ほくろがちがう2018年01月05日 00:49

ほくろがちがう
ほくろがちがう


(イミテイション・ゴールド:歌詞)
http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=35684

最初に断っておかないとな。

「声がちがう 年がちがう
夢がちがう ほくろがちがう」

そう、思い出したのはこの歌だ。

(山口百恵「イミテイション・ゴールド」[Digital refine 2015 ]【HD】:動画出ます。)
https://www.youtube.com/watch?v=CiTDdT-l5Uo

なんでまた、こんな話を始めたのか。

ファルコンヘビーの動画を見ていたら(まだ見てるのかあ?)、何か違和感があって、自分が加工した画像と比べてみた。

センターコアの黒い穴(ほくろ?)の位置がちがうことが分かる(画像参照)。

左側は、去年の12月21日ころのツイッターの画像だ(屋内での撮影)。

(スペースXの巨大ロケット「ファルコン・ヘビー」ついにお披露目 2018年1月打ち上げ予定)
http://sorae.info/030201/2017_12_21_heavy.html

右が、今回公表された発射台での画像。

(立ち上がったスペースXの「ファルコン・ヘビー」ロケット、迫力の空撮動画が公開)
http://sorae.info/030201/2018_01_04_heavy.html

そもそも、去年のツイッターの画像にしたって、異なる角度からの写真が並べてあるが、ほくろの位置がちがうような気がする。

この黒い穴が何なのかは分からない。

配線を通している部分のカバーだと思うんだが、そこに穴が開いているわけだ(たぶん)。

その位置がちがうことに、何か意味があるかどうかも分からない。

例の電柱ロケット(SS-520 4号機)で、安物(軽量化です!)を使ってドジを踏んだ部分だからな。

気になることは気になる。

3本とも位置が揃っているから、発射台に立てた方が正しいんだろう(たぶん)。

よく見ると、ロケットの2段目の穴の位置(こっちは、あるかないか)も怪しい。

屋内の撮影の方は組み立て途中だからな。

まあ、どうでもいいんですが。

ファルコンヘビーの実機が映像になるのは初めてのことだ。

CGでは、飽きる程見たが、細部については表現されなかったしな。

右側のブースターの上部にあるのは、何かのガスを抜くための穴のような感じだ(↑のところ)。

左側と真ん中のブースターのは、裏側にあるはずなんだが、確認は出来ていない。

(CRS-11 | Landing aerial footage:追加:動画出ます。)
https://www.youtube.com/watch?v=GrP3jHuLQ9o

20秒辺りから噴出している白い煙は、この穴から出てるような感じだ(未確認)。

細かいところが気になり出すと、どうにも止まらなくなる。

イミテーションゴールドの歌詞は、こう続く(?)。

「・・・ ごめんね
去年の写真と またくらべている」

なんか、ちょっと違うような・・・。

衛星神ページ2018年01月05日 10:17

衛星神ページ


衛星の軌道を確認したり、軍事衛星かどうかの参考にしているページに、衛星ベースの打ち上げリストがあった。

(Chronology of Space Launches)
http://space.skyrocket.de/directories/chronology.htm

各年毎に一覧を見ることが出来る。

衛星ベースだから、100機とか纏めて打ち上げるようなロケットには、ちゃあんと100機分の衛星リストが載っている(2017-008 15.02.2017 PSLV-XL参照:スゲー!104機)。

浮沈子は、衛星とかには、あんま興味ないので、いままでは参考にしていた程度だが、軍事衛星の軌道もどこからか仕入れているようで、なかなか興味深い。

ちなみに、2017年の打ち上げ成功件数は、合計86機となっていて、浮沈子の修正後の件数と同じだった(未突合)。

打ち上げロケットの情報も充実していて、衛星打ち上げだけではなく、弾道ロケットも掲載されている。

浮沈子が注目しているSS-520とかも出ている。

(SS-520)
http://space.skyrocket.de/doc_lau/ss-520.htm

「Canon Electronics, who builds the avionics.」(おそらくCanon Electronicsがアビオニクスを構築するだろう。:自動翻訳のまま)

(キヤノン電子)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%A4%E3%83%8E%E3%83%B3%E9%9B%BB%E5%AD%90

「会社のオフィスから一切、椅子をなくし業績を向上させたことでも知られる。」

まあ、どうでもいいんですが。

衛星指向のページらしいのは、Upper stages and Propulsion modulesという項目があること。

セントールとか、フレガートも出ている。

我が国のは、固体燃料のキックステージが出ている。

LAPSが何かは分からなかった(liquid apogee propulsion systemかあ?)。

(ETS-6用液体アポジエンジンの研究開発(インジェクタ特性))
https://repository.exst.jaxa.jp/dspace/handle/a-is/34168

「A pressure-fed, full-blowdown, Nitrogen Tetroxide (NTO)/hydrazine (N2H4) bipropellant <<liquid apogee propulsion system>> was selected for Engineering Test Satellite-6 (ETS-6), a 2000-kg Japanese engineering test satellite.」(1994年度にH-2ロケットで打ち上げが予定されている2000kg級大型技術試験衛星ETS-6のアポジエンジン(衛星をトランスファ軌道からドリフト軌道に軌道変換させる)には貯蔵性推進薬を用いた2液式液体アポジエンジンが用いられる。:日本語サマリーより(対訳にはなっていません))

まあいい。

ガンターのページは、今後もお世話になりそうだな・・・。

有人宇宙飛行2018年01月05日 23:04

有人宇宙飛行
有人宇宙飛行


人間が宇宙空間に放り出されるとどうなるか(えーと、最近観た「最後のジェダイ」のワンシーンとは、関係ありません:ネタバレ?)。

(宇宙空間に生身のカラダで放り出された場合、どうなるのか?)
http://size.blog.shinobi.jp/%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%BA%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0/%E5%AE%87%E5%AE%99%E7%A9%BA%E9%96%93%E3%81%AB%E7%94%9F%E8%BA%AB%E3%81%AE%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%83%80%E3%81%A7%E6%94%BE%E3%82%8A%E5%87%BA%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%9F%E5%A0%B4%E5%90%88%E3%80%81%E3%81%A9%E3%81%86%E3%81%AA%E3%82%8B%E3%81%AE%E3%81%8B%EF%BC%9F

すぐには死なない話が延々と続くが、まあ、浮沈子から見れば大差ない話だ。

真空から身体を守る宇宙服や、酸素を供給し二酸化炭素を除去する生命維持装置、代謝によって失われる水分、体温の調節、そのたもろもろをクリアして、生身プラスアルファで生きられても数時間。

酸素や水、食料、気晴らし、筋トレマシン、その他諸々を備えた宇宙ステーションで最長2年に満たない(437.7日間だそうです)。

それも、地球低軌道のミールだ。

地球磁気圏に守られた、低放射線環境での話である(軌道高度354km~374km)。

それよりも何よりも、宇宙空間に行くというだけで、とてつもないリスクを負う。

ロケットというのは、まあ、花火みたいなものだからな(ロケット花火に限る)。

(花火:おもちゃ花火:ロケット花火参照)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8A%B1%E7%81%AB#%E3%81%8A%E3%82%82%E3%81%A1%E3%82%83%E8%8A%B1%E7%81%AB

「打ち揚げ式の花火。瓶などを発射台にする。打ち揚げ後破裂するものと破裂しないもの、曳光の有るもの無いものがある。破裂しない物の場合は打ち揚げ時の大きな音を出すように改良されているものが多い。燃えカスが回収できないという問題があるため、海岸での使用を禁止している自治体も存在する。」

まあ、どうでもいいんですが。

人類で、初めて宇宙空間に行ったのは、ご存じガガーリンだが、そんなに大昔ではない。

(ボストーク1号)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9C%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%82%AF1%E5%8F%B7

「打上げ日時:1961年4月12日 6時7分 (UTC)」

まだ、60年経っていないわけだ。

その間、人類は地球以外の天体である月に足跡を記し、地球低軌道にいくつかの宇宙ステーションを上げ、宇宙空間に進出した。

スペースシャトルやISSが出来てからは、宇宙飛行士というのがぞろぞろと出現しだし、既に何百人かになっているだろう。

(List of space travelers by nationality)
https://en.wikipedia.org/wiki/List_of_space_travelers_by_nationality

去年(2017年)5月の集計では、547人が軌道高度に達している。

弾道軌道とか入れると、556人になるそうだが、そのうち地球低軌道を離れた(つまり、月軌道まで行った)のは24人だ。

そのうち、半分は月面に降り立ち、残りの12人は、月を上から眺めた(8号、10号、13号含む)。

アポロ計画では、重複して飛行しているメンバーもいるが、俗人的にカウントしている。

以上、終わりだ。

今後も、有人宇宙探査は続くだろうが、当分の間、月軌道から離れることはない。

民間の弾道飛行が観光化されて、何千人という「宇宙飛行士」が生まれるだろうが、それはまた、別の話になる。

ロシアは、ISSのロシアモジュールを拡張して、高い金取って観光資源にしたいらしい。

(ロシアは「宇宙高級ホテル」を国際宇宙ステーションに建設して一般人に提供する計画)
https://gigazine.net/news/20171225-russia-luxury-hotel-iss/

「宇宙ホテルはISSに接続されるモジュールの一つとして建設が行われ、4人程度の宿泊者を迎え入れる設備になる模様。各利用者には個室が与えられ、部屋には地球を見下ろすことも可能な直径20cmほどの小窓が設置されるほか、全員が共用するスペースには直径40cmの大型窓も装備されるとのことです。」

「気になる費用は1週間から2週間の滞在で1人あたり4000万ドル(約45億円)というもの」

「さらに、滞在期間が1カ月に延長され、宇宙服を着た船外活動を含むオプション商品は2000万ドル(約23億円)という価格」

勝手にしてくれ!。

1千万円程度の南極ツアーが、格安に思える値段だな。

現在は、有人宇宙ロケットは、ソユーズだけだ。

中国は、神舟シリーズを飛ばしているが、去年は上がらなかった(今年、12号が上がる予定)。

(Shenzhou (spacecraft):Planned missions)
https://en.wikipedia.org/wiki/Shenzhou_(spacecraft)#Planned_missions

「Shenzhou 12 (神舟十二号) – 2018」

世界で有人宇宙ロケットを運用しているのは、中露の2か国だけだったが、今年米国が復帰する(あくまで、予定)。

しかも、今年飛ぶ(かも知れない)のは民間宇宙船ということで、NASAの本命は早くて2023年以降に先送りだ。

(Orion (spacecraft))
https://en.wikipedia.org/wiki/Orion_(spacecraft)

「The first mission to carry astronauts is not expected to take place until 2023 at the earliest, although NASA officials have said that their staff is working toward an "aggressive internal goal" of 2021.」(NASAの職員は、そのスタッフが2021の「積極的な内部目標」に向かって取り組んでいると述べているが、宇宙飛行士を運ぶための最初のミッションは、早くても2023年まで行われないと予想される:自動翻訳のまま)

一説には、それすら予定通りには運ばないと言われているようだ。

2024年には、スペースXが、火星に植民地を作り始めるかもしれないというのに。

(2024年に人類を火星へ、米スペースXが発表)
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/b/100300118/

「スペースX社は2024年にさらに4基の打ち上げを目指すという。そのうち2基は貨物を、もう2基は搭乗員を乗せる予定」

こういう、バカげた話は別にして、人類をきちんと宇宙空間に送り迎えするロケットを、ちゃんと作る方が大切なんだがな。

4月には、ドラゴン2の無人テスト(ISS往復)、その後はアボートテストを経て、8月に有人テストが予定されている。

ボーイングは、少し遅れるようだが、いずれにしても、このミッションをきっちりこなしてから、与太話をしてもらいたいもんだ。

ドラゴン2の着陸(着水?)は、結局パラシュートになり、スターライナーは、無様な空力パーツを付けて飛び上がることになりそうだ。

(イーロン・マスクが弱音を吐露 - 一進一退するスペースXの宇宙開発)
https://news.mynavi.jp/article/20170725-elon_musk/

「ドラゴン2は他の宇宙船のようにパラシュートを使って降下し、海に着水することになる」

(ULA and Boeing Unveil the Atlas V Configuration for CST-100 Starliner Crew Capsule)
http://spaceref.biz/company/ula-and-boeing-unveil-the-atlas-v-configuration-for-cst-100-starliner-crew-capsule.html

「This new configuration incorporates an aeroskirt aft of the spacecraft, extending the Starliner Service Module cylindrical surface to improve the aerodynamic characteristics of the integrated launch configuration and bring loads margins back to acceptable flight levels.」(この新しい構成には、宇宙船の後方にエアロスカートが組み込まれており、Starliner Service Moduleの円筒面を拡張して、統合された発射構成の空力特性を改善し、負荷マージンを許容可能な飛行レベルに戻します。)

大丈夫なのかあ?。

まあいい。

2011年から、高いタクシー使い続けてきたわけだが、自前で開発した方が安くつくかどうかは、今後の運用次第だな。

開発だけで64億ドルをつぎ込み、運用に当たっては、さらなる経費を要する。

一人7000万ドル払ったって、年4回で3人ずつ、半分はロシアの需要だろうから、米国分は多くても年間6人となって、ISSの寿命まではあと7年だからな。

どーせ業務に使えるのは、来年からだから、実質6年間で36人。

25億ドル程度の話だ。

ISSの寿命が2028年まで伸びたとしても、運用期間が10年間に延び、60人になって42億ドルだ。

民間企業への払いは、総額で100億ドルは下らないだろうから、倍以上の出費ということになる。

総額の半分以下で、全てのミッションをこなせたのにな。

それだって、米国が、有人宇宙船を持たないわけではない。

いくらなんでも、オリオンは、その頃までには上がってるだろうからな。

その頃には、インドが有人機を上げてくるだろう。

(インドの有人宇宙飛行計画)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%89%E3%81%AE%E6%9C%89%E4%BA%BA%E5%AE%87%E5%AE%99%E9%A3%9B%E8%A1%8C%E8%A8%88%E7%94%BB

「2010年時点では2016年の実施を目標としていたが、2015年現在は2021年頃になるとの見解が示されている」

常に6年先だからな。

2020年頃には、2026年とかになってるかもしれないけどな(そうなのかあ?)。

我が国はどうするんだろうな(当分ないだろうな)。

ESAだって、米国べったりでいいのかという話はあるだろうしな。

自前で、上げたいだろうになあ・・・。