浮力体 ― 2017年06月23日 12:36
浮力体
市川の國富のプールで潜った話は既に書いた。
昨日潜り終わってから、水面で器材を脱ぐ練習をする。
なにしろ、ふつーのBCって、慣れてないんで・・・。
何事も練習が肝心だな。
メタリコン8リッターでは、残圧60といえどもBCに相当入れないと水面では沈む。
つーことは、2kgのウエイトを付けている浮沈子の身体は、水面では浮いていることになる。
水深が深いところでは、BCに給気しているので、あるいは身体が沈み、BC・タンク系で浮かせているのかもしれない。
とにかく、淡水の水面では、浮こうとする身体を上から押さえつけて沈めていたということになる。
海水のアルミタンクでどうなるかは分からないな。
ウエイト8ポンドでは、BC脱いだら沈みそうだしな(浮いてたりして!)。
ロタでは、サイドマウントで潜っていたので、BCは水中では脱がない。
タオ島では、初めての体験をすることになる。
沈む器材に浮く身体という関係は、インスピでも同じだった。
重い器材に上から押さえつけられて潜る。
久々に、その感覚を確認した。
もちろん、インスピだって、水深が深くなればBCに給気してプラス浮力になっているんだろう。
純正のスチールタンクでしか潜っていないので、アルミにしてどうかというのは分からない。
アルミタンクの耐圧検査が終わったら、ちょっと試してみようか。
さっき書いたしんかい12000の引用記事の中にも、浮力体の話が出てくる。
(3 実現に向けて始動! 最大の課題は「ガラス球」)
http://news.mynavi.jp/series/shinkai12000/003/
「―浮力材を積んで浮かせるという6Kのシステムの考え方は変わりませんか?」
「磯崎:基本的に同じです。ただガラスは軽いので、浮力材が少なくてすみます。浮力材が少なくてすめば全体がコンパクトになりますね。」
この浮力材というのは、微小ガラス球を樹脂で固めたもので、ハイテク技術の塊だ。
(「しんかい6500 」用浮力 材の開発 について:追加)
http://www.godac.jamstec.go.jp/catalog/data/doc_catalog/media/shiken23_05.pdf
深度によって浮力が変わることはない。
しんかいなどの探査艇はバラストを積んでいて、それを投棄して浮上する。
ウエイト捨ててきちゃうわけだな。
1000m位までの浅い(!)深度の探査艇は、違う仕掛けかも知れない。
浮沈子の記憶が確かならば、バラストの投棄は、電源オフで行うようになっているはずだ。
つまり、何かの不具合があって、電力が失われた場合は、自動的におもりを捨てて浮上することになる。
ダイバーも、緊急時にウエイトを投棄する練習をするんだが、こっちは環境圧だからな。
そのまま吹き上げられれば、ひとたまりもない。
浮力のコントロールは、ウエイトとのセットで考えなければならない。
そこに、深度による変化と、動的制御が加わる。
消費されたガスの分、軽くなるというのもあるしな。
探査艇のようなのは、循環型の呼吸システムを積んでいると思われる。
つまり、リブリーザーの呼吸回路の中にいるようなもんだ。
二酸化炭素を除去するためのソーダライムも積んでいるんだろう(未確認)。
記事の中では、酸素タンクを外部に出すような設計を模索しているようだが、人数が増えて長時間の潜水では、循環させているとはいえ、純粋な消費量もバカにはならないだろう。
周りには溶存酸素や、水素と結合した酸素(つまり、水)はたくさんあるんだがな。
それらを利用するには、現状では莫大なエネルギーが必要だ。
未来の潜水艇は、その辺りも何とかするに違いない。
まあ、どうでもいいんですが。
水中に浮かび続けるためには、浮力の調節が欠かせない。
それは、浮力体の構造にもよるが、深度によって変わっていく。
その他にも、考慮すべき事柄があり、トータルの重量とバランスも重要だ。
潜水艇では、おそらくグラム単位で管理しているだろう。
トリムの調整とか、どーしてるんだろうか?。
いつか、調べてみなくてはいけないな・・・。
市川の國富のプールで潜った話は既に書いた。
昨日潜り終わってから、水面で器材を脱ぐ練習をする。
なにしろ、ふつーのBCって、慣れてないんで・・・。
何事も練習が肝心だな。
メタリコン8リッターでは、残圧60といえどもBCに相当入れないと水面では沈む。
つーことは、2kgのウエイトを付けている浮沈子の身体は、水面では浮いていることになる。
水深が深いところでは、BCに給気しているので、あるいは身体が沈み、BC・タンク系で浮かせているのかもしれない。
とにかく、淡水の水面では、浮こうとする身体を上から押さえつけて沈めていたということになる。
海水のアルミタンクでどうなるかは分からないな。
ウエイト8ポンドでは、BC脱いだら沈みそうだしな(浮いてたりして!)。
ロタでは、サイドマウントで潜っていたので、BCは水中では脱がない。
タオ島では、初めての体験をすることになる。
沈む器材に浮く身体という関係は、インスピでも同じだった。
重い器材に上から押さえつけられて潜る。
久々に、その感覚を確認した。
もちろん、インスピだって、水深が深くなればBCに給気してプラス浮力になっているんだろう。
純正のスチールタンクでしか潜っていないので、アルミにしてどうかというのは分からない。
アルミタンクの耐圧検査が終わったら、ちょっと試してみようか。
さっき書いたしんかい12000の引用記事の中にも、浮力体の話が出てくる。
(3 実現に向けて始動! 最大の課題は「ガラス球」)
http://news.mynavi.jp/series/shinkai12000/003/
「―浮力材を積んで浮かせるという6Kのシステムの考え方は変わりませんか?」
「磯崎:基本的に同じです。ただガラスは軽いので、浮力材が少なくてすみます。浮力材が少なくてすめば全体がコンパクトになりますね。」
この浮力材というのは、微小ガラス球を樹脂で固めたもので、ハイテク技術の塊だ。
(「しんかい6500 」用浮力 材の開発 について:追加)
http://www.godac.jamstec.go.jp/catalog/data/doc_catalog/media/shiken23_05.pdf
深度によって浮力が変わることはない。
しんかいなどの探査艇はバラストを積んでいて、それを投棄して浮上する。
ウエイト捨ててきちゃうわけだな。
1000m位までの浅い(!)深度の探査艇は、違う仕掛けかも知れない。
浮沈子の記憶が確かならば、バラストの投棄は、電源オフで行うようになっているはずだ。
つまり、何かの不具合があって、電力が失われた場合は、自動的におもりを捨てて浮上することになる。
ダイバーも、緊急時にウエイトを投棄する練習をするんだが、こっちは環境圧だからな。
そのまま吹き上げられれば、ひとたまりもない。
浮力のコントロールは、ウエイトとのセットで考えなければならない。
そこに、深度による変化と、動的制御が加わる。
消費されたガスの分、軽くなるというのもあるしな。
探査艇のようなのは、循環型の呼吸システムを積んでいると思われる。
つまり、リブリーザーの呼吸回路の中にいるようなもんだ。
二酸化炭素を除去するためのソーダライムも積んでいるんだろう(未確認)。
記事の中では、酸素タンクを外部に出すような設計を模索しているようだが、人数が増えて長時間の潜水では、循環させているとはいえ、純粋な消費量もバカにはならないだろう。
周りには溶存酸素や、水素と結合した酸素(つまり、水)はたくさんあるんだがな。
それらを利用するには、現状では莫大なエネルギーが必要だ。
未来の潜水艇は、その辺りも何とかするに違いない。
まあ、どうでもいいんですが。
水中に浮かび続けるためには、浮力の調節が欠かせない。
それは、浮力体の構造にもよるが、深度によって変わっていく。
その他にも、考慮すべき事柄があり、トータルの重量とバランスも重要だ。
潜水艇では、おそらくグラム単位で管理しているだろう。
トリムの調整とか、どーしてるんだろうか?。
いつか、調べてみなくてはいけないな・・・。
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