失敗の原因 ― 2017年07月20日 20:34
失敗の原因
(【WEC】トヨタ「これからの5戦で勝利し、タイトルを獲得する」)
https://jp.motorsport.com/wec/news/wec-%E3%83%88%E3%83%A8%E3%82%BF-%E3%81%93%E3%82%8C%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%AE5%E6%88%A6%E3%81%A7%E5%8B%9D%E5%88%A9%E3%81%97-%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%AB%E3%82%92%E7%8D%B2%E5%BE%97%E3%81%99%E3%82%8B-932865/
「我々はチャンピオンシップを勝利しようと試みている」
果たして、そう上手くいくだろうか?。
言っちゃあ悪いが、トヨタは手こずるだろう。
原因が分かっていることと、それを改善することが出来ることとは、天と地ほどの違いがある。
「不利なレイアウトのニュルブルクリンクでトヨタがその性能を実証した」
いいだろう、確かにスパではワンツーをもぎ取った。
だが、それは相手(ポルシェ)が、まだハイダウンフォースモデルを投入する前の話だ。
ポールポジションは確かにトヨタが取ったが、レースそのものは惨敗(車両の破損とはいえ)。
「レース中エアロにダメージを受けた7号車トヨタは、首位から1分遅れで3位。一方、フォーメーションラップ中に燃料ポンプのトラブルを抱えた8号車ポルシェは5周遅れで4位だった。」
「今回は気温はポルシェに適していた。しかし、我々も天候に左右されている時点で、十分な体制を敷いたとは言えないだろう。」
そう、原因は分かっている。
エアロパーツのダメージを受けづらくし、燃料ポンプの不具合を解消し、タイヤチョイスを完璧にすれば、メキシコとオースチンで勝てるというのかあ?。
そこでは、別のパーツが損傷し、違う部品が壊れ、完璧なドライブをするはずだった人間に起因するミスが生じる・・・。
ポルシェだって、同じことが起こる。
浮沈子は、ルマンの状況を見ていて、あることに気づいた。
中盤から終盤にかけ、トップを走っていた1号車が壊れることを想定して、2号車のペースを決めていたのではないか。
もちろん、ワンツーを狙っていたんだろうが、それだけではないような気がする。
最低でも優勝・・・。
盤石なだけではダメなのだ。
盤石でもトラブルは発生するし、人間の行為である以上、ミスは起こる。
もちろん、形あるものは全て壊れる運命にある。
マネージしているのは、目に見えるものだけではない。
もちろん、気温とか路面温度とか天候とか、そういうことではない。
人間の心理とか、ファイティングスピリットとか言うことでもない。
レースそのものをマネージメントできるかどうか。
オーケストラの指揮者のようなもんだな。
生演奏である以上、チョンボは起こる。
練習の時には出なかったミスもある。
音量が足りないとか、デカすぎるとか、テンポがずれるとか・・・。
個々のトラブルは、想定の範囲内だ。
しかし、オーケストラという楽器を十分に鳴らし、作曲者の意図に指揮者の洞察に満ちた解釈を施した演奏は、聴衆の心を打ち、万雷の拍手を得る。
「最も困難なレースで、想定よりもいいパフォーマンスを発揮することができた。」
そうじゃない。
最も困難なレースで、最低でも優勝をもぎ取るのが実力の証だ。
「クルマのパフォーマンスには満足することができた」
個々の要素に目がいっているようでは、チャンピオンシップは望めないのではないか。
「常に難しいレースであるニュルで、想定以上に良い結果を得ることができた」
志が低いな・・・。
「・・・よってポルシェは勝利に値するのだ」
この結語だけには、浮沈子も同意する。
常にチャレンジャーとして戦い、敗れることに慣れ過ぎてはいないか?。
「我々にとってトラックは暑すぎた」
そうではない。
レースにおいて、トヨタは温過ぎるのだ。
喝ーっ!。
さて、次回のレースで、ぶっちぎりでワンツー出来たら、少しは見直すんだがな・・・。
(【WEC】トヨタ「これからの5戦で勝利し、タイトルを獲得する」)
https://jp.motorsport.com/wec/news/wec-%E3%83%88%E3%83%A8%E3%82%BF-%E3%81%93%E3%82%8C%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%AE5%E6%88%A6%E3%81%A7%E5%8B%9D%E5%88%A9%E3%81%97-%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%AB%E3%82%92%E7%8D%B2%E5%BE%97%E3%81%99%E3%82%8B-932865/
「我々はチャンピオンシップを勝利しようと試みている」
果たして、そう上手くいくだろうか?。
言っちゃあ悪いが、トヨタは手こずるだろう。
原因が分かっていることと、それを改善することが出来ることとは、天と地ほどの違いがある。
「不利なレイアウトのニュルブルクリンクでトヨタがその性能を実証した」
いいだろう、確かにスパではワンツーをもぎ取った。
だが、それは相手(ポルシェ)が、まだハイダウンフォースモデルを投入する前の話だ。
ポールポジションは確かにトヨタが取ったが、レースそのものは惨敗(車両の破損とはいえ)。
「レース中エアロにダメージを受けた7号車トヨタは、首位から1分遅れで3位。一方、フォーメーションラップ中に燃料ポンプのトラブルを抱えた8号車ポルシェは5周遅れで4位だった。」
「今回は気温はポルシェに適していた。しかし、我々も天候に左右されている時点で、十分な体制を敷いたとは言えないだろう。」
そう、原因は分かっている。
エアロパーツのダメージを受けづらくし、燃料ポンプの不具合を解消し、タイヤチョイスを完璧にすれば、メキシコとオースチンで勝てるというのかあ?。
そこでは、別のパーツが損傷し、違う部品が壊れ、完璧なドライブをするはずだった人間に起因するミスが生じる・・・。
ポルシェだって、同じことが起こる。
浮沈子は、ルマンの状況を見ていて、あることに気づいた。
中盤から終盤にかけ、トップを走っていた1号車が壊れることを想定して、2号車のペースを決めていたのではないか。
もちろん、ワンツーを狙っていたんだろうが、それだけではないような気がする。
最低でも優勝・・・。
盤石なだけではダメなのだ。
盤石でもトラブルは発生するし、人間の行為である以上、ミスは起こる。
もちろん、形あるものは全て壊れる運命にある。
マネージしているのは、目に見えるものだけではない。
もちろん、気温とか路面温度とか天候とか、そういうことではない。
人間の心理とか、ファイティングスピリットとか言うことでもない。
レースそのものをマネージメントできるかどうか。
オーケストラの指揮者のようなもんだな。
生演奏である以上、チョンボは起こる。
練習の時には出なかったミスもある。
音量が足りないとか、デカすぎるとか、テンポがずれるとか・・・。
個々のトラブルは、想定の範囲内だ。
しかし、オーケストラという楽器を十分に鳴らし、作曲者の意図に指揮者の洞察に満ちた解釈を施した演奏は、聴衆の心を打ち、万雷の拍手を得る。
「最も困難なレースで、想定よりもいいパフォーマンスを発揮することができた。」
そうじゃない。
最も困難なレースで、最低でも優勝をもぎ取るのが実力の証だ。
「クルマのパフォーマンスには満足することができた」
個々の要素に目がいっているようでは、チャンピオンシップは望めないのではないか。
「常に難しいレースであるニュルで、想定以上に良い結果を得ることができた」
志が低いな・・・。
「・・・よってポルシェは勝利に値するのだ」
この結語だけには、浮沈子も同意する。
常にチャレンジャーとして戦い、敗れることに慣れ過ぎてはいないか?。
「我々にとってトラックは暑すぎた」
そうではない。
レースにおいて、トヨタは温過ぎるのだ。
喝ーっ!。
さて、次回のレースで、ぶっちぎりでワンツー出来たら、少しは見直すんだがな・・・。
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