ヤマダ電機自動車2017年11月01日 07:55

ヤマダ電機自動車


(ヤマダ電機、EV販売へ 開発ベンチャーと資本業務提携)
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1710/31/news065.html

「ヤマダ電機の店舗ネットワークを生かし、小型EVの販売を目指す。」

ニュース的には、自動車が家電になったという切り口なんだろうが、よく読めば、大規模店舗でクルマを販売するというだけの話だ。

自分のところで作るわけじゃない。

「グループ店舗でのバッテリー充電、カーシェアリングなどのサービス提供も検討。」

自動車周辺産業への進出だな。

先行投資みたいな話だ。

たぶん、本気度は低いだろう。

浮沈子はそう見ている。

ニュースの中では、タイで生産というところが注目点だ。

既に、コモディティ化している。

テスラみたいな、超高級車ではない。

毎日の足になる、実用的な何かだ。

それを、動く家電といってもいい。

全国展開している大規模店舗網を持つ業種なら、どこがやってもおかしくない。

スーパーとかで扱ってもいいような気もする。

買い物沢山して、家まで乗って帰る。

カーシェアだから、車庫もいらないしな。

サービスとしての自動車が、薄っすらと見えてくる。

自動運転なら、返しに行く必要もない。

乗り合いは嫌だし、自分で運転したくないし、タクシーは高いと思っている人にとっては、美味しい選択だ。

ラストワンマイルの、新たな形態。

やはり、現物見て買いたいという欲求はある。

買い物というのは、それ自身が一種のイベントだしな。

ストレス解消、気分転換、運動にもなるし。

ネット通販だけが、小売りの全てじゃない。

そういう日常用途で使うなら、蓄電池式電気自動車でも十分だ。

コモディティ化していく自動車。

動く家電か。

そういえば、空飛ぶ円盤みたいな掃除機もあったな・・・。

掃除機と言えば、ダイソンも電気自動車作るらしい。

(ダイソン、電気自動車市場に参入 2020年までに発売)
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1709/27/news076.html

「バッテリーや車体の研究開発には20億ポンド(約3000億円)を投じる。」

うーん、1ポンド150円かあ・・・。

高いなあ。

まあ、どうでもいいんですが。

「「排ガスをフィルターによって浄化するのではなく、源泉で解決する能力がある」としており、完全バッテリー駆動の車両になる」

まあ、こっちのアプローチは、自動車産業としての立ち位置になる。

イラスト見ても、トラックの絵とかあるしな。

産業用運搬機械としての自動車こそ、電動化を真剣に考える必要がある。

ハードル高そうだけどな。

このブログでも、以前にこんな記事を取り上げた。

(電動トラック)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2016/07/30/8142401

スカニアのトラックの記事は、リンク切れになってしまっているので、改めてリンクを貼る。

(世界初の「電気道路」がスウェーデンに、架線から電力を受けてトラックが走る (1/2))
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1607/01/news050.html

「世界で初めての「電気道路(Electric Road)」がスウェーデン中部のイェヴレ市で6月22日から利用できるようになった。」

架線区間でないところを、バッテリー駆動で走るようにすれば、大量の電池を積んで走り続けることはない。

パンタグラフ式というのが何ともレトロだが、発想は健全だ。

都市間輸送は、これでいいかも知れない。

都市内の輸送については、それこそバッテリー式のトラックで運ぶ。

積み替えとか、考えないとな。

小さいコンテナを、複数連結する方式も考えられる。

つーか、自動運転になれば、自走式コンテナというのも視野に入って来るだろう。

電動化の形態は、その時代の技術によって、最適解が決まって来るに違いない。

電気自動車が、未来の乗り物であった時代は、もうすぐ終わる。

それが、当たり前になり、未来が現実に取って代わるようになる。

手のひらに収まるスパコン並みのスマホで、インターネットを自在に行き来するのは、今でこそ当たり前だが、浮沈子が子供の頃は想像の世界に過ぎなかった。

スマホから呼び出された動く家電が、玄関の前に横付けされて、近所のスーパーにお買い物に行く時代も間近な気がする。

益々歩かなくなる未来の人間たち・・・。

なーに、心配することはない。

動く家電でフィットネスに行って、ゴムベルトの上を歩きゃいいのさ・・・。

手足の連動2017年11月01日 18:52

手足の連動


水泳教室の背泳ぎが、2か月目に入った。

本日のお題は、キックをしながら手を掻く。

まあ、ふつーに手を掻けばいいんだが、足が止まる。

呼吸も止まる!。

苦しくなって、ハアハアすると、手が止まる!。

全部、一緒には出来ない。

どれか一つにしてくれえーっ!。

まあ、それにはそれなりのわけがあって、手は片方だけ、3秒おきに掻く。

3つ数える。

手を上げた途端に、顔が水没する。

当然、息が止まる。

息が止まれば、足も止まる。

浮くのを待つしかない。

そして、また3つ数える。

なんか、もっと上手い教え方はないんだろうか?。

足を止めずに行えば、手を上げても顔は沈まないはずなんだが、3つ数えると足が止まっている。

まあいい。

今週は、しこたま水を飲んだ。

手を付けずに、足だけなら、水を飲まずに済むんだがな。

ちゃんとローリングすれば、それなりに泳ぐことも出来るんだろうが、練習で泳ぐ特殊な泳法は、ふつーに泳ぐよりも難しい。

来週、もう一回泳いだら、2回はお休みになる。

セブへ行かなければならない。

ババ達は、上達して、スイスイ泳げるようになっているんだろうな。

今月の最終の回は、浮沈子だけミジメミジメな感じかあ?。

まあ、どうでもいいんですが。

四つ足の動物は、ちゃんと手足(前足と後ろ足)が連動することになっている。

今の練習方法は、それを、敢えて壊している。

そうしないと、正しい泳ぎ方が出来ないんだろう。

人間は、水面を泳ぐようには出来ていない。

それを、無理やり泳いでいるわけだから、無理が生じるのは仕方ない。

競泳用の平泳ぎなんて、手足のタイミングをずらすことが基本だ。

なんかおかしい。

練習方法としても、違うアプローチがあってもいいような気がするんだがな。

止まっている状態で、仰向けになって手を上げれば、顔が沈むに決まっている。

泳いでいて、スピードがあって、背中が船形になっているから、なんとか顔が水面に出ていられるだけだ。

足を止めずにいればいいじゃないかと言われても、3つ数える間に、必ず足の事は忘れる。

自信をもって忘れる。

やれやれ・・・。

今日は、かなり落ち込んだ(文字通り?)。

それでも、普段泳がない背泳を、じっくり習うことが出来るのは有り難い。

初心者コースだから、その点も安心だしな(できないのが当たり前!)。

初めからうまく泳げるはずはない。

基礎から積み上げて、なんとか形にする。

積み上がんない時の方が多いんだがな。

途中で、崩れる。

そして、もう一度、初めから積みなおすわけだ。

その繰り返しにめげていては、初心者は務まらない(意味不明)。

なかなか進歩しないで、往ったり来たりを繰り返すから、いつまでも初心者コースを楽しめるのだ。

そう思わなくては、やっていられない気分だ・・・。

海面上昇2017年11月01日 20:58

海面上昇


地球温暖化は、様々な変化をもたらすと言われている。

その一つが、海面上昇だ。

少なくとも、2万年くらい前の海面は、現在より120m位低い位置にあったと言われている。

つまり、この2万年の間に、120mの海面上昇があったということになる。

120cmではない。

120メートルだ。

浮沈子が子供の頃、南極の氷が融けると、海面は65m上昇すると言われていた。

どういう計算かは分からないが、そう信じていた。

だから、地球温暖化で、12m上昇とか言われても、大した量には感じられない。

(もし南極の氷が全部解けたら海面は何m上昇するの?)
https://matome.naver.jp/odai/2145102431318832101

単純計算では、95mだそうだが、小さい字で「本当は72m」と書いてある。

この他にも、グリーンランドの氷床がある。

寄与率は分からないが、数メートルは加算されるだろう。

そして、それは、どうやら止めようがないらしい。

まあ、ここ3000年位は、海水面はそれ程上昇していないようだ。

2万年で120mだから、20万年で1200mとか、そういう単純な話ではない。

だいたい、そんなに水はないのだ。

どんだけ温まっても、せいぜいあと100m位しか上昇しない。

やれやれ・・・。

さらに地球温暖化が進むと、逆に海面は低下する。

そう、みんな水蒸気になって、蒸発しちまうからな。

その典型的な見本が金星だ。

鉛も溶ける500度の地表温度。

生物のかけらもない、死の世界だ。

今世紀末、気温の上昇は3度だそうだが、500度になるのは時間の問題かもな。

(国連 削減目標足りず石炭から脱却を)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171101/k10011206491000.html

「世界の平均気温は今世紀末に少なくとも3度上昇する可能性が高い」

100年で3度として、約1万6千年経てば、500度になる。

そう単純ではないだろうが、高々1万6千年だ。

あっという間だな。

温室効果で気温が上昇して、地球はカラカラの灼熱地獄になる。

まあ、そう単純な話じゃない。

炭素社会から水素社会への転換は、化石燃料の枯渇だけではなく、地球温暖化も関わって来る。

むしろ、そっちの方が喫緊の課題だろう。

人間が生きていく中で、エネルギーの消費は必然だ。

どれだけのエネルギーを使ったかが、文明の尺度だ。

太陽のエネルギーだけ使っていればいいのかもしれないが、それ以上を求めるのが人間だしな。

爬虫類じゃないからな。

温かくなるまで動かないとか、冬には冬眠するとか、そういう器用なことは出来ない。

どうしたって、何か燃やして凌がなければならない。

温暖化が進めば、温かくなるから、余り燃やさなくてもいいかと言えば、そんなことはない。

単純じゃない。

物を作ったり、運んだりするにも、エネルギーは必要だ。

当分の間、温暖化と海面上昇は続く。

そして、温暖化は留まるところを知らず、海面上昇は、どこかで減少に転じる。

人類が、それを確認することは、たぶんできないだろう。

情けない話だ・・・。