台風5号消える2017年08月09日 05:55

台風5号消える


台風5号は、午前3時に温帯低気圧になった。

やれやれ・・・。

19日には届かず、18.75日で消えたことになる。

歴代3位の長寿台風となった。

その原因は、日本付近のこの夏の気圧配置にある。

高気圧帯が北の方に出来て、台風の北上を阻み、同時に偏西風が弱く、北側にあるために台風の動きが遅くなって長寿化したわけだ。

屋久島の辺りで方向を転換してからは、まあ、速度は遅いがふつーの経路を通った感じだ。

太平洋側の影響は限定的だった。

発生から20日近く、ずっと注視し続けてきたが、消えてしまうとなぜか寂しい。

どーせなら、記録更新してもらいたかったような気もするが、自然現象だからな。

そう思惑通りにはいかない。

各地で甚大な被害が発生しており、台風の持つパワーを思い知らされることになった。

地面にへばりついて生きていかなければならない人間にとって、この星の気象というのは避けて通ることが出来ない事象だ。

地下に潜るか、宇宙に上がるかするしかない。

今回は、ISSからの観測も行われた。

今現在、新たな台風の発生はなく日本周辺は低気圧帯になっている。

東京地方は、昨日の昼頃に、988hPaくらいまで気圧が下がった。

今でも993hPa程度だ。

この時期、珍しいのではないか。

何か、異常な感じがする。

台風5号は、その象徴のような感じだ。

しかしなあ、まあ、木星の大赤斑に比べれば、大したことはない。

何百年も続くことはないのだ。

地球の異常気象など、物の数ではないだろう。

安定した穏やかな気候が、この星に多様な生命を育んだ。

生ぬるい時代に繁栄した人類にとっては、ちょっとの変動も堪える。

今日は、今年一番の猛暑になると言われている。

人間の体温を上回る気温になる。

勘弁してくれ・・・。

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