エボラ終息2017年07月05日 07:31

エボラ終息


コンゴ民主共和国(DRC)でのエボラが終息した。

(WHO declares an end to the Ebola outbreak in the Democratic Republic of the Congo)
http://www.afro.who.int/en/media-centre/pressreleases/item/9744-who-declares-an-end-to-the-ebola-outbreak-in-the-democratic-republic-of-the-congo.html

疑い症例を含めて、結局8人の感染に対して4人が死亡した。

4月に発生(報告は5月)してから3か月での終息は、まあ、順当なところだろう。

記事に添付されているビデオを見ると、その理由が良く分かる。

天然のジャングルに隔離された閉鎖地域だからな。

物資の輸送は陸上からは困難を極め、ヘリコプターによる空輸が行われたようだ。

「この流行が終わると、DRCは早期に調整し効率的な方法で対応すれば、非常に致命的なエボラウイルスを制御できることを世界に再び証明した」(自動翻訳のまま)

ふつーは、こういうことなんだろうな。

エボラウイルス自体は、やはり致死性の高い危険なウイルスであることに変わりはない。

極めて稀に、自然宿主からヒトへの感染を起こすが、ヒトーヒト感染によって広がる。

人畜共通感染症なのだが、自然宿主は、普段、ヒトと接触している家畜やペットではないので、問題になるのはヒトの方だけ。

だから、ヒトからの感染を防ぐことが出来れば、早期に終息に導くことが可能だ。

2014年の西アフリカの状況は、それに失敗した極端な事例だな。

十分な隔離が行われ、早期の対応が取られたことが今回の結果に繋がった。

感染初期の過剰な対応(十分な程度ではダメだろう)が重要だ。

WHOは、総力を挙げて取り組み、成功を収めた。

つーか、あれだな、この程度の規模がちょうどいいのだ。

そして、いつもうまくいくとは限らない。

一定規模以上になった時の対応については、現在でも十分とは言えないだろう。

「国連大学医学部のOly Ilunga Kalenga博士は、DRCでのエボラの発生が終わったと発表した。」

「私たちは今、私たちがBasellele地域の保健システムの強化に全力を注ぐことを薦めます。発生。保健システムを強化しなければ、効果的な監視は不可能です」(自動翻訳のまま)

保健とか医療というのは、社会にとっては、一見ネガティブな出費だ。

何事もなければ、どぶに金を捨てることになる。

その金は、帳簿上の利益を生むこともなければ、資産を形成することもない。

しかし、人類は長い歴史の中で、一定程度の医療支出が、結果的には社会のダメージを減殺して、トータルでの損失を減らせることを学んできた。

残念ながら、エボラに適用されるワクチンや特効薬はない(開発中のワクチンは、使用されなかったようだ:未確認)。

それでも、感染を抑えることは可能なわけだ。

DRGはこれで8回目の感染を乗り切ったことになる。

やれやれ・・・。

のど元過ぎれば熱さを忘れる。

天災は忘れたころにやって来る。

人間が自然の中で生きる自然の一部である以上、感染症のみならず、様々な出来事が起こるのは避けようがない。

当事者一人一人にとっては、例え1人の犠牲者であっても、かけがえのない命を奪われることになる。

家族にとっても大変な痛手となる。

それを、社会全体で支えていくことも重要だ。

人間は、社会性の高い動物だからな。

しかし、その社会性が、常に麗しく働くとは限らないところが問題だろう。

ミサイルぶっ放したりすることも、その好例かもしれない。

浮沈子は、ドナルドトランプにあまり肯定的なイメージは持っていないんだが、昨日のメッセージには同感だな。

(North Korea has just launched another missile. Does this guy have anything better to do with his life? Hard to believe that South Korea.....)
https://twitter.com/realDonaldTrump/status/882061157900718081?ref_src=twsrc%5Etfw&ref_url=https%3A%2F%2Fwww.cnn.co.jp%2Fworld%2F35103725-2.html

「他にやることはないのか」

まあな、水爆の開発もあるけどな・・・。

デスビ交換2017年07月05日 19:39

デスビ交換
デスビ交換


ちっと乗りたくなって、500Eのエンジンを掛ける。

台風の後だしな。

例のデスビの湿気でエンジンがばらつく症状が出るんじゃないかと、ドキドキしながらキーをひねる。

何ともない。

あっさりと掛かって、あっけなくゆるゆると回る5リッターV8エンジン・・・。

給油をして(燃費最悪:6.6km)、さてスタンドから走り出したとたんに、ガクガクし出した。

ホントにハイオク入れたのかあ?。

なんと127円と、最近にしては激安な価格も気になる。

まあいい。

暫く走れば直るだろうと、環七から246へ。

エアコンを入れていると、エンジンに負荷がかかって良くないかもしれないので、エアコン切って、窓という窓全開(トーゼンサンルーフも全開)で走るが、やや混み始めた246で全開は辛いところだ。

で、仕方なく、エアコンを入れて走り出す。

環八までもう少しという下り坂のところで、ようやく直った。

やれやれ・・・。

で、そのまま、何の予約もなく、J-AUTOに乗り付ける。

金川さんには、腹出ましたねえ(とは、直接言わなかったが)とボディブローを食らいつつ、デスビの交換を決定(お腹がマッチョになったとかなんとか:意味不明)。

待っていれば直ぐ出来るというので、お待ちすることに。

6万5千9百1円の大出費だが、これでエンジン掛ける度にドキドキしなくて済むわけで、身体にも精神衛生上も、もちろん、エンジンにもよろしい。

取り外したデスビキャップを触らせてもらったが、しっかりと結露している。

もっと早く替えておけばよかった・・・。

待っている間に、夕立が来て、帰りは小雨状態だが、精神的なストレスは全くない。

もちろん、交換したデスビでも、症状が出ることは皆無とは言えないようだ(ホームページの口上では、現象は出ないと書いてあります:不良品が混じってることがあるためかあ?)。

まあ、替えたばかりだし、暫く乗って、何か報告すべきことがあればまた書く。

今回は、ヘッドライトの光軸調整用バキュームホースが外れていたことも発見してもらって、繋いでいただいた。

なんか、得した気分・・・。

(全てのW124 500E・E500に!BERU デストリビュータ キャップ+ローター+純正Oリング セット:なんつー長い商品名だ!)
http://car.webplus.ne.jp/Parts_detail.asp?Id=8504&S_Id=269

口上も長いが、引用する。

「世界中で話題となっておりました、W124 500E・E500のM119エンジン用の、純正及びBOSCH-OEMのディストリビュータキャップ・ローター使用によるアイドリング不調やエンジン不調などの問題を解決してくれたのが、こちらのドイツBERU社製デスビセット(純正Oリング付)です。」

「BOSCH-OEM品は2012年頃以降、メルセデスベンツ純正品では、2015年初頭以降に供給されたデストリビュータキャップ・ローター(共にスペイン製)をお使いの方は、こちらの部品へのお取換えをお薦め致します。」

「これらのスペイン製のデスビキャップ・ローターには、それ以前には施されていた艶の有るコーティングが省かれ、内部の樹脂部分に湿気を吸い込み、溜めこんでしまい、それがエンジンの温まって来たタイミングでキャップ内に霧状になりながら揮発し、猛烈なエンジン不調を引起こしてしまいます。」

「デスビ不調のままお車をお使い頂くと、イグニッションコイルやスパークプラグ、プラグコードの劣化を極端に早め、高価なEZLイグナイターの故障まで誘発される恐れがございますので是非、御注意頂きたい部品です。」

(中略)

「しかし、このBERU社製を扱いだしてからは、2014年までのメルセデス・ベンツ純正品同様、全く問題はございません。」

「(((誠に恐縮ですが、こちらの商品につきましては、メーカーの製品不良検査はやや甘い様で不良品が稀に混入しているケースがございました為、通販不可、弊社へ御来店の上での御取換のみの対応とさせて頂きます。)))」

今年の夏が、気分良く過ごせますように・・・。

恐ろしいカフェイン中毒2017年07月05日 20:52

恐ろしいカフェイン中毒


ちょっと怖くなった。

(カフェインは我々に翼を授けてくれるのか、それとも翼をもぎ取るのか)
https://www.buzzfeed.com/jp/toshihikomatsumoto/caffeine?utm_term=.fa8qPWA9L#.ryxLmZPey

「2011~2015年度に全国38か所の救急医療機関に搬送されたカフェイン中毒患者は101人にのぼり、そのうち7人が心停止となり、3人が死亡したという。」

まあ、何事も、過ぎたるはなんとやらだからな。

気軽に読み始めた浮沈子の顔が、みるみる青ざめ、こわばっていく(って、自分で見てたわけじゃないが、背筋がぞっとしたことは確かだ)。

「わが国最高の頭脳を持つ若者たちは、大量のカフェインを摂取しながら、新たな知の領域に挑戦しているのか」

「カフェインは、「神経細胞の興奮を抑えている回路の働きを抑える」という、実にまわりくどいメカニズムで神経細胞を興奮させる」

この後に描かれている、記事の著者の体験は、まさに薬物中毒(依存症)に陥る典型的なパターンだ。

著者自身が、薬物依存研究のプロ中のプロということもあり、浮沈子の体験に照らしても、ものすごい説得力であるな。

「奇跡はその1回だけだった。それでも毎回、奇跡を信じて飲み続けたが、奇跡や魔法はついぞ起こらなかった。それどころか、しばらくすると困った事態に直面した。エナジードリンクをくりかえし飲むうちに、いつしか、「これは、ここ一番の踏ん張りが必要だな」と判断する機会が増えてしまったのだ。」

「当初感じた効果が弱まったように感じられ、その分を量や頻度で補おうとして、無意識のうちに、何かにつけてエナジードリンクを飲む口実を作るようになっていた」

「人は誰でも生産的かつ効率的な人間でありたいと望んでいる。しかし、現実には厳しい。大半の人は自身のパフォーマンスに失望する運命にあり、我々は不全感を抱えながら生涯を送ることを余儀なくされている。」

著者が言うように、必要なのは休養なのだ。

「本来は休むことが必要な人ほど、自身のパフォーマンスに不満を抱き、疲弊しきった心身に栄養ドリンクやエナジードリンクで鞭打っている」

著者自身は、過剰なカフェイン摂取から遠ざかることが出来ているようだが、浮沈子が見るに、依存は継続している。

「カフェイン摂取そのものをやめたわけではない。現在も、毎朝必ずコーヒーを2~3杯は飲まないと一日が始まらないと思い込んでいる節がある。」

「カフェインは現代人の生活には欠かせないものだ。適量のカフェインは頭をすっきりさせ、仕事の意欲を奮い立たせてくれる。」

「くりかえすが、大切なのはカフェインとのよい関係だ。」

この研究者は、間違いなくフラッシュバックする。

運が良ければ、その前に寿命が来るだけだろう。

依存に陥る薬物である以上、推奨したり適度な服用を勧めるなどということは有り得ない。

まずはキッパリと断薬すべきだ。

浮沈子はえらそーに書いているが、同じような依存に苦しんでいる。

コーヒー止められない。

さすがに、以前のように1日10杯とかは飲まなくなったが、5杯以上は絶対飲む。

今日は、既に6杯飲んでいる(J-AUTOで、お替りしたしな)。

昨年、ダイエットに失敗してリバウンドしたのも、勢いに乗ってコーヒー断ちに挑戦したからかもしれない。

コーヒーが切れるとどうなるかは分かっている。

まさに、この記事に書かれたとおりだ・・・。

「しかし、奇跡はその1回だけだった。それでも毎回、奇跡を信じて飲み続けたが、奇跡や魔法はついぞ起こらなかった。」

「困ったことに、カフェインの効果が切れた後のつらさが、強く感じられるようになったのだ。それは、身体が鉛のように重く、虚脱感に襲われて何ごともひどく億劫に感じられ、厭世的な気分がドス黒い凝固物となって脳の奥を占拠しているーーそんな感覚だった。」

「その感覚は、エナジードリンクを飲むたびに悪化し、虚脱状態からの回復に要する時間も次第に伸びていった。」

「最終的には、カフェインの効果で多少とも仕事がはかどっている時間よりも、効果が切れて無気力になっている時間の方が長くなり、どう考えても効率が悪いという状態に陥った。」

「過労やうつ病のせいで、「思うように身体が動かない、働けない」と悩む人たちが、大量のカフェインを常用しながらもがきのたうち回るうちに自らの命を縮めてしまう」

おお、こわっ!。

それでも、カフェインと、上手に付き合わなければならないんだろうか?。

人間の脳は正直だ。

一度覚えた甘美な効果を、忘れることなど決してない。

一時的に、何か別のことに関心が移っていても、深い心理の奥底では、絶え間なく薬物に酔う快楽を求めているのだ。

「死亡事例の多くは5~10gのカフェインを摂取しているが、1日1gのカフェイン摂取でも、不整脈やけいれんなどの中毒症状を起こす危険が著しく高まる。カフェインの摂取量は1日400~500mgまでにとどめることが必要だ。」

浮沈子は、薬物生理に詳しくないので分からないが、カフェインに耐性がある人ほど、危険なのかもしれない。

アルコール依存症になる人は、お酒に強い人が多いからな(未調査)。

アルコールを解毒できない人は、そもそもアルコール依存にはなりようがない。

「人によっては、200mg程度のカフェインでも不安感が高まったり、パニック発作が生じたりすることもある。」

精神病で薬物治療中の方や禁煙直後の方、アルコールとの併用も要注意とある。

「同じ体内に摂取するにしても、コーヒー10杯やエナジードリンク10本に比べると、カフェイン錠10錠はあまりにも簡単だ。」

浮沈子にとっては、エナジードリンク10杯より、コーヒー10杯の方が、遥かに簡単だ(レッドブル飲んだことありますが、不味かった記憶があります)。

まあ、どうでもいいんですが。

「くれぐれも飲みすぎには注意してほしい。」

そういうレベルの問題ではないような気がするんだがな。

れっきとした薬物依存で、完全に治療対象の疾病だろう。

ご本人がフラッシュバックして逝っちまう前に、その辺りを解明してもらいたいもんだな・・・。