということはあるようだ。
CCRも、機種によって運用は異なる。
本体の傾斜を考慮して設計してあるものもあれば、完全な水平を想定した機種もある。
SF2なんかは、水平運用という感じだったな(お試しだけなので、良く分かりませんが)。
(SF2のページ)
http://www.sf-2.eu/
次回の予約は、インスピの組み上げをしてからにする。
酸素センサーも新調して、こっちも戦闘モードだ。
グアムからのお誘いもあり、ポセイドンもオーバーホールの手続きを開始する。
何もかも、一気に回り出して、急に忙しくなってきた。
勢いに乗ってしまえばいいんだが、一歩一歩、確かめながら進んでいく。
つーか、3歩進んで2歩戻る感じだ。
無理はしないし、最早出来ない。
水の中に1時間半漬かってから、2時間以上かけて電車で戻って来る。
プールから駅までと、浮沈子の最寄りの駅からの歩きがキビシー・・・。
キャリーバッグを転がしながら、途中で立ち止まって休んだりする。
電車で行くのは、余程のことがない限り、今回だけにしよう(なんじゃく・・・)。
あの道のりを、タンク付けたインスピ転がす勇気はない。
勇気だけじゃ、たどり着けないしな・・・。
ダイビングプール雑感 ― 2017年06月22日 22:56
ダイビングプール雑感
Cカードを取るための講習に使うのがメインだからな。
あるいは、しばらくダイビングから遠ざかっていたダイバーが、スキルを思い出したりするのに活用するということもあるのかもしれない。
浮沈子のように、ぷかぷかするだけが目的で潜るというのは、やや(相当?)例外的だ。
ああ、もちろん、漫然と潜っているわけではなく、安定した呼吸の維持、中性浮力、トリム、フィンワークなど、取り組むべき課題をこなしている。
海洋の浅いところでもいいんだが、サカナとかじゃまが入ると集中できないしな。
で、このところ、いくつかのダイビングプールを体験して、あることに気づいたので書いておく。
初心者の講習用として設計するなら、浅いところを十分に作っておいた方が使い勝手がいい。
なにしろ、水中で呼吸するという異次元の体験を生まれて初めてするわけだからな。
そこで、レギュレーターリカバリーとか、マスク脱着などのサバイバルスキルを練習する。
水中で、器材がどんだけややっこしくなるかというのも体験する。
メタリコン塗装のスチールタンクでは、もののみごとに裏返しのしりもち状態になる。
そんな水中でのままならない体の使い方や、器材の特性を十分に体験できるというのが浅場のメリットで、最低でも5人、できれば10人くらいが一度に講習できるのが理想だ。
名古屋のEVIS本店のプールは、50人くらいでも講習できるほどの広い浅場があって、かんどーした。
今日行った市川の國富も、2つに分かれているが、40人連れてきても何とかなるだろう(指導者と生徒の人数比とは別の話です。念のため)。
もっとも、プールサイドが片側にしかないので、そっちが手狭になるかもな。
土肥とかIOPは、屋内じゃないけど、ふつーの深さのプール(やや深いか)で練習することが出来る。
深いところについては、専用のプールを設けているところと、そうではなく、ダイビングプールの一部が深くなっているところがある。
先日行った、都立大のセントラルのプールは、浅いところが狭く、その点では講習には工夫が必要だと感じた。
初心者の講習では、深いところの広さはあまり重要ではないが、中性浮力を保って多少泳ぎまわれれば言うことはない。
國富も、EVISも、その点では全く問題ない。
セントラルは、やや狭い感じだが、必要最小限の広さはある。
バックキックの練習にも使えるし、初心者の講習には十分だろう。
流れや波の影響なく、水中危険生物は他のダイバーだけ(これが、最大の問題なんだがな)という、講習に集中できる環境で、最大限の効果を発揮できればいい。
それにつけても、國富のプールに下がっているさがり綱(潜降索)は印象的だ。
途中に、てきとーに(?)結び目が付けてあって、一応の目印にはなる。
CCRで何十回となく潜った伊豆の某ダイビングプールは、ふつーのスイミングプールで浅場の練習をしてから、ダイビング専用の深いプールに移って講習するというタイプだった。
浅いところでゼロビジとか、呼吸を止めての遊泳とか、中性浮力とかを叩き込まれた記憶がある。
今考えると、イントラも、ずいぶんキビシー教え方をしていたと思うけど、とにかく付いていくしかなかったからな。
CCRで、水深1.2mのプールで泳ぐって、ごーもんですよ・・・。
まあいい。
今日、國富の浅いところをオープンサーキットで泳ぎながら、9年前のことを思い出していた。
もちろん、初心者の講習で、そんな浅いところを中性浮力とって泳がせるということはない。
また、他の講習をやっている傍らを、泳ぎまくるというのは大ヒンシュクだ。
そういうトレーニングは、天地が狭いところに入っていきたがる一部ヘンタイダイバーとか、とにかく中性浮力だけはものにしたいとか、トリムに拘りたいとか、フィンワークを極めたいという方向けの特殊な練習になる。
それでも、浅いプールでスクーバで泳げるというのは、あまり経験がない。
初心者講習では、水面でインストラクターがしゃべっているのを聞くとか、水中にしゃがみこんでスキルを練習するとか、そういうやつだ。
そのすぐそばを、バックキックしながら他のダイバーが泳いでたりしたら、実際の海中より気が散るに違いない・・・。
まあ、どうでもいいんですが。
ダイビングの場合、浅いところはいろいろな点で鬼門だ。
ある意味では、水面こそが最もヤバいかもしれないけどな。
人間、深ければ、それなりに用心もするし、必要なスキルも身に付けようと努力するが、浅いところはどーにでもなると舐めてかかる。
安全停止が終わると、矢のように浮上するとか、そんなダイバーは、実際に見たことはないけど、自分でも、なんかほっとして、さっさとボートに上がりたいと焦ってしまう気持ちはある。
ダイビングプールで、浅いところで泳ぐ機会があれば、それは有効なトレーニングになるのではないか。
安定した呼吸、適正な浮力、トリム、フィンワーク。
もちろん、深いプールの浅いところでの練習もアリだな。
CCRの練習では、3m、2m、1mと、徐々に水深を上げながら泳いだりもした。
ヘンタイだ・・・。
ウエイトのバランスが適正なら、オープンサーキットでは、バックマウントのシングルタンク(メタリコンスチール8または10リッター)で、トリムを取って泳ぐことは可能だ。
浅いところでたっぷりと練習した後に、深いところへ少し行ってみる。
てき面にトリムが崩れる・・・。
ったくもう・・・。
ダイビングプールについては、機会があればまた書く。
Cカードを取るための講習に使うのがメインだからな。
あるいは、しばらくダイビングから遠ざかっていたダイバーが、スキルを思い出したりするのに活用するということもあるのかもしれない。
浮沈子のように、ぷかぷかするだけが目的で潜るというのは、やや(相当?)例外的だ。
ああ、もちろん、漫然と潜っているわけではなく、安定した呼吸の維持、中性浮力、トリム、フィンワークなど、取り組むべき課題をこなしている。
海洋の浅いところでもいいんだが、サカナとかじゃまが入ると集中できないしな。
で、このところ、いくつかのダイビングプールを体験して、あることに気づいたので書いておく。
初心者の講習用として設計するなら、浅いところを十分に作っておいた方が使い勝手がいい。
なにしろ、水中で呼吸するという異次元の体験を生まれて初めてするわけだからな。
そこで、レギュレーターリカバリーとか、マスク脱着などのサバイバルスキルを練習する。
水中で、器材がどんだけややっこしくなるかというのも体験する。
メタリコン塗装のスチールタンクでは、もののみごとに裏返しのしりもち状態になる。
そんな水中でのままならない体の使い方や、器材の特性を十分に体験できるというのが浅場のメリットで、最低でも5人、できれば10人くらいが一度に講習できるのが理想だ。
名古屋のEVIS本店のプールは、50人くらいでも講習できるほどの広い浅場があって、かんどーした。
今日行った市川の國富も、2つに分かれているが、40人連れてきても何とかなるだろう(指導者と生徒の人数比とは別の話です。念のため)。
もっとも、プールサイドが片側にしかないので、そっちが手狭になるかもな。
土肥とかIOPは、屋内じゃないけど、ふつーの深さのプール(やや深いか)で練習することが出来る。
深いところについては、専用のプールを設けているところと、そうではなく、ダイビングプールの一部が深くなっているところがある。
先日行った、都立大のセントラルのプールは、浅いところが狭く、その点では講習には工夫が必要だと感じた。
初心者の講習では、深いところの広さはあまり重要ではないが、中性浮力を保って多少泳ぎまわれれば言うことはない。
國富も、EVISも、その点では全く問題ない。
セントラルは、やや狭い感じだが、必要最小限の広さはある。
バックキックの練習にも使えるし、初心者の講習には十分だろう。
流れや波の影響なく、水中危険生物は他のダイバーだけ(これが、最大の問題なんだがな)という、講習に集中できる環境で、最大限の効果を発揮できればいい。
それにつけても、國富のプールに下がっているさがり綱(潜降索)は印象的だ。
途中に、てきとーに(?)結び目が付けてあって、一応の目印にはなる。
CCRで何十回となく潜った伊豆の某ダイビングプールは、ふつーのスイミングプールで浅場の練習をしてから、ダイビング専用の深いプールに移って講習するというタイプだった。
浅いところでゼロビジとか、呼吸を止めての遊泳とか、中性浮力とかを叩き込まれた記憶がある。
今考えると、イントラも、ずいぶんキビシー教え方をしていたと思うけど、とにかく付いていくしかなかったからな。
CCRで、水深1.2mのプールで泳ぐって、ごーもんですよ・・・。
まあいい。
今日、國富の浅いところをオープンサーキットで泳ぎながら、9年前のことを思い出していた。
もちろん、初心者の講習で、そんな浅いところを中性浮力とって泳がせるということはない。
また、他の講習をやっている傍らを、泳ぎまくるというのは大ヒンシュクだ。
そういうトレーニングは、天地が狭いところに入っていきたがる一部ヘンタイダイバーとか、とにかく中性浮力だけはものにしたいとか、トリムに拘りたいとか、フィンワークを極めたいという方向けの特殊な練習になる。
それでも、浅いプールでスクーバで泳げるというのは、あまり経験がない。
初心者講習では、水面でインストラクターがしゃべっているのを聞くとか、水中にしゃがみこんでスキルを練習するとか、そういうやつだ。
そのすぐそばを、バックキックしながら他のダイバーが泳いでたりしたら、実際の海中より気が散るに違いない・・・。
まあ、どうでもいいんですが。
ダイビングの場合、浅いところはいろいろな点で鬼門だ。
ある意味では、水面こそが最もヤバいかもしれないけどな。
人間、深ければ、それなりに用心もするし、必要なスキルも身に付けようと努力するが、浅いところはどーにでもなると舐めてかかる。
安全停止が終わると、矢のように浮上するとか、そんなダイバーは、実際に見たことはないけど、自分でも、なんかほっとして、さっさとボートに上がりたいと焦ってしまう気持ちはある。
ダイビングプールで、浅いところで泳ぐ機会があれば、それは有効なトレーニングになるのではないか。
安定した呼吸、適正な浮力、トリム、フィンワーク。
もちろん、深いプールの浅いところでの練習もアリだな。
CCRの練習では、3m、2m、1mと、徐々に水深を上げながら泳いだりもした。
ヘンタイだ・・・。
ウエイトのバランスが適正なら、オープンサーキットでは、バックマウントのシングルタンク(メタリコンスチール8または10リッター)で、トリムを取って泳ぐことは可能だ。
浅いところでたっぷりと練習した後に、深いところへ少し行ってみる。
てき面にトリムが崩れる・・・。
ったくもう・・・。
ダイビングプールについては、機会があればまた書く。
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