インスピ復活2017年09月08日 02:13

インスピ復活


國富のプールで、インスピレーションを吸う。

久しブリーザー・・・。

インスピの電源を入れるのは、ほぼ1年ぶりだ。

サボってるからな。

電池もセンサーも新品にする。

1個、不良品があったけど。

まあいい。

で、ソフノライムを入れて、恐る恐る吸う。

命懸けだからな。

プレブリージングとはいえ、人体実験だ。

テンプスティックは、ちゃんと反応してバーグラフが1コマ黒くなる。

やれやれ・・・。

念には念を入れて、6分ぐらい吸ったが、息苦しくなったりはしなかった。

新しいソフノライムは小笠原に行ってしまったからな。

在庫を吸うしかない。

だめなら、手元に残っているソフノダイブ(ポセイドン用)をぶっ壊して、中身だけ使うつもりだったが、それをせずに、テストダイブは完了した。

問題は多々あって、ちょっと初めての海で使うのが躊躇われる。

まず、ハンドセットの真ん中のボタンが押しづらくなっている。

一番困るのは、電源を切る時。

ハイセットとローセットの切り替えで、真ん中だけ押すようなときは問題ない。

まあ、どうでもいいんですが(最悪、電池を抜けばいいからな)。

メインのユニットを本国送りにすると、時間かかるし・・・。

でも、やらないわけにはいかない。

マウスピースの回転が軽過ぎて、水が入ってきてしまう。

これは、ばらして調整すれば、何とかなるかもしれない。

気密性には問題ない。

新品のカウンターラングは、やはり正解だったかも。

その先っちょをウエストベルトに止める部品を持っていくのを忘れた。

これは、ちゃんと取ってあって、付ければいいだけ。

ディリュエント側のファーストステージから直接引き出しているネックレギ用のセカンドから、プクプク泡が出る。

神田に電話したら、セカンド側で調節できるらしい。

明日(もう今日か)、持ち込んで調整してもらおう。

國富から電話して、整備の予約・・・。

まあ、もっと早くやっておくべきだったんだがな。

國富への足は03ボクスター。

雨の日に乗るのは気が引けるが、仕方ない。

器材は、組んでしまうと乗らないといけないので、バラしたまま乗せて、プールサイドで組んだ。

プレブリージングは、自宅で、セットしないでバラバラのまま繋げて行った。

この辺りは、サイドマウント化にチャレンジした時に、さんざんやったので要領は分かっている。

セットアップに40分くらいかかったが、チェックが終わってばらすのは10分くらいで済んだ。

慣れの問題もありそうだ。

やっぱ、リブリーザーはいいな。

國富のプールは、午後から行ったが、4時からのお客さんが来るまでは浮沈子独占。

ちょっと遅れて行ったので、5時までにしてもらって、延長料金なし。

3240円で使えた(ラッキー!)。

月曜日に、もう一度行けたら行きたい。

懸案だったボクスターでの底すり(國富の入り口の歩道は、段差が大きい!)もなく、概ね順調にいったのは幸運だったな。

500Eが使えないと、いろいろ不便だな。

しかし、今日持って行った器材全部をチッキにするのは大変だ。

やはり、インスピは宅急便で送ろう。

元々が、予備器材のつもりだからな。

タンク2本とハーネス、プレート、BC、ウエットスーツ類、1本差しサイドマウント一式だけを当日預けにして、その他は、予備器材を含めて送るのが正解だ。

木曜出発だから、火曜日に出せばいいはず(未確認)。

プールの底、4.8mで、泡の出ない潜水器の恩恵を味わう。

循環ポンプの音がうるさい。

オープンウォーターの講習を、マンツーマンでやっていたが、見ていると、本当に大変そうだ。

水中でのバランスのとり方や、体の動かし方が、やはり慣れないとうまくいかないのだ。

ハイポジに切り替えたりして、ソレノイドバルブの作動を確認したり、酸素センサーのバランスを見たりして、時間をつぶした。

5mmウエットとフードベストだと、プールでも6kg付けないと潜れない。

ベイルアウトタンクを持つとしても、海では、8kgは付けたいところだ。

ドライかよ・・・。

トリムの調整もやりたかったが、大体のところでいいことにした。

インスピでは、全部ウエイトベストに入れるしかない。

それで、何とか潜る。

その感触を掴めただけでも良かった。

本当は、海潜りをやっておきたかったんだがな。

國富のプールの水温は30度。

さすがにバタバタしている時は暑かったが、水底でジッとしていると、いい感じに冷えてきて助かった。

海では、ちっとは泳ぐだろうから、問題はないだろう。

今日は、ポケットパンツも着けて潜ったが、実際に穿くかどうかは分からない。

マーカーブイはプレートに付けるし、ポケットに入れるとしても、折り畳み式のシュノーケル位だ。

小さなポケットを付けて、それに入れていけばいい。

カメラはDリングに引っ掛ければいいしな。

まあ、あれば重宝する。

様子を見て決めよう。

基本的にはポセイドンで潜るつもり。

何か不具合が起こるとか、飽きてしまったら(!)インスピに替える。

それでもだめなら、サイドマウント。

正副予備の3系統は、ミッションを貫徹するうえでの正統的な態勢だ。

サイドマウントは、2本差しの運用が難しそうだが、それで入る方もいるというので、一応、その用意もしていく。

そのほかに、予備のレギュレーターやホース類を、しこたま持っていく。

今回は、タイのリベンジで、バックマウントのBCは持っていかない。

せっかくの小笠原だからな。

是非とも、サイドマウントで潜りたい。

相乗りのビッグボートだと、ちょっと気が引けるけど、自社ボートだから我儘させていただこう。

シングルタンクの1本差しなら、大丈夫な感じだ。

インスピレーションでアルミタンクは、今日が初めてのコンフィギュレーションになる。

何とか付けられたものの、やはり重量は軽い。

ウエイトがしこたま必要だったのは、多分そのせいだろう。

プールサイドからの上げ下ろしも楽だったしな。

スチールのタンクもあるけど、陸上でのハンドリングを考えたら、やっぱ、アルミがいいな。

水底で30分くらい潜っていたけど、酸素もディリュエントも、10バール位しか減らなかった。

減ったかどうかも分からない。

マンツーで講習していたインストラクターの方から、リブリーザーについていろいろ聞かれる。

関心を持ってもらえたのは嬉しかったな。

浮沈子は、いつかはリブリーザーのインストラクターになろうとしているわけだから(そうだったのかあ?)、聞かれたことには正確に答えられなければならない。

5mの水底で、PO2が1.3ATAのハイポジションで、FO2が何パーセントかが、即座に答えられなかった。

反省・・・。

答え:
1.3÷(1+5÷10)
≒0.87

約87パーセント(酸素リスクを考えて切り上げ)。

大体80パーセント以上とか、テキトーに答えてはいかんな(暗算、苦手・・・)。

プールで淡水だから、3パーセント補正しなければならないが、まあ、いいことにしよう。

1.3÷(1+5÷10÷1.03)
≒0.88(約88パーセント)

もっと突っ込みを入れれば、國富の高度とかも考慮しなければならない・・・。

勝手にしてくれ!。

今日は、少々低気圧気味だったしな。

大気圧の補正も必要だ。

地球の酸素は、浮沈子には薄過ぎるような気がする。

ぱっと計算できなかったのは、きっとそのせいに違いない。

人は転ぶと石のせいにする・・・。

明日は、フィットネスに行ってから、神田に行くことにする。

調整してもらう器材一式担いで、大井町まで自転車を漕ぐ。

予報では、雨は降らないことになっているんだがな。

当てにはならない。

アルミタンクは、1本約4.6kgあることを確認する(100バール位入っている)。

抜けば、多少は軽くなるが、これだけでも2本で10kg近くになるから、チッキにするときは気を付けなければならない。

宅急便で送る方に、なるべく多く入れて、到着当日の昼間に必要なものだけを小手荷物にすることにしよう。

小笠原の準備は、遅ればせながらも着々と進んでいる。

乗船券も、ようやく届いた。

最悪の事態は、ダイビング器材を全て忘れずに送ったり、準備したりして、万全を期したにもかかわらず、人間が小笠原丸に乗り損なうことだからな。

海パン忘れたりな・・・。

タオ島ツアーは、持っていく器材で、忘れたものはなかった(向こうで、カメラを忘れたりしたけどな)。

明日は、小笠原のリストを作って、万全を期そう。

神田で、その点についても相談しよう・・・(カップラーメンは、どのくらい持っていけばいいんだあ?)。