ファルコンヘビー再考 ― 2018年02月14日 00:08
ファルコンヘビー再考
巷は、ISSが民間に移管されそうだという記事でもちきりだが、浮沈子は、そのことについては、書きかけては気乗りがせずにボツ記事にしている。
第3セクターみたいにして、相変わらず税金を注ぎ込んで形だけ維持しようとしても、ISSのような収益を生まないビジネスでは、結局持ち出しが多くなって失敗することは目に見えている。
ここは大人しく落下させて、成仏させるのが正しい(チーン・・・)。
まあいい。
で、いつも楽しみにしている鳥嶋さんの記事が上がって、先日打ち上げに成功したファルコンヘビー(ヘヴィ)のことだったので、さっそく読んでみた。
(爆誕! スペースXの世界最強ロケット「ファルコン・ヘヴィ」
第1回
困難を乗り越え生み出された、超大型の三体合体ロケット)
https://news.mynavi.jp/article/falcon_heavy-1/
連載のタイトルがすごいな・・・。
爆誕かよ・・・。
目新しいことが書いてあるわけではないけど、例によって分かりやすい日本語で書かれている、お手本のような記事だ。
3本の矢の話から始まるが、別にファルコン9が途中から折れたという話は聞かない(空中で吹っ飛んだり、地上で爆発はしたけどな)。
デルタIVヘヴィについても、ちょろっと出てくるけど、あれはあれで、外連味のないロケットだと思うけどな。
クラスター化の嚆矢といってもいい。
ファルコンヘビーのクロスフィードによる高度化については、当初実装する予定だったようだ。
今後、開発されることになるのかは分からない。
センターコアの回収に失敗したとはいえ、それ以外の部分はほぼ成功した打ち上げだった。
ヘビーについては、何度も書いているけど、再使用ロケットとして見た時には、今後開発される予定のBFRや、ニューグレンにないメリットを持っている。
そう、ドデカイロケットをパワードランディングさせるのは大変だからな。
小分けにして、一つずつ降ろす方が難易度は低い。
さらに、その回収については、ファルコン9で実績を積んできている。
巨大なブースターを再使用のためにパワードランディングさせようとしているのは、今のところ、スペースXとブルーオリジンだけだ。
SLSは使い捨てだし、ULAはエンジンだけの回収を考えているようだ。
再使用に限ってみれば、ファルコンヘビーのスタイルは、ベストな選択のように思える。
胴体の直径を、それぞれ5m位に増やして、エンジンをメタンエンジンのラプターに換装すれば、いい感じの再使用ロケットが出来そうな気がするんだがな。
もちろん、2段目は、新規開発して、完全再使用を目指すことになる。
SFチックなBFRの開発で時間を潰すよりは、ファルコンヘビーを改良していった方が、成果は得られやすいだろう。
まあ、浮沈子が考えるようなことは、みんなとっくに考慮済みで、没になってしまったに違いない。
当面の需要は、ファルコンヘビーで十分賄えるわけだし、改良したとしても、それに見合う収益が得られる市場が形成されるかどうかは分からないしな。
金儲けのためのロケットだからな。
稼げなければ意味がない。
溜まっているローンチマニュフェストを消化していくためにも、高性能で安価なロケットであることは重要だ。
さらに巨大なロケットに改造するには、それを維持して行ける需要がなければ意味がない。
BFRは、火星移民や大陸間移動という架空の需要が想定されているが、ISSの命脈が尽きようとしているわけだから、それを当てにした用途で稼ぐわけにもいかない。
当面は、インターネット衛星や、米軍の偵察衛星で凌ぐとしても、新しい需要を開拓するのは必然だろう。
ちょっと考えたんだが、第二ISSを建造するというのはどうなんだろうか。
スペースシャトルがなくても、低軌道にしこたま材料を上げて、地上から遠隔で組み立てるようにすれば、最小のコストで最大のステーションが出来るのではないか。
つーか、最初から宇宙ホテルとして作っちまえばいいわけだからな。
実験とか、観測とか、国際協力とか、そういう余計な事(?)は考えずに、金儲けすることだけ考えて作る。
金持ちの、金持ちによる、金持ちのための施設だ。
脱出用ロケットの席は、一部の大金持ちの分しかない。
ビンボー人は、宇宙の藻屑になってもらうわけだな。
まあ、サイテーでも、ポンと10億円くらい払える人じゃないと行けないだろうから、相当金持ちのビンボー人だがな(ワケワカ)。
全員分の脱出用ロケットを用意したら、金儲けにならんからな。
オプションで、宇宙遊泳とかの話もあるようだが、大金持ちには月世界旅行が付いてくるかもしれない。
月面くらいまでなら、民間需要を賄う技術くらいはあるだろうからな。
リスクを承知で参加してもらう。
月周回軌道が100億円、月面着陸ともなれば、1000億円くらい吹っ掛けてもいいだろう。
もちろん、添乗員などは付かない。
全て、AIがガイドする。
多少の遅延はあるが、地球からのガイドも可能だろう。
音、悪いだろうけど。
右手に見えますのは、地球でございます・・・。
まあ、どうでもいいんですが。
半世紀も前に実現した技術だからな。
21世紀に再現するのは、簡単だろう。
ファルコンヘビーは、そういう金儲けの飛び道具としても使えるわけだ。
第二宇宙ステーション構想が具体化している話は聞かない。
ISSに入れてもらえなかった中国やインドが、ロシアと一緒になって作るかもしれないしな。
ビジネスに国境はない。
共通言語はマネーだからな。
分かりやすいし、数えやすい(!)。
民営化だとか、3セクだとかで揉めてる間に、さっさと作っちまうかもしれない。
ISSは、数十回のスペースシャトルの打ち上げを要した。
ファルコンヘビーは、シャトルの2倍以上の積載量があるとはいえ、相当数を打ち上げなければならないだろう。
設計としては、モジュール化された要素部品を、単純につなぎ合わせる方が簡単だし、メンテも容易だ。
船外活動して修理するなんて野蛮なことしないで、モジュール毎交換する。
廃棄は切り離して、大気圏に落としてやるだけでいいからな。
ある程度のプライバシーを確保して、無重力空間を楽しませるだけでいいわけだから、それほど贅沢なもんでなくてもいいだろう。
どーせ、宇宙酔いに掛かっちまって、慣れた頃には帰還しなければならないだろうからな。
あまりいい思い出にはならないかもしれない。
現在開発中のドラゴン2は7人乗りだというが、もう少し人数を増やしたいところだ(10人くらい)。
ISSと同じ400km程度なら、数時間で行くことが出来るだろう。
帰りは、あっという間だ(3時間半ほど)。
それ程の快適さは要求されない。
宇宙ホテルに常時100人詰め込んでおければ、1日100億円の上がりになる。
こういう宇宙ホテルを、10個くらい飛ばしておけば、1日1000億円だ。
もちろん、ロケットは毎日飛ばなければ回せないしな。
1日、10人乗りで、20便は飛ばなければならない。
1時間に1便上がる(降りる)。
年間で、36兆円のビジネスだが、永遠に続くことはない。
世の中の金持ちの人数には、限りがあるからな。
せいぜい数年から10年くらいで回せなくなる。
もちろん、ぼろ儲けだから、それで店仕舞いしてもいい。
モジュールをばらして、大気圏に落とすだけで、全ては霧のように消えてなくなる。
そこには、宇宙開発という現実離れした感覚は微塵もない。
国家の栄誉とか、命懸けの使命とかいう崇高さのカケラもない。
金儲けのための投資と、売り上げと、ランニングコストだけの世界だ。
月周回軌道にも、やがて同じことが起こるだろう。
そして、稼ぐだけ稼いだ挙句、旨味がなくなれば撤退する。
金は、金儲けの臭いがするところに集まり、その臭いがなくなれば消え去ってしまう。
民営化とはすなわちそういうことだし、ISSの短い未来も、そのような彩で終わるということだ。
健全だな。
そこに、ファルコンヘビーが関わることになるのか、全く別の道を行くことになるのかは分からない。
浮沈子が見るところ、BFRの開発は難航し、遅れに遅れ、結局、ものにならないかもしれない。
ということは、ファルコンヘビーの時代が続いていくということになる。
軌道修正して、BFRを諦めて、ヘビーの改良ということになる可能性は低くないと見ている。
直径を増やし(5mくらい)、エンジンをラプターに替え、2段目を開発して完全再使用にし、ドラゴン2の搭乗員を増やす。
なかなか、現実的でありそうな話だと思うんだがな。
ビゲローの風船でなくても、その位あれば、十分に居住モジュールは展開できると思うんだがな。
金儲けは、貧乏人から少しずつというが、宇宙旅行にポンと10億円を出す連中が、どれくらいいるかだろうな。
数万人くらいはいそうな気がするんだがな・・・。
巷は、ISSが民間に移管されそうだという記事でもちきりだが、浮沈子は、そのことについては、書きかけては気乗りがせずにボツ記事にしている。
第3セクターみたいにして、相変わらず税金を注ぎ込んで形だけ維持しようとしても、ISSのような収益を生まないビジネスでは、結局持ち出しが多くなって失敗することは目に見えている。
ここは大人しく落下させて、成仏させるのが正しい(チーン・・・)。
まあいい。
で、いつも楽しみにしている鳥嶋さんの記事が上がって、先日打ち上げに成功したファルコンヘビー(ヘヴィ)のことだったので、さっそく読んでみた。
(爆誕! スペースXの世界最強ロケット「ファルコン・ヘヴィ」
第1回
困難を乗り越え生み出された、超大型の三体合体ロケット)
https://news.mynavi.jp/article/falcon_heavy-1/
連載のタイトルがすごいな・・・。
爆誕かよ・・・。
目新しいことが書いてあるわけではないけど、例によって分かりやすい日本語で書かれている、お手本のような記事だ。
3本の矢の話から始まるが、別にファルコン9が途中から折れたという話は聞かない(空中で吹っ飛んだり、地上で爆発はしたけどな)。
デルタIVヘヴィについても、ちょろっと出てくるけど、あれはあれで、外連味のないロケットだと思うけどな。
クラスター化の嚆矢といってもいい。
ファルコンヘビーのクロスフィードによる高度化については、当初実装する予定だったようだ。
今後、開発されることになるのかは分からない。
センターコアの回収に失敗したとはいえ、それ以外の部分はほぼ成功した打ち上げだった。
ヘビーについては、何度も書いているけど、再使用ロケットとして見た時には、今後開発される予定のBFRや、ニューグレンにないメリットを持っている。
そう、ドデカイロケットをパワードランディングさせるのは大変だからな。
小分けにして、一つずつ降ろす方が難易度は低い。
さらに、その回収については、ファルコン9で実績を積んできている。
巨大なブースターを再使用のためにパワードランディングさせようとしているのは、今のところ、スペースXとブルーオリジンだけだ。
SLSは使い捨てだし、ULAはエンジンだけの回収を考えているようだ。
再使用に限ってみれば、ファルコンヘビーのスタイルは、ベストな選択のように思える。
胴体の直径を、それぞれ5m位に増やして、エンジンをメタンエンジンのラプターに換装すれば、いい感じの再使用ロケットが出来そうな気がするんだがな。
もちろん、2段目は、新規開発して、完全再使用を目指すことになる。
SFチックなBFRの開発で時間を潰すよりは、ファルコンヘビーを改良していった方が、成果は得られやすいだろう。
まあ、浮沈子が考えるようなことは、みんなとっくに考慮済みで、没になってしまったに違いない。
当面の需要は、ファルコンヘビーで十分賄えるわけだし、改良したとしても、それに見合う収益が得られる市場が形成されるかどうかは分からないしな。
金儲けのためのロケットだからな。
稼げなければ意味がない。
溜まっているローンチマニュフェストを消化していくためにも、高性能で安価なロケットであることは重要だ。
さらに巨大なロケットに改造するには、それを維持して行ける需要がなければ意味がない。
BFRは、火星移民や大陸間移動という架空の需要が想定されているが、ISSの命脈が尽きようとしているわけだから、それを当てにした用途で稼ぐわけにもいかない。
当面は、インターネット衛星や、米軍の偵察衛星で凌ぐとしても、新しい需要を開拓するのは必然だろう。
ちょっと考えたんだが、第二ISSを建造するというのはどうなんだろうか。
スペースシャトルがなくても、低軌道にしこたま材料を上げて、地上から遠隔で組み立てるようにすれば、最小のコストで最大のステーションが出来るのではないか。
つーか、最初から宇宙ホテルとして作っちまえばいいわけだからな。
実験とか、観測とか、国際協力とか、そういう余計な事(?)は考えずに、金儲けすることだけ考えて作る。
金持ちの、金持ちによる、金持ちのための施設だ。
脱出用ロケットの席は、一部の大金持ちの分しかない。
ビンボー人は、宇宙の藻屑になってもらうわけだな。
まあ、サイテーでも、ポンと10億円くらい払える人じゃないと行けないだろうから、相当金持ちのビンボー人だがな(ワケワカ)。
全員分の脱出用ロケットを用意したら、金儲けにならんからな。
オプションで、宇宙遊泳とかの話もあるようだが、大金持ちには月世界旅行が付いてくるかもしれない。
月面くらいまでなら、民間需要を賄う技術くらいはあるだろうからな。
リスクを承知で参加してもらう。
月周回軌道が100億円、月面着陸ともなれば、1000億円くらい吹っ掛けてもいいだろう。
もちろん、添乗員などは付かない。
全て、AIがガイドする。
多少の遅延はあるが、地球からのガイドも可能だろう。
音、悪いだろうけど。
右手に見えますのは、地球でございます・・・。
まあ、どうでもいいんですが。
半世紀も前に実現した技術だからな。
21世紀に再現するのは、簡単だろう。
ファルコンヘビーは、そういう金儲けの飛び道具としても使えるわけだ。
第二宇宙ステーション構想が具体化している話は聞かない。
ISSに入れてもらえなかった中国やインドが、ロシアと一緒になって作るかもしれないしな。
ビジネスに国境はない。
共通言語はマネーだからな。
分かりやすいし、数えやすい(!)。
民営化だとか、3セクだとかで揉めてる間に、さっさと作っちまうかもしれない。
ISSは、数十回のスペースシャトルの打ち上げを要した。
ファルコンヘビーは、シャトルの2倍以上の積載量があるとはいえ、相当数を打ち上げなければならないだろう。
設計としては、モジュール化された要素部品を、単純につなぎ合わせる方が簡単だし、メンテも容易だ。
船外活動して修理するなんて野蛮なことしないで、モジュール毎交換する。
廃棄は切り離して、大気圏に落としてやるだけでいいからな。
ある程度のプライバシーを確保して、無重力空間を楽しませるだけでいいわけだから、それほど贅沢なもんでなくてもいいだろう。
どーせ、宇宙酔いに掛かっちまって、慣れた頃には帰還しなければならないだろうからな。
あまりいい思い出にはならないかもしれない。
現在開発中のドラゴン2は7人乗りだというが、もう少し人数を増やしたいところだ(10人くらい)。
ISSと同じ400km程度なら、数時間で行くことが出来るだろう。
帰りは、あっという間だ(3時間半ほど)。
それ程の快適さは要求されない。
宇宙ホテルに常時100人詰め込んでおければ、1日100億円の上がりになる。
こういう宇宙ホテルを、10個くらい飛ばしておけば、1日1000億円だ。
もちろん、ロケットは毎日飛ばなければ回せないしな。
1日、10人乗りで、20便は飛ばなければならない。
1時間に1便上がる(降りる)。
年間で、36兆円のビジネスだが、永遠に続くことはない。
世の中の金持ちの人数には、限りがあるからな。
せいぜい数年から10年くらいで回せなくなる。
もちろん、ぼろ儲けだから、それで店仕舞いしてもいい。
モジュールをばらして、大気圏に落とすだけで、全ては霧のように消えてなくなる。
そこには、宇宙開発という現実離れした感覚は微塵もない。
国家の栄誉とか、命懸けの使命とかいう崇高さのカケラもない。
金儲けのための投資と、売り上げと、ランニングコストだけの世界だ。
月周回軌道にも、やがて同じことが起こるだろう。
そして、稼ぐだけ稼いだ挙句、旨味がなくなれば撤退する。
金は、金儲けの臭いがするところに集まり、その臭いがなくなれば消え去ってしまう。
民営化とはすなわちそういうことだし、ISSの短い未来も、そのような彩で終わるということだ。
健全だな。
そこに、ファルコンヘビーが関わることになるのか、全く別の道を行くことになるのかは分からない。
浮沈子が見るところ、BFRの開発は難航し、遅れに遅れ、結局、ものにならないかもしれない。
ということは、ファルコンヘビーの時代が続いていくということになる。
軌道修正して、BFRを諦めて、ヘビーの改良ということになる可能性は低くないと見ている。
直径を増やし(5mくらい)、エンジンをラプターに替え、2段目を開発して完全再使用にし、ドラゴン2の搭乗員を増やす。
なかなか、現実的でありそうな話だと思うんだがな。
ビゲローの風船でなくても、その位あれば、十分に居住モジュールは展開できると思うんだがな。
金儲けは、貧乏人から少しずつというが、宇宙旅行にポンと10億円を出す連中が、どれくらいいるかだろうな。
数万人くらいはいそうな気がするんだがな・・・。
モテない男の厄日 ― 2018年02月14日 18:21
モテない男の厄日
年に一度、モテない浮沈子が落ち込む日。
セントバレンタインデー。
まあいい。
今日は水泳教室で、クロールのお稽古。
腕を回しながら泳ぐ。
S字とか書かないで、ストレートアームのまま、片手ずつ泳ぐ。
ローリングの練習ということで、背面までひっくり返る練習も取り入れている。
これは得意だ。
腕周りを動かすと、肩がゴリゴリ音を立てている(実際に音がするわけではありませんが)。
いつもは、筋トレで肩を回してから泳いでいるが、水泳教室の時は準備運動だけだから、少し動かし方が足りないのかもしれない。
3月にジェクサーのスイムフェスティバルがあるというので誘われたんだが、浮沈子はキャンセル。
辰巳のプールで泳ぐらしいが、そういうのは参加しない。
大井町のプールで、除夜の鐘スイムしたからいいや・・・。
バタ足は、相変わらず厳しい。
帰りの自転車が辛い日々が続く。
今日は、腕を回したので、少し足をサボって泳いだ。
そうでもしないと、ちょっときつい。
ババ達は、スイムフェスに参加するというので、大いに盛り上がっている。
孫たちに自慢したいわけだな。
ババは、オリンピックプールで泳いだんだよ、って!。
参加しない浮沈子は、余計落ち込む。
それでなくても、厄日だってのに・・・。
年に一度、モテない浮沈子が落ち込む日。
セントバレンタインデー。
まあいい。
今日は水泳教室で、クロールのお稽古。
腕を回しながら泳ぐ。
S字とか書かないで、ストレートアームのまま、片手ずつ泳ぐ。
ローリングの練習ということで、背面までひっくり返る練習も取り入れている。
これは得意だ。
腕周りを動かすと、肩がゴリゴリ音を立てている(実際に音がするわけではありませんが)。
いつもは、筋トレで肩を回してから泳いでいるが、水泳教室の時は準備運動だけだから、少し動かし方が足りないのかもしれない。
3月にジェクサーのスイムフェスティバルがあるというので誘われたんだが、浮沈子はキャンセル。
辰巳のプールで泳ぐらしいが、そういうのは参加しない。
大井町のプールで、除夜の鐘スイムしたからいいや・・・。
バタ足は、相変わらず厳しい。
帰りの自転車が辛い日々が続く。
今日は、腕を回したので、少し足をサボって泳いだ。
そうでもしないと、ちょっときつい。
ババ達は、スイムフェスに参加するというので、大いに盛り上がっている。
孫たちに自慢したいわけだな。
ババは、オリンピックプールで泳いだんだよ、って!。
参加しない浮沈子は、余計落ち込む。
それでなくても、厄日だってのに・・・。
SLSはどうなったのか ― 2018年02月14日 21:24
SLSはどうなったのか
(Trump budget aims to kick-start lunar exploration, cancels space telescope)
https://spaceflightnow.com/2018/02/12/trump-budget-aims-to-kick-start-lunar-exploration-but-cancels-major-space-telescope/
米国の予算がどうなるかという話の中に、SLSも出てくる。
「NASA managers in November said they expected EM-1’s launch to slip until 2020.」(11月のNASAのマネージャーは、EM-1の打ち上げが2020年まで滑ると予想していると述べた。:自動翻訳のまま:以下、同じ)
一応、公式には、2019年の打ち上げということになっているようだ。
(NASA confirms first flight of Space Launch System will slip to 2019)
https://spaceflightnow.com/2017/04/28/nasa-confirms-first-flight-of-space-launch-system-will-slip-to-2019/
「NASA’s top human spaceflight official says the maiden flight of the Space Launch System, a behemoth booster designed to loft astronauts on expeditions into deep space, will be delayed from November 2018 until some time in 2019, according to a report published by a U.S. government watchdog Thursday.」(米航空宇宙局(NASA)の最高宇宙飛行士は、宇宙飛行士の宇宙飛行士をロケット宇宙飛行士に任命する宇宙飛行士の飛行機は、2018年11月から2019年にかけて延期される、と発表した木曜日。)
(NASA expects first Space Launch System flight to slip into 2020)
https://spaceflightnow.com/2017/11/20/nasa-expects-first-space-launch-system-flight-to-slip-into-2020/
「After a multi-month assessment of the program’s recent progress, managers set a best-case launch target in December 2019. 」(プログラムの最近の進捗状況を複数回評価した後、マネージャーは2019年12月に最良の打ち上げ目標を設定しました。)
「Officials now expect the Space Launch System, Orion capsule and ground systems to be ready for the maiden flight — named Exploration Mission-1 — by June 2020. 」(当局は、2020年6月までに、宇宙発射システム、オリオンカプセルおよび地上システムが処女飛行のために準備されることを期待しています。)
目標が近づくと、ちょこっとだけ延期されるんだがな。
去年の今ごろは、有人飛行を前倒しできないかどうかを検討していた。
冗談じゃない。
当初(2011年頃)、2017年に予定されていた無人飛行さえ、2020年とか言い出しているわけだから、有人飛行なんて2030年くらいにならないと実現しないかもしれない(そんなに遅れんのかあ?)。
そもそも、SLSの構成要素はどうなっていて、どれがどのくらい進展しているのかが分からないとな。
一つ前の記事の中に図面があって、構成要素の名称が掲げられていたので、それをリストアップしてみる。
・Launch abort system
・Crew module
・Service module
・Encapsulated service module panels
・Spacecraft adapter
・MPCV/stage adapter(MSA)
・Interim Cryogenic Propulsion Stage(ICPS)
・Launch vehicle/stage adaptor
・Core stage
・RS-25 Engines
・Solid Rocket Booster
・ローンチアボートシステムは、作動試験を行っている最中。
(NASA Moves Up Critical Crew Safety Launch Abort Test)
https://www.nasa.gov/feature/nasa-moves-up-critical-crew-safety-launch-abort-test
・クルーモジュールは製作中(ドンガラは、2014年に打ち上げテスト済み)。
(Orion Pressure Vessel for Exploration Mission-2)
https://www.nasa.gov/image-feature/orion-pressure-vessel-for-exploration-mission-2
・サービスモジュールは、ESAが作成し、NASAでテスト中。
・その下の部分の3つに分かれるカバーについては不明。
・その下の浅い円錐台状のスペースクラフトアダプターについては完成。
(NASA gives look at hardware on SLS rocket)
http://www.waff.com/story/37387555/nasa-gives-look-at-hardware-on-sls-rocket
・MSAについては未確認。
・EM-1だけに使われる暫定上段ロケットについては、納品済み。
(First SLS hardware turned over to Ground Systems for EM-1 flight)
http://www.spaceflightinsider.com/organizations/nasa/first-sls-hardware-turned-ground-systems-em-1/
・ローンチビークルステージアダプターについてはほぼ完成(2018年出荷予定)。
(Preparing the adaptor – LVSA readies for SLS debut)
https://www.nasaspaceflight.com/2017/09/preparing-adaptor-lvsa-readies-sls-debut/
・コアステージは、作成中(下部のエンジンセクションは強度試験完了)。
(Structural Testing Complete on SLS Core Stage Powerhouse)
https://www.pddnet.com/news/2018/02/structural-testing-complete-sls-core-stage-powerhouse
・エンジンはテスト中(在庫品)。
(RS-25 hot fire opens 2018 testing for SLS engines)
https://www.nasaspaceflight.com/2018/01/rs-25-hot-fire-2018-testing-sls-engines/
・固体燃料ロケットは作成中(たぶん)。
こうして見ると、部品レベルで見ても、完成してたり、テスト中だったりして、一定ではない。
各構成要素を途中まで組み上げた状態で、別個にテストするのかもしれないし、その段階で不具合が見つかれば、また遅れが出る。
今年(2018年)11月予定が、来年12月になり、非公式に再来年6月になってしまっているのも無理もない。
組み上げて、統合テストで引っかかれば、さらに打ち上げは延びる。
無人の打ち上げが、2021年以降にずれ込んだとしても、誰も不思議とは思わないだろうな。
スペースXの月周回飛行がキャンセルされたので、実質的な競争相手はいなくなった。
2020年代をかけて、じっくりと取り組めばいい。
金にならない宇宙開発には、民間企業は手を出さないからな。
実際に無人で上がるのが2020年代の前半、有人飛行に至っては、2030年代になってもおかしくはない。
ISSの廃棄に手間取るようなことがあれば、予算的な影響を受けて、さらに先延ばしになるだろう。
SLSは、何といっても過去の遺産の食い潰しだからな。
1970年代の技術だ。
半世紀前に確立されたテクノロジーを使って、さらにその前のアポロと同じようなことをやろうとしている。
コンピューターの発達で、制御は上手くなったのかもしれないが、制御されている方は変わらないからな。
それを、これから何十年か使い続けるということになる。
それは、自動車とかも同じ事だし、交通機関全般に共通しているかも知れない。
電気自動車なんて、ガソリン車より古いからな。
まあ、どうでもいいんですが。
一向に形にならないSLSについては、NASAだって焦っているに違いないのだ。
(Space Launch System (SLS):動画のまとめ)
https://www.youtube.com/playlist?list=PLBEXDPatoWBmX3yrpEObbUoNF5rbbNcgX
ちょこっと出来た筒みたいのとか、在庫エンジンのテストの様子とかを、律義に動画にして出している。
もちろん、CGも多い。
早く、ロケットの形を見せたい気持ちが滲み出ているようだ(そおかあ?)。
まあいい。
コアステージの詳細について解説しているビデオがある。
(Inside SLS: Outfitting The World’s Most Powerful Rocket:動画出ます。)
https://www.youtube.com/watch?v=RO2onNNbovA&list=PLBEXDPatoWBmX3yrpEObbUoNF5rbbNcgX&index=1
・エンジンセクション(エンジン4基含む)
・・18マイルのケーブル
・・500個のセンサー
・液体水素タンク(デカい方)
・・733000ガロンの燃料(液酸と合わせて?)
・インタータンク(接続部分)
・・14,500個のボルト、ファスナー
・液体酸素タンク
・前方スカートセクション
・・45マイルのケーブル
・・3台のフライトコンピューターモニター
・・1100個のセンサー
・・4個のリチウムイオン電池
ーーーーーーーーーーーー
・トータル
・・750センサー
・・45マイルケーブル
・・100,000ファスナー
それぞれに、いろいろくっ付いているようだ。
合計が合ってないとかは、ご愛敬だ(そうなのかあ?)。
こういう内輪ネタを小出しにしながら、間を持たせないといけないんだが、いつまで持つことやら・・・。
(Trump budget aims to kick-start lunar exploration, cancels space telescope)
https://spaceflightnow.com/2018/02/12/trump-budget-aims-to-kick-start-lunar-exploration-but-cancels-major-space-telescope/
米国の予算がどうなるかという話の中に、SLSも出てくる。
「NASA managers in November said they expected EM-1’s launch to slip until 2020.」(11月のNASAのマネージャーは、EM-1の打ち上げが2020年まで滑ると予想していると述べた。:自動翻訳のまま:以下、同じ)
一応、公式には、2019年の打ち上げということになっているようだ。
(NASA confirms first flight of Space Launch System will slip to 2019)
https://spaceflightnow.com/2017/04/28/nasa-confirms-first-flight-of-space-launch-system-will-slip-to-2019/
「NASA’s top human spaceflight official says the maiden flight of the Space Launch System, a behemoth booster designed to loft astronauts on expeditions into deep space, will be delayed from November 2018 until some time in 2019, according to a report published by a U.S. government watchdog Thursday.」(米航空宇宙局(NASA)の最高宇宙飛行士は、宇宙飛行士の宇宙飛行士をロケット宇宙飛行士に任命する宇宙飛行士の飛行機は、2018年11月から2019年にかけて延期される、と発表した木曜日。)
(NASA expects first Space Launch System flight to slip into 2020)
https://spaceflightnow.com/2017/11/20/nasa-expects-first-space-launch-system-flight-to-slip-into-2020/
「After a multi-month assessment of the program’s recent progress, managers set a best-case launch target in December 2019. 」(プログラムの最近の進捗状況を複数回評価した後、マネージャーは2019年12月に最良の打ち上げ目標を設定しました。)
「Officials now expect the Space Launch System, Orion capsule and ground systems to be ready for the maiden flight — named Exploration Mission-1 — by June 2020. 」(当局は、2020年6月までに、宇宙発射システム、オリオンカプセルおよび地上システムが処女飛行のために準備されることを期待しています。)
目標が近づくと、ちょこっとだけ延期されるんだがな。
去年の今ごろは、有人飛行を前倒しできないかどうかを検討していた。
冗談じゃない。
当初(2011年頃)、2017年に予定されていた無人飛行さえ、2020年とか言い出しているわけだから、有人飛行なんて2030年くらいにならないと実現しないかもしれない(そんなに遅れんのかあ?)。
そもそも、SLSの構成要素はどうなっていて、どれがどのくらい進展しているのかが分からないとな。
一つ前の記事の中に図面があって、構成要素の名称が掲げられていたので、それをリストアップしてみる。
・Launch abort system
・Crew module
・Service module
・Encapsulated service module panels
・Spacecraft adapter
・MPCV/stage adapter(MSA)
・Interim Cryogenic Propulsion Stage(ICPS)
・Launch vehicle/stage adaptor
・Core stage
・RS-25 Engines
・Solid Rocket Booster
・ローンチアボートシステムは、作動試験を行っている最中。
(NASA Moves Up Critical Crew Safety Launch Abort Test)
https://www.nasa.gov/feature/nasa-moves-up-critical-crew-safety-launch-abort-test
・クルーモジュールは製作中(ドンガラは、2014年に打ち上げテスト済み)。
(Orion Pressure Vessel for Exploration Mission-2)
https://www.nasa.gov/image-feature/orion-pressure-vessel-for-exploration-mission-2
・サービスモジュールは、ESAが作成し、NASAでテスト中。
・その下の部分の3つに分かれるカバーについては不明。
・その下の浅い円錐台状のスペースクラフトアダプターについては完成。
(NASA gives look at hardware on SLS rocket)
http://www.waff.com/story/37387555/nasa-gives-look-at-hardware-on-sls-rocket
・MSAについては未確認。
・EM-1だけに使われる暫定上段ロケットについては、納品済み。
(First SLS hardware turned over to Ground Systems for EM-1 flight)
http://www.spaceflightinsider.com/organizations/nasa/first-sls-hardware-turned-ground-systems-em-1/
・ローンチビークルステージアダプターについてはほぼ完成(2018年出荷予定)。
(Preparing the adaptor – LVSA readies for SLS debut)
https://www.nasaspaceflight.com/2017/09/preparing-adaptor-lvsa-readies-sls-debut/
・コアステージは、作成中(下部のエンジンセクションは強度試験完了)。
(Structural Testing Complete on SLS Core Stage Powerhouse)
https://www.pddnet.com/news/2018/02/structural-testing-complete-sls-core-stage-powerhouse
・エンジンはテスト中(在庫品)。
(RS-25 hot fire opens 2018 testing for SLS engines)
https://www.nasaspaceflight.com/2018/01/rs-25-hot-fire-2018-testing-sls-engines/
・固体燃料ロケットは作成中(たぶん)。
こうして見ると、部品レベルで見ても、完成してたり、テスト中だったりして、一定ではない。
各構成要素を途中まで組み上げた状態で、別個にテストするのかもしれないし、その段階で不具合が見つかれば、また遅れが出る。
今年(2018年)11月予定が、来年12月になり、非公式に再来年6月になってしまっているのも無理もない。
組み上げて、統合テストで引っかかれば、さらに打ち上げは延びる。
無人の打ち上げが、2021年以降にずれ込んだとしても、誰も不思議とは思わないだろうな。
スペースXの月周回飛行がキャンセルされたので、実質的な競争相手はいなくなった。
2020年代をかけて、じっくりと取り組めばいい。
金にならない宇宙開発には、民間企業は手を出さないからな。
実際に無人で上がるのが2020年代の前半、有人飛行に至っては、2030年代になってもおかしくはない。
ISSの廃棄に手間取るようなことがあれば、予算的な影響を受けて、さらに先延ばしになるだろう。
SLSは、何といっても過去の遺産の食い潰しだからな。
1970年代の技術だ。
半世紀前に確立されたテクノロジーを使って、さらにその前のアポロと同じようなことをやろうとしている。
コンピューターの発達で、制御は上手くなったのかもしれないが、制御されている方は変わらないからな。
それを、これから何十年か使い続けるということになる。
それは、自動車とかも同じ事だし、交通機関全般に共通しているかも知れない。
電気自動車なんて、ガソリン車より古いからな。
まあ、どうでもいいんですが。
一向に形にならないSLSについては、NASAだって焦っているに違いないのだ。
(Space Launch System (SLS):動画のまとめ)
https://www.youtube.com/playlist?list=PLBEXDPatoWBmX3yrpEObbUoNF5rbbNcgX
ちょこっと出来た筒みたいのとか、在庫エンジンのテストの様子とかを、律義に動画にして出している。
もちろん、CGも多い。
早く、ロケットの形を見せたい気持ちが滲み出ているようだ(そおかあ?)。
まあいい。
コアステージの詳細について解説しているビデオがある。
(Inside SLS: Outfitting The World’s Most Powerful Rocket:動画出ます。)
https://www.youtube.com/watch?v=RO2onNNbovA&list=PLBEXDPatoWBmX3yrpEObbUoNF5rbbNcgX&index=1
・エンジンセクション(エンジン4基含む)
・・18マイルのケーブル
・・500個のセンサー
・液体水素タンク(デカい方)
・・733000ガロンの燃料(液酸と合わせて?)
・インタータンク(接続部分)
・・14,500個のボルト、ファスナー
・液体酸素タンク
・前方スカートセクション
・・45マイルのケーブル
・・3台のフライトコンピューターモニター
・・1100個のセンサー
・・4個のリチウムイオン電池
ーーーーーーーーーーーー
・トータル
・・750センサー
・・45マイルケーブル
・・100,000ファスナー
それぞれに、いろいろくっ付いているようだ。
合計が合ってないとかは、ご愛敬だ(そうなのかあ?)。
こういう内輪ネタを小出しにしながら、間を持たせないといけないんだが、いつまで持つことやら・・・。
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