タオ島ツアー その12017年08月31日 09:15

タオ島ツアー その1
タオ島ツアー その1


ざっと行程表から。

8月24日(木曜日)
・羽田集合:22:00

8月25日(金曜日)
・羽田離陸:0:20(TG661便)
・バンコク到着:4:50(現地時間:東京ー2時間:以下同じ)
・バンコク離陸:7:25(TG281便)
・サムイ到着:8:30(現地スタッフ出迎え)
・フェリー乗り場に移動後、昼食
・フェリー出発:13:00(シートランフェリー:パンガン島経由)
・タオ島到着:15:00
・ホテルへ:コタオリゾート(Ko Tao Resort)
http://www.kotaoresort.com/index.php

8月26日(土曜日)から8月28日(月曜日)まで:
・ダイビング:サムイダイビングサービス
http://www.samuidiving.net/
(8月26日:午前2ボート、午後2ボート
 8月27日:セイルロック遠征
 8月28日:午前2ボート、午後2ボートオプション)

8月29日(火曜日):
・タオ島出発:9:00:シートランフェリー
・サムイ島到着:11:00:市内観光、昼食
・サムイ空港発:17:15(TG288便)
・バンコク到着:18:20
・バンコク出発:22:45(TG682便)

8月30日(水曜日):
・羽田到着:6:55

スキューバプロショップ規格のツアーで、オヤジーズ4人と引率の藤上さん、合計5人のコンパクトなツアーだ。

羽田に集合して、見知った顔を確認する。

全員、一度はご一緒したことがある面々に安心する。

バンコクのスワンナプーム国際空港での乗り継ぎも、問題なくこなして、ほっと一安心。

仕事でタイには何度も行ったことがある人もいて、引率している藤上さんが、海外渡航2度目という逆転現象だが、迷うことはなかった。

スワンナプームは、フロアーでドメスティックとインターナショナルを分離してコントロールしているのだということが、今回、ようやく理解できた。

前にも来たことがあるフードコートに辿り着いて、一安心。

コーヒー飲んで、更に一安心!。

乗り継ぎの待ち時間は、余裕があって良かった。

国内線に乗り込む際は、バス異動でタラップだった。

羽田からの747から乗り換えた737は、ちょっと頼りなげだが、まあ、1時間かそこいらだからな。

サムイ国際空港に降りると、再びバス異動。

荷物も無事に出てきて、次々と関門をクリアしていく。

アテンドの運転手のクルマに乗り込み、ピア(桟橋)までは、あっという間だ。

ショップのスタッフが待っていて、いろいろ説明を受ける。

ここで待つこと4時間・・・。

近所の市場を見学したり(カエルとかナマズいました!)、大仏(黄金色)を拝みに行ったりしたが、時間を持て余す。

寝不足っだったが、ちょっと市内観光しても良かったかな。

ようやくタオ島行きの船に乗り込むが、桟橋から階段で降りなければならず、これには参った(下りですけど)。

帰りには、ここを登ることになるので、ちょっとめげる。

ちなみに、荷物の重量は27kg。

船は、日本で作られたもののようで、何となく安心する。

途中でパンガン島に立ち寄りながら、2時間で到着する。

海況は良く、それ程揺れなかった。

初日は、酔い止めなし。

全く酔わなかったので、少し強気になる。

タオ島の桟橋から10分くらい迎えのバスに乗って、ホテルに着くと浮沈子だけ、ホテルのプールで講習。

サイドマウントでのバランス取りと、ウエイト量の調整。

画像は、今回担当のゆかりさん。

タイ式のご挨拶ポーズ。

一応、両方対応できるようにしておいて、ダイビング初日はバックマウントで行くことにする。

ボート上でのハンドリングが分からないので、サイドマウントでは不安だからな(これは、まあ、正解だな)。

ホテルの近くのタイ料理の店で、余り辛くない料理を注文して腹ごしらえ。

飛行機の中で殆ど寝ていなかったので、帰ってきたら爆睡した。

初日はここまで。

タオ島ツアー その22017年08月31日 09:53

タオ島ツアー その2
タオ島ツアー その2


ダイビング初日(8月26日)。

例によって、ログ付けしない浮沈子。

1本目は、北西方向の離れ小島の近くの激流ポイント。

エントリー後、ガンガン流れに逆らって泳ぐ。

ふつー、1本目は、チェックダイブなんだろうが、ここは、そういうデリカシーを期待してはいけない。

船は、どんぶらこタイプのビッグボートで、20人くらいのダイバーをさばけるタイプ。

両側からジャイアントストライドエントリー。

エキジットの際は、フィンを脱いで、梯子を上がる。

器材は着たまま。

ボートスタッフのアシストはあるけど、フィンを受け取る程度だ。

うーん、サイドマウントは難しそうだな。

桟橋からこの船に乗るのは、艀(はしけ)を使用する。

まあいい。

もう少し様子を見よう。

1本目から、流れに逆らって泳いだので、バイキング方式の朝食は、とっくに消化されてしまった。

船の上では、パイナップルの切り身をぱくつく。

2階に上がって横になっていたら、船酔いした。

もう少しで、吐くところだが、何とか堪える。

2本目は、穏やかなポイント。

やれやれ・・・。

エイも出たし、まあ、満足。

ボートの階段で、すねをぶつける。

後で見たら、切れていた。

いてて・・・。

午後は、ボートを乗り替え、ちょっと小さめの船になる。

タイプは同じ。

乗り替える際に、カメラをビッグボートに忘れてしまった(翌日回収)。

台風のうねりが入って、セイルロックには行けなさそうな話が飛び交う。

まあ、ダイビングは自然相手の遊びだからな。

仕方ない。

楽しみは、取っておいた方がいい。

夕食は、近所の洋風レストラン。

ちょっと割高(600バーツ)。

料理は美味しかった(カレーライス)。

ダイビング2日目は、穏やかな島周りのまったりポイント。

出物はなし。

結局、サイドマウントは諦めて、バックマウントだけで潜る。

ここは、ふつーのダイバーが、ふつーに潜るところだ。

サカナは豊富だが、レアものとかいるわけではなさそう。

エビハゼの共生は、げっぷが出るほど見られる。

沈船ポイントもあって、小さなボートが沈んでいるのを見た。

残圧は、エアーの消費が速い浮沈子で、70から130くらい残る。

藤上さんは、160残したと言ってたっけ(仙人かよ!?)。

マクロ系では、面白いものが見られるかもしれないが、浮沈子にはちょっときびしー。

ガイドさんが指している、その指しか見えない・・・。

指の先に、きっと何かがいるんだろうけど・・・。

2日目の夕食は、日本食レストランに行った。

かつ丼。

まあまあかな。

味付けはいいんだが、豚肉はオススメとは言えない。

ちょっと硬い感じだ。

値段はリーズナブルで、日本食が食べたい時にはオススメ。

タイ式マッサージをして、気分転換。

タイガーバーム付きで300バーツ。

同行の方は、隣でハードなやつをやってもらっていて、10回以上うめいていた。

よーし、明日は、あっちのメニューにチャレンジしよう・・・。

ダイビング2日目も、あっという間に終わってしまった。

タオ島ツアー その32017年08月31日 10:52

タオ島ツアー その3
タオ島ツアー その3


気が付けば、もう、ダイビング最終日(8月28日)。

1本目に、ちょっと沖出しして外洋ポイントを潜る。

円錐台状の隠れ根の周りを泳ぐ。

南の島らしい、気持ちの良いダイビングだった。

透視度も25mくらいあって、まあまあ。

今日は、夜のマッサージに備えて、体力温存を心掛ける。

結構ハードだと言ってたからな。

最後は、まったり浅場のダイビングで締め。

1日4本、3日間連続で潜った割には、体に負担はない。

ドリフトダイビングではなく、全て、エントリーポイントに戻って来る。

4本あるうち、朝の1本目は深場。

2本目は、島周りの浅場。

3本目、4本目は、オプション扱いだが、基本的には島周りの浅場になる。

流れは、初日1本目を除けば、それ程ではないけど、沈船ポイントは、帰りに流れた。

ダイビングのスタイルとしては、ごく普通。

アジ系の群れは多い。

透視度は、10mから25m。

深度は、最大でも20mくらいだ。

初心者でも楽しめるが、中性浮力が取れないと、ガスが減る。

流れに逆らって泳ぐ泳力は要求される。

ルートの取り方によっては、帰りにガンガン泳ぐことになる。

ペース配分を考えておく必要があるな。

今回は、3mmウエットにラッシュガードで潜ったが、ウエイトは6kg必要だった。

ちょっと小さめの800gのウエイトもあって、微妙な調整になる。

ウエイトベストに800gを4つ、ウエイトベルトに1kgを2つと、追加で800gを1つ付けた。

耳抜きは、終始苦労したが、ゆっくり潜れば付いていける。

移動にまる1日掛かるのを我慢すれば、行った先ではのんびり過ごすことも出来る。

プライベートで行くなら、午前中の2本で上がって、ホテルライフを満喫するのが正解かも。

ホテルには、プールがあって、毎回終わった後は、泳いでいた。

塩抜き兼ねて・・・。

あくせくガツガツ潜るだけが能じゃない。

羽田が使えるというのも、気楽でいいし。

器材をコンパクトにして、桟橋の上り下りを楽にできれば、通ってみてもいい。

まあ、透視度とか、ちょっと期待できないけど。

沈船も、しょぼいしなあ・・・。

まあいい。

で、最後の夜は、お約束のタイ式マッサージ、ヘビーデューティー版。

呻き声2回で我慢したが、背中と足が痛かったな。

タイガーバームと、マッサージ用オイルを使ってくれた。

450バーツは、現地価格としては高い。

スタンダードで250バーツだ。

しかし、痛さから言えば、価格差は十分納得できる。

ハードな奴をやった後は、スタンダードが手抜きにすら思える。

やるなら、ハードだ(責任は取れませんが)。

ホテルまで、歩いて帰る5分間が、長いのなんのって・・・。

帰国日、丸1日かけて帰る。

船酔いしないように、酔い止めを飲んでおく。

幸い、海は穏やかで、今日ならセイルロックが狙えたかもしれないな。

まあ、人生は、そういうものだ。

サムイ島で、ショッピングモールで3時間くらい時間をつぶす。

お土産も買って、バンコクへ。

乗り継ぎの際に、荷物チェックで、ココナッツオイルを手荷物に入れていたメンバーが、しっかりと押収されてしまった(ご不幸・・・)。

スワンナプームを、舐めてはいかんな。

空港のインターナショナルエリアで、最後の食事をバラバラでとる。

藤上さんは、辛いカレーにチャレンジしていた。

3日目の夜にも、現地のレストランでグリーンカレー食べてたっけ。

浮沈子は、辛くないスープを頼んだが、やっぱ辛かったな。

もう、辛いのはいいや・・・。

そういえば、3日目の夜の食事は、ホテル付きのタクシーで送ってくれたんだが、帰りの迎えがなく、仕方なく15分くらい歩いて帰った。

ちょっと不満。

まあ、いい腹ごなしになったし、その後はマッサージだからな。

許容範囲だ。

南の島だからな。

朝晩は、涼しいくらいに過ごしやすかった。

ホテルのお客さんは、イタリア人とか、欧米系が多い。

中国人もいるけど、団体は少ない。

日本人は、我々と、カップルが2組程度。

ピピ島よりは、日本人に会う確率は高い。

島のコンビニはセブンイレブン。

ファミリーマートはなかった。

シングルタンクのバックマウントBCは、今回が海デビュー。

ポケットに入れておいた折り畳み式のシュノーケルと小さいマーカーブイを落としてしまったが、入れるところを間違えていたようだ。

予備は持っていかなかったが、義務付けはなかったので、そのまま潜り続けていた。

ちょっと反省だな。

それ以外は、トラブルもなく、いいダイビングだった。

帰りの国際線で映画を見た話は、すでに書いた。

そういえば、サムイ空港では、イミグレーションまでやってしまっていたな。

スワンナプームでは、荷物チェックだけだった。

ピピ島に行った時、どうだったかは忘れてしまった。

多分、同じだったんだろう。

羽田に降りたら、国際線ターミナルの端っこに付けられた。

延々と続く廊下を歩く。

もうすぐ、ここは第3ターミナルと名前が変わる。

第2ターミナルからも、国際線に乗ることが出来るようになるから。

年年歳歳、空港同じからず・・・。

まあ、どうでもいいですが。

全体的に、今回のツアーは、大きなトラブルもなく、成功裏に終わった。

セイルロックには行けなかったけど、3日目には外洋ポイントにも潜れたし、望外の沈船ダイビングも出来た(しょぼかったけど)。

何より、12本の海外ダイビングを潜れたのは、幸せだったと言えよう。

浮沈子的には、サイドマウントで潜りたかったが、プライベートで来た時にリベンジできればいい。

ミニマムの軽量荷物にして、羽田から気軽に飛べるダイビングスポット。

最低でも、1週間は潜りたいな。

1日2本で、14本。

コスト増は、滞在費だけ。

食費は、日本より安いしな。

今年の冬に、もう一回行ってみようかな。

ちょっと忙しかったからな。

乗り継ぎ時間を楽しめれば、それもいいかも知れない。

今日は、1日、完全休養にしよう。

天気も良くないしな。

明日から9月。

小笠原の準備に専念する。

器材の送付を終わらせなければならない。

ポセイドン用のソフノダイブは、5箱(10パック)確保してある。

置き場も取るので、早く送ってしまいたいんだがな。

さて、久々に、いつものレストランに、飯でも食いに行くかな・・・。

とりあえず2000m2017年08月31日 21:24

とりあえず2000m
とりあえず2000m


神田に買い物とお土産を届け、サボろうと決めていたフィットネスへ。

ジムで筋トレの後、最近、お約束になっている2000mを泳ぐ。

900mで休んで、1800mでも休む。

最後の200mは、軽く流してお終いにする。

少し寒かったか。

今日は、外気温が20度そこそこで、夜中の気温が一番高いという変な陽気だ。

風も、ずーっと北寄り。

帰りの自転車は、少し寒い。

昨日は、汗ばんだ陽気だったが、1日で季節が変わったようだ。

バタフライの自主練習は、第二キックのタイミングを掴むことに集中する。

身体が上昇して、手が水面に出る直前にキック!。

しかし、それでは早過ぎるのではないか?。

実際には、その前からスカーリングプルは始まっているので、手の先を目安にすることは出来ない。

プッシュプルと同時にキックするなら、もっと引き付けてからキックすべきだろう(そうなのかあ?)。

蹴った後(手を掻き切った後)は、沈むだけだから、さっさとリカバリーしなければならない。

手と頭が水中に入った後は、蹴伸びの姿勢になって、水中の抵抗を減らしつつ、第一キックをかます。

どーん!。

そして、再び、第二キックのタイミングを探る。

そんなことしてたら、何時まで経っても前に進まない。

少し、混乱している。

上下動とうねりとを混同している。

上下動は、前進を伴わなければタダの上下動だけで、うねり(ウエービング)にはならない。

手を付けずに、足だけでそのタイミングを掴むのは、なかなか難しいのだ。

キックして進むことは出来るが、それは、膝から下で水を押し出しているからで、うねりにはなっていない。

水を押しているだけ。

上半身の上下動はない。

おねえさん先生は、第一キックの後に、お尻を突き出すようにするといいと言っていた。

潜り込みのきっかけを与えるから。

そして、同時に頭を下げれば、上半身から水中に入っていく。

しかしなあ、浮沈子の場合、お尻がぴょこぴょこするだけで、前進しないんだよなあ・・・。

まあいい。

今日は、手を付けずに、第一キックと第二キックを続けて3セット出来るところまできた。

もう一息という感じだが、どのくらい格差があるのかが分からないので、何とも言えない。

自転車とか、中性浮力とかと同じで、何かのスキルを身に着ける時のカベのようなものを感じている。

この前は、フィンを履くという補助輪つけてクリアしたけど、自前の足だけでは、そのパワーは出ない。

1回ずつの両手回しから、25m連続のバタフライまでの距離は、相当長いような気がする。

今日の自主練習を終えるころに、おねえさん先生のクラスが、ちょうどバタフライをやっていた。

一人の生徒が、綺麗なフォームで泳いでいたのが印象的だったな。

第一キックの後のうねりも入っていたし、キックも足が揃っていて、効果的に蹴れていた。

腕の掻きは、水面からでは良く分からなかったが、全体のまとまりが良かったので、それなりに掻けているようだった。

上から見る機会がなかったが、そういう目線も大切だな。

隣のコースとかで、上手な方がバタフライを始めると、並行して泳いで盗み見ている浮沈子(ヘンタイなやつと思われてるかも)だが、あの独特のリズムを掴んで手足がシンクロすると、ほとんど上下動なしに泳げるようだ。

うーん、先は長いというか、奥が深いというか・・・。

サボらずに行って良かったな。

何か一つでも前進に繋がることがあると、充実感を感じる。

それがあるから、また行こうという気にもなる。

タオ島のビッグボートの階段で擦りむいた傷が、徐々に治りかけている。

最近、傷の治りが遅くて、再生する力が衰えているのを実感する。

ああ、機内で見たローガンも、そういう設定だったなあ・・・。

衰える肉体と脳細胞。

もの忘れ、思い違い、不注意、無関心。

ダイビングでは、どれもが命取りだ。

それらをクリアするには、チェックリストでカバーしたり、チームで補うしかない。

せめて、水泳だけは、前進を続けたい。

おんなじとこで、上がったり下がったりするのは、ダイビングに任せておけばいいのだ。

バタフライで、ぴょこぴょこしてるのは、ちょっといただけない。

今は、そんな感じだからな。

クロールや、平泳ぎ、背泳ぎも、似たようなもんなんだろう。

ゆっくりと、気持ちよく泳ぐようになるには、もう少し通い続けなければならないな。

画像は、タオで撮った藤上さんのポーズ。

うーん、なんでカメラが浮いてるんだあ?。