究極の与太話 ― 2017年07月11日 18:10
究極の与太話
命懸けの探検や、スリルを求める冒険なら、まあ、構わない。
我々が住む地球が、100年後に消えてなくなるというなら、一刻を争う話だ。
そう、火星移民の話。
そもそも、ラプターエンジンの仕組みから読み始めた。
(これが惑星移民船のエンジンだ - スペースX、新型エンジンの燃焼試験を実施)
http://news.mynavi.jp/articles/2016/09/27/spacex_raptor/
スペースXの打ち上げが、1か月ほどストップしているので、その間にいろいろ調べておこうと思って読み始めた。
フル・フロウ二段燃焼サイクルという、ややっこしい仕掛けのエンジンについても勉強できた。
「ラプターが実用化されれば、世界で初めてフル・フロウ二段燃焼サイクルのエンジンが宇宙へ飛ぶことになり、宇宙開発史に大きな1ページを刻むことになろう。しかし、多くの人は過去よりも未来の話、つまりラプターを使ったMCTやロケットがどのような機体になるのかが気になるところだろう。」
「マスク氏は「MCTは火星以外へも行けるため、別の名前が必要だ」と語っており、この名前は変わるかもしれない。」
もちろん、我々は、既に「惑星間輸送システム」(ITS, Interplanetary Transport System)と名付けられたことを知っている。
「はたしてMCTはどんな宇宙船なのか、そして私たちが生きているあいだに火星へ行ける時代は来るのかと、やきもきする毎日はまもなく終わり、実現の日を指折り数える毎日がやってくるだろう。」
で、当然、その記事にも目を通したわけだな。
(私たちが火星人になる日 - イーロン・マスクの火星移民構想は実現するか
1 マスク氏の真の目的だった火星移民と「百万年ピクニック」)
http://news.mynavi.jp/series/spacex_interplanetary/001/
(私たちが火星人になる日 - イーロン・マスクの火星移民構想は実現するか
2 火星移民を実現させるための、4つの冴えたやりかた)
http://news.mynavi.jp/series/spacex_interplanetary/002/
(私たちが火星人になる日 - イーロン・マスクの火星移民構想は実現するか
3 最新技術で造られた現代の"ノアの方舟")
http://news.mynavi.jp/series/spacex_interplanetary/003/
(私たちが火星人になる日 - イーロン・マスクの火星移民構想は実現するか
4 昨日の夢は今日の希望となり、そして明日の現実となる)
http://news.mynavi.jp/series/spacex_interplanetary/004/
べらぼうめ!。
そんなに行きたきゃ、とっとと行っちまえ!。
「「ロケットの父」とも呼ばれるロバート・ハッチングズ・ゴダード(1882~1945)は、1920年代に月世界旅行を目指して、世界初の液体燃料ロケットを開発した。当時は誰もが不可能と考え、嘲笑されたものの、その約50年後の1969年に人類は月に降り立った。」
間違えてはいけない。
ゴダードの夢見た月世界旅行など、100年経った現在でも実現などされていない。
20人ほどの訓練された宇宙飛行士が、短期間降り立っただけだ。
もちろん、それは意義深いことだが、旅行じゃない。
探検や冒険の類だ。
人類は、月への進出よりも、地球上での戦争を選択した。
そう、月の土地には、争う程の価値はないのだ。
夢は潰れ、希望は消えて、撤退という現実だけが残った。
その砂(レゴリス?)を噛むような結果を受け入れたうえで、火星に行こうというなら行くがいい。
しかし、移民というのは荒唐無稽な与太話だ。
詐欺・ペテンの類である。
今後100年の間に、人類の人口はピークを越えて減少に転じる。
100億人を超えることが出来るかどうかは別にして、その減少速度はとてつもなく速いだろう。
200年経ったら、おそらく、50億人を切るのではないか。
地球上の土地が、足りなくなるわけではない。
しかも、人口の減少は、そこで止まるわけではない。
10億人を切るところまで減り続けると言われている。
(200年後、世界の人口は半分になる!?)
https://wired.jp/2013/01/23/population/
「世界の人口は2200年には半分になるだろう。さらに、2300年には10億人をわずかに下回ると考えられている。」
もし、出生率の低下がこのまま進めばという、条件付きの話だがな。
この記事には、その先のことは書かれていない。
「もうひとつの可能性は、人類が消滅していくというものだ。」
10億人でも止まらないだろうと、浮沈子は見ている。
もう、火星移民とか言ってる場合かよ!?。
ということになるのではないのかあ?。
戦争や疫病、小惑星の衝突、環境の変化、破局噴火など、我々がこの地球上で遭遇する危機には事欠かない。
だからこそ、火星に移民すべきだというんだろうが、そこがパラダイスとは限らないからな。
人類が適応できるかどうか分からない重力(3分の1だそうです)、降り注ぐ紫外線や宇宙線。
ああ、隕石なんて、バンバン降って来るだろうしな。
そもそも、空気も水もない(100分の1の大気の殆どは二酸化炭素、水は少なくとも凍って地表にはない)。
地球の生態系を支えている太陽エネルギーは半分だし。
探査計画を推進している惑星科学者にとっては、確かにパラダイスだろうが、何も知らずに送り込まれる移民にとっては、地獄以外の何物でもない。
「今や火星移民構想は夢と希望のときを超え、現実へ向けた途上にある。」
麗しい話だな・・・。
命懸けの探検や、スリルを求める冒険なら、まあ、構わない。
我々が住む地球が、100年後に消えてなくなるというなら、一刻を争う話だ。
そう、火星移民の話。
そもそも、ラプターエンジンの仕組みから読み始めた。
(これが惑星移民船のエンジンだ - スペースX、新型エンジンの燃焼試験を実施)
http://news.mynavi.jp/articles/2016/09/27/spacex_raptor/
スペースXの打ち上げが、1か月ほどストップしているので、その間にいろいろ調べておこうと思って読み始めた。
フル・フロウ二段燃焼サイクルという、ややっこしい仕掛けのエンジンについても勉強できた。
「ラプターが実用化されれば、世界で初めてフル・フロウ二段燃焼サイクルのエンジンが宇宙へ飛ぶことになり、宇宙開発史に大きな1ページを刻むことになろう。しかし、多くの人は過去よりも未来の話、つまりラプターを使ったMCTやロケットがどのような機体になるのかが気になるところだろう。」
「マスク氏は「MCTは火星以外へも行けるため、別の名前が必要だ」と語っており、この名前は変わるかもしれない。」
もちろん、我々は、既に「惑星間輸送システム」(ITS, Interplanetary Transport System)と名付けられたことを知っている。
「はたしてMCTはどんな宇宙船なのか、そして私たちが生きているあいだに火星へ行ける時代は来るのかと、やきもきする毎日はまもなく終わり、実現の日を指折り数える毎日がやってくるだろう。」
で、当然、その記事にも目を通したわけだな。
(私たちが火星人になる日 - イーロン・マスクの火星移民構想は実現するか
1 マスク氏の真の目的だった火星移民と「百万年ピクニック」)
http://news.mynavi.jp/series/spacex_interplanetary/001/
(私たちが火星人になる日 - イーロン・マスクの火星移民構想は実現するか
2 火星移民を実現させるための、4つの冴えたやりかた)
http://news.mynavi.jp/series/spacex_interplanetary/002/
(私たちが火星人になる日 - イーロン・マスクの火星移民構想は実現するか
3 最新技術で造られた現代の"ノアの方舟")
http://news.mynavi.jp/series/spacex_interplanetary/003/
(私たちが火星人になる日 - イーロン・マスクの火星移民構想は実現するか
4 昨日の夢は今日の希望となり、そして明日の現実となる)
http://news.mynavi.jp/series/spacex_interplanetary/004/
べらぼうめ!。
そんなに行きたきゃ、とっとと行っちまえ!。
「「ロケットの父」とも呼ばれるロバート・ハッチングズ・ゴダード(1882~1945)は、1920年代に月世界旅行を目指して、世界初の液体燃料ロケットを開発した。当時は誰もが不可能と考え、嘲笑されたものの、その約50年後の1969年に人類は月に降り立った。」
間違えてはいけない。
ゴダードの夢見た月世界旅行など、100年経った現在でも実現などされていない。
20人ほどの訓練された宇宙飛行士が、短期間降り立っただけだ。
もちろん、それは意義深いことだが、旅行じゃない。
探検や冒険の類だ。
人類は、月への進出よりも、地球上での戦争を選択した。
そう、月の土地には、争う程の価値はないのだ。
夢は潰れ、希望は消えて、撤退という現実だけが残った。
その砂(レゴリス?)を噛むような結果を受け入れたうえで、火星に行こうというなら行くがいい。
しかし、移民というのは荒唐無稽な与太話だ。
詐欺・ペテンの類である。
今後100年の間に、人類の人口はピークを越えて減少に転じる。
100億人を超えることが出来るかどうかは別にして、その減少速度はとてつもなく速いだろう。
200年経ったら、おそらく、50億人を切るのではないか。
地球上の土地が、足りなくなるわけではない。
しかも、人口の減少は、そこで止まるわけではない。
10億人を切るところまで減り続けると言われている。
(200年後、世界の人口は半分になる!?)
https://wired.jp/2013/01/23/population/
「世界の人口は2200年には半分になるだろう。さらに、2300年には10億人をわずかに下回ると考えられている。」
もし、出生率の低下がこのまま進めばという、条件付きの話だがな。
この記事には、その先のことは書かれていない。
「もうひとつの可能性は、人類が消滅していくというものだ。」
10億人でも止まらないだろうと、浮沈子は見ている。
もう、火星移民とか言ってる場合かよ!?。
ということになるのではないのかあ?。
戦争や疫病、小惑星の衝突、環境の変化、破局噴火など、我々がこの地球上で遭遇する危機には事欠かない。
だからこそ、火星に移民すべきだというんだろうが、そこがパラダイスとは限らないからな。
人類が適応できるかどうか分からない重力(3分の1だそうです)、降り注ぐ紫外線や宇宙線。
ああ、隕石なんて、バンバン降って来るだろうしな。
そもそも、空気も水もない(100分の1の大気の殆どは二酸化炭素、水は少なくとも凍って地表にはない)。
地球の生態系を支えている太陽エネルギーは半分だし。
探査計画を推進している惑星科学者にとっては、確かにパラダイスだろうが、何も知らずに送り込まれる移民にとっては、地獄以外の何物でもない。
「今や火星移民構想は夢と希望のときを超え、現実へ向けた途上にある。」
麗しい話だな・・・。
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