ダウン2017年09月01日 09:00

ダウン


体調を崩した。

無理もない。

昨日、急激に気温が下がった中、真夏の格好でうろつき回り、2000m泳いで自転車で帰ったんだからな。

自業自得。

今日の予定は、全てキャンセルして、今度こそ、完全休養。

体調の復帰に全力を挙げる。

ったって、食って寝るだけだがな。

栄養と安静こそ、回復への最短経路だ。

デブへの最短経路でもあるがな。

活動量が多かったせいか、爆食したタオ島ツアーでも、体重は増えていなかった。

減ってもいなかったけど・・・。

まあいい。

活動量が下がっても、爆食を続ければ、結果は明らかだからな。

十分な栄養を摂りつつ、カロリーをコントロールしなければならない。

タオ島に行っている間は、メールチェックくらいしかしなかったが、この間、北朝鮮のミサイル発射やスペースXの衛星打ち上げ&1段目の回収成功など、ブログネタが転がっている。

スペースXの方は、最早、ネタにする気もなくなるほど、順調に終わっている。

バンデンバーグから、軽量の衛星を打ち上げ、ドローン船のど真ん中に1段目を回収した。

新規に製造したロケットだそうだ。

つまらん・・・。

チャレンジングな要素はない。

軽量衛星の打ち上げ(475kg)が、チャレンジングかどうかは分からない。

極軌道への打ち上げということで、あっという間に衛星をデプロイして、中継は終わった。

(Formosat-5 Mission)
https://www.youtube.com/watch?v=J4u3ZN2g_MI

一方、昨日打ち上げられたインドの衛星打ち上げは、フェアリングが開かず(!)失敗に終わっている。

(INDIAN NAVIGATION SATELLITE LAUNCH SUFFERS FAILURE)
http://www.spaceflightinsider.com/organizations/isro/indian-navigation-satellite-launch-suffers-failure/

「On Aug. 31, 2017, the Indian Space Research Organisation (ISRO) launched its latest navigation satellite. During the flight, however, the payload fairing did not separate several minutes after liftoff like it was supposed to, leaving the spacecraft trapped inside the clamshell-like aerodynamic nose cone.」

スペースXの打ち上げは、元々、ミニ衛星を相乗りさせて打ち上げる予定だったが、結局、台湾の衛星だけを打ち上げることになったようだ。

(Falcon 9 launches all-Taiwanese Formosat-5 into orbit)
http://www.spaceflightinsider.com/organizations/space-exploration-technologies/falcon-9-launches-taiwanese-formosat-5-orbit/

「Additionally, it was also intended to have a secondary payload set with it. Spaceflight Industries Inc. was to have flown its SHERPA adapter with some 90 small satellites. The adapter was removed, and Spaceflight Industries has a dedicated launch for it sometime in early 2018.」

この辺りの事情は、よく分からない。

もったいない話だが、ファルコン9は、軽量衛星の打ち上げにも有効であることを証明したことになる。

そのコストが、経済的に見合ったものになったのかどうかは不明だ。

フェアリングの回収が行われたかどうかについての情報はないが、少なくとも2段目は宇宙の藻屑になったわけで、早いとこ、何等かの回収方法を考える必要がありそうだな。

来週には、例のX-37Bの打ち上げも予定されているようだ。

極秘ミッションだからな。

どこまで情報が公開されるかは分からない。

無人のシャトルをフェアリングの中に収めて、宇宙空間に放出するわけだからな。

低軌道への打ち上げだから、LZ1への陸上回収になるんだろう(未確認)。

まあ、どうでもいいんですが。

一方、北朝鮮の中距離弾道ミサイルは、襟裳岬の沖に落ちたという。

(襟裳岬の東 約1180キロの太平洋上に落下と推定 防衛省)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170829/k10011116921000.html

「29日朝、北朝鮮から弾道ミサイル1発が発射され、北海道の上空を通過したあと北海道の襟裳岬の東、およそ1180キロの太平洋上に落下したと推定されています。」

「防衛省によりますと、ミサイルの飛行距離は、およそ2700キロで、最も高い高度は襟裳岬付近の上空のおよそ550キロと推定されています。」

で、例によって、グーグルアースを起動して、このコースで太平洋を横断したら、どのあたりに着弾するかを確認した。

南米だってさ・・・。

ほぼ、チリの首都サンチャゴを狙い撃ちしたとみられる(そうなのかあ?)。

1万8千キロ以上の飛距離を必要とするが、将来的には、開発される可能性もある(ホントかあ?)。

米国本土を狙うのに、我が国の上空を通過することはない。

グアム、ハワイは、我が国の上空を通過するけどな。

このことは、確認しておいた方がいい。

今回のルートは、北朝鮮が米国を刺激しないように、慎重に選択したルートだ(たぶん)。

ハワイを狙うには、三陸上空を通過する必要があるが、そのルートは避けている。

距離も、7千キロ以上だしな。

発射したミサイルの射程を超えている。

今までは、弾道ミサイルの実験は、高高度軌道で日本海に落としていたが、今後は太平洋に向けてバンバン打ち上げることになるだろう。

失敗して、我が国に落下しないように祈るばかりだ・・・。

成功を祈るというのは、妙な気分だが、仕方ない。

再突入技術については、実戦配備は少なくともされていないというのが定説のようだが、時間の問題かもな。

ヤバイ話だ。

北朝鮮が、太平洋上に落下するミサイルの打ち上げに踏み切ったということは、一つ段階が上がったということになる。

太平洋は広いが、繋がっているし、後は飛距離と再突入技術だけということになる。

タガが外れたわけだ。

日米首脳は、連日、電話会談を行ったというし、たまたま日本を訪れていた英国首相は、艦船の派遣まで約束したって言うじゃないの。

(日米首脳が電話会談へ 連日の協議)
http://www.sankei.com/politics/news/170830/plt1708300037-n1.html

「両首脳は北朝鮮が日本上空を通過する弾道ミサイルを発射した29日も電話で会談しており、連日の会談となる。」

(日英首脳会談、北朝鮮のミサイル発射は「言語道断の挑発行動」の共同声明発表 英、空母展開含めたアジア太平洋への関与強化へ)
http://www.sankei.com/world/news/170831/wor1708310053-n1.html

「建造中の空母2隻の南シナ海への展開が想定されている。」

我が国は、防衛協力などを通じて、中国や北朝鮮への圧力を強めようとしているが、どっちも押せば引く相手じゃないような気がするんだがな。

我が国は、日本海におけるEEZ内の落下や上空通過を許し、今後も手も足も出せない状況に置かれている。

経済制裁は効果を発揮せず、外交的な圧力もなんのそのだ。

経済制裁とかいっても、実質的には中国やロシアの支援があるし、外交関係については知ったこっちゃないから、意味がない。

裏では、いろいろ動いているんだろうが、少しでもいいポジションを得ようと、実力行使を続けることになる。

どこかで交渉を始めるしかないんだろうが、そのタイミングを計りかねているというのが今の状況だろう。

近所にこういう国家があるというのは、我が国にとっては好ましからざる状況だ。

これを、現実の問題として受け止めていかなければならないというのは、いささか気が重い。

まあ、難しいことは専門家に任せて、日々の生活を優先していくしかないな。

浮沈子が出来ることには限りがあり、及ばないことをくよくよ心配しても始まらない。

出来ることといっても、健康に気を付けて、ストレスのない生活を送るだけだ。

そろそろ、朝飯でも仕入れに行こうかな・・・。

(米スペースX、初の台湾製の地球観測衛星を打ち上げ - ロケットの回収も成功:追加)
http://news.mynavi.jp/news/2017/08/28/197/

「米民間企業のスペースフライト(Spaceflight)が約90機ものキューブサットの相乗りを申し込んでいたが、福衛五号の打ち上げが延期したことを理由にキャンセルし、インドのPSLVやロシアのソユーズ・ロケットでの打ち上げに切り替えた」

「ロケットの第2段機体も、衛星分離後にデブリ化を防ぐため、軌道離脱噴射を実施し、大気圏に再突入し、処分された。」

はるか遠い未来2017年09月01日 15:27

はるか遠い未来


市川の國富に、キャンセルの電話を入れてから爆睡する。

昼過ぎに起きてから、近所のレストランに行ったら、メチャ混み。

なんでやん!?。

ああ、今日は、2学期の始業日だったな(あんま、関係ない?)。

ランチを掻き込んで、早々に退散する。

帰ってきて、もう一度、食事(食い過ぎ!)。

栄養と休養が一番。

で、民進党の党首選とか見ていたら、こんなニュースがあって、ちょっとびっくり。

(小惑星「フローレンス」、地球に接近 観測史上最大級の大きさ)
https://www.cnn.co.jp/fringe/35106648.html

「直径約4.8キロもある巨大小惑星「フローレンス」が地球に接近している。米航空宇宙局(NASA)によると、米東部標準時の1日午前8時5分(日本時間同日午後9時5分)、地球から約700万キロの距離を通過する見通しだ。」

700万キロが近いか、遠いかは、何を基準にするかによって異なる。

近所のコンビニより遠いことは確かだが、火星よりは近い。

(火星が地球に最接近)
https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2016/05-topics03.html

「最接近時の火星と地球の間の距離は7,528万キロメートルです。」

去年の6月の話だ。

最接近時の火星との距離の10分の1以下だからな。

相手が太陽の周りを周っている小惑星だから、比較するなら惑星ということになる。

十分に近い。

しかし、月よりは相当遠いことになる。

(地球と月の距離)
http://www12.plala.or.jp/m-light/Distance.htm

「38,440km」

およそ18倍強というところか。

まあ、十分遠いともいう。

「ただしフローレンスが人類を脅かす心配はない。NASAの専門家は、あと数百年、恐らく数千年はそうした事態にはならないと解説。」

「はるか遠い未来に、この小惑星が地球を脅かすことはあるかもしれない。だが可能性は小さい」

縁のない話だ。

「フローレンスはオーストラリアの天文台が1981年3月に発見した。」

割と最近の発見ということになる。

宇宙には、まだ見つかっていない未知の天体がゴロゴロしているんだろうな。

(3122 Florence)
https://en.wikipedia.org/wiki/3122_Florence

「On 1 September 2017, Florence is to pass 0.047237 AU (7,066,600 km; 4,391,000 mi) from Earth」

大きさは、4~5km位だが、直撃すれば人類の文明は崩壊し、地球生命にとっても大惨事になることは間違いない。

数千年先のことは分からないが、地球史的にはすぐそこの話だ。

地球最大の隕石痕は、フレデフォート・ドームといわれている。

(フレデフォート・ドーム)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AC%E3%83%87%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%89%E3%83%BC%E3%83%A0

「世界最大の隕石衝突跡(クレーター)である。現存する世界最古の隕石跡でもある。」

最近、南極の重力異常の観測から、ここにクレーターがあるのではないかという話があるらしい。

(Wilkes Land crater)
https://en.wikipedia.org/wiki/Wilkes_Land_crater

480kmといわれる質量異常がクレーターだとすれば、世界最大ということになる。

まあ、かりにフローレンスが衝突しても、これ以下のクレーターしかできないけどな。

天体衝突は、宇宙ではありふれた現象で、地球にも毎日のように隕石が降り注いでいる。

われわれが、のほほんとしていられるのは、大部分の隕石が大気によって消滅してくれるからだが、デカいやつは時々落ちてくる。

その確率は小さいが、数千万年とか数億年とかの地質学的時間で見れば、しょっちゅう落ちてくる感じだ。

生物相を変え、地球の姿を変えてきた隕石たち。

何時落ちてきても、不思議ではない。

北朝鮮のミサイルみたいなもんだな。

どっちも御免だがな。

今回は、フローレンスの影響はないそうだが、日本時間で午後9時頃には最接近することになる。

首をすくめ、布団にもぐってやり過ごすしかない(そこまでしなくても・・・)。

懸念2017年09月01日 20:15

懸念


体調を崩して(まあ、単なる風邪でしょうが)、一日中ゴロゴロして、食ってる時とネット見てるとき以外は寝ているという生活。

気になるニュースがいろいろあって、どれから書こうか・・・。

(経済対話、非公式協議中止=北朝鮮情勢受け-日米両政府)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017090100390&g=pol

「5日に米国で行われる予定だったペンス米副大統領との非公式協議を中止すると発表」

「安倍晋三首相もロシアで6日から開かれる会合への出席で日本を離れるため」

太郎ちゃんが残っていれば、我が国の危機管理は万全だな(そうなのかあ?)。

まあいい。

「安全保障環境が非常に緊迫しているので、日本にとどまって危機対応に万全を期すように(安倍首相から)指示があった」

経済対話の重要性が低いのか、北朝鮮をめぐる安全保障が危機的状況なのかは分からない。

(米軍、弾道ミサイルの迎撃実験成功…北をけん制)
http://www.yomiuri.co.jp/world/20170830-OYT1T50112.html

「ハワイ・カウアイ島のミサイル基地から発射された標的のミサイルをハワイ沖に展開していたイージス駆逐艦「ジョン・ポール・ジョーンズ」が捕捉、追尾し、同艦搭載の迎撃ミサイル「SM6」で迎撃に成功」

(RIM-174スタンダードERAM)
https://ja.wikipedia.org/wiki/RIM-174%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC%E3%83%89ERAM

「アメリカ海軍で運用中の長射程艦対空ミサイルであり、対艦ミサイルとしての能力も持つ。」

読売の記事には、準中距離弾道ミサイルの迎撃実験とあるが、実験の詳細は分からない。

もともと、低速で飛来する航空機等が対象だからな。

弾頭も、キネティック弾頭ではない。

「弾頭 爆破破砕弾頭」

これは、終末段階での迎撃で、PAC-3の海上版みたいなやつだな。

つーことは、漏れは、相当覚悟しなければならない。

この実験を行ったジョン・ポール・ジョーンズという名前に聞き覚えがあった。

(I have not yet begun to fight!)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2016/03/04/8038420

「自らの優勢を見て取ったセラピスの艦長がジョーンズに降伏を勧告すると、ジョーンズは一言、"I have not yet begun to fight!" (こっちはまだ戦いを始めてもいないんだ!)と答えてこれを拒否したという」

「何かの間違いで、トランプ大統領が就任するようなことがあれば、朝鮮半島が火の海になることは明らかだしな(マジヤバ!)。」

まあ、去年の記事だが、その「何かの間違い」が現実になった今、我が国周辺は、一気にきな臭くなってきた。

スタンダードミサイルが、元々、艦船を航空機や低速の巡航ミサイルから守るために開発されたことは周知の事実だ。

高速で飛来する弾道ミサイルを迎撃するために作られたわけじゃない。

当たることもあるが、そうでないこともある。

何かやっておかないと、世論を納得させられないから、エクスキューズしているだけだ。

宇宙空間で迎撃するSM3にしても、条件が厳しくなれば(ロフテッド軌道とか)成功はおぼつかない。

まして、ICBMを迎撃するのは極めて困難だ。

成功しているのは、実験レベルに過ぎず、到底、実戦配備のレベルではない。

つまり、敵基地先制攻撃で、発射施設を叩くしかないわけで、移動発射台を使われたら、それすら危うい。

結果的に、全面攻撃を掛けて、指揮命令機能を一気に奪うことしかないということになる。

米国は、限定的な戦争などしない。

ベトナム戦争で懲り、最近の中東戦争でも同じ轍を踏んでいる。

大砲の弾が届くところに、同盟国の首都があるわけで、悠長なことをしているわけにはいかないのだ。

もちろん、外交手段が尽き、経済制裁の効果もないという、選択の余地のない状況で、先方の挑発がエスカレートした場合に限るんだろうが、その見極めは困難だろうな。

世論を納得させることが出来れば、先制攻撃は早い方が効果的だ。

既に、その対応は始まっているのではないか。

首相が6日から参加するのは、東洋経済フォーラムに伴って設定された日ロ首脳会談だが、その中身についてはヤバイ話があるかもしれない。

経済問題を隠れ蓑にした安全保障関連の会合は、常套手段だからな。

(河野太郎外相、東方経済フォーラム出席へ 日露首脳会談に同席)
http://www.sankei.com/politics/news/170828/plt1708280036-n1.html

先に行われた連日の日米首脳の電話会談と言い、きな臭さ充満の状況が続いている。

(北朝鮮漁船820隻に警告=放水も、海保が写真公開)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017083100785&g=prk

真綿で首を絞めるようなもんだな。

いよいよ、日本海海戦が近づいているのかもしれない。

外交が、戦争回避ではなく、戦争準備に動き出す時、それを留めることは誰にもできない。

明日は9月2日だ。

(日本の降伏文書)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E9%99%8D%E4%BC%8F%E6%96%87%E6%9B%B8

「1945年(昭和20年)9月2日、大日本帝国と連合国との間で交わされた休戦協定(停戦協定)の名称。この協定によりポツダム宣言の受諾は外交文書上固定された。」

我が国が、連合軍に正式に降伏した日。

(対日戦勝記念日)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AF%BE%E6%97%A5%E6%88%A6%E5%8B%9D%E8%A8%98%E5%BF%B5%E6%97%A5

「伝統的な戦時国際法において、休戦協定の合意は口頭による同意によれば良く文書の手交を要件としない。このため休戦が協定された日と休戦協定が外交文書(降伏文書)として固定された日は異なり、実際に各地の戦線で休戦が合意された日もまた異なる。」

「対日戦勝記念日とされる場合、通常は、大日本帝国政府が公式にポツダム宣言による降伏文書に調印した1945年(昭和20年)9月2日を指す。」

我が国は、8月15日にさっさと済ませているが、関係国ではこれからだからな。

「同じく連合国の中華民国(台湾)やソビエト社会主義共和国連邦の対日戦勝記念日は、その翌日9月3日である。」

「VJデーは、現在でもロードアイランド州で祝日になっている。ただし、正式な祝日の名前は「Victory Day(勝利の日)」で8月の第2月曜日としている。」

「イギリスでは、日本の「終戦の日」同様に8月15日をVJデーとしている。」

いろいろだな。

ロシアでは、その後、9月2日に変更されたようだ。

「2010年7月14日に連邦議会が9月2日を「第二次世界大戦が終結した日」とする法案を可決、同月25日にドミートリー・メドヴェージェフ大統領が署名し、9月2日を「第二次世界大戦終結の日」とする法改正案は成立した。これは事実上の対日戦勝記念日と見られている」

台湾は9月3日だが、中国は2日になっているようだ。

いずれにしても、8月15日が終戦という認識は、世界では一部の国や地域でしか通用しないということだな。

法的には、8月14日ということになるしな(連合軍への伝達)。

72年前の歴史的事実があるこの時期に、北朝鮮をめぐるきな臭い話が飛び交っているというのも、考えてみれば皮肉な話だ。

朝鮮半島における戦争は、形式的にも実質的にも、未だに続いている。

個々の報道や、事実の陰には、後から考えれば、なるほどと思える真実が隠されている。

米国が、二枚舌を使って情報戦を繰り広げているのはサルでも分かるが、我が国も同様なのではないのか。

既に、戦争の準備は着々と進んでいて、外交や経済制裁は、その準備の一環として組み込まれているのではないか。

浮沈子の懸念はそこにある。

一撃で仕留める。

そのための準備が、水面下で進んでいるような気がしてならない・・・。

(北朝鮮情勢、大規模紛争に発展する恐れ=ロシア大統領:追加)
http://jp.reuters.com/article/northkorea-missiles-putin-idJPKCN1BC4EF?il=0

「朝鮮半島情勢は「大規模な紛争に発展する手前」まで悪化したと指摘」

「北朝鮮がミサイル開発を凍結する代わりに米国と韓国が大規模な共同軍事演習を中止するというロシアと中国の提案が緊張緩和につながると主張」

何処の国も、自国に都合のいい提案しかしないしな。

ミサイル開発の凍結なんて、するわけないじゃないの・・・。

もう一つの懸念2017年09月01日 22:08

もう一つの懸念
もう一つの懸念


(海の酸性化に、サンゴはやはり耐え切れないかもしれない)
http://scienceportal.jst.go.jp/news/newsflash_review/newsflash/2017/09/20170901_01.html

「海はもともと弱いアルカリ性だが、大気中に増えた二酸化炭素が海面を通して余計に溶け込むと、そのアルカリ性が弱まる。これが海の酸性化だ。」

「海が酸性化すると「炭酸」(炭酸イオン)が減って、殻や骨格を作れなくなってしまうのだ。」

「大気中の二酸化炭素は冷たい海ほど多く溶け込む」

「サンゴは夏の高水温に弱い」

「サンゴは北から酸性化の、南からは温暖化の脅威にさらされ、今世紀の半ばを待たずに、日本の周辺から造礁サンゴの適地は消えるという予測もある。」

ダイバーの風上(潮上?)にも置けない浮沈子は、それはやむを得ないだろうと思っている。

水中のサンゴを守るために、地上の生活を犠牲にするというのは、本末転倒だと考えている。

まあ、もっとも、本質的には、環境変化に鋭敏な生物を保護することが、ひいては人間が生活する環境をも守ることに繋がるわけだし、そもそもダイビング産業は地上における人間の活動だからな。

商売上の資源は、保全する必要がある。

画像は、今回行ったタオ島のダイビングポイントにあったサンゴの養殖(?)ベースだ。

藤上さんは、ブロックの穴の中に、何か生物がいないかのぞき込んでいる。

まあいい。

枝サンゴを、接着剤でくっ付けて、ブロック毎移し替えればいいというアイデアなんだろう(たぶん)。

まだ、サンゴを植え付けていないブロック畑もあった。

浮沈子は、どうも、こういうのが苦手だ。

自然保護というのとは、ちょっと違うような気がする。

それでも、何もしないよりはいいのかもしれないし、何かしているというエクスキューズにはなるのかもしれない。

中性浮力の練習して、墜落しないようにするとか。

ダイバーがいくら声を上げてみても、ノンダイバーには響かないだろう。

うちらには関係ない・・・。

貧弱な生態系に依存している南の島の海にとって、サンゴ礁は貴重だ。

(造礁サンゴ:サンゴの危機)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%80%A0%E7%A4%81%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%82%B4

「自然的要因:
・海水温の上昇
・オニヒトデ等による食害」

「人為的要因:
・生活排水の流入
・家畜糞尿の流入
・赤土の流出」

海水の酸性化が言われ出したのは最近だ。

(海洋酸性化)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%B7%E6%B4%8B%E9%85%B8%E6%80%A7%E5%8C%96

「主に大気中において以前よりも濃度が上昇した二酸化炭素が、より多く海洋へと溶け込んだことによって引き起こされる、海水のpH低下のこと」

「国連が2030年までに達成すべきとして採択した持続可能な開発目標(SDGs)の17の目標のうち目標14において、達成目標の「14.3」としてあらゆるレベルでの科学的協力の促進などを通じて、海洋酸性化の影響に対処し最小限化するとして、海洋酸性化の進行を食い留めることが謳われている」

そう、改善しなければならないのは、酸性化や温暖化なわけで、一筋縄ではいかない。

二酸化炭素は、海洋に溶け込むことによって、大気中の濃度の増加の現象に寄与しているという、ややっこしい話もある。

初出の記事のように、海洋酸性化が水中生物に対して悪影響を与えるなら、それを敏感に反映するのは造礁サンゴかもな。

世界の海は繋がっていて、人間が勝手に決めた国境やEEZなどというものは実際にはない。

余りにも大きく、豊かな水を湛えているために、その有限性や脆弱性を認識しづらいだけだ。

(【解説】海から貝が消える? 海洋酸性化の危機)
http://www.cger.nies.go.jp/ja/news/2014/140516.html

「海の表面に近い海水中の二酸化炭素濃度は、大気中の二酸化炭素を吸収するため、大気濃度を追いかけるようにして増加していることが世界中の海で観測されています。海洋は二酸化炭素を吸収することで、大気中の二酸化炭素濃度増加を抑え、その分だけ地球温暖化を減速させる大事な役割をもっています。しかし、その一方で海洋の酸性化をもたらすというデメリットもあることを知っておく必要があります。」

ウィキのリンクから拾った。

「海が二酸化炭素を吸収する仕組みを制御することも、いったん海に溶け込んだ二酸化炭素を人工的に取り除くことも難しいので、海洋酸性化を抑制する方法は、二酸化炭素の排出量を減らすしかありません。化石燃料の消費を抑えた低炭素社会づくり、つまり地球温暖化対策と同じ対策が、海洋酸性化の深刻化を防ぐ唯一の対策ということができます。」

うーん、それが一番困難なんだよなあ。

そのうち、海の貝とかが取れなくなるかもしれないからな。

今のうちにサザエ食っておくのが正解かもな・・・。