第二の北朝鮮 ― 2018年01月11日 20:20
第二の北朝鮮
今も地球を回っているに違いないズーマ衛星。
ステルス衛星だからな。
決して見ることは出来ないが、宇宙の彼方から我々を監視し続けている。
衛星の軌道が分かっていれば、上空を飛んでいる時だけ息を潜めていればいい。
通り過ぎてから、核兵器を運んだり、弾道ミサイルを立ち上げたりすればいいのだ。
見えないんじゃな、タイミングを計るのが難しくなる。
囮の作業をしたりしなければならず、そのパターンを読まれたりすると、かえって逆効果だしな。
ステルス衛星は、かつて米国が運用したが、あまりの費用の高さと冷戦の終結により、計画は放棄された(たぶん)。
打上げは、2号機までで、ひょっとしたら完成していたかもしれない3号機はキャンセルされた(NROL-15になったという説も)。
製作は、ロッキードマーチン(95年までは、マーチンマリエッタ)と見做されている。
まあいい。
いずれにしても、冷戦は終結し、世界は全面核戦争の恐怖から解き放たれた。
局地的に核兵器が使われる恐れはあるが、人類が滅亡するわけではない。
だからいいという話じゃないが、そうでないよりはいい。
ステルス衛星は不要になり、その技術は埋もれたはずだったんだがな。
やっぱ、こそこそ隠れて覗き見したい話はなくならなかったわけだ(たぶん)。
ズーマがそういう衛星だったかどうかは分からない。
そして、その偵察の対象となる国が、北朝鮮だったかも不明だ。
しかし、仮にそうだとすると、もう一つの偵察対象があるかもしれない。
(トランプ政権で揺らぐイラン核合意)
https://www.nhk.or.jp/kokusaihoudou/archive/2017/10/1006.html
「アメリカ ヘイリー国連大使:
「目を覚まさなくては。
イランの活動を放置し続ければ、第2の北朝鮮と対じすることになる。」」
「査察が認められない軍事施設があるなどとして、核合意は根本的に問題を抱えていると主張しました。」
浮沈子は、全然知らなかったんだが、欧州にとっては、北朝鮮どころじゃない話だな。
エルサレムを首都と認めるなど、イスラエルべったりの外交(つーか、予測不能のトランプ大統領?)が、次にどう出るかは爆弾を抱えているようなものだ。
「アメリカが新たな経済制裁に踏み込めば、イランが核兵器の開発につながるウランの濃縮活動の再開を宣言する可能性も排除できません。
最悪のシナリオとしては、イランと対立するイスラエルが、イランの核施設への先制攻撃を行うなど武力衝突に発展しかねず、中東や国際社会は一気に緊張が高まる可能性もあります。」
結局、この時は米国議会に下駄を預ける判断となり、ぶち切れ外交は回避された。
しかし、120日毎に大統領判断をするわけだから、爆弾のスイッチは入ったままだ。
(イラン制裁是非、近く判断=再発動回避か-トランプ米大統領)
http://www.afpbb.com/articles/-/3158168?cx_position=13
「トランプ氏は「彼ら(議員)が行わなければ(核合意を)破棄する」と警告しており、議会の対応に不満を爆発させる可能性もある。」
そうなれば、核兵器の開発へと大っぴらに動き始める可能性があり、中東情勢は一気に流動化しかねない。
そう、ステルス衛星の出番だな。
もちろん、万能じゃないが、第二の北朝鮮に対する圧力としては有効だ。
「影響は中東にとどまらず、緊張が続く北朝鮮情勢にも及ぶとの懸念も出ています。
今、国際社会は北朝鮮に圧力をかけて、外交による事態の打開を目指しています。
そんな中、外交的解決の成功事例ともいわれているイランの核合意を否定するような態度をアメリカが示せば、外交を通じた問題の解決をアメリカが軽視することになりかねません。」
NHK的解説だな。
経済制裁による2方面作戦が、軍事行動の2方面化に発展するとマズいかもしれない。
一つずつ、片を付けたいところだが、そう上手くいくんだろうか。
ステルス衛星ズーマ(?)の活躍に期待したいところだ。
この衛星についての報道は、徐々に少なくなってきている。
話題の中心は、次に打ち上げられるファルコンヘビーに移りつつあり、秘密に包まれたズーマはやがて忘却の彼方に消えていく。
それが当局者の望むところかもしれない。
消えた10億ドルを嘆くより、目の前の1億ドルが成功するかどうかの方に人々は関心がある(たぶん)。
もちろん、この打ち上げのタイミングは、周到に練られたものだったに違いないのだ。
明日辺り発表になるイラン核合意の破棄(!)が、ズーマミッションと関係があるかどうかは知らない。
大方の見方は、再度見送りになるというところだろうが、エルサレムの事もあるしな。
今年は、米国は中間選挙で、既に政治の季節に入っている。
(共和党、過半数維持に危機感 トランプ色めぐり党内で路線対立も)
http://www.sankei.com/world/news/180110/wor1801100043-n1.html
米国第一主義だからな。
国内政治で外交が振り回されることになる。
「与党・共和党が上下両院で過半数を維持できるかはトランプ大統領の選挙後の政権運営はもとより、2020年大統領選での再選戦略に影響する」
下院は安泰かもしれないが、上院は拮抗しているからな。
下院だって、得票状況によっては大統領選挙に響く。
この状況下では、国内のイスラエル寄りの勢力におもねる必要が出てくるからな。
時期が何時になるかは別にして、核合意破棄の可能性は高い。
フッフッフ、ズーマは全てお見通しさ・・・。
今も地球を回っているに違いないズーマ衛星。
ステルス衛星だからな。
決して見ることは出来ないが、宇宙の彼方から我々を監視し続けている。
衛星の軌道が分かっていれば、上空を飛んでいる時だけ息を潜めていればいい。
通り過ぎてから、核兵器を運んだり、弾道ミサイルを立ち上げたりすればいいのだ。
見えないんじゃな、タイミングを計るのが難しくなる。
囮の作業をしたりしなければならず、そのパターンを読まれたりすると、かえって逆効果だしな。
ステルス衛星は、かつて米国が運用したが、あまりの費用の高さと冷戦の終結により、計画は放棄された(たぶん)。
打上げは、2号機までで、ひょっとしたら完成していたかもしれない3号機はキャンセルされた(NROL-15になったという説も)。
製作は、ロッキードマーチン(95年までは、マーチンマリエッタ)と見做されている。
まあいい。
いずれにしても、冷戦は終結し、世界は全面核戦争の恐怖から解き放たれた。
局地的に核兵器が使われる恐れはあるが、人類が滅亡するわけではない。
だからいいという話じゃないが、そうでないよりはいい。
ステルス衛星は不要になり、その技術は埋もれたはずだったんだがな。
やっぱ、こそこそ隠れて覗き見したい話はなくならなかったわけだ(たぶん)。
ズーマがそういう衛星だったかどうかは分からない。
そして、その偵察の対象となる国が、北朝鮮だったかも不明だ。
しかし、仮にそうだとすると、もう一つの偵察対象があるかもしれない。
(トランプ政権で揺らぐイラン核合意)
https://www.nhk.or.jp/kokusaihoudou/archive/2017/10/1006.html
「アメリカ ヘイリー国連大使:
「目を覚まさなくては。
イランの活動を放置し続ければ、第2の北朝鮮と対じすることになる。」」
「査察が認められない軍事施設があるなどとして、核合意は根本的に問題を抱えていると主張しました。」
浮沈子は、全然知らなかったんだが、欧州にとっては、北朝鮮どころじゃない話だな。
エルサレムを首都と認めるなど、イスラエルべったりの外交(つーか、予測不能のトランプ大統領?)が、次にどう出るかは爆弾を抱えているようなものだ。
「アメリカが新たな経済制裁に踏み込めば、イランが核兵器の開発につながるウランの濃縮活動の再開を宣言する可能性も排除できません。
最悪のシナリオとしては、イランと対立するイスラエルが、イランの核施設への先制攻撃を行うなど武力衝突に発展しかねず、中東や国際社会は一気に緊張が高まる可能性もあります。」
結局、この時は米国議会に下駄を預ける判断となり、ぶち切れ外交は回避された。
しかし、120日毎に大統領判断をするわけだから、爆弾のスイッチは入ったままだ。
(イラン制裁是非、近く判断=再発動回避か-トランプ米大統領)
http://www.afpbb.com/articles/-/3158168?cx_position=13
「トランプ氏は「彼ら(議員)が行わなければ(核合意を)破棄する」と警告しており、議会の対応に不満を爆発させる可能性もある。」
そうなれば、核兵器の開発へと大っぴらに動き始める可能性があり、中東情勢は一気に流動化しかねない。
そう、ステルス衛星の出番だな。
もちろん、万能じゃないが、第二の北朝鮮に対する圧力としては有効だ。
「影響は中東にとどまらず、緊張が続く北朝鮮情勢にも及ぶとの懸念も出ています。
今、国際社会は北朝鮮に圧力をかけて、外交による事態の打開を目指しています。
そんな中、外交的解決の成功事例ともいわれているイランの核合意を否定するような態度をアメリカが示せば、外交を通じた問題の解決をアメリカが軽視することになりかねません。」
NHK的解説だな。
経済制裁による2方面作戦が、軍事行動の2方面化に発展するとマズいかもしれない。
一つずつ、片を付けたいところだが、そう上手くいくんだろうか。
ステルス衛星ズーマ(?)の活躍に期待したいところだ。
この衛星についての報道は、徐々に少なくなってきている。
話題の中心は、次に打ち上げられるファルコンヘビーに移りつつあり、秘密に包まれたズーマはやがて忘却の彼方に消えていく。
それが当局者の望むところかもしれない。
消えた10億ドルを嘆くより、目の前の1億ドルが成功するかどうかの方に人々は関心がある(たぶん)。
もちろん、この打ち上げのタイミングは、周到に練られたものだったに違いないのだ。
明日辺り発表になるイラン核合意の破棄(!)が、ズーマミッションと関係があるかどうかは知らない。
大方の見方は、再度見送りになるというところだろうが、エルサレムの事もあるしな。
今年は、米国は中間選挙で、既に政治の季節に入っている。
(共和党、過半数維持に危機感 トランプ色めぐり党内で路線対立も)
http://www.sankei.com/world/news/180110/wor1801100043-n1.html
米国第一主義だからな。
国内政治で外交が振り回されることになる。
「与党・共和党が上下両院で過半数を維持できるかはトランプ大統領の選挙後の政権運営はもとより、2020年大統領選での再選戦略に影響する」
下院は安泰かもしれないが、上院は拮抗しているからな。
下院だって、得票状況によっては大統領選挙に響く。
この状況下では、国内のイスラエル寄りの勢力におもねる必要が出てくるからな。
時期が何時になるかは別にして、核合意破棄の可能性は高い。
フッフッフ、ズーマは全てお見通しさ・・・。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。
※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。