カエル飛び2018年04月11日 16:08

カエル飛び


昨日は完全休養して、本日の水泳教室に臨む。

満を持して、ドルフィンキックの練習をしたんだが、最後のメニューに音を上げる。

立ってカエル飛びしながら、両腕を前から後ろにかいて進むというヤツ(25m!)。

進まない・・・。

一搔きで、水底のタイル1枚分くらいしか前進しない。

監視員のおねーさんが、このクラスはいったい何をやっているんだろうと、怪訝な顔で見ている(もちろん、バタフライの練習ですが)。

飛び上がる足の動作は第二キックなんだそうだ。

そのタイミングで腕を一気に前から後ろまで搔き切る(初心者は、実際には前から横までですが)。

進まねー・・・。

腕は疲れるし、飛び跳ねる足も疲れてくる。

このトレーニングをすると、二の腕の裏のぷるぷるが取れるらしい(嘘も方便?)。

まあ、どうでもいいんですが。

25m泳ぐよりも、脈拍は上がるな。

この練習が、バタフライの練習として効果があるかどうかは分からない(2年通っているが、初めてです)。

前回は、正二十面体をゲットせよプロジェクトを繰り出したり、おねーさんせんせの今回のバタフライに掛ける情熱は半端ない。

(カラー二十面体)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2018/04/04/8818769

なんか、成績とかに関係あるんだろうか(未確認)。

しかしなあ、初心者コースのババ達の関心は、二の腕のぷるぷるとか、みたらし団子の本数換算される消費カロリーの方に行きっぱなしだからな・・・。

今日は、最後のカエル飛びで、大分消費したに違いない。

みたらし団子1本は、軽くクリアしたと思われる。

お題が出来るかどうかは別にして、生徒さんは皆熱心だ。

体調不良でお休みしているメンバーもいるが、出てくれば、当日のお題をクリアしようと必死に頑張る。

我が国は、こういうババ達に支えられてきたのだと、深く実感する。

親に仕え、夫を支え、子供を育て、孫を慈しむ健気なババ達・・・。

カエル飛びを必死にこなしながら、浮沈子さえ音を上げるメニューを淡々とこなしていく(浮沈子がヘタクソなだけかあ?)。

まあいい。

来週も、熱い練習が続く。

初心者コースを舐めてかかると、ヤケドするぜ・・・。

ジェラート2018年04月11日 21:47

ジェラート
ジェラート


舐めてかかるとヤケドする、熱い水泳教室初心者コースなんだが、バタフライでは、舐めないといけないこともある。

ジェラートだ。

うーん、ワケワカ・・・。

第一キックで、頭のてっぺんを斜め下に向け、上半身から突っ込んでいくんだが、そのままでは、身体全体が浮いてくるだけ。

そこで、第二キックのタイミングで、ジェラート(アイスクリームでもいいんですが)と念じながら、舐めるように頭を起こしていくと、きれいなうねりで浮上できるというわけだ(分かります?)。

起こし過ぎてはいけないし、第二キックのタイミングも重要だから、一筋縄ではいかない。

おねーさんせんせがやると、いとも簡単に見えるんだが(これこそ、デモンストレーションレベルのスキルだな)、まねしてやろうとしても、なかなかうまくいかない。

バタフライは、独特の身体の使い方をする。

全身でうねりを作って、そこにキックや腕の掻きを乗せていく。

ベースになるきれいなうねりができていないと、キックも腕の掻きも、うまくいかない。

背骨が硬くなってしまっているジジババには、辛い話だ。

競泳用のバタフライには、きっと異なるアプローチがあるんだろうが、初級の水泳教室では、「楽に」25mをバタフライで泳ぐのが目標だからな。

第一キックで、ドーンと強く蹴って、ある程度沈んでから、浮き上がる勢いに第二キックを加えて下半身を支え、腕の掻きを使って、水面に躍り出るというわけだ(そうなのかあ?)。

その際に、顔が下を向いたままだと、頭が水面に上がらない。

競泳用のバタフライは、下を向いたままでいいらしい(たぶん)。

腕の掻きの勢いで、水面に頭を出す。

ジジババは肩の関節がコチコチで、そんな芸当は出来っこないから、手は搔き切らずに横から出す。

多少前進、多少浮上だな。

それでも、しっかり呼吸するためには、浮上する勢いと顔を正面に向ける程度(上向くのは、起こし過ぎ)の頭の動きが必要だ。

今回は、まだ手が付かないから、蹴伸びの姿勢、第一キック、潜降、やや浮上、第二キック(+ジェラート)、浮上というパターンを繰り返している。

問題は、腕の掻きを入れて、どうやって第一キックに繋げていくかだ。

浮沈子は、そこんとこが繋がらない。

第一キック、潜降、浮上、第二キック、腕の掻き、呼吸・・・。

で、万歳状態で沈没・・・。

文字通り、お手上げになる(うまい!)。

まあ、どうでもいいんですが。

1回ごとに区切ってやればいいんだが、繋がらなければ泳ぎにならないしな。

やれやれ・・・。

去年、小さいフィンを履いて舞い上がった時には、第二キックをしっかりとフィンを利かせて行い、下半身を安定させて腕を搔くことができたからな。

リカバリーから、第一キックをかますところも、余裕があったわけだ。

で、フィンが無くなると、下半身からずぶずぶと沈んでいく・・・。

手の先(立てた親指)から入水せずに、ひじから水没する・・・。

お手上げ・・・。

そこんとこのタイミングと、浮上姿勢を安定させるためのジェラートというわけだ。

もちろん、舐めっぱなしではダメで、浮上したら直ちに顎を引いて、次の入水に備えなければならない。

入水は、あくまでも、手の先、頭のてっぺん(実際には、顔?)、上半身、下半身という順序にならなければならない。

で、どこで第一キックをするのかも、実はよく分らない。

要するに、繋がらない。

テキトーに誤魔化しているに過ぎない。

バタフライは、全ての動作がタイミングよくつながって、初めて成立する泳法だからな。

1回ずつ、ブチブチ区切って練習しても、それが繋がらなければ毎回立ち上がらなければならなくなる。

完成形との隔たりは、今の浮沈子には、何光年もあるように感じる。

無限の隔たりを埋めるには、ジェラートを何度舐めなければならないことか・・・。