ダイビングプール雑感 ― 2017年06月22日 22:56
ダイビングプール雑感
Cカードを取るための講習に使うのがメインだからな。
あるいは、しばらくダイビングから遠ざかっていたダイバーが、スキルを思い出したりするのに活用するということもあるのかもしれない。
浮沈子のように、ぷかぷかするだけが目的で潜るというのは、やや(相当?)例外的だ。
ああ、もちろん、漫然と潜っているわけではなく、安定した呼吸の維持、中性浮力、トリム、フィンワークなど、取り組むべき課題をこなしている。
海洋の浅いところでもいいんだが、サカナとかじゃまが入ると集中できないしな。
で、このところ、いくつかのダイビングプールを体験して、あることに気づいたので書いておく。
初心者の講習用として設計するなら、浅いところを十分に作っておいた方が使い勝手がいい。
なにしろ、水中で呼吸するという異次元の体験を生まれて初めてするわけだからな。
そこで、レギュレーターリカバリーとか、マスク脱着などのサバイバルスキルを練習する。
水中で、器材がどんだけややっこしくなるかというのも体験する。
メタリコン塗装のスチールタンクでは、もののみごとに裏返しのしりもち状態になる。
そんな水中でのままならない体の使い方や、器材の特性を十分に体験できるというのが浅場のメリットで、最低でも5人、できれば10人くらいが一度に講習できるのが理想だ。
名古屋のEVIS本店のプールは、50人くらいでも講習できるほどの広い浅場があって、かんどーした。
今日行った市川の國富も、2つに分かれているが、40人連れてきても何とかなるだろう(指導者と生徒の人数比とは別の話です。念のため)。
もっとも、プールサイドが片側にしかないので、そっちが手狭になるかもな。
土肥とかIOPは、屋内じゃないけど、ふつーの深さのプール(やや深いか)で練習することが出来る。
深いところについては、専用のプールを設けているところと、そうではなく、ダイビングプールの一部が深くなっているところがある。
先日行った、都立大のセントラルのプールは、浅いところが狭く、その点では講習には工夫が必要だと感じた。
初心者の講習では、深いところの広さはあまり重要ではないが、中性浮力を保って多少泳ぎまわれれば言うことはない。
國富も、EVISも、その点では全く問題ない。
セントラルは、やや狭い感じだが、必要最小限の広さはある。
バックキックの練習にも使えるし、初心者の講習には十分だろう。
流れや波の影響なく、水中危険生物は他のダイバーだけ(これが、最大の問題なんだがな)という、講習に集中できる環境で、最大限の効果を発揮できればいい。
それにつけても、國富のプールに下がっているさがり綱(潜降索)は印象的だ。
途中に、てきとーに(?)結び目が付けてあって、一応の目印にはなる。
CCRで何十回となく潜った伊豆の某ダイビングプールは、ふつーのスイミングプールで浅場の練習をしてから、ダイビング専用の深いプールに移って講習するというタイプだった。
浅いところでゼロビジとか、呼吸を止めての遊泳とか、中性浮力とかを叩き込まれた記憶がある。
今考えると、イントラも、ずいぶんキビシー教え方をしていたと思うけど、とにかく付いていくしかなかったからな。
CCRで、水深1.2mのプールで泳ぐって、ごーもんですよ・・・。
まあいい。
今日、國富の浅いところをオープンサーキットで泳ぎながら、9年前のことを思い出していた。
もちろん、初心者の講習で、そんな浅いところを中性浮力とって泳がせるということはない。
また、他の講習をやっている傍らを、泳ぎまくるというのは大ヒンシュクだ。
そういうトレーニングは、天地が狭いところに入っていきたがる一部ヘンタイダイバーとか、とにかく中性浮力だけはものにしたいとか、トリムに拘りたいとか、フィンワークを極めたいという方向けの特殊な練習になる。
それでも、浅いプールでスクーバで泳げるというのは、あまり経験がない。
初心者講習では、水面でインストラクターがしゃべっているのを聞くとか、水中にしゃがみこんでスキルを練習するとか、そういうやつだ。
そのすぐそばを、バックキックしながら他のダイバーが泳いでたりしたら、実際の海中より気が散るに違いない・・・。
まあ、どうでもいいんですが。
ダイビングの場合、浅いところはいろいろな点で鬼門だ。
ある意味では、水面こそが最もヤバいかもしれないけどな。
人間、深ければ、それなりに用心もするし、必要なスキルも身に付けようと努力するが、浅いところはどーにでもなると舐めてかかる。
安全停止が終わると、矢のように浮上するとか、そんなダイバーは、実際に見たことはないけど、自分でも、なんかほっとして、さっさとボートに上がりたいと焦ってしまう気持ちはある。
ダイビングプールで、浅いところで泳ぐ機会があれば、それは有効なトレーニングになるのではないか。
安定した呼吸、適正な浮力、トリム、フィンワーク。
もちろん、深いプールの浅いところでの練習もアリだな。
CCRの練習では、3m、2m、1mと、徐々に水深を上げながら泳いだりもした。
ヘンタイだ・・・。
ウエイトのバランスが適正なら、オープンサーキットでは、バックマウントのシングルタンク(メタリコンスチール8または10リッター)で、トリムを取って泳ぐことは可能だ。
浅いところでたっぷりと練習した後に、深いところへ少し行ってみる。
てき面にトリムが崩れる・・・。
ったくもう・・・。
ダイビングプールについては、機会があればまた書く。
Cカードを取るための講習に使うのがメインだからな。
あるいは、しばらくダイビングから遠ざかっていたダイバーが、スキルを思い出したりするのに活用するということもあるのかもしれない。
浮沈子のように、ぷかぷかするだけが目的で潜るというのは、やや(相当?)例外的だ。
ああ、もちろん、漫然と潜っているわけではなく、安定した呼吸の維持、中性浮力、トリム、フィンワークなど、取り組むべき課題をこなしている。
海洋の浅いところでもいいんだが、サカナとかじゃまが入ると集中できないしな。
で、このところ、いくつかのダイビングプールを体験して、あることに気づいたので書いておく。
初心者の講習用として設計するなら、浅いところを十分に作っておいた方が使い勝手がいい。
なにしろ、水中で呼吸するという異次元の体験を生まれて初めてするわけだからな。
そこで、レギュレーターリカバリーとか、マスク脱着などのサバイバルスキルを練習する。
水中で、器材がどんだけややっこしくなるかというのも体験する。
メタリコン塗装のスチールタンクでは、もののみごとに裏返しのしりもち状態になる。
そんな水中でのままならない体の使い方や、器材の特性を十分に体験できるというのが浅場のメリットで、最低でも5人、できれば10人くらいが一度に講習できるのが理想だ。
名古屋のEVIS本店のプールは、50人くらいでも講習できるほどの広い浅場があって、かんどーした。
今日行った市川の國富も、2つに分かれているが、40人連れてきても何とかなるだろう(指導者と生徒の人数比とは別の話です。念のため)。
もっとも、プールサイドが片側にしかないので、そっちが手狭になるかもな。
土肥とかIOPは、屋内じゃないけど、ふつーの深さのプール(やや深いか)で練習することが出来る。
深いところについては、専用のプールを設けているところと、そうではなく、ダイビングプールの一部が深くなっているところがある。
先日行った、都立大のセントラルのプールは、浅いところが狭く、その点では講習には工夫が必要だと感じた。
初心者の講習では、深いところの広さはあまり重要ではないが、中性浮力を保って多少泳ぎまわれれば言うことはない。
國富も、EVISも、その点では全く問題ない。
セントラルは、やや狭い感じだが、必要最小限の広さはある。
バックキックの練習にも使えるし、初心者の講習には十分だろう。
流れや波の影響なく、水中危険生物は他のダイバーだけ(これが、最大の問題なんだがな)という、講習に集中できる環境で、最大限の効果を発揮できればいい。
それにつけても、國富のプールに下がっているさがり綱(潜降索)は印象的だ。
途中に、てきとーに(?)結び目が付けてあって、一応の目印にはなる。
CCRで何十回となく潜った伊豆の某ダイビングプールは、ふつーのスイミングプールで浅場の練習をしてから、ダイビング専用の深いプールに移って講習するというタイプだった。
浅いところでゼロビジとか、呼吸を止めての遊泳とか、中性浮力とかを叩き込まれた記憶がある。
今考えると、イントラも、ずいぶんキビシー教え方をしていたと思うけど、とにかく付いていくしかなかったからな。
CCRで、水深1.2mのプールで泳ぐって、ごーもんですよ・・・。
まあいい。
今日、國富の浅いところをオープンサーキットで泳ぎながら、9年前のことを思い出していた。
もちろん、初心者の講習で、そんな浅いところを中性浮力とって泳がせるということはない。
また、他の講習をやっている傍らを、泳ぎまくるというのは大ヒンシュクだ。
そういうトレーニングは、天地が狭いところに入っていきたがる一部ヘンタイダイバーとか、とにかく中性浮力だけはものにしたいとか、トリムに拘りたいとか、フィンワークを極めたいという方向けの特殊な練習になる。
それでも、浅いプールでスクーバで泳げるというのは、あまり経験がない。
初心者講習では、水面でインストラクターがしゃべっているのを聞くとか、水中にしゃがみこんでスキルを練習するとか、そういうやつだ。
そのすぐそばを、バックキックしながら他のダイバーが泳いでたりしたら、実際の海中より気が散るに違いない・・・。
まあ、どうでもいいんですが。
ダイビングの場合、浅いところはいろいろな点で鬼門だ。
ある意味では、水面こそが最もヤバいかもしれないけどな。
人間、深ければ、それなりに用心もするし、必要なスキルも身に付けようと努力するが、浅いところはどーにでもなると舐めてかかる。
安全停止が終わると、矢のように浮上するとか、そんなダイバーは、実際に見たことはないけど、自分でも、なんかほっとして、さっさとボートに上がりたいと焦ってしまう気持ちはある。
ダイビングプールで、浅いところで泳ぐ機会があれば、それは有効なトレーニングになるのではないか。
安定した呼吸、適正な浮力、トリム、フィンワーク。
もちろん、深いプールの浅いところでの練習もアリだな。
CCRの練習では、3m、2m、1mと、徐々に水深を上げながら泳いだりもした。
ヘンタイだ・・・。
ウエイトのバランスが適正なら、オープンサーキットでは、バックマウントのシングルタンク(メタリコンスチール8または10リッター)で、トリムを取って泳ぐことは可能だ。
浅いところでたっぷりと練習した後に、深いところへ少し行ってみる。
てき面にトリムが崩れる・・・。
ったくもう・・・。
ダイビングプールについては、機会があればまた書く。
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