癒しのポルシェ2017年10月01日 07:27

癒しのポルシェ
癒しのポルシェ


閉鎖空間に弱い浮沈子。

まあ、クルマだって、閉鎖空間には違いないが、この時期、屋根や窓を開け放って、高くなった秋空を満喫することも出来る。

昨日は、500Eで愚弟と秋葉原に久々に行った。

インスピレーションの酸素センサーのコネクターに使う接点復活材を買い求める(660円税抜き)。

クレのやつがいいと勧められていたんだが、それが在庫になかったので、テキトーに買ってしまった。

リレー接点には使えないらしい。

スライド接点用だが、多分大丈夫だろう。

マルツで買った。

物は確かな感じ。

(ニューポリコールキング PJR-S40)
http://www.sunhayato.co.jp/material2/index.php/item?cell003=%E3%82%A8%E3%82%A2%E3%82%BE%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E5%8C%96%E5%AD%A6%E8%A3%BD%E5%93%81&cell004=%E6%8E%A5%E7%82%B9%E5%BE%A9%E6%B4%BB%E5%89%A4&name=%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%9D%E3%83%AA%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%80%80PJR-S40&id=228&label=1

「サンハヤトは日本で初めて「接点復活剤」を開発、発売した会社です。その商品「ポリコール」は、テレビのロータリーチャンネルのメンテナンス用として、当時の国内の全ての大手電気メーカーに採用され、「接点復活剤」という名称もポピュラーとなりました。その後、絶えず性能向上や環境対応化を進め、今日に至っております。」

「税抜価格:¥770」

ついでに、大型30リッターのウォータープルーフバッグを買う(980円税抜き)。

2本ハーネスが付いていて、背中に背負うことも出来る。

ちょっと蒸れるけどな。

短時間なら問題ない。

帰ってきてから、ポルシェの入れ替えを行う。

疎開先へ03ボクスターを移動。

2か月ぶりに83タルガに火を入れる。

1発で起動。

屋根は外さず、窓だけ開けて、夜気を入れながらゆるゆると走る。

オイルが行き渡り、滑らかな回転が嬉しい。

温まって巡行している時は、サイコーの気分だ。

癒しのポルシェ・・・。

秋の交通安全週間の最終日だったが、昼間は交差点に貼り付いていたお巡りさんも、夜には引き上げて平和な交通環境が戻った(お仕事、ご苦労様でした)。

浮沈子は、下道ではハエが止まるような運転だからな。

昨日も、500Eで後ろから鳴らされてしまった。

踏切で一時停止して、窓を開けたりしたからな。

法令順守だ・・・。

まあ、どうでもいいんですが。

しかし、ポルシェは流して走ると、なぜ、こうも気持ちいいんだろうか?。

ガツガツ走らず、ゆるゆるとエンジンの鼓動を感じながら、クルマなりに走る。

法定速度では、回転計は2000回転に届かない。

ボクスターは、もちろん屋根をたたんで全開にしたが、タルガは窓を開けただけ。

それでも、気持ちのいいドライブだった。

ざわざわしていた心が穏やかになる。

オートマじゃない、マニュアルの感触は、イラつくことがない。

自分で選択したギアの、納得した走りがある。

オートマチックが選択したギアの、ここはそれじゃないんだけど、という違和感がない。

まあ、最近のコンピューター制御のオートマは、そんなことはないんだろうな。

単なるスイッチと化したアクセルのビミョーな動きを感知して、良きに計らっているに違いないのだ。

1983年製のSCベースの911は、そんな仕掛けはない。

ワイヤーでスロットルを開け閉めして、機械式のKジェトロニックが噴くだけだ。

古き良き時代のエンジンやトランスミッション。

まあ、キャブレターじゃないけどな。

アクセルへの追従性は高い。

RRということもあって、ガッと路面を蹴る。

電子制御エンジンのオートマだって、十分早いし、その差を人間が感じることは出来ないから、単なる気分の差に過ぎない。

しかし、クルマの運転というのは、気分が重要だからな。

その気にさせてくれなければ、ドライブを楽しむことは出来ない。

そう、走らせてナンボだ。

CCRと似ていなくもない。

浮沈子は、2台のCCRを持っているけど、それぞれに吸い心地は異なる。

呼吸抵抗のビミョーな違い(ポセイドンの方が、やや大きい感じ)、オートディリュエントバルブの作動感の違い(インスピの方は、渋めに調整)、ハンドリングの違い(ポセイドンは、5分に1回、動的キャリブレーションのために、ディリュエントが吹く)。

ソレノイドバルブの作動音も違う。

複数回に分けて噴くポセイドンと、一発で決めるインスピ(噴射する長さを調整)。

そんな違いを楽しみながら、CCRを味わう。

癒し系だ・・・。

ダイビング自体も、ガン流れの中を突進するよりは、まったりと漂うように泳ぐのが相応しい。

そういえば、ポセイドンが長寿命の酸素センサーを導入するという話を聞いていたんだが、どうなったんだろう?。

今年のDEMAショー辺りで、何か情報が出るのかもしれない。

まあ、どうでもいいんですが。

駐車場に戻って、83タルガのカバーを掛ける。

ちょっと、乗ってやらなければならんな。

このクルマは癒しだ。

03ボクスターだって、フルオープンに出来たり、オートマで楽ちんだし、癒し系には違いないが、そういう問題ではない。

機械が人と馴染み、癒しを与えるというのは、楽ちんであることとは次元が異なる話だ。

こういう時はこうなるという、人間の感覚を裏切らないこと、それを人間側で選べるということ。

それがストレスを減らし、いい関係を結べるポイントだな。

入らぬおせっかいをせず、確かな操作感で、期待を裏切らない。

そういう世界は、だんだんと消えていくんだろう。

電子制御でどうにでもなり、塩梅は機械の側が決める。

人間は、それに馴染んでいくしかないのだ・・・。

AIが運転するようになれば、操作感もへったくれもなくなるしな。

乗員(ドライバーじゃないからな)は、メーカーにとっては、金を払ってくれる荷物だ。

そんな時代を前に、ドラビリ(ドライバビリティ)とか寝言を言っていられる現代は、麗しい時代なのかもしれない。

まあいい。

乗れる間に、乗れるだけ乗っておこう。

癒しのポルシェに・・・。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
kfujitoの徒然の筆者のペンネームは、
「○○子」です。
○○を記入してください。

コメント:

トラックバック