核のタブー2017年11月16日 11:23

核のタブー
核のタブー


「ボタンを押すとき、ブレジネフは明らかに震えていた。顔は青ざめ、手は震え、これは現実の世界には何のダメージも与えないんだなと、何度もグレチコ(国防相)に念を押していた。グレチコを見て、「本当に演習なんだな?」と確認していた。」

ニューズウィークの記事を手繰って、この記述に辿り着いた時、余りのリアリティに震えが来た。

(「核のタブー」の終わりの始まり:2ページ目参照)
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/09/post-8426_1.php

「核のタブーはごく緩やかに生まれてきた。......その破壊力が人類史上のいかなるものともレベルが違うこと、そして戦争における(結果の)比例性の原則に反することが十分理解され始めたのだ」

「だが、核不使用の規範が、実のところどこまで深く市民と政治家の意識に根付いたかは今も分からない。」

記事は、ややっこしい構成になっていて、理解するのに骨が折れるが、核抑止と核のタブーが機能しないことがあり得るとしている(たぶん)。

そして、核抑止が崩壊すれば、核のタブーも解き放たれ、世界は核兵器で武装する国家であふれかえり、国家間の紛争における使用にも歯止めが掛からなくなる。

冷戦後の世界が混とんとして収拾がつかなくなり、人類は再び核の恐怖に慄くことになる。

「従来の抑止論は北朝鮮には当てはまらない」

北朝鮮の核を(少なくとも一時的に)認めることが、その問題を解決することになるのかどうかは分からない。

核兵器を使用しなければ、持っていてもいいなどという理屈が通るとは思えないしな。

浮沈子は原子力発電に肯定的だが、その歴史的な背景には懸念がある。

核兵器を限定するための代償措置としての核技術の供与だからな。

ったく、その発電所が地震と津波で放射性物質をばらまく結果になったわけで、福島の事故は、核兵器所有国であった米国とロシア(ソ連)の原発事故とは、その意味で大きな違いがある。

大チョンボだ・・・。

せっかくくれてやった技術を管理しきれなくて、世界中に原発回避の風潮をばらまいたわけだからな。

原発なんかいらないから、核兵器よこせって(そうなのかあ?)。

まあいい。

我が国が原発を廃止できない理由は、エネルギー政策だけでは理解できない。

核の傘とか、非核三原則とか、そういう安全保障の話とセットになっているに違いないのだ。

原発ゼロにしたら、核の傘がなくなり、自前で核武装するというシナリオが発動されるのかもしれないしな。

一体、どっから核兵器を調達するつもりなんだあ?。

もちろん、北朝鮮から高く買うという選択肢はあるけどな。

世界を敵に回して、250キロトンの水爆を手に入れるわけだ。

運搬手段なら任せてくれ。

イプシロンとかもあるしな。

再突入技術も、はやぶさのカプセルとか、I-Ballとかで、こっそり開発してるしな。

(I-Ball)
https://ja.wikipedia.org/wiki/I-Ball

「i-Ballは時速28,000kmを超える速度で大気圏に再突入するHTV-3の機体内部から、HTV-3が破壊されていく様子を画像に収めた。」

「単独飛行を続けるi-Ballは、やがて大気により最大減速に達したところで球状ヒートシールドの切り離しを準備、このときの機体の表面温度は2000℃を超える。」

こういうのは、我が国は得意だからな。

ひょっとしたら、この技術を提供すれば、割引価格で水爆を手に入れられるかもしれない。

ウインウインの関係というわけだ。

エネルギー問題なら心配はない。

ロシアと話を付けるだけだからな。

かくして(核して?)、我が国は原発を放棄し、核の傘などという当てにならない安全保障の幻影とおさらばして、幸せな核保有国として独立する。

もちろん、拉致問題もセットで解決できよう・・・。

今日は、朝っぱらから妄想が激しい。

核のタブーから解き放たれれば、何でもアリだからな。

米国が北朝鮮の核を認めた時、本当の核のタブーが破られる。

憲法改正だってえ?。

現行憲法でも、核兵器の保有は可能だからな。

なーんの問題もないだろうさ・・・。

(核兵器保有と憲法の解釈に関する政府見解:追加)
http://www.ne.jp/asahi/nozaki/peace/data/abefuku_seifukaisyaku.htm

いざという時に2017年11月16日 19:58

いざという時に


先週末から浮世の雑事に振り回されている。

千葉方面に、3回も行っている。

距離は大したことないんだが、行った先で気疲れする。

チバニアンの話が出てきて、ちょっと考えたんだが、猫のキャラクターとかはどうだろうか?。

チバ「ニャン」、なんっちゃって!。

まあ、どうでもいいんですが。

こういう疲れる話の時には、500Eが頼りになる。

横風に弱いのは300Eと同じだが、アクアライン経由でのドライブを、何とかこなしている。

天気が良ければポルシェでもいいんだが、雨でも行かなければならない事態もあるしな。

思い切って直しておいてよかった。

ブラバスサウンドは健在で、加速する時などは、勇ましい音をトンネルの中に響かせて爆走する。

前のクルマが避けること、避けること・・・。

まあいい。

移動することが苦にならないクルマがあると、本当にホッとする。

一段落したら、宿題になっているリアサス周りの交換でもして、報いてやらなくてはいけないな・・・。

ミッション・ズーマ2017年11月16日 20:27

ミッション・ズーマ
ミッション・ズーマ


謎の打ち上げが迫っている。

ノースロップグラマンが作ったアイテムとしてしか公表されていない。

打上げが明らかになったのは最初の予定(11月11日)の一か月前を切ってからだ。

異例中の異例だな。

公表だけでなく、打ち上げ自体が急に決まった感じがする。

おかげで、ISSへの補給が中古ロケット(失礼、打ち上げ実証済みの再使用ロケット)になっちまったくらいだ。

契約上は、新品のを使うことになってたようだがな。

ごり押しして、とっかえさせたことは明らかだ(そうなのかあ?)。

まあいい。

いずれにしても、謎の物体ZUMAは、明日午前10時から正午の間に上がる。

(SpaceX、謎の積荷「Zuma」を日本時間11月17日に打上げ。製造のノースロップ・グラマン「正体は秘密」)
http://japanese.engadget.com/2017/11/15/spacex-zuma-11-17/

「高度約2000km以下の地球低軌道へ投入されるということ意外は一切の情報が明らかにされていない」

対北朝鮮の秘密兵器という観測もある。

浮沈子は、軌道からお坊ちゃま君を狙うビーム兵器だと読んでいるんだがな。

当たるも八卦、当たらぬも八卦・・・。

(怪しい打ち上げ)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2017/10/19/8708791

「いきなり、衛星搭載レーザー兵器かよ・・・。」

まあ、どうでもいいんですが。

もし、対北朝鮮軌道兵器だとしたら、スペースXの責任は重大だな。

打上げが、直前になって1日延びたのも、天候の条件がいい日を選んだからだろう。

失敗が許されない、クリティカルな任務だ。

皇国の興廃、この一戦にあり。

(Z旗)
https://ja.wikipedia.org/wiki/Z%E6%97%97

「トラファルガー海戦の事例に習い、東郷平八郎連合艦隊司令長官の座乗する旗艦「三笠」のマストにZ旗を掲揚し、「皇国ノ興廃此ノ一戦ニ在リ、各員一層奮励努力セヨ」という意味を持たせて掲揚した。」

先日上がったオービタルATKのISS補給船(シグナス)に、七面鳥積み忘れたからでないことだけは確かなようだがな・・・。

(Zuma Mission:追加)
http://www.asablo.jp/app?cmd=edit&target_fqdn=kfujito2.asablo.jp&target_path=/blog/2017/11/16/8728886

なんか、また1日延期になったみたいだな・・・。