核なき戦争 ― 2017年09月11日 00:04
核なき戦争
(「米朝軍事衝突なら朝鮮半島はほぼ壊滅する!」 元在韓米軍大尉が分析 ソウルは灰燼に帰す 日本にミサイル飛来も)
http://www.sankei.com/world/news/170909/wor1709090034-n1.html
「北朝鮮は間違いなく敗北するが、朝鮮半島の大半が壊滅する」
まあ、そうだろうな。
「これは北朝鮮が核兵器使用に踏み切らない場合のシナリオで、日本や米西海岸に核弾頭搭載の弾道ミサイルを撃ち込んだ場合、被害は桁違いに増大する。」
数百万、いや、千万単位の死者が発生する可能性がある。
勝敗の問題ではない。
そんなもんは、初めから分かり切っている。
それでもやっちゃうところが、問題なわけだ。
この記事の、元ネタを読んでいないので、何とも言えないんだが、想定として、米軍が核兵器を使わないということはないだろう。
当然使うという前提で、予想しなければならない。
バラクオバマは、先制不使用を宣言しようとしたが、それは叶わなかった。
浮沈子は、通常攻撃を仕掛けて、壊滅させられればよし、打ち漏らして核兵器が使われることになる可能性が高いと見ている。
仮に、先制使用ではなく、先に核兵器を使われたとしたら、報復のために使うことを躊躇うことは出来ない。
もし、使わなかったら、核の傘の信用にかかわる。
必ず、直ちに、無条件に使用される。
そうなったら、ロシアや中国も止めることは出来ない。
そんなことにならないように、初動での攻撃を徹底するために、戦術核を使用する可能性が最も高いのではないか。
つまり、初めから核兵器を使用することを前提に考えるのが、合理的だと思うんだがな。
朝鮮半島に置いて、核なき戦争は有り得ない。
世界で最も核兵器を使用する可能性が高いのは、ロシアと米国だが、使用する敷居が低いのは米国の方だと思うんだがな。
意外にも、北朝鮮が実際の戦争に使用することはないのではないか。
シナリオとしては、通常兵器の攻撃に始まり、米国の反撃で核兵器が使用され、通常兵器を撃ち尽くした北朝鮮が敗北して終わる。
例によって、核兵器の使用が、犠牲者を最小限に留め、戦争の早期の終結に寄与したという麗しき理由がまかり通って、世界は納得する(たぶん)。
短ければ数時間、長くても1週間がせいぜいだな。
それ以上は続かない。
ゲリラ戦とかがどの程度行われることになるのかは分からないが、北朝鮮の指導部が壊滅的な被害を被ることは確実だし、正規戦が終了すれば、組織的な戦闘は終結する。
中国やロシアが、パルチザンに援助して、ゲリラ戦をやらせるとは思えないしな。
政治的にも、経済的にも、軍事的にもメリットはない。
明日(日本時間では、明後日)、北朝鮮の息の根を止める国連決議が採決される。
もちろん、否決だ。
米国は、外交手段は尽くしたという切符を手にしたいんだろう。
(米決議案、中ロは同意困難か=臨検時の軍事手段容認-北朝鮮に「最強制裁」・安保理)
http://www.afpbb.com/articles/-/3142071?cx_part=latest&cx_position=17
「決議案からは従来の制裁決議に記されていた経済制裁などの非軍事的措置を示す「国連憲章41条に基づく措置を取る」の記載がなくなった。」
「その上で、制裁指定された船舶の公海での臨検を許可し、その際に「あらゆる必要な措置」を取ることを認めた。」
「識者は臨検時の「軍事手段を容認している」と指摘する。」
これは、宣戦布告だ。
経済封鎖され、生きていける国家はない。
少なくとも、ロシアは黙ってはいないだろう。
しかし、それこそ、米国の思う壺だからな。
有志連合が結成され、事実上の多国籍軍による封鎖行為が行われるだろう。
ったく、どっちが挑発してるんだか・・・。
米軍の元大尉の甘ちゃんのシナリオなんて、現実の情勢から考えたら、余りにも大人し過ぎて、話にも何もならない。
ロシアは、外交的にはポイントを稼ぐかもしれないが、同時にリスクも負う。
国際的に非難され続けた国家を、最後まで庇い続けたことになるからな。
中国は、軍事同盟国を見捨てることになる。
サイテーだ。
誰もが、そんな結末を望んではいない。
被害が甚大な韓国と我が国も、それは同じだ。
核なき戦争で、数十万単位の犠牲で済むなら、まあ、やってみてもいいかも知れないが(そうなのかあ?)、それでは済むまい。
ここは、知恵を絞って、荒ぶる米国をなだめ、核戦争を回避していかなければならない。
昨日も、今日も、予想されたミサイルの発射はない。
いい兆候だ。
国連決議の結果が気になる。
ここで、妥協を重ね、問題を先送りにすることが出来れば、みんなが不愉快な状況の中で、束の間の平和を享受することが出来る。
正義の戦争より、不正義の平和がいいに決まっている。
浮沈子は、そう信じている。
誰かがスッキリするということは、その他大勢が悲惨な状況に陥ることだからな。
みんなで、少しずつガマンして、スッキリしない状況に慣れなければならない。
その先に、さらに解決困難な状況が生まれるとしても、今の平和を少しでも長く保つことが肝要だ。
先のことは分からない。
誰がどう見たって、循環器病予備軍のお坊ちゃま君が、いつまで元気でいられるかということもあるしな。
その後に、親米政権が生まれないとも限らない(そうかあ?)。
そうしたら、我が国の頭越しに、米朝国交が回復して、平壌ディズニーランドが出来たりして!。
当然、喜び組とかも出演したりしてな(ディズニーと、どういう関係が?)。
まあ、どうでもいいんですが。
たまには、そういう楽観的な妄想もいいんじゃないか。
そう思わざるを得ない、昨今だからな・・・。
(「米朝軍事衝突なら朝鮮半島はほぼ壊滅する!」 元在韓米軍大尉が分析 ソウルは灰燼に帰す 日本にミサイル飛来も)
http://www.sankei.com/world/news/170909/wor1709090034-n1.html
「北朝鮮は間違いなく敗北するが、朝鮮半島の大半が壊滅する」
まあ、そうだろうな。
「これは北朝鮮が核兵器使用に踏み切らない場合のシナリオで、日本や米西海岸に核弾頭搭載の弾道ミサイルを撃ち込んだ場合、被害は桁違いに増大する。」
数百万、いや、千万単位の死者が発生する可能性がある。
勝敗の問題ではない。
そんなもんは、初めから分かり切っている。
それでもやっちゃうところが、問題なわけだ。
この記事の、元ネタを読んでいないので、何とも言えないんだが、想定として、米軍が核兵器を使わないということはないだろう。
当然使うという前提で、予想しなければならない。
バラクオバマは、先制不使用を宣言しようとしたが、それは叶わなかった。
浮沈子は、通常攻撃を仕掛けて、壊滅させられればよし、打ち漏らして核兵器が使われることになる可能性が高いと見ている。
仮に、先制使用ではなく、先に核兵器を使われたとしたら、報復のために使うことを躊躇うことは出来ない。
もし、使わなかったら、核の傘の信用にかかわる。
必ず、直ちに、無条件に使用される。
そうなったら、ロシアや中国も止めることは出来ない。
そんなことにならないように、初動での攻撃を徹底するために、戦術核を使用する可能性が最も高いのではないか。
つまり、初めから核兵器を使用することを前提に考えるのが、合理的だと思うんだがな。
朝鮮半島に置いて、核なき戦争は有り得ない。
世界で最も核兵器を使用する可能性が高いのは、ロシアと米国だが、使用する敷居が低いのは米国の方だと思うんだがな。
意外にも、北朝鮮が実際の戦争に使用することはないのではないか。
シナリオとしては、通常兵器の攻撃に始まり、米国の反撃で核兵器が使用され、通常兵器を撃ち尽くした北朝鮮が敗北して終わる。
例によって、核兵器の使用が、犠牲者を最小限に留め、戦争の早期の終結に寄与したという麗しき理由がまかり通って、世界は納得する(たぶん)。
短ければ数時間、長くても1週間がせいぜいだな。
それ以上は続かない。
ゲリラ戦とかがどの程度行われることになるのかは分からないが、北朝鮮の指導部が壊滅的な被害を被ることは確実だし、正規戦が終了すれば、組織的な戦闘は終結する。
中国やロシアが、パルチザンに援助して、ゲリラ戦をやらせるとは思えないしな。
政治的にも、経済的にも、軍事的にもメリットはない。
明日(日本時間では、明後日)、北朝鮮の息の根を止める国連決議が採決される。
もちろん、否決だ。
米国は、外交手段は尽くしたという切符を手にしたいんだろう。
(米決議案、中ロは同意困難か=臨検時の軍事手段容認-北朝鮮に「最強制裁」・安保理)
http://www.afpbb.com/articles/-/3142071?cx_part=latest&cx_position=17
「決議案からは従来の制裁決議に記されていた経済制裁などの非軍事的措置を示す「国連憲章41条に基づく措置を取る」の記載がなくなった。」
「その上で、制裁指定された船舶の公海での臨検を許可し、その際に「あらゆる必要な措置」を取ることを認めた。」
「識者は臨検時の「軍事手段を容認している」と指摘する。」
これは、宣戦布告だ。
経済封鎖され、生きていける国家はない。
少なくとも、ロシアは黙ってはいないだろう。
しかし、それこそ、米国の思う壺だからな。
有志連合が結成され、事実上の多国籍軍による封鎖行為が行われるだろう。
ったく、どっちが挑発してるんだか・・・。
米軍の元大尉の甘ちゃんのシナリオなんて、現実の情勢から考えたら、余りにも大人し過ぎて、話にも何もならない。
ロシアは、外交的にはポイントを稼ぐかもしれないが、同時にリスクも負う。
国際的に非難され続けた国家を、最後まで庇い続けたことになるからな。
中国は、軍事同盟国を見捨てることになる。
サイテーだ。
誰もが、そんな結末を望んではいない。
被害が甚大な韓国と我が国も、それは同じだ。
核なき戦争で、数十万単位の犠牲で済むなら、まあ、やってみてもいいかも知れないが(そうなのかあ?)、それでは済むまい。
ここは、知恵を絞って、荒ぶる米国をなだめ、核戦争を回避していかなければならない。
昨日も、今日も、予想されたミサイルの発射はない。
いい兆候だ。
国連決議の結果が気になる。
ここで、妥協を重ね、問題を先送りにすることが出来れば、みんなが不愉快な状況の中で、束の間の平和を享受することが出来る。
正義の戦争より、不正義の平和がいいに決まっている。
浮沈子は、そう信じている。
誰かがスッキリするということは、その他大勢が悲惨な状況に陥ることだからな。
みんなで、少しずつガマンして、スッキリしない状況に慣れなければならない。
その先に、さらに解決困難な状況が生まれるとしても、今の平和を少しでも長く保つことが肝要だ。
先のことは分からない。
誰がどう見たって、循環器病予備軍のお坊ちゃま君が、いつまで元気でいられるかということもあるしな。
その後に、親米政権が生まれないとも限らない(そうかあ?)。
そうしたら、我が国の頭越しに、米朝国交が回復して、平壌ディズニーランドが出来たりして!。
当然、喜び組とかも出演したりしてな(ディズニーと、どういう関係が?)。
まあ、どうでもいいんですが。
たまには、そういう楽観的な妄想もいいんじゃないか。
そう思わざるを得ない、昨今だからな・・・。
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