ファルコン9の忙閑 ― 2018年03月25日 14:22
ファルコン9の忙閑
今月6日につまらん衛星(?)を打ち上げたきり、閑こいているファルコン9(そうなのかあ?)。
まあ、次の打ち上げ準備に忙しい日々を過ごしているに違いない。
なぜって、3月末から4月末にかけて、一気に6本も打ち上げなければならないからな。
・March 29, 2018 14:19:49:Iridium NEXT 41–50:VAFB SLC-4E:F9 B4 B1041.2:LEO
・April 2, 2018 20:30: SpaceX CRS-14:CCAFS SLC-40:F9 B4 B1039.2:LEO
・April 5, 2018:Bangabandhu-1:KSC LC-39A:F9 B5 B1046.1:GTO
・April 16, 2018, 22:32–22:33:Transiting Exoplanet Survey Satellite (TESS):CCAFS SLC-40:F9 B4 B1045.1:HEO
・April 28, 2018:Iridium NEXT 51–55 GRACE-FO 1, 2:VAFB SLC-4E:F9 B4:LEO
・April 30, 2018:SES-12:CCAFS SLC-40:F9 B4 B1040.2:GTO
そんでもって、5月は今のところ1機の予定も入っていない。
このなかでは、もちろん、4月5日に予定されているバンガバンドゥ-1の打ち上げに、ブロック5が使われるところが注目だな。
パッと見で分かるのは、新しい着陸脚だろう。
エンジンカバーとかも、再使用向けの部品に交換される様だ。
後は、細かいところや内部の変更なので、素人目には分からない(たぶん)。
しかし、その後のTESSは新品のブロック4に戻り、その後の打ち上げはブロック4の再使用品となるので、ブロック5は1本だけだ。
今月末と来月頭の2本は、ブロック4の再使用品になる。
もう、ブロック3(FT:フルスラスト)の再使用品は飛ばないからな。
完全に代替わりしたわけで、後は、ブロック5の再使用品に順次置き換えられていく。
開発が順調に進めばの話だ。
ブロック5というのは、今までの試験的な再使用ではなく、再使用を前提に開発された新しいロケットだという。
少なくとも10回は、ふつーに打ち上げられる。
その後のメンテナンスがどうなるかは、運用しながら考えるんだろうが、従来のブロック3や改良型のブロック4では、再使用は1回だけ。
つまり、全部で2回しか飛ばない。
どう考えても割に合わない。
元々低廉な価格のファルコン9だからな。
それを再使用して繰り返し使えば、回収とメンテナンスを突っ込んでも、アットーテキ価格的優位に持ち込める。
オーバーホールコスト次第だが、100回くらい使えれば、劇的な低価格で運用できるだろう。
三菱の言葉を借りれば、最早ライバルではなく、脅威ということになる。
しかもだ、その低コストで十分利益を出すことができて、それでもって、更に低価格で運用できるBFRを開発しようとしている。
勝利の方程式が回り始めているわけで、これが実現すると、完全再使用ということになるわけだから、他社は追随できなくなる恐れがある。
BFRの次のロケットも考えているに違いない。
耐久性を飛躍的に上げたロケット(1000回連続使用できて、1万回使えるとか)とか、着陸して1時間以内に、燃料だけ入れて飛べるようなロケットとか。
航空機並みの運用が可能になれば、今は冗談のような大陸間高速移動体としての用途も夢ではない。
BFRの2段目は、単段ロケットとして、軌道速度に達することができるといわれている。
これを使って、大陸間をぶっ飛ぶわけだ。
100人乗りとか言っているが、そのうち、1000人くらい乗せるかもしれない。
従来のロケットの概念を塗り替える、新たな移動体が登場することになる。
商業衛星打ち上げを独占するのみならず、航空業界へも殴り込みをかけようというわけだ。
使い捨てロケットの場合、宇宙へ送り出すための品質管理や重量などの管理は行うけど、耐久性の面ではそれ程シビアではない。
たった1回、それもわずか数分間とか使えればいいだけだからな。
再使用では、全く異なる基準が求められてくる。
ロケット自体のコストは、逆に跳ね上がるに違いない。
材料的にとか、工学的に繰り返しの使用に向かない部分も出てくる。
そういうところは、打ち上げの度にとか、一定の回数毎に交換していくことになる。
交換しやすい設計にしていくとか、そういう部分をモジュール化して、まとめて交換できるようにするなどの配慮が必要だ。
長持ちさせるための設計も重要になってくる。
材料の選択、公差の設定、いや、そもそも、根本的な設計変更が必要になるかもしれない。
再使用を前提としたロケットというのは、使い捨てのものとは似て非なるものでならなければならない。
どっちがいいか悪いかという話ではなく、用途に応じた設計ということになる。
使い捨てロケットが悪いかといえば、必ずしもそんなことはない。
極端な例だが、ロケット花火だってロケットだが、紙や竹ひごなど、徹底的に材料コストを削減し、大量生産を行って、おもちゃとしての目的を立派に果たしている。
夜打ち上げて曳光を見せるなど、固有の機能もしっかり持っているしな。
電柱ロケット(SSー520)だって、まあ、少しコストは高いかもしれないけど、観測ロケットとしては十分な性能を持っている。
年に1機くらいしか上げないから大量生産のメリットはないが、そういう需要があれば対応できる性能はあるわけで、何事も適材適所ということだ。
浮沈子的には、小型ロケット(衛星打ち上げ用)の需要には懐疑的なんだがな。
どでかいロケットで、まとめて打ち上げるのが正しい。
時期とか軌道とかを好きに選びたいという特殊用途については、これは小型ロケットで上げなければならないが、そういう限定された用途は、それこそ数が限られているだろうしな。
隙間産業から出ることはない。
もちろん、絶対数は増える。
現在、年間100機くらい打ち上げられている小型衛星が、1万機くらいには簡単に増えるだろう。
そのうち、どーしても小型ロケットで専用軌道に適時に打ち上げなければならない衛星は、まあ、多くて1000機くらいだからな。
ロケットラボとかが、数社で賄えるくらいだ。
残りの9000機は、結局大型ロケットで上げることになり、それは再使用でコストを削減した方が有利ということになる。
大量生産には、それに適した設計が必要になる。
大量といったって、100万とかいう量ではない。
せいぜい、年間1000機程度だからな。
生産設備に投資するにしても、限界がある。
小型ロケットの打ち上げを、産業として成立させるほどの規模にはならない。
需要を満たして回せれば、たぶん、それ以上の競争とかは起きないんじゃないか。
それに対して、大量の衛星をまとめて打ち上げる方は、十分にビジネスになるだろう。
年間のロケット打ち上げ数は同じくらいだろうが、1000機積めれば儲けはデカいからな。
小型衛星だけ打ち上げるわけじゃないから、効率もいいだろう。
従来と同じ混載だが、ロケットのコスト削減のメリットを、そのまま享受できる。
大量生産の小型ロケットか、再使用の大型ロケットに集約され、その他大勢は消える運命にある。
という風になるかどうかは、全てBFRの成功にかかっている。
6億円といわれる打ち上げコストが現実になれば、60万円で小型衛星(100kg級)が打ち上げられるようになる(低軌道に150トンだから、1000機位は積める)。
ロケットラボが逆立ちしても、その値段では無理だからな。
すさまじい時代になってくる。
もう、地球低軌道上に何かを上げるコストというのは、事業の重要な要素ではなくなってくるということだ。
100kgといえば、装備重量の人間一人ということでもある。
20年後くらいには、海外旅行に行く程度の値段で、地球を周回してくることができるようになるかもしれない。
21世紀だからな。
そのくらいの進歩があってもいいだろう。
20世紀人間の浮沈子は、21世紀というのは未来だと認識していた。
あっという間に21世紀になり、既に過去になりつつある。
打ち上げスケジュールが空いて、妄想が逞しくなると、ロケットへの期待が際限なく膨らんでくる。
5月になって、打ち上げがなくなっちまったら、どんなことになることやら・・・。
今月6日につまらん衛星(?)を打ち上げたきり、閑こいているファルコン9(そうなのかあ?)。
まあ、次の打ち上げ準備に忙しい日々を過ごしているに違いない。
なぜって、3月末から4月末にかけて、一気に6本も打ち上げなければならないからな。
・March 29, 2018 14:19:49:Iridium NEXT 41–50:VAFB SLC-4E:F9 B4 B1041.2:LEO
・April 2, 2018 20:30: SpaceX CRS-14:CCAFS SLC-40:F9 B4 B1039.2:LEO
・April 5, 2018:Bangabandhu-1:KSC LC-39A:F9 B5 B1046.1:GTO
・April 16, 2018, 22:32–22:33:Transiting Exoplanet Survey Satellite (TESS):CCAFS SLC-40:F9 B4 B1045.1:HEO
・April 28, 2018:Iridium NEXT 51–55 GRACE-FO 1, 2:VAFB SLC-4E:F9 B4:LEO
・April 30, 2018:SES-12:CCAFS SLC-40:F9 B4 B1040.2:GTO
そんでもって、5月は今のところ1機の予定も入っていない。
このなかでは、もちろん、4月5日に予定されているバンガバンドゥ-1の打ち上げに、ブロック5が使われるところが注目だな。
パッと見で分かるのは、新しい着陸脚だろう。
エンジンカバーとかも、再使用向けの部品に交換される様だ。
後は、細かいところや内部の変更なので、素人目には分からない(たぶん)。
しかし、その後のTESSは新品のブロック4に戻り、その後の打ち上げはブロック4の再使用品となるので、ブロック5は1本だけだ。
今月末と来月頭の2本は、ブロック4の再使用品になる。
もう、ブロック3(FT:フルスラスト)の再使用品は飛ばないからな。
完全に代替わりしたわけで、後は、ブロック5の再使用品に順次置き換えられていく。
開発が順調に進めばの話だ。
ブロック5というのは、今までの試験的な再使用ではなく、再使用を前提に開発された新しいロケットだという。
少なくとも10回は、ふつーに打ち上げられる。
その後のメンテナンスがどうなるかは、運用しながら考えるんだろうが、従来のブロック3や改良型のブロック4では、再使用は1回だけ。
つまり、全部で2回しか飛ばない。
どう考えても割に合わない。
元々低廉な価格のファルコン9だからな。
それを再使用して繰り返し使えば、回収とメンテナンスを突っ込んでも、アットーテキ価格的優位に持ち込める。
オーバーホールコスト次第だが、100回くらい使えれば、劇的な低価格で運用できるだろう。
三菱の言葉を借りれば、最早ライバルではなく、脅威ということになる。
しかもだ、その低コストで十分利益を出すことができて、それでもって、更に低価格で運用できるBFRを開発しようとしている。
勝利の方程式が回り始めているわけで、これが実現すると、完全再使用ということになるわけだから、他社は追随できなくなる恐れがある。
BFRの次のロケットも考えているに違いない。
耐久性を飛躍的に上げたロケット(1000回連続使用できて、1万回使えるとか)とか、着陸して1時間以内に、燃料だけ入れて飛べるようなロケットとか。
航空機並みの運用が可能になれば、今は冗談のような大陸間高速移動体としての用途も夢ではない。
BFRの2段目は、単段ロケットとして、軌道速度に達することができるといわれている。
これを使って、大陸間をぶっ飛ぶわけだ。
100人乗りとか言っているが、そのうち、1000人くらい乗せるかもしれない。
従来のロケットの概念を塗り替える、新たな移動体が登場することになる。
商業衛星打ち上げを独占するのみならず、航空業界へも殴り込みをかけようというわけだ。
使い捨てロケットの場合、宇宙へ送り出すための品質管理や重量などの管理は行うけど、耐久性の面ではそれ程シビアではない。
たった1回、それもわずか数分間とか使えればいいだけだからな。
再使用では、全く異なる基準が求められてくる。
ロケット自体のコストは、逆に跳ね上がるに違いない。
材料的にとか、工学的に繰り返しの使用に向かない部分も出てくる。
そういうところは、打ち上げの度にとか、一定の回数毎に交換していくことになる。
交換しやすい設計にしていくとか、そういう部分をモジュール化して、まとめて交換できるようにするなどの配慮が必要だ。
長持ちさせるための設計も重要になってくる。
材料の選択、公差の設定、いや、そもそも、根本的な設計変更が必要になるかもしれない。
再使用を前提としたロケットというのは、使い捨てのものとは似て非なるものでならなければならない。
どっちがいいか悪いかという話ではなく、用途に応じた設計ということになる。
使い捨てロケットが悪いかといえば、必ずしもそんなことはない。
極端な例だが、ロケット花火だってロケットだが、紙や竹ひごなど、徹底的に材料コストを削減し、大量生産を行って、おもちゃとしての目的を立派に果たしている。
夜打ち上げて曳光を見せるなど、固有の機能もしっかり持っているしな。
電柱ロケット(SSー520)だって、まあ、少しコストは高いかもしれないけど、観測ロケットとしては十分な性能を持っている。
年に1機くらいしか上げないから大量生産のメリットはないが、そういう需要があれば対応できる性能はあるわけで、何事も適材適所ということだ。
浮沈子的には、小型ロケット(衛星打ち上げ用)の需要には懐疑的なんだがな。
どでかいロケットで、まとめて打ち上げるのが正しい。
時期とか軌道とかを好きに選びたいという特殊用途については、これは小型ロケットで上げなければならないが、そういう限定された用途は、それこそ数が限られているだろうしな。
隙間産業から出ることはない。
もちろん、絶対数は増える。
現在、年間100機くらい打ち上げられている小型衛星が、1万機くらいには簡単に増えるだろう。
そのうち、どーしても小型ロケットで専用軌道に適時に打ち上げなければならない衛星は、まあ、多くて1000機くらいだからな。
ロケットラボとかが、数社で賄えるくらいだ。
残りの9000機は、結局大型ロケットで上げることになり、それは再使用でコストを削減した方が有利ということになる。
大量生産には、それに適した設計が必要になる。
大量といったって、100万とかいう量ではない。
せいぜい、年間1000機程度だからな。
生産設備に投資するにしても、限界がある。
小型ロケットの打ち上げを、産業として成立させるほどの規模にはならない。
需要を満たして回せれば、たぶん、それ以上の競争とかは起きないんじゃないか。
それに対して、大量の衛星をまとめて打ち上げる方は、十分にビジネスになるだろう。
年間のロケット打ち上げ数は同じくらいだろうが、1000機積めれば儲けはデカいからな。
小型衛星だけ打ち上げるわけじゃないから、効率もいいだろう。
従来と同じ混載だが、ロケットのコスト削減のメリットを、そのまま享受できる。
大量生産の小型ロケットか、再使用の大型ロケットに集約され、その他大勢は消える運命にある。
という風になるかどうかは、全てBFRの成功にかかっている。
6億円といわれる打ち上げコストが現実になれば、60万円で小型衛星(100kg級)が打ち上げられるようになる(低軌道に150トンだから、1000機位は積める)。
ロケットラボが逆立ちしても、その値段では無理だからな。
すさまじい時代になってくる。
もう、地球低軌道上に何かを上げるコストというのは、事業の重要な要素ではなくなってくるということだ。
100kgといえば、装備重量の人間一人ということでもある。
20年後くらいには、海外旅行に行く程度の値段で、地球を周回してくることができるようになるかもしれない。
21世紀だからな。
そのくらいの進歩があってもいいだろう。
20世紀人間の浮沈子は、21世紀というのは未来だと認識していた。
あっという間に21世紀になり、既に過去になりつつある。
打ち上げスケジュールが空いて、妄想が逞しくなると、ロケットへの期待が際限なく膨らんでくる。
5月になって、打ち上げがなくなっちまったら、どんなことになることやら・・・。
宇宙人の作り方? ― 2018年03月25日 15:55
宇宙人の作り方?
前に見たアニメを思い出す。
(長期間の宇宙旅行に人間の体は耐えることができるのか?)
https://gigazine.net/news/20161007-survive-prolonged-space-travel/
「科学の力を借りることで「順応」を人工的に作り出す」
「生き物の遺伝子を人工的に操作する「遺伝子エンジニアリング」で身体の特徴に変化を加えようというもの。」
「細胞の働きを人工的に作り替えて骨や筋肉の再生を促す物質を通常よりも多く分泌することで、宇宙空間でも丈夫な体を保つ」
怪しい・・・。
実に、怪しい。
リサニップについては、生の映像も上がっている。
(リサ・ニップ TEDxBeaconStreet
宇宙での生存に備えて人類が進化する方法:動画出ます。)
https://www.ted.com/talks/lisa_nip_how_humans_could_evolve_to_survive_in_space?language=ja#t-791056
「戸惑い 傍観するのは 時間の無駄ではないでしょうか」
益々怪しい・・・。
浮沈子的には、蹴り入れたくなるような議論だが、こういう話がまともに議論されるようになったことは注目すべきだ。
そう簡単にはいかないとは思うけどな。
この話を書こうと思ったのは、こんな映画(?)の紹介を読んだから。
(人類の存続をかけ究極の肉体改造計画を施された男を描くNetflixオリジナルSF映画「タイタン」の予告編が公開)
https://gigazine.net/news/20180324-the-titan-trailer/
ネットで配信されるSFホラー映画(?)みたいだ。
外から宇宙人が来るんじゃなくて、人類を肉体改造して、宇宙人を作りだす(?)というシチュエーション。
ああ、あのアニメの延長線上にある話だとピンときた。
健全な人類は、改造に失敗して、とてつもない怪物を作り出してしまうんだろうが、結末がどうなろうと知ったことではない。
浮沈子は、怖い映画は見ないからな。
遺伝子改変が単純な話でないということは、あまり知られていないのかもしれない。
世代を超えて、改変された遺伝子を引き継いでいくことさえ簡単ではない。
遺伝子工学が発達しても、そもそも可能なのかどうかも分からない。
リサニップが言うように、死と時間が支配している。
合成生物学を駆使してさえ、その時間があるかどうかは分からない。
現在のレベルで、放射線耐性のある遺伝子を人類に組み込むような話を、まともに取り上げる研究者は皆無だろう。
浮沈子的には、無駄な抵抗はやめて、大人しくこの地球上で滅びるのが正しい。
宇宙に移民するなどもってのほかだ。
一つだけ、浮沈子が容認してもいいと思っている方法はある。
遺伝子組み換えした細菌群とかを探査機にくっ付けて、行った先の環境で進化してくれるのを見守るという方法だな。
どっちにしても、探査機を送り込めば汚染されてしまうんだからな。
いっそのこと、脈がある方法で汚染した方がいい。
運を天に任せて、5億年くらい待っていれば、ひょっとしたら進化の流れに乗れるかもしれないしな。
生命は、単独で存在しているわけではない。
その惑星の環境(宇宙的環境も含めて)や、他の全ての生命との関係の上に生存している。
人類の遺伝子だけ、ちょこっと弄って、宇宙船に乗せて送り出せば済む話じゃない。
話の中に、ヒ素に耐性があるアルゼンチンの話が出てくる。
浮沈子は知らなかったので調べてみた。
(恐るべき人類の環境適応能力。ヒ素に耐性をもつ民族の存在が明らかに(スウェーデン研究))
http://karapaia.com/archives/52187220.html
「土壌に含まれるヒ素が放出された湧水を日常的に飲んでいたことから、次第にヒ素への耐性が形成されたものと研究者たちは見ている。」
「海藻をよく食べている日本人にだけ海藻を消化する腸内細菌が存在するというニュースがあったけれど、環境に適応させるために人間も進化していくようだ。」
いやあ、海藻の話も初耳だな。
(日本人の腸だけに存在?:海藻を消化する細菌:追加)
https://wired.jp/2010/04/09/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BA%BA%E3%81%AE%E8%85%B8%E3%81%A0%E3%81%91%E3%81%AB%E5%AD%98%E5%9C%A8%EF%BC%9F%EF%BC%9A%E6%B5%B7%E8%97%BB%E3%82%92%E6%B6%88%E5%8C%96%E3%81%99%E3%82%8B%E7%B4%B0%E8%8F%8C/
「この酵素が見つかる他の場所は1つしかない。それは日本人の腸に見られる細菌の中だ」
人類は、地球上の環境に対応するだけでも精一杯のようだ。
浮沈子とかは、コンビニが近くにある、都会の住宅街にしか適応できないけどな・・・。
前に見たアニメを思い出す。
(長期間の宇宙旅行に人間の体は耐えることができるのか?)
https://gigazine.net/news/20161007-survive-prolonged-space-travel/
「科学の力を借りることで「順応」を人工的に作り出す」
「生き物の遺伝子を人工的に操作する「遺伝子エンジニアリング」で身体の特徴に変化を加えようというもの。」
「細胞の働きを人工的に作り替えて骨や筋肉の再生を促す物質を通常よりも多く分泌することで、宇宙空間でも丈夫な体を保つ」
怪しい・・・。
実に、怪しい。
リサニップについては、生の映像も上がっている。
(リサ・ニップ TEDxBeaconStreet
宇宙での生存に備えて人類が進化する方法:動画出ます。)
https://www.ted.com/talks/lisa_nip_how_humans_could_evolve_to_survive_in_space?language=ja#t-791056
「戸惑い 傍観するのは 時間の無駄ではないでしょうか」
益々怪しい・・・。
浮沈子的には、蹴り入れたくなるような議論だが、こういう話がまともに議論されるようになったことは注目すべきだ。
そう簡単にはいかないとは思うけどな。
この話を書こうと思ったのは、こんな映画(?)の紹介を読んだから。
(人類の存続をかけ究極の肉体改造計画を施された男を描くNetflixオリジナルSF映画「タイタン」の予告編が公開)
https://gigazine.net/news/20180324-the-titan-trailer/
ネットで配信されるSFホラー映画(?)みたいだ。
外から宇宙人が来るんじゃなくて、人類を肉体改造して、宇宙人を作りだす(?)というシチュエーション。
ああ、あのアニメの延長線上にある話だとピンときた。
健全な人類は、改造に失敗して、とてつもない怪物を作り出してしまうんだろうが、結末がどうなろうと知ったことではない。
浮沈子は、怖い映画は見ないからな。
遺伝子改変が単純な話でないということは、あまり知られていないのかもしれない。
世代を超えて、改変された遺伝子を引き継いでいくことさえ簡単ではない。
遺伝子工学が発達しても、そもそも可能なのかどうかも分からない。
リサニップが言うように、死と時間が支配している。
合成生物学を駆使してさえ、その時間があるかどうかは分からない。
現在のレベルで、放射線耐性のある遺伝子を人類に組み込むような話を、まともに取り上げる研究者は皆無だろう。
浮沈子的には、無駄な抵抗はやめて、大人しくこの地球上で滅びるのが正しい。
宇宙に移民するなどもってのほかだ。
一つだけ、浮沈子が容認してもいいと思っている方法はある。
遺伝子組み換えした細菌群とかを探査機にくっ付けて、行った先の環境で進化してくれるのを見守るという方法だな。
どっちにしても、探査機を送り込めば汚染されてしまうんだからな。
いっそのこと、脈がある方法で汚染した方がいい。
運を天に任せて、5億年くらい待っていれば、ひょっとしたら進化の流れに乗れるかもしれないしな。
生命は、単独で存在しているわけではない。
その惑星の環境(宇宙的環境も含めて)や、他の全ての生命との関係の上に生存している。
人類の遺伝子だけ、ちょこっと弄って、宇宙船に乗せて送り出せば済む話じゃない。
話の中に、ヒ素に耐性があるアルゼンチンの話が出てくる。
浮沈子は知らなかったので調べてみた。
(恐るべき人類の環境適応能力。ヒ素に耐性をもつ民族の存在が明らかに(スウェーデン研究))
http://karapaia.com/archives/52187220.html
「土壌に含まれるヒ素が放出された湧水を日常的に飲んでいたことから、次第にヒ素への耐性が形成されたものと研究者たちは見ている。」
「海藻をよく食べている日本人にだけ海藻を消化する腸内細菌が存在するというニュースがあったけれど、環境に適応させるために人間も進化していくようだ。」
いやあ、海藻の話も初耳だな。
(日本人の腸だけに存在?:海藻を消化する細菌:追加)
https://wired.jp/2010/04/09/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BA%BA%E3%81%AE%E8%85%B8%E3%81%A0%E3%81%91%E3%81%AB%E5%AD%98%E5%9C%A8%EF%BC%9F%EF%BC%9A%E6%B5%B7%E8%97%BB%E3%82%92%E6%B6%88%E5%8C%96%E3%81%99%E3%82%8B%E7%B4%B0%E8%8F%8C/
「この酵素が見つかる他の場所は1つしかない。それは日本人の腸に見られる細菌の中だ」
人類は、地球上の環境に対応するだけでも精一杯のようだ。
浮沈子とかは、コンビニが近くにある、都会の住宅街にしか適応できないけどな・・・。
人の噂も76日目 ― 2018年03月25日 21:54
人の噂も76日目
ノースロップグラマンの衛星を乗せたファルコン9がどこへともなく消えてから、今日で76日目になる。
いや、ファルコン9の1段目は、ちゃんとグラウンドパッドに戻ってきた。
衛星と分離機構の行方は不明で、国家機密の壁に阻まれて分からないままだ。
(人の噂も七十五日)
http://kotowaza-allguide.com/hi/hitonouwasamo.html
「七十五日はひとつの季節を表す説とされ、季節が過ぎる頃には人の噂も忘れられているということ。」
打ち上げは、1月8日に行われた。
冬の真っ盛りだ。
(ZUMA上がる)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2018/01/08/8765341
翌日には、直ぐに失敗のニュースが流れている。
(ZUMA失敗??)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2018/01/09/8766221
(ZUMA失敗!!)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2018/01/10/8766563
スペースXは、うちのせいじゃないとアピール。
(ウチは悪くない!)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2018/01/10/8766844
浮沈子は、ステルス衛星を打ち上げたのではないかと確信している。
(ミスティ)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2018/01/10/8767073
しばらくすると、ズーマが失敗したという画像も出回る。
(ズーマの最期?)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2018/01/11/8767233
2週間経って、このブログのまとめ記事。
(人の噂も2週間)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2018/01/23/8775060
「米軍当局がこの軍事衛星についてコメントを公表したのはこれが初めて。」
空軍は、当事者かどうかは別にして、真相を知り得る立場だ。
今日、浮沈子がズーマを取り上げたのには訳がある。
75日とかいう、語呂合わせみたいな話もあるけど、衛星を打ち上げてすぐには使えないからな。
軌道上で様々な試験をして、機能が問題ないことを確認してから運用を始める。
数か月かかるというクリティカル期間を経て、正式の運用に入る。
ズーマが生きていれば、そろそろその時期ということだ。
冬季オリンピック、パラリンピックも終わり、米朝首脳会談の準備が始まる。
予備折衝が繰り返され、下々のレベルでの探り合いが始まるのだ。
国務省は干されて、CIAが暗躍するという話もある。
浮沈子は、ズーマの打ち上げを仕切っているのは、CIAかも知れないと思ってるんだがな。
米国の外交・国家安全保障関係は、タカ派に変わってきている。
中国との貿易戦争にも踏み切った。
北朝鮮マターでの中国の役割に、見切りをつけたともいえる。
情勢は刻々と変わり、我が国は、米国から見て中国と同じ枠組みに入れられた(そうなのかあ?)。
米朝交渉の中で、大陸間弾道弾の打ち上げはキャンセルされるが、拉致問題と中距離ミサイルは置き去りにされて、北朝鮮と韓国が蜜月状態のまま、非核化が塩漬けになる。
最悪だ・・・。
北朝鮮との軍事的緊張は和らぎ、中国との貿易戦争が始まる。
我が国は、外交的にも貿易でも取り残され、とばっちりを食う。
いや、軍事的緊張が解けたかどうかは分からない。
米朝首脳会談が不発に終われば、軍事的緊張を伴ったままの貿易戦争ということになる。
ズーマは、世間からは忘れられているが、ひょっとしたら、カギを握っているのかもしれない。
北の情勢を探るステルス衛星として、バッチリ機能している可能性がある。
最近嵌っている「謎の円盤UFO」に、クローズアップ作戦というのがある。
(謎の円盤UFO 5話 惑星Xクローズ・アップ作戦)
https://blog.goo.ne.jp/molly2368/e/a86ab462a132f844a16532f40e4536ea
「開発された新型カメラを衛星に取り付けUFOを追跡し、どの惑星から飛び立ってくるのか突き止める。その惑星のクローズアップ写真を録り正体を明らかにする。」
この時使用される調査衛星というのがある。
「B142の調査衛星の改良型を打ち上げ、月を回る軌道に乗せる。打ち上げにはNASAのロケットを借りるため、10億ドルという莫大な費用がかかる。」
NASAは、昔から高いというのが相場なんだな。
まあ、どうでもいいんですが。
浮沈子は、ラスト近くに登場するエリス中尉の拡大写真しか覚えていなかったからな。
まあいい。
ズーマは、ステルスの外観を纏い、宇宙の奥深く隠れている。
調査衛星の先端の部分が開いて、電子望遠鏡(電子顕微鏡というのがあるが、何でも「電子」にすれば高性能になると信じてたんじゃないのかあ?)が露出して情報を吸い上げに掛かるわけだ。
春だからな・・・。
頑なに殻を閉じていたものが、花開いてくる時期だしな。
電子望遠鏡というのは、2500倍の倍率があるらしい(市販の望遠鏡は、せいぜい100倍くらい)。
もっとも、すばる望遠鏡とかは、もっとあるんだろうけどな。
焦点距離と接眼レンズだけ考えれば、1000倍くらいかもしれない。
分解能と明るさが重要だからな。
倍率とかは、あまり気にしないのかもしれない。
ステルス衛星ズーマ(勝手な想像ですが)が、どんな情報をCIAにもたらしているかは分からない。
もし、正常に機能していれば、来月以降の米国にとっては、なくてはならない情報源かもな・・・。
ノースロップグラマンの衛星を乗せたファルコン9がどこへともなく消えてから、今日で76日目になる。
いや、ファルコン9の1段目は、ちゃんとグラウンドパッドに戻ってきた。
衛星と分離機構の行方は不明で、国家機密の壁に阻まれて分からないままだ。
(人の噂も七十五日)
http://kotowaza-allguide.com/hi/hitonouwasamo.html
「七十五日はひとつの季節を表す説とされ、季節が過ぎる頃には人の噂も忘れられているということ。」
打ち上げは、1月8日に行われた。
冬の真っ盛りだ。
(ZUMA上がる)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2018/01/08/8765341
翌日には、直ぐに失敗のニュースが流れている。
(ZUMA失敗??)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2018/01/09/8766221
(ZUMA失敗!!)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2018/01/10/8766563
スペースXは、うちのせいじゃないとアピール。
(ウチは悪くない!)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2018/01/10/8766844
浮沈子は、ステルス衛星を打ち上げたのではないかと確信している。
(ミスティ)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2018/01/10/8767073
しばらくすると、ズーマが失敗したという画像も出回る。
(ズーマの最期?)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2018/01/11/8767233
2週間経って、このブログのまとめ記事。
(人の噂も2週間)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2018/01/23/8775060
「米軍当局がこの軍事衛星についてコメントを公表したのはこれが初めて。」
空軍は、当事者かどうかは別にして、真相を知り得る立場だ。
今日、浮沈子がズーマを取り上げたのには訳がある。
75日とかいう、語呂合わせみたいな話もあるけど、衛星を打ち上げてすぐには使えないからな。
軌道上で様々な試験をして、機能が問題ないことを確認してから運用を始める。
数か月かかるというクリティカル期間を経て、正式の運用に入る。
ズーマが生きていれば、そろそろその時期ということだ。
冬季オリンピック、パラリンピックも終わり、米朝首脳会談の準備が始まる。
予備折衝が繰り返され、下々のレベルでの探り合いが始まるのだ。
国務省は干されて、CIAが暗躍するという話もある。
浮沈子は、ズーマの打ち上げを仕切っているのは、CIAかも知れないと思ってるんだがな。
米国の外交・国家安全保障関係は、タカ派に変わってきている。
中国との貿易戦争にも踏み切った。
北朝鮮マターでの中国の役割に、見切りをつけたともいえる。
情勢は刻々と変わり、我が国は、米国から見て中国と同じ枠組みに入れられた(そうなのかあ?)。
米朝交渉の中で、大陸間弾道弾の打ち上げはキャンセルされるが、拉致問題と中距離ミサイルは置き去りにされて、北朝鮮と韓国が蜜月状態のまま、非核化が塩漬けになる。
最悪だ・・・。
北朝鮮との軍事的緊張は和らぎ、中国との貿易戦争が始まる。
我が国は、外交的にも貿易でも取り残され、とばっちりを食う。
いや、軍事的緊張が解けたかどうかは分からない。
米朝首脳会談が不発に終われば、軍事的緊張を伴ったままの貿易戦争ということになる。
ズーマは、世間からは忘れられているが、ひょっとしたら、カギを握っているのかもしれない。
北の情勢を探るステルス衛星として、バッチリ機能している可能性がある。
最近嵌っている「謎の円盤UFO」に、クローズアップ作戦というのがある。
(謎の円盤UFO 5話 惑星Xクローズ・アップ作戦)
https://blog.goo.ne.jp/molly2368/e/a86ab462a132f844a16532f40e4536ea
「開発された新型カメラを衛星に取り付けUFOを追跡し、どの惑星から飛び立ってくるのか突き止める。その惑星のクローズアップ写真を録り正体を明らかにする。」
この時使用される調査衛星というのがある。
「B142の調査衛星の改良型を打ち上げ、月を回る軌道に乗せる。打ち上げにはNASAのロケットを借りるため、10億ドルという莫大な費用がかかる。」
NASAは、昔から高いというのが相場なんだな。
まあ、どうでもいいんですが。
浮沈子は、ラスト近くに登場するエリス中尉の拡大写真しか覚えていなかったからな。
まあいい。
ズーマは、ステルスの外観を纏い、宇宙の奥深く隠れている。
調査衛星の先端の部分が開いて、電子望遠鏡(電子顕微鏡というのがあるが、何でも「電子」にすれば高性能になると信じてたんじゃないのかあ?)が露出して情報を吸い上げに掛かるわけだ。
春だからな・・・。
頑なに殻を閉じていたものが、花開いてくる時期だしな。
電子望遠鏡というのは、2500倍の倍率があるらしい(市販の望遠鏡は、せいぜい100倍くらい)。
もっとも、すばる望遠鏡とかは、もっとあるんだろうけどな。
焦点距離と接眼レンズだけ考えれば、1000倍くらいかもしれない。
分解能と明るさが重要だからな。
倍率とかは、あまり気にしないのかもしれない。
ステルス衛星ズーマ(勝手な想像ですが)が、どんな情報をCIAにもたらしているかは分からない。
もし、正常に機能していれば、来月以降の米国にとっては、なくてはならない情報源かもな・・・。
エイプリルフールと落下 ― 2018年03月25日 23:24
エイプリルフールと落下
最新(3月24日)の予測によれば、Xデイは日本時間で4月1日午後3時を中心として、前後38時間といわれている(追加参照)。
(中国版宇宙ステーション「天宮1号」来月1日にも大気圏突入!地球落下か?)
http://www.hazardlab.jp/know/topics/detail/2/4/24175.html
「イタリアの人工衛星監視組織「SATFLARE」は22日、「4月1日の前後に地球の大気圏に再突入する」との予測を発表した。」
衛星の軌道は、こちら。
(TIANGONG 1)
https://www.n2yo.com/satellite/?s=37820#results
「Perigee: 212.7 km
Apogee: 233.8 km」
もう、風前の灯火だな。
1週間後が中央値で、他の予想でも、その前後3日以内に落ちるといわれている。
この衛星(宇宙ステーション?)のことは、落下が決まってからも、何度か記事にしている。
(正しい知識と前向きな議論)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2017/11/08/8723149
(天から星が落ちてくる)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2018/03/22/8808373
もう少しすれば、さらに絞られてくるだろう。
実際に当たる確率は低いが、気になることは確かだ。
中国は、公式に制御落下を行うとは言っていない。
周りでは、とっくの昔(2年前)に制御を失ったとみなしている。
当たるも八卦、当たらぬも八卦・・・。
(TIANGONG-1 Reenter - Decay Predictions + ONLINE 3D REAL TIME TRACKING:追加)
http://www.satflare.com/track.asp?q=37820#TOP
「Fig.1 - Decay predictions.」で、毎日予測が更新されている。
最新(3月24日)の予測によれば、Xデイは日本時間で4月1日午後3時を中心として、前後38時間といわれている(追加参照)。
(中国版宇宙ステーション「天宮1号」来月1日にも大気圏突入!地球落下か?)
http://www.hazardlab.jp/know/topics/detail/2/4/24175.html
「イタリアの人工衛星監視組織「SATFLARE」は22日、「4月1日の前後に地球の大気圏に再突入する」との予測を発表した。」
衛星の軌道は、こちら。
(TIANGONG 1)
https://www.n2yo.com/satellite/?s=37820#results
「Perigee: 212.7 km
Apogee: 233.8 km」
もう、風前の灯火だな。
1週間後が中央値で、他の予想でも、その前後3日以内に落ちるといわれている。
この衛星(宇宙ステーション?)のことは、落下が決まってからも、何度か記事にしている。
(正しい知識と前向きな議論)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2017/11/08/8723149
(天から星が落ちてくる)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2018/03/22/8808373
もう少しすれば、さらに絞られてくるだろう。
実際に当たる確率は低いが、気になることは確かだ。
中国は、公式に制御落下を行うとは言っていない。
周りでは、とっくの昔(2年前)に制御を失ったとみなしている。
当たるも八卦、当たらぬも八卦・・・。
(TIANGONG-1 Reenter - Decay Predictions + ONLINE 3D REAL TIME TRACKING:追加)
http://www.satflare.com/track.asp?q=37820#TOP
「Fig.1 - Decay predictions.」で、毎日予測が更新されている。
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