5500m2017年08月20日 17:13

5500m


もちろんそんなに泳いだわけじゃない。

(米巡洋艦、深海で発見 広島の原爆部品運搬直後に沈没)
http://www.sankei.com/photo/story/news/170820/sty1708200010-n1.html

「第2次大戦末期の1945年7月30日、フィリピン沖で旧日本軍の攻撃を受け沈没した米巡洋艦インディアナポリスの船体が、深さ約5500メートルの海底で見つかった。」

浮沈子が、1週間かけて泳ぐ距離を縦にして、ようやくたどり着ける深さだ。

最早、生身の人間が、環境圧で潜れる深さではないし、潜水艇にしても、到達できるのは世界で10隻あるかどうか。

「発見したのは米マイクロソフトの共同創業者で資産家のポール・アレン氏の調査チーム。」

戦艦武蔵を発見したチームだ。

この船は、広島の原爆(の部品)を運んだ後に撃沈されたという。

記事によれば、880名の水兵が亡くなった。

船と共に沈んだ者、海上に逃れたのちに力尽きた者、生き残って天命を全うした者。

72年の時を超え、その姿をとらえた画像に痺れる。

(インディアナポリス (重巡洋艦))
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A2%E3%83%8A%E3%83%9D%E3%83%AA%E3%82%B9_(%E9%87%8D%E5%B7%A1%E6%B4%8B%E8%89%A6)

「フィリピン海で日本の潜水艦伊58(回天特別攻撃隊・多門隊)の雷撃により沈没した。」

テニアンから、グアムに行って、グアムからレイテ島に向かう途中で撃沈されたようだ。

生存した艦長は軍法会議で有罪とされ、後に自殺している。

いずれにしても悲惨な話だ。

戦争で軍人が死ぬのは想定の範囲だが、その軍人が運んだ原爆は多くの一般市民を殺した。

この発見の記事を読んで、複雑な気持ちになるのはそのためだ。

我が国は、敗戦後、自ら戦争を起こさないと誓った。

その悲惨な結果を見れば、当然のことといえよう。

原爆も作らず、ささやかな通常兵力で、専守防衛しているだけだが、今後は分からない。

72年が経って、過去の戦争の記憶は薄れ、リアリティは失われ、変質し、改竄される。

改竄?。

戦艦の名を付けたアイドルが登場する世の中だからな(艦これ)。

戦艦大和が宇宙を飛んだりもしたしな(ちょっと古いか)。

インディアナポリスといえば、浮沈子が連想するのはこっちだった。

(インディ500)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3500

「アメリカ合衆国インディアナ州インディアナポリス市近郊のスピードウェイにあるインディアナポリス・モーター・スピードウェイで毎年5月に開催されるアメリカンモータースポーツイベントである。」

「かつてはレースに参加するドライバーは男性ばかりだったので、スタートコマンドは「Gentlemen, start your engines!(紳士諸君、エンジンを始動しなさい)」だった」

「近年では性別に関係なく使用できる「Drivers, start your engines!」というスタートコマンドが使われている。」

まあ、どうでもいいんですが。

インディ500のスタートコマンドが変遷する中、重巡インディアナポリスは、フィリピン海の水底5500mに静かに眠っていた。

そのエンジンが再起動することはない。

静かに眠れ、その船体がこの星の一部に還っていくまで・・・。

千葉方面2017年08月20日 20:20

千葉方面


今日は、浮世の雑事で、千葉方面に03ボクスターを駆る。

渋滞もなく、ゆっくりとしたペースで、確実に距離を稼ぐ。

東京湾トンネルを抜けると、薄日さえ射していた。

絶好のオープンカー日和だ。

午後から予定があったので、早めに戻って来る。

日曜日の道路は、平日と違って、様々なクルマが行き来している。

オープンカーは少ないけどな。

スポーツカーといわれる、走ることしか能がないクルマも少ない。

大勢乗れて、荷物がたくさん積めて、運転席が高いところにあるクルマが人気だ。

2人しか乗れず、ぺたんこで、地を這うようなクルマは、流行らないのだ。

ちょっと踏み込んで、3000回転くらいで走ってみる。

少なくとも、このくらい回してやらないと、このエンジンの音は聞こえてこない。

オープンだからな。

風の音もするし・・・。

そうやって、幌を開けて走るのに慣れてしまうと、爽快感といっても、それが当たり前になる。

このクルマに乗る時は、それを期待しているわけだから、そうでないと、むしろ欲求不満になる。

贅沢な話だ。

既に14年も前のオープンカーだから、それなりの剛性感だし、パワー的にも、今時のクルマと比較して、取り立てて高いということはない。

ふつーのクルマだ。

それを、ポルシェ価格で売りまくったんだから、大したもんだ。

浮沈子は、このクルマを手放すと決めている。

もう、2年位、そう言い続けている。

乗り易く、疲れずに、楽しく走れる。

分かった、そういうクルマなわけだな。

飽きが来たわけじゃあないし、つまらなくなったわけでもない。

そろそろ、終のクルマを決めて、大切に乗る時期になってきただけのことだ。

500Eは、もう少し維持する。

実用車として申し分ないし、所有する満足感もある。

ちょっと入院期間が長いけどな。

午後から、J-AUTOに行って、排気系の修理の様子を聞いてみる。

いろいろ話をしたが、レアケースだそうだ。

触媒の上流にあるセラミックの部品が割れていたそうだ。

ディーゼル音、正体見たり、セラミック・・・。

まあ、どうでもいいんですが。

なんとか直せそうな話だった。

ちょっとビミョーな話もあって、ここには書けない。

引き取れる期日を伝えて帰る。

まあ、タイや小笠原に行くには、500Eは使わないからな。

最悪、11月のセブに行く時に直っていればいい。

こいつが直らないと、安心してボクスターを手放せないしな。

83タルガだけでは、心もとない・・・。

まあいい。

そん時ゃ、そん時。

J-AUTOからの帰りに、プレステージにも顔を出す。

今日は、特段の用事もないので、次回の走行会の大まかな予定を仕入れる(たぶん、10月?)。

その前に、少し乗っておこうか。

潜ってるか、泳いでるか、乗ってるか。

千葉方面は、田んぼの稲穂が実って垂れ下がっていた。

実るほど、頭を垂れる、稲穂かな。

(実るほど頭を垂れる稲穂かな)
http://kotowaza-allguide.com/mi/minoruhodokoube.html

「稲が実を熟すほど穂が垂れ下がるように、人間も学問や徳が深まるにつれ謙虚になり・・・」

少しは、見習った方がいいかもな・・・。

タオに持っていくもの2017年08月20日 23:15

タオに持っていくもの
タオに持っていくもの


初めてのタオツアー。

バックマウントでふつーに潜る。

ヘンタイなことはしない。

しかしなあ、サイドマウントで潜りたいよなあ・・・。

で、今のところ、両方持っていこうかと・・・。

どっちも軽いし、どーせバックアップのレギュレーターは持っていくわけだからな。

フィンは、フルフットだけにしようかと思っている。

ボートダイビングだけだしな。

その他の器材は、必要最小限にしようと思っている。

ライトも置いていこう(小さいの一つだけ)。

ペトレルも、持っていかない(スントだけ:予備でIQー700)

一応、コンパスは持っていこう。

フロートは、小さいのを1つだけ。

カメラは、充電ケーブルを忘れないようにしないとな。

電池も予備を持っていこう。

それでいい。

ポケットパンツは、今回はパスだ。

ヘンタイの象徴だからな。

水泳パンツを忘れそうだ。

忘れたら、こっちのほうがヘンタイだ。

着替えは、2セット持っていけば十分だろう。

市内観光で、寺院に入る時のための長ズボンは必須だ。

短パンでは、ダメということになっているらしい(未確認)。

もっとも、機内が寒いので、いつも帽子・長袖・長ズボン・靴下・靴は欠かさない。

マスクやアイマスクも持参する(予定では、6時間半のフライト)。

この間のグアム行きで、スリッパとかも、こっそり仕入れておいたからな(ビジネスクラス:フルフラットで、よく眠れました)。

まあいい。

工具とかも、必要最小限にして、コンパクトにしておこう。

予備のOリングや、ゲージの根元の虫だけ持っていこう。

バンジーやダブルエンダーは、使い回しがきくので持っていく。

高圧2本(サイドマウント用の短いやつ1本含む)は、自分用に持っていく。

中圧は2本持っていくので、予備はない。

レギュレーター用の中圧は、合計で4本持っていくわけだから、問題はないだろう。

水温とか考えて、フードはいらない。

水泳帽でいいや。

予備のマスクは、今回はなし。

ウエイトベストで、スマートに潜ろう。

メンバー的に、無理なダイビングはしないので、まったりと穏やかに潜れるだろう。

ウエイトは、合計8ポンド(2ポンド玉4つ)。

3mmウエットとラッシュガードでは、それだけないと、後半浮いてしまうからな。

淡水では、アルミで3kgだから、プラス1kgというところか。

タンクにもよるかもしれない。

初日1本目はチェックダイブで、無理なところへは行かないだろうから、そこで調整することにしよう。

ウエイトポケットも、カウンターウエイトように1個持って行った方がいいな。

サイドマウントで、どのくらい潜れるか分からないが、初日は遠慮しておこうかな。

サービスの方と相談だな。

サイドマウントで潜るなら、ポケットパンツ穿きたいな(折り畳み式シュノーケルと、カメラの収納に使いたい)。

うーん、悩むところだ。

少し考えよう。

どっちかに決め打ちすればいいんだが、小笠原の事を考えると、1本差しのサイドマウントの運用に慣れておきたいという欲も出る(CCRが全滅したら、それで行こうかな)。

中途半端が、一番いけないな。

明日明後日とじっくり考えて決めよう。

ダイビングスポットについては、現地でのお楽しみということで、実はほとんど調べていない。

天候が気になるところだが、現地は雨で、寒かったという情報もある。

行く時期が違うから、何とも言えない。

シーズン的には、悪くないんだがな。

(タオ島ダイビングのシーズン)
http://www.samuidiving.net/taomise/divesites.htm

「特に3月~5月は最高のコンディションになり、その後も良い状態が10月初旬まで続きます。」

「6月~10月は西風シーズンになり、東側のサイトが良好な状態」

過剰な期待は禁物だが、それなりに楽しめればいい。

今度こそ、忘れ物ゼロでいこうと、固く決意している(無理しない方がいいんじゃね?)。

そんでもって、家の電気を消すのを忘れたことが、何度あったことか・・・。

パスポートとカードだけあれば、最悪どうにでもなるとはいえ、楽しいツアーが台無しだしな。

おっと、Cカードをリストアップするのを忘れていた。

まあ、今まで提示を求められたことはないし、PADIのOWSIは、ネットで確認できるから問題ないとはいえ、ちょっとプロフェッショナリズムに欠けると言われてしまいそうだ。

そうそう、ログブックも、持っていかないとな・・・。