何のカバー?2017年12月08日 10:37

何のカバー?
何のカバー?


普天間で、何かのカバーが落下して、騒ぎになっている。

(沖縄保育園の落下物、米軍ヘリか)
https://jp.reuters.com/article/idJP2017120701001473?il=0

「米軍普天間飛行場でCH53が離陸。約5分後、保育園で「ドン」という音がし、屋根を確認すると円筒状の器具が落ちていた。」

ネットで調べてみたら、ヘリコプターのローターの付け根近くにある安全監視システム(IBIS)のカバーらしいことが分かった。

(沖縄県高江でアメリカ軍ヘリが炎上事故→ストロンチウムが飛散か?)
http://www.sting-wl.com/okinawatakae-helicopter.html

「この大型輸送ヘリコプターCH-53の回転翼の根本付近に安全監視システム(IBIS)があり、1回転翼ごとに500マイクロキューリーの放射性ストロンチウムが搭載されている。※2」

で、※2にあるリンクを辿ると、ビンゴな写真が出てきた。

(IBIS (In-Flight Blade Inspection
System))
http://www.navair.navy.mil/index.cfm?fuseaction=home.download&key=AD8FFC4F-C0CD-4B7A-BD4D-40CE61273AA9

落下したものの写真では、ピンがカバー側に付いているが、本来は本体の基部につけるのが正しいようだ(画像参照)。

まあ、どうでもいいんですが。

この資料によれば、放射性物質であるストロンチウム90を使った装置のカバーということになる。

(ストロンチウム90)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%83%81%E3%82%A6%E3%83%A090

「ストロンチウム90は中性子過剰であるためβ崩壊により90Y(イットリウム)を生成し、これはさらにβ崩壊して安定な90Zr(ジルコニウム)となる。」

「半減期は28.79年であり、1グラムのストロンチウム90の放射能強度は5.11×1012ベクレルとなるが、続いて半減期の短い(64時間)娘核種の90Yの崩壊を伴うため最終的にはこの2倍となる。90Yのβ崩壊エネルギーは2279.783±1.619 keVと、90Srの545.908±1.406 keVよりもかなり高く、より透過性の高いβ線を放射し危険性も高い。その透過力は厚さ1cmの水で遮蔽出来ないほどであり、体内に取り込まれると充分に細胞を損傷し得る。」

ヤバくね?。

資料の取説では、飛んでるとき以外はカバーつけて、近づくなとある。

今回は、飛び立った直後に落ちていることから、付けたまま飛んじゃった可能性もある。

ピンのつけ方が違うのが原因かもしれない(未確認)。

米軍の運用なんて、当てにゃならんからな・・・。

(墜落したHH-60ヘリコプターの放射性物質とは:追加)
http://booskanoriri.com/archives/1648

「これを装備するヘリコプターのブレード(回転翼)は中空に作られていて、内部には大気圧よりも少し高い圧力で窒素が充填されている。そして、各々のローターには、蓋(プラグ)をするような形で、IBISのプレッシャ・インジケータが取り付けられる。」

「もし、ブレードに何らかのダメージで亀裂が入ると窒素の圧力が抜け、プレッシャ・インジケータのスイッチが作動する。すると、インジケータに黒い2本のラインが現れる(左図の状態)ので、停止中であれば目視で異常が確認できる。」

「また、それと同時に内蔵されたストロンチウム90から放射線が出るので、飛行中であっても機体に取り付けられたセンサーが反応して警報を発する。こうして、目視点検できない飛行中でも、乗員がローター・ブレードの亀裂(クラック)を検知できるというわけだ。」

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