前宣伝2017年10月27日 01:07

前宣伝
前宣伝


気になっている映画の記事。

(ブレードランナー 2049)
https://wired.jp/special/2017/blade-runner-2049/

オリジナルの設定は、2019年だったから、その30年後ということになる。

オリジナルは、1982年公開だから、今年は35年後に当たるけどな。

記事を読むと、リドリースコットは、続編を作りたかったようだ。

「リドリーには『この機会を35年も待ってたんだ』と言われたよ」

ドゥニヴィルヌーヴが監督することになり、映像の面で高品位な作品になることは間違いない。

それは、メッセージ(「ばかうけ」が出てくるSF映画)を観ればわかる。

上品で、鮮やかな画面。

しかし、どうなんだろうな。

映画としての表現は、それだけじゃないからな。

観に行こうかどうしようか、迷っている。

ネタバレの感想が出てからでもいいか。

明日公開だからな。

ネットで見ると、ガラガラみたいだしな。

そういう映画だ。

封切りもこの時期だし・・・。

記事の中で、サイバーパンクの古典となったニューロマンサーの作者である、ウィリアム・ギブスンの話が出てくる。

「「ブレードランナーは世界の見え方と、わたしたちの世界の見方を変えた」と指摘する。サイバーパンクの旗手は初めて『ブレードランナー』を見たとき、そのヴィジュアルが「執筆中だった処女作の世界に酷似していたため」ショックのあまり途中で映画館から出てしまったというエピソードをもっている(ちなみに、この処女作がハッカーを主人公にした長編『ニューロマンサー』だ)。」

へえ、そうだったのか。

同じビジョンを持つに至った作家が、映画の世界と小説の世界にいたということだな。

新しい監督を得て、そのビジョンが、どう展開するのかに興味はあるけど、オリジナルの独特のアクの強さは消えてしまうに違いない。

細かく見れば、あら捜しはいくらでもできる。

それを綺麗に整えて、筋立てもしっかりしたものにしたとして、映画として評価されるかどうかは別だ。

エイリアンもそうだけど、リドリースコットの映画は、画期的な映画になっている。

まあ、はずれもあるけどな。

オデッセイ(火星の人)最悪・・・。

プロメテウス最悪(金返せ!)・・・。

まあ、どうでもいいんですが。

グラディエーターとかは、悪くなかったけどな。

白い嵐もそうだったのかあ。

あまり観てない監督の一人だ。

浮沈子的には、エイリアンとブレードランナーで十分お腹一杯になれる。

SF映画の金字塔だしな。

エイリアンは、浮沈子が苦手な映画の一つだから、あまり繰り返しては観なかったな。

まあいい。

ブレードランナーの続編を観に行くかどうかは、後で決めよう。

エイリアンの続編(前日譚)なんか作ってないで、ブレードランナーの続編やればよかったのに・・・。

9.5度2017年10月27日 07:57

9.5度


昨日今日と、秋晴れの天気。

ようやく、季節らしい感じになったな(まあ、明日は再び雨だそうですが)。

今朝の最低気温は、9.5度(東京地方)。

もちろん、この秋一番。

起きたら、ちょっと頭痛がするので、お出かけするかどうか、様子を見よう。

やっぱ、昨日の午後、フィットネスに行ったのがまずかったか。

水泳教室の時に、風邪っぽかったので、翌日は休もうと思ってたんだがな。

天気も良かったので、午前中の所用を済ませて食後に出かけてしまった。

筋トレは、ウエイトアップと回数アップに挑戦したんだが、ものの見事に固まった。

怪我が怖いので、早速減らす(両方とも)。

トレーニングマシンのいいところは、負荷を小刻みに調節できるところだ。

水泳は800mに抑える。

よく温まってから出てきたんだがな。

湯冷めしたのかもしれない。

今日は、午後から神田に行く予定がある。

午前中は大人しくしていた方が無難だ。

11月のイントロテックの予定が決まり、ちょっとホッとする。

日程的にはタイトだが、うまくハマった。

やれやれ・・・。

浮沈子のテック恐怖症が治るかどうか。

別に、治らなくてもいいんだけど、いろいろ試してみないとな。

昨日から、ブレードランナー続編を観に行くかどうか悩んでいる。

観なかったら後悔しそうな気もするし、観てしまってから後悔して、余計落ち込みそうな予感もしている。

映画鑑賞は、ダイビングと似ていて、人によって受け止め方が異なる。

時間芸術(娯楽)だしな。

まして、ブレードランナーは、テッキー御用達ダイビングのようなもんだ。

オタク、アホ、ヘンタイ、パンク、エトセエトセ・・・。

ハマったら、これ程楽しいものはないが、外したら悲惨だ。

まあ、失敗しても、命に別状はない。

身体が痛くなることもないしな。

財布に少々痛みが残る程度か・・・。

同じアホなら、観なけりゃ損々・・・。

レイチェルの瞳は何色?2017年10月27日 22:28

レイチェルの瞳は何色?
レイチェルの瞳は何色?


ブレードランナーの続編を、結局観てしまった。

<<ネタバレしまくりなので、ご注意を!!>>

まず、感想から。

想定の範囲内でもあるし、それを超えた部分もなくはない。

しかし、未消化なところはある。

ストーリー的にも、ぶった切ったままの点があるしな。

レプリカントが軍隊作ってたり、免疫異常で隔離された娘がいたりと、次回作へ続く要素は残してある。

レプリカントを交配させて増やそうとするメーカーのボスは健在だしな。

次回作に期待というところか。

映像的には、想定の範囲内で、ドゥニヴィルヌーヴのクオリティだ。

ちょっと、霧がかかってて、煙に巻かれる感じもするが、許容範囲だろう。

ラスト近くの雪が降るシーンで、主人公を真上から撮影した時に粗が出たけどな(雪の降り方が自然じゃない)。

まあいい。

気になったのはその位か。

オリジナルの猥雑さはない。

間違いなくドゥニヴィルヌーヴの映像だ。

そこかしこにオマージュをちりばめて、オリジナルのファンにサービスしてくれてはいるけど、そういう小技に溺れてはいない。

溺れてるのは、35年ぶりにデッカードを演じるハリソンフォード爺さんだ。

大熱演だな・・・。

助演男優賞ものだ。

今回は、川崎のTOHOシネマで、3D&MX4Dで観た。

座席が動いたり、フラッシュが焚かれたり、風が吹き出したり(匂いも付いてます)する、疑似体験的座席のやつだ。

荷物は、コインロッカーに預けてシアターに入る。

帽子は被っていてもOK。

コカ・コーラの紙コップを置くところはあるけど、ポップコーンはビニール袋(入り口に置いてあります)にバケツごと入れて、手に持って入り、膝の上に置くしかない。

食べ終わったら、足元に置くか、手に持っているか、隣の席が空いていたら、とりあえずそこに置くことになる。

水しぶきも出て、今回の上映では大活躍だったな(濡れてしまう程、大量には出ません)。

映画の画面にのめり込んでいたいのに、そっちの方が気になる。

そう、エンターテイメントとしては、悪くなかった。

観て損したとは思わない。

しかし、所詮、オリジナルを超えることはない。

これは、別の映画であって、続編じゃない。

そう思って観るのが正しい。

浮沈子的には、主人公に感情移入できなかったしな(おめえレプリカントじゃね?)。

つーか、そういう風に描いていない。

ハリソンフォードに思い切り殴られても、痛そうに見えないしな。

それより、ハリソンフォードが75歳とは思えない元気の良さだ。

こっちを主人公にして、ストーリーを実際に起こった(ことになっている)出来事で書き直したら、素晴らしい続編が出来たかもしれない。

まあ、どうでもいいんですが。

記憶とか、生命倫理とか、そういう根源的なテーマがあることはあるんだが、それを描いているわけじゃない。

どっちかっていえば、親子の情とか、自らのルーツとか、そういう話か。

大衆におもねっていると感じる。

大体、作るのめんどくさいから、子供産ませて増やそうなんてメーカーの社長が考えるようじゃあ、世も末じゃん!?。

ちょっと、脚本的には美味しくないな(デッカードとレイチェルの恋愛が、仕組まれたものだったという捻りはあるけど)。

尖ってない。

ふつーのハリウッド映画だ(R指定だそうです)。

濡れ場も、ちょっと鬱陶しい。

オリジナルに入れ込んだマニアが観て、唸るような映画でないことは確かだ。

35年後の人々が観て、ふつーに楽しむ映画だな。

それでいい。

後に残るものは何もない。

映画館を出たら、ふつーの生活に戻れる。

周りの人間が、レプリカントに見えたりはしない。

秋葉原に行って、3Dの彼女とキスできるVRプロジェクターを探し回ったりもしない。

2017年のトーキョーに、間違いなく帰れる(映画館は川崎でしたが)。

オリジナルは、雨がモチーフになっていたが、続編は雪なのかもしれない。

そういうシーンが多い(もちろん、雨もありますが)。

その季節の進行が、35年の隔たりを感じさせる。

晴れた空のシーンだけはない。

今日もいい天気で、大井町までは自転車を漕いだ。

午後から神田に行って用事を済ませ、例によって駄弁って帰ってきた。

フィットネスはパス。

体調はあまり良くない。

絶不調ではないけれど、無理したら一発で風邪ひく予感が在りありだ。

気圧は、1025ヘクトパスカルもある。

低気圧のせいでないことも確かだな。

明日は、午後から雨だという。

帰ってきて、ひと眠りしたら少し元気が出てきて、この記事を書き始めた。

劇中で、レイチェルの瞳の色は緑だというセリフがあったので、確認する。

(Blade Runner - Deckard Meets Rachel Pt 2 (Voight-Kampf Test):動画、出ます。)
https://www.youtube.com/watch?v=g-DkoGvcEBw

テストマシンのモニターを見ると、初めは確かに緑っぽく見えるが、「茹でた犬」辺りでは鳶色だ(画像参照)。

(VKテスト?:画像のみ参照:テストの初めの頃の映像=緑色?)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2017/10/21/8710077

どっちなんだろうな・・・。