フロントロー独占2017年10月15日 02:20

フロントロー独占
フロントロー独占


非国民の浮沈子は、やっぱポルシェ目線で見てしまう・・・。

(2号車ポルシェがポール獲得でタイトル獲得へ一歩前進/【順位結果】WEC第7戦富士 公式予選)
https://www.as-web.jp/sports-car/170687?all

「Pos No Class Team Time:
1 2 LMP1 ポルシェLMPチーム ポルシェ919ハイブリッド 1'35''160
2 1 LMP1 ポルシェLMPチーム ポルシェ919ハイブリッド 1'35''231
3 8 LMP1 トヨタ・ガズー・レーシング トヨタTS050ハイブリッド 1'35''355
4 7 LMP1 トヨタ・ガズー・レーシング トヨタTS050ハイブリッド 1'36''630」

タイヤはLMP1クラスはミシュラン。

ドライバーは割愛した。

で、7号車のタイムは悲惨だが、LMP2クラスに対しては、7秒以上早いので、まあ、問題はない。

全く異なるタイムを刻んでいる。

LMP1クラスが、如何に凄まじいテクノロジーで突き放しているかが分かる予選タイムだ。

ポルシェがスゴイのは、撤退が決まっていても、全力で勝ちに来ているところだな(通年のタイトルかかってますから)。

トヨタは、営業的に日本でのレースの前に撤退を発表することが出来ずにズルズルしているだけだ(まあ、ポルシェの撤退発表も、自国レースの後だけどな)。

プジョーの参戦が消えて、撤退確定な状況だけどな。

ルマンで、とうとう優勝できずか・・・。

まあ、どうでもいいんですが。

8号車は、いいタイム出しているが、ウエットだからな。

明日(今日)の本戦がどうなるかは分からない。

トラフィックの状況によっては、荒れた展開になる可能性もある。

クルマの性能より、運不運が勝敗を左右することになるかもしれない。

今季、戦績は以下の通り。

第1戦:
シルバーストン(4月16日)
1位8号車(トヨタ)
2位2号車(ポルシェ)
3位1号車(ポルシェ)
23位7号車(トヨタ)

第2戦:
スパフランコルシャン(5月6日)
1位8号車(トヨタ)
2位7号車(トヨタ)
3位2号車(ポルシェ)
4位1号車(ポルシェ)

第3戦:
ルマン(6月17日・18日)
1位2号車(ポルシェ)
8位8号車(トヨタ)

第4戦:
ニュルブルクリンク(7月16日)
1位2号車(ポルシェ)
2位1号車(ポルシェ)
3位7号車(トヨタ)
4位8号車(トヨタ)

第5戦:
メキシコ(9月3日)
1位2号車(ポルシェ)
2位1号車(ポルシェ)
3位8号車(トヨタ)
4位7号車(トヨタ)

第6戦:
オースチン(9月16日)
1位2号車(ポルシェ)
2位1号車(ポルシェ)
3位8号車(トヨタ)
4位7号車(トヨタ)

あと3戦で、トヨタが総合優勝するのは難しい感じだ。

余程のトラブルや不運が重ならない限り、ポルシェが自爆することはない。

時計のように正確に周回を重ねる。

ここ一発の速さでは、トヨタが上回ることがあるかもしれないが、耐久レースでは意味がない(そうなのかあ?)。

耐久レースを知り尽くしたポルシェの強さは、今シーズンのルマンにも見られた。

最低でも優勝・・・。

富士は、トヨタに地の利があるけど、予選の結果を見る限りでは、ポルシェの横綱相撲のようにも見える。

2号車と1号車のタイム差が殆どない。

セッティングを含め、技術的に安定している証拠だな。

8号車は、もう少しでポールを取れたとか報じられているが、所詮、タラレバの話だ。

(WEC:「ポールを取れた」8号車と「単純に遅すぎた」7号車。一貴と可夢偉が語るトヨタの予選舞台裏)
https://www.as-web.jp/sports-car/170760/2

「トラフィックがなければふたりともコンマ3~4秒縮められ、間違いなく1分34秒台に入れた。クルマ的にはポールを取れるだけの力があったと思う」

まあいい。

レースは、結果が全てだ。

今日の戦績如何では、ポルシェの年間タイトルが決まる可能性もある(現在のポイント差は、73.5)。

ポルシェがワンツーを決めれば、その瞬間、トヨタのタイトルの可能性は消える。

注目の一戦だな。

今年は、トヨタがマニュファクチャラーズチャンピオン取れるかもしれないと思ったんだがな。

しかし、ルマンの前に展示された車両を見た時、こりゃあ作っているモノが違うと感じた。

(2機の戦闘機)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2017/06/16/8598718

「棲む世界が異なる工業製品が、同じ土俵(サーキット)で覇を競う感じがしたのは浮沈子だけだろうか。」

トヨタは、確かにレーシングカーを作っていたが、ポルシェが作っていたのは、もう、なんというか、自動車という枠を超えたオブジェのような、痺れる完成度だったな。

最低でも優勝するわけだ・・・。

人が作りしものの、究極のカタチ。

それが、最後の富士を走る。

結果を楽しみにしよう。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
kfujitoの徒然の筆者のペンネームは、
「○○子」です。
○○を記入してください。

コメント:

トラックバック