乗れないと分かる ― 2017年08月04日 06:56
乗れないと分かる
排気管の中の触媒がぶっ壊れて、カラカラと音を立てて、いつのまにかディーゼル車になってしまった500E。
交換作業には、1週間余り掛かるということで、その間はポルシェで凌ぐしかない。
そういう時に限って、小雨のぱらつく今日この頃。
屋根の開く2台のポルシェは、普段はカバーを掛けているので、濡れたカバーをしまうのが面倒だ。
ついつい、乗らずに過ごしてしまう。
無理に押し込めばかなり積めるが、500Eのように、ぞんざいに放り込むわけにもいかず、ダイビング器材も部屋に溢れている。
(燃費なんて気にしないけど気になる!レクサスLC500試乗&燃費レポート(1/2))
http://autoc-one.jp/nenpi/3441692/
「レクサスはLCに5リッターV型8気筒NAエンジンを搭載してデビューさせた。」
同じ5リッターV8とはいえ、25年の歳月を経て作られたクルマだから、比較するのは公平ではない。
高速で頑張っても、リッター10キロの大台に乗らない500E(100kmで、2500回転です!)に対して、12kmに迫る燃費は大したものだ。
街中にしたって、あわや5kmを切るのではと思わせる500Eに対して、6kmを超えている。
浮沈子からすれば、上等な部類だ。
まあ、記事のタイトルにある通り、燃費を気にして乗るクルマではない。
浮沈子がニヤリとしたのは、その走り味に関するところだ。
「LC500が一番苦手なシチュエーションはゆっくりと都内の渋滞路を走らせているときだろう。10速ATは少々ぎくしゃくした動きやショックをもたらし、また、ブレーキフィールも剛性感はあるものの、制動力の高まりが急激でこちらもぎくしゃくしがちだ。」
「さて、街中を走っている限り、足は硬く、あまり乗り心地がいいとはいえない。ボディ剛性もそれほど高くなく、段差を超えるときにはヨレるような印象もあった。また、軽量化されたとはいえ、1940kgもあるボディを信号から気持ちよくスタートさせるには、ある程度アクセルを踏み込む必要があり、全体として鈍なイメージが付きまとった。」
高速走行については、こんな記述もある。
「追い越し時にはトルク不足を感じてしまうシーンもあった。これは、適切なギアがすぐさま選択されないのが要因だ。」
「改善案として、例えばよりワイドなギア比を与えることで、煩雑さをなくし、かつ、エンジンの特性を生かした気持ち良い加速を味わえるようなセッティングが、このクルマの性格に合っているように思うのだ。」
500Eについては、これらの問題はない。
少なくとも、浮沈子が乗っている個体については、低速でギクシャクしたりはしない。
ブレーキ系統を93年型に変えていること、実質3速(2速発進なので)しかないオートマチックで、前述のようにトップ4速でも100km2500回転という減速比で、街中、高速(日本の速度域ですが)いずれも不満はない。
燃費を気にせず、ドライバビリティーに遠慮なく振ったセッティングは、大正解ということだな。
ムフフ・・・。
試乗記が指摘している改善(?)は、四半世紀前のクルマにおいて、既になされているのだ。
つーか、あれだな、このLC500というのは、ある意味で現代に甦った500Eなのかもしれない。
パナメーラに乗った時も感じたんだが、このクラス独特の乗り味というのは、ある程度共通しているんだろう。
重いクルマを大トルクで軽々と押し出す感じ。
そのトルクバンドに上手く乗せることが出来れば、この上ない快感と共に、ふわあーーっという感じで加速するのだ。
500Eのオートマは、そこのところを心得ている。
絶妙のセッティングだな。
乗れないと、益々贔屓目になる。
高速での加速も申し分ない。
あまりお勧めではないが、100kmからの加速の際に、シフトダウンしたいと思ったことはない。
クルーズコントロールのまま、アクセルを少し踏み足せば、望む加速は得られる(望む燃費と引き換えですが・・・)。
なんせ、100kmで2500回転も回ってるんだからな。
軽自動車じゃあるまいし・・・。
(時速100kmでの回転数が低い 軽自動車 ランキング (全車種・総合))
http://greeco-channel.com/car/100kmh_rpm_ranking_kcar/
ターボ車は、軒並み2500回転より少ない。
NA車はさすがに3000回転オーバーだがな。
ちなみにLC500は、500Eの約半分、1280回転でしかない。
これじゃあ、シフトダウンしたくなるのも無理はない。
燃費を気にせず乗れた時代は、もう二度と戻っては来ない。
ドライバーは気にしなくても、メーカーは、そんなクルマを作ることが出来なくなっている。
レクサスブランドでさえ、10速ものオートマを与えて、チョロチョロとセコく変速しているわけだしな。
1280回転だしな・・・。
燃費気にせず、100kmで2500回転回してやれば、ドラビリの向上は間違いない。
それで失うガソリン代に見合う効果は期待していい。
500Eが戻ってきたら、早速、高速に乗せてみよう。
触媒交換の効果(爆音?)も確認しなくっちゃな。
楽しみ楽しみ・・・。
排気管の中の触媒がぶっ壊れて、カラカラと音を立てて、いつのまにかディーゼル車になってしまった500E。
交換作業には、1週間余り掛かるということで、その間はポルシェで凌ぐしかない。
そういう時に限って、小雨のぱらつく今日この頃。
屋根の開く2台のポルシェは、普段はカバーを掛けているので、濡れたカバーをしまうのが面倒だ。
ついつい、乗らずに過ごしてしまう。
無理に押し込めばかなり積めるが、500Eのように、ぞんざいに放り込むわけにもいかず、ダイビング器材も部屋に溢れている。
(燃費なんて気にしないけど気になる!レクサスLC500試乗&燃費レポート(1/2))
http://autoc-one.jp/nenpi/3441692/
「レクサスはLCに5リッターV型8気筒NAエンジンを搭載してデビューさせた。」
同じ5リッターV8とはいえ、25年の歳月を経て作られたクルマだから、比較するのは公平ではない。
高速で頑張っても、リッター10キロの大台に乗らない500E(100kmで、2500回転です!)に対して、12kmに迫る燃費は大したものだ。
街中にしたって、あわや5kmを切るのではと思わせる500Eに対して、6kmを超えている。
浮沈子からすれば、上等な部類だ。
まあ、記事のタイトルにある通り、燃費を気にして乗るクルマではない。
浮沈子がニヤリとしたのは、その走り味に関するところだ。
「LC500が一番苦手なシチュエーションはゆっくりと都内の渋滞路を走らせているときだろう。10速ATは少々ぎくしゃくした動きやショックをもたらし、また、ブレーキフィールも剛性感はあるものの、制動力の高まりが急激でこちらもぎくしゃくしがちだ。」
「さて、街中を走っている限り、足は硬く、あまり乗り心地がいいとはいえない。ボディ剛性もそれほど高くなく、段差を超えるときにはヨレるような印象もあった。また、軽量化されたとはいえ、1940kgもあるボディを信号から気持ちよくスタートさせるには、ある程度アクセルを踏み込む必要があり、全体として鈍なイメージが付きまとった。」
高速走行については、こんな記述もある。
「追い越し時にはトルク不足を感じてしまうシーンもあった。これは、適切なギアがすぐさま選択されないのが要因だ。」
「改善案として、例えばよりワイドなギア比を与えることで、煩雑さをなくし、かつ、エンジンの特性を生かした気持ち良い加速を味わえるようなセッティングが、このクルマの性格に合っているように思うのだ。」
500Eについては、これらの問題はない。
少なくとも、浮沈子が乗っている個体については、低速でギクシャクしたりはしない。
ブレーキ系統を93年型に変えていること、実質3速(2速発進なので)しかないオートマチックで、前述のようにトップ4速でも100km2500回転という減速比で、街中、高速(日本の速度域ですが)いずれも不満はない。
燃費を気にせず、ドライバビリティーに遠慮なく振ったセッティングは、大正解ということだな。
ムフフ・・・。
試乗記が指摘している改善(?)は、四半世紀前のクルマにおいて、既になされているのだ。
つーか、あれだな、このLC500というのは、ある意味で現代に甦った500Eなのかもしれない。
パナメーラに乗った時も感じたんだが、このクラス独特の乗り味というのは、ある程度共通しているんだろう。
重いクルマを大トルクで軽々と押し出す感じ。
そのトルクバンドに上手く乗せることが出来れば、この上ない快感と共に、ふわあーーっという感じで加速するのだ。
500Eのオートマは、そこのところを心得ている。
絶妙のセッティングだな。
乗れないと、益々贔屓目になる。
高速での加速も申し分ない。
あまりお勧めではないが、100kmからの加速の際に、シフトダウンしたいと思ったことはない。
クルーズコントロールのまま、アクセルを少し踏み足せば、望む加速は得られる(望む燃費と引き換えですが・・・)。
なんせ、100kmで2500回転も回ってるんだからな。
軽自動車じゃあるまいし・・・。
(時速100kmでの回転数が低い 軽自動車 ランキング (全車種・総合))
http://greeco-channel.com/car/100kmh_rpm_ranking_kcar/
ターボ車は、軒並み2500回転より少ない。
NA車はさすがに3000回転オーバーだがな。
ちなみにLC500は、500Eの約半分、1280回転でしかない。
これじゃあ、シフトダウンしたくなるのも無理はない。
燃費を気にせず乗れた時代は、もう二度と戻っては来ない。
ドライバーは気にしなくても、メーカーは、そんなクルマを作ることが出来なくなっている。
レクサスブランドでさえ、10速ものオートマを与えて、チョロチョロとセコく変速しているわけだしな。
1280回転だしな・・・。
燃費気にせず、100kmで2500回転回してやれば、ドラビリの向上は間違いない。
それで失うガソリン代に見合う効果は期待していい。
500Eが戻ってきたら、早速、高速に乗せてみよう。
触媒交換の効果(爆音?)も確認しなくっちゃな。
楽しみ楽しみ・・・。
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