恐怖のリバウンド!2018年06月02日 00:40

恐怖のリバウンド!
恐怖のリバウンド!


昨日は、どうにも筋肉痛と関節痛に耐えかねて、フィットネスはサボり(やっぱ、バタフライのせいか?)。

活動量計が刻む歩数も、1400歩を切るという引きこもり状態・・・。

月が替わって6月になり、こんなことではいかんと、無理やり自転車を漕いで大井町に乗り込み、まあ、先月の計量と同じくらいでもいいや程度の軽い気持ちでタニタのMC-980A(業務用体脂肪計)に乗る。

(業務用マルチ周波数体組成計 MC-980A (プレミアムゴールドメタリック))
http://www.tanita.co.jp/product/g/_MC98001001/

「希望小売価格:¥2,000,000(税抜)」

たっけー・・・。

まあ、どうでもいいんですが。

秋葉原で1500円で買ってきた家にある精密体重計と、重さを量る機能としては同じようなもんだが、中身まで分かるところが違う。

乗って出てきた体重は、なんと、1.5kgの増加!。

ガガアーン!!。

増加分の内訳をみると、脂肪が0.8kg、筋肉が0.7kgだ。

うーん、それ程悲観的な内訳ではない。

体水分量が、1.1kgの増加になっているから、おそらく、実質的にはわずかの増加にとどまっているはずだ。

筋トレ・スイミング・サウナの後に体重だけ測ったら、先月の体重になっていたから、水分量の誤差が計量に反映されたとみるのが正しい。

実質的には、0.5kgの増加で、脂肪と筋肉がほぼ同量増えたという感じか。

運動しながら食っているわけで、その結果として体重が増えれば、筋肉も付いているのは当然だ。

クロストレーナーの増量で、脂肪の燃焼を促しているので、長期的(数年単位)には筋肉が付いて脂肪が減るという傾向が現れてくるに違いない(希望的観測)。

これで、脂肪だけ増えて筋肉量が減ってたりしたら、ふて寝してますます豚になるところだ。

春先から始めた減量だが、体重的にはほとんど元に戻った感じだな。

悲観的になるなという方が無理な話だ。

しかし、3月のデータと比較してみると、体重は同じくらいだが、脂肪が減って筋肉が増えている。

脂肪量:
3月:21.7kg
6月:20kg
(1.7kgの減少)

筋肉量:
3月:50.1kg
6月:51.7kg
(1.6kgの増加)

うーん、内容的には悪くない結果だ。

わずかの変化だが、運動による体質の改善が行われつつあるという結果が明らかに出ている。

と、同時に、運動だけでは体重は減らないという結果も明らかだ。

アスリートのような、過激な運動をしているわけではないからな。

近所の散歩と同程度の負荷しかかけていない。

食事を改善しなければ、減量はできない。

やはり、総カロリーを抑えるしかないか・・・。

泣く泣く、美味しい糖質を減らしていかざるを得ない。

今日は、最後の晩餐で、たっぷりと糖質を摂った。

幸せな気分に浸る・・・。

この気分を味わいながら、減量が出来たら言うことはないんだがな。

世の中はそううまくはできていないんだろう。

まあいい。

来月の計量に向けて、運動の習慣の継続と、とうとう突入することになる摂取カロリーの制限に取り組むことにしよう。

幸い、運動の習慣については、徐々に身に付いて来ているようだからな。

近所の散歩はご無沙汰になってしまったが、フィットネスに通う習慣は復活した。

天候にも恵まれたいい時期だったし、通いやすかったということもある。

これから梅雨時にかけて、気分も落ち込み、自転車にも乗れなくなると、通い切れるかどうかは分からない。

相当意識して、精進しなければならなくなる。

6月から7月にかけては、試練の時だな。

それを乗り切れば、少しは楽になるだろう。

筋肉痛と関節痛にも、おさらばできるかもしれない。

今日のプールは、潜水なし、遠泳なしの標準メニューで1000m。

筋トレの後の、クーリングダウンの延長線上だ。

プールに入ると、精神的にもリラックスする。

ジャグジーに入っている時間の方が、泳いでいる時間より長いかもしれないしな。

どっちの効果かは、分からない。

サウナは、5分と3分の2回。

長いのは苦手だからな。

どちらも、代謝を促して、減量効果を高めるのが目的だから、ガツガツやることはない。

筋トレを充実させたから、暫く強化はしない。

気が乗った時に、潜水と遠泳をやればいい。

何かで無理をしている時は、どこかで手を抜かないと持たないからな。

それが、浮沈子流(だから、いつまでたっても減量しない?)。

フィットネスは、苦痛を感じながらやると続かないからな。

減量を楽しむことが大切だ。

楽しみは、持続した方がいいからな。

減量三段論法の極意だ・・・。

火星の人2018年06月02日 07:45

火星の人
火星の人


深く考えさせられる記事だ。

(人類の火星定住にはいろんな意味での危険が存在、しかしその先には「新しい人類」が生まれる可能性も)
https://gigazine.net/news/20180601-mars-new-human-species/

「地球よりも重力が弱い空間で長期にわたって生活すると人体にはさまざまな影響が及びますが、それに拍車をかけるのが免疫力の低下といえます。」

「限られた数のヒトが生活するコロニーが存続し、確実に個体を増やして育てるためには、ヒトは感情ではなく一種の生物として種の繁栄に寄与する必要性から逃れられません。」

「個々のメンバーよりもコロニーの存続が優先される状況においては、生存できる可能性が低い胎児を諦めたり、終末期にある人の安楽死に関するよりリベラルな倫理観が求められる可能性がある」

我が国でも、ついこの間まで、口減らしのために生まれた子供を殺したり(死産ということになってますが)、生まれる前の子供を殺したり(中絶ということになってますが)、姨捨山に老人を捨てに行って殺したりしていたからな。

今でも、地域によっては、結婚が個人の感情ではなく、生活の基盤である「家」の都合で決められることは当たり前の話だ。

そういう価値観というのは、もう、たくさんだという話の中で、人類は生活の豊かさを求めて、あるいは、人生の選択の幅を広げることを求めてきたのではないか。

火星では、少なくとも、初期の植民地では、同じことが繰り返されるかもしれないと、この記事では指摘している。

いや、おそらく、もっと過酷な状況に追い込まれることになるんだろうな。

生き延びるためには、何でもする。

「しかし一方で、火星の環境で生まれて育ったヒトが、地球のヒトとは異なる特徴を備える生物として進化していくことも予測されています。」

遺伝子をいじくりまわして、火星の環境に適応した火星人を作り上げるなどは序の口だろう。

浮沈子は、別のことを考えている。

<例によって、ここからは妄想の世界に・・・>

火星対地球の戦争が起こる可能性だ。

火星は、もともと生物が生存するのにふさわしい環境ではない。

貧しく厳しい環境なわけだ。

そこで生まれた人々は、記事の中で述べられているように、地球に戻って来て生きることはできない。

火星でしか生きられない、全く異なる生物ということになる。

しかも、生存の条件は厳しい。

彼らが選択するのは、地球を滅亡させることが出来る兵器(例えば、細菌兵器)を開発して、地球を恫喝して資源を貢がせようとすることかもしれない。

或いは、遺伝子の多様性を確保するために、人身売買のように、地球から遺伝子資源(つまり、生身の人間)を輸入しようとするかもしれない。

断ることはできまい?。

大量破壊兵器を持ち、恫喝してくる相手だからな。

生き残るためには、何でもするだろうさ。

実際に、それらの兵器を使って、何十億人もの地球人類を殺してしまうかもしれない。

滅亡させるわけにはいかないけどな。

貢がせなければならない。

それをわからせるためにも、ある程度の犠牲はやむを得ない。

彼らが、それを、共通の人類としての犠牲と感じるかどうかは別の話だ。

異なる生物だからな。

生き残るために必要な、単なる措置だ。

所詮は、他の星の他の生き物に過ぎない。

だが、そんな状況になったら、地球人だって黙ってはいないだろう。

火星植民なんて、とんでもないということになって、滅ぼしてしまえということになるかもしれない。

初めは、あれ程、もてはやしていたのにな。

有り余る核兵器を全部使って、火星を爆撃するかもしれないし、手ごろな小惑星を引っ張ってきて、人口密集地に落とすかもしれない。

所詮は、他の星に住む別の生き物だしな。

かつて、地球に住んでいた祖先は共通だろうが、時が経てば、似ても似つかぬ姿になっているに違いない(やっぱ、イカタコ風味になるんだろうか?)。

(無重力状態の宇宙に行くと人間の体にはこんな変化が起こる)
https://gigazine.net/news/20151224-body-in-outer-space/

「背骨の中でも特に軟骨が影響を受け、宇宙飛行士の身長が少し長くなります。」

「心臓はあまり多くの力を必要としなくなり、力を生みだしている筋肉が薄くなってくるそうです。」

「骨からカルシウムが失われ、骨の強度がどんどんと下がっていくとのこと。」

「眼球の形状が変化して視力に影響を受ける」

わずか2週間から数か月の話だからな。

世代交代を重ね、遺伝子を弄られまくった挙句の姿は、同じ生物とは思えないほどの変化になるだろう。

そんな奴らを、いくら殺しても、罪の意識など感じるはずはない。

まして、彼らのせいで、地球人類は滅亡の瀬戸際に追い詰められているわけだからな(だいたい、政治家が言いそうなことは、みな同じだしな)。

行くところまで行くしかないのだ・・・。

厳しい生存環境に、人類を送り込むリスクは避けられない。

彼らのリスクではなく、地球に残った我々の方のリスクだ。

火星に人類を送り込むメリットは、地球にもしものことがあった時に、バックアップとしての人類の生存を担保するためだったはずなのに、既に交配しても子孫を残せないほど異なる種になってしまった火星人は、単に地球に対して敵対する勢力というだけの話なのかもしれない。

宇宙人は、恒星間飛行してやってくるのではない。

地球のすぐそばで、遺伝子的に乖離して宇宙人となった未来の人類が、ふつーの宇宙船や、ふつーの惑星間弾道弾(軌道離脱速度に達しているので、弾道弾とは言えないか)で攻めてくることになるのだ。

やれやれ・・・。

昨夜は、リバウンドで落ち込んで、一睡もできなかった。

朝っぱらから、とてつもない妄想に駆られて、ヨタ記事を書いてしまったが、あながち的外れとばかりはいえないような気もしている。

仮に火星植民に成功したとしても、人類は、人類のままでは火星環境に適応することはできないだろう。

遺伝子を弄繰り回した挙句、世代を重ねれば、イカタコ風味になってしまうことは明らかだ。

ぱっと見でも、交配の可能性からしても、同じ種ではなくなるに違いない。

我々は、そういう選択をしようとしているのかもしれないな・・・。

(【悲報】「火星でSEXするとニュータイプの“新人類”が誕生する」論文発表! “巨頭の火星人”誕生の可能性も!?:追加)
http://tocana.jp/2018/06/post_17075_entry.html

宇宙探査の殺し文句2018年06月03日 00:34

宇宙探査の殺し文句
宇宙探査の殺し文句


浮沈子的には、次の3つがそれに当たると考えている。

・地球外生命探査(系外惑星探査を含む)
・ダークマター(暗黒物質)
・ダークエナジー(暗黒エネルギー)

素人的関心も玄人的関心も、十分に満足させてくれる。

これらのどれにも該当しないミッションは、むしろ例外的だろう(じみーなインサイトとか)。

これら3つの要素を併せ持つ、クリーンヒットもある。

2020年代半ばに打ち上げ予定とされている、赤外線宇宙望遠鏡だ。

(広視野赤外線サーベイ望遠鏡)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BA%83%E8%A6%96%E9%87%8E%E8%B5%A4%E5%A4%96%E7%B7%9A%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%99%E3%82%A4%E6%9C%9B%E9%81%A0%E9%8F%A1

「2010年に全米科学アカデミーによって”今後10年間で行う天文研究”で最優先計画として推奨された赤外線天文学の観測計画。」

今年の初めころ、トランプの場当たり的(?)宇宙政策のとばっちりで、危うくお蔵入りしそうになったが、議会が反発して復活しているようだ。

(Wide Field Infrared Survey Telescope:Funding history and status)
https://en.wikipedia.org/wiki/Wide_Field_Infrared_Survey_Telescope#Funding_history_and_status

「The Trump administration's proposed FY2019 budget would terminate WFIRST, citing higher priorities within NASA and the increasing cost of this telescope.」(トランプ政権が提案した2019年度の予算案は、NASA内の優先順位の高まりとこの望遠鏡のコストの上昇を踏まえて、WFIRSTを終了させるだろう:自動翻訳のまま(一部訂正):以下同じ)

「However, on March 22-23, Congress approved a FY18 WFIRST budget in excess of the administration's budget request for that year and stated that Congress "rejects the cancellation of scientific priorities recommended by the National Academy of Sciences decadal survey process", and further directed NASA to develop new estimates of WFIRST’s total and annual development costs. Later, the President announced he had signed the bill March 23.」(しかし、3月22日から23日にかけて、議会は、その年度の予算要求を上回るFY18のWFIRST予算を承認し、議会は「全米科学アカデミーの10年調査プロセスで推奨された科学的優先事項の取り消しを拒絶する」と述べ、NASAは、WFIRSTの総予算と年間開発費の新しい見積りを開発する予定である。
その後、大統領は3月23日に法案に署名したと発表した。)

まあ、どうでもいいんですが。

この宇宙望遠鏡が、どういう仕掛けで系外惑星を観測でき、ダークマターやダークエネルギーに関する知見を得られるかは、浮沈子にはよく分らない。

(Frequently Asked Questions)
https://wfirst.gsfc.nasa.gov/faq.html

いろいろ書いてあるが、さっぱりだな。

少し古いが、丁寧に解説している映像があった。

(WFIRST: A Wider Gaze on the Cosmos:動画出ます。)
https://www.youtube.com/watch?v=ER8Lf-deo5w

マイクロ重力レンズ効果、コロナグラフ、1a型超新星の観測、エトセエトセ・・・。

広視野であることの利点を生かして、様々な研究のツールとしての価値があるようだ。

ジェームズウェッブ望遠鏡との違いが、素人には分かり辛いということはあるかも知れない。

どっちも、赤外線領域だしな。

置かれるところも同じだ。

「Reference system:Sun–Earth L2」

まあいい。

ビデオの中でも言っているが、我々がどこから来て、どこへ行こうとしているのかを知るためのツールだ。

望遠鏡自体は、スパイ衛星のために開発されたものらしいが、科学観測に使うことが出来れば好ましい。

「In 2012, another possibility emerged: NASA could use a second-hand National Reconnaissance Office telescope made by Harris Corporation to accomplish a mission like the one planned for WFIRST.」(2012年には、NASAはWFIRST計画のようなミッションを達成するためにHarris Corporation製の中古国家偵察局望遠鏡を使用することができます。)

「・・・this mission is now the only present NASA plan for the use of the NRO telescopes.」(この任務は現在、NRO望遠鏡を使用するための唯一のNASA計画である)

(Frequently Asked Questions)
https://wfirst.gsfc.nasa.gov/faq.html

「WFIRST uses a 2.4 m telescope provided by another government agency as the front-end to two instruments, the Wide Field Instrument and the Coronagraph Instrument.」(WFIRSTは、別の政府機関によって提供された2.4mの望遠鏡を、2つの機器、ワイドフィールドインストゥルメントおよびCoronagraph計測器のフロントエンドとして使用します。)

そう、2.4mの反射鏡というのは、ハッブル宇宙望遠鏡と同じなわけだ。

(ハッブル宇宙望遠鏡:JWST以外の新たな宇宙望遠鏡計画)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%83%E3%83%96%E3%83%AB%E5%AE%87%E5%AE%99%E6%9C%9B%E9%81%A0%E9%8F%A1#JWST%E4%BB%A5%E5%A4%96%E3%81%AE%E6%96%B0%E3%81%9F%E3%81%AA%E5%AE%87%E5%AE%99%E6%9C%9B%E9%81%A0%E9%8F%A1%E8%A8%88%E7%94%BB

「この偵察衛星の主鏡の口径は2.4mあり、ハッブル宇宙望遠鏡と同じであるがよりハイテクで軽量である。視野はハッブル宇宙望遠鏡よりも100倍広く、焦点距離は短くなる。この地上撮影用の望遠鏡を宇宙観測用望遠鏡に改造し、2023年以降に打ち上げる計画。」

国家偵察局は、ハッブルと同じ口径の望遠鏡を、偵察衛星用として作っていたわけだが、たぶん、もっと高性能な奴を開発したので、払い下げ処分したんだろう。

金回りのいいところは違うな・・・。

まあいい。

つーことは、あれだな、このWFIRSTを地球に向けさえすれば、偵察衛星になるのかあ?。

が、L2からじゃあ遠すぎて役には立たない。

やれやれ・・・。

クシャミ連発2018年06月03日 18:06

クシャミ連発


ファルコン9(ブロック4ですが)の打ち上げが延期続きで、宇宙ネタの間が持たない。

今日は、体調が優れず、家でゴロゴロしている。

さっき、連発でクシャミも出た。

先週から、やはり体調不良が続いているのだ。

その中で、フィットネスに通ったり、水泳教室でバタフライしたり、神田詣でをしている。

無理が利かない身体に無理をさせている。

もっと大切にしなくっちゃな(爆食爆睡すりゃあいいというもんじゃない・・・)。

ネットを徘徊しても、浮沈子が興味を持つような記事はない。

(ロケットの噴射ガスは大気の組成を変えて地球の環境に影響を与える可能性がある)
https://gigazine.net/news/20180602-rocket-emission-change-atomosphere/

この記事の中で、唯一目を引いたのは以下の記述。

「今後ロケットビジネスは現在の1000倍レベルで増加することが見込まれます」

現在、衛星打ち上げロケットは、年間100機程度だから、1000倍といえば10万機ということになる。

5分に1機位の打ち上げペースだからな。

ブログのネタ切れなんて言う状況にはなるまい。

最近、鳥嶋さんがニューズウィークに記事を書くようになった。

(宇宙から降ってくる600万ドルを捕まえる! スペースXの次の一手)
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/05/600-x.php

「スペースXは、フェアリングにパラグライダーなどに使われる「パラフォイル」を搭載。パラフォイルは空気で膨らむ翼のような装置で、行き先を操縦することができるため、ある程度狙ったところに降りることができる。」

添付されている動画を見ると、一度高速ボートで曳航して、回収船であるミスタースチーブンのネットの上に落とすということだが、曳航するボートの操船とかを考えると、この動画は怪しいな。

無理せず、海に軟着陸させて、ふつーの船で回収するのがよろしい。

前回の打ち上げでは、50m以内の至近距離に落とすことに成功したということだ。

(New photos illustrate progress in SpaceX’s fairing recovery attempts)
https://spaceflightnow.com/2018/06/01/new-photos-illustrate-progress-in-spacexs-fairing-recovery-attempts/

画像を見ると、側面の汚れ具合が異なるので、同じフェアリングかどうか怪しい感じだ。

まあ、どうでもいいんですが。

鳥嶋さんの記事は、マイナビの掲載で読むことが多い。

(中国、月の裏側に通信衛星を打ち上げ - 年末には探査機も着陸)
https://news.mynavi.jp/article/20180601-639992/

幅広い調査と、読みやすい文章で、浮沈子はファンになっている。

「中国は1990年代から「嫦娥」と名付けられた月探査計画を実施。2007年に月を周回する探査機「嫦娥一号」を打ち上げ、探査に成功。2010年には同型機の「嫦娥二号」を打ち上げ、月を探査したのち、小惑星探査にも成功した。」

「2013年には、計画の次なる段階として、月への着陸を目指した「嫦娥三号」を打ち上げ、表側の北西にある「雨の海」に着陸。さらに探査車「玉兎号」(ぎょくとごう)も運用。故障により1か月ほどで走行できなくなったものの、2016年まで観測機器などの運用が行われた。」

ゆくゆくは、独自の宇宙ステーションを国際利用して、イニシャチブを取るといわれている。

(中国、独自宇宙ステーションの科学利用を国際開放へ)
https://sorae.info/030201/2018_05_31_china.html

「中国は2022年からの運用開始を予定している宇宙ステーション「天宮」を、科学目的利用において国連加盟国に開放する方針であると表明しました。」

大統領や議会の意向に振り回される米国と異なり、中国の着実な宇宙開発の進展から目が離せない。

たまに、ビジネス媒体に書くこともある。

(日本発の宇宙船会社「PDエアロスペース」、5.2億円を調達。来年にも無人機が宇宙へ!)
https://hbol.jp/167189

「高度100kmの宇宙空間まで飛行できる「宇宙飛行機」の開発に挑んでいる。」

この媒体に書く時には、どうやら明確に読者層を意識している感じもするな。

「宇宙旅行はもはや、「できるか、できないか」ではなく「やるか、やらないか」という時代に来ている。」

煽る煽る・・・。

まあいい。

バージンギャラクティックは、今年中に宇宙旅行をすると言っているらしいが、話半分で聞いていた方がいいかもな。

この業界は、そういう血の気が多いのがうようよいるしな。

打ち上げロケットは、週に1回か2回しか飛ばないし、ファルコン9は、1段目の回収をたまにしかしていないし、宇宙旅行はどこも実現していない(10億円でISS行くのは別にして)。

5分に1回の打ち上げが実現するのはいつのことやら・・・。

あと2回2018年06月04日 00:43

あと2回
あと2回


既に、新品のブロック4を拝むことはできない。

今回打ち上げになるのは、中古品だ。

(SES-12 MISSION)
http://www.spacex.com/sites/spacex/files/ses-12missionpress_kit_6.2.18.pdf

「Falcon 9’s first stage for the SES-12 mission previously supported the OTV-5 mission from Launch Complex 39A in September 2017.」(Falcon 9のSES-12ミッションの第1ステージは、以前は2017年9月にLaunch Complex 39AからOTV-5ミッションをサポートしました。:自動翻訳のまま:以下同じ)

それさえも、次回1回を残すのみ。

その後は、全てブロック5になる。

浮沈子は、B1042.1(コリアサット5Aの打ち上げに使われた:October 30, 2017)が残っていると思ってたんだが、着陸後に火災を起こしていて使い物にならないらしい。

(List of Falcon 9 and Falcon Heavy launches:2017)
https://en.wikipedia.org/wiki/List_of_Falcon_9_and_Falcon_Heavy_launches#2017

「A small fire was observed under the booster after it landed, leading to speculations about damages to the engines which would preclude it from flying it again.」(ブースターが着陸した後、小さな火災が発生し、エンジンを損傷して再び飛行することができなくなってしまいます。)

ビデオを確認すると、確かに炎が出ている。

(Koreasat-5A Webcast:動画出ます。:T+9分14秒辺り)
https://www.youtube.com/watch?v=CNRTNxZSPhE&index=17&t=1434s&list=PLC474234E124B5213

BFRの開発が順調なら、300回程度打ち上げられるというブロック5は、ファルコン9の代名詞になるだろう。

今回も回収は行われない。

「SpaceX will not attempt to recover Falcon 9’s first stage after launch.」(SpaceXは打ち上げ後ファルコン9の最初の段階を回復しようとしません。)

前回もそうだったが、着陸脚は付けられていない。

ミッションパッチを見ると、グリッドフィンも付いていない(星の数は、ちゃんと12個ある)。

前回は、着陸脚はなかったが、グリッドフィンは付いていた。

もう、手抜き足抜きだな(ワケワカ・・・)。

一つには、衛星が重いということがあるんだろう。

5.3トンとある。

(SES 12)
http://space.skyrocket.de/doc_sdat/ses-12.htm

全電気推進衛星で、3か月から6か月かけて静止軌道に達するらしい。

推進システムを納入しているのはロシアの企業だ。

(OKB Fakel)
https://en.wikipedia.org/wiki/OKB_Fakel

昨日、ISSから帰還した金井宇宙飛行士が乗っていたソユーズを運用するロスコスモスの子会社ということになっている。

まあ、どうでもいいんですが。

1段目の回収がないファルコン9の打ち上げは、さび抜きのすしのようなもので、食えたもんじゃない。

何か目新しいことはないかと、いろいろ細部まで探ったんだが、取り立てて言う程のものは何もない。

静止軌道(正確にはGTO)へのふつーの人工衛星の、代り映えのしない打ち上げだ。

次回のISSへの貨物輸送は、最後のブロック4の打ち上げということで、何かと感慨はあるだろうが、今回はそういうネタもないしな。

さび抜きにネタなしか・・・。

まあいい。

その次からは、全部ブロック5になるが、前々回のバンガバンデュ1の打ち上げとは、細かいところで違ってくる。

(New helium tank for SpaceX crew launches still waiting to fly)
https://spaceflightnow.com/2018/05/25/new-helium-tank-for-spacex-crew-launches-still-waiting-to-fly/

「SpaceX founder and chief executive Elon Musk told reporters before the May 11 that he believed the Falcon 9 Block 5 configuration that was set to debut with the launch of Bangabandhu 1 was the same version that will fly with NASA astronauts, but added that he “could be mistaken.”」(SpaceXの創設者兼エロン・ムスク最高経営責任者(CEO)は、5月11日までに、ファルコン9ブロック5の構成は、Bangabandhu 1の打ち上げに伴い、NASAの宇宙飛行士と同じバージョンであると信じていたが、 間違っている。)

どうやら、新しいCOPV(composite overwrapped pressure vessel:加圧用ヘリウムタンク)は搭載されていなかったということらしい。

それが、いつから搭載されるのかは明確ではない。

早ければ、来月打ち上げ予定のB1047.1からの搭載になるのかもしれない(未確認)。

なんの取柄もなく、何の感慨も湧かない今回の打ち上げ(ミッションパッチの四葉のクローバーが、ちょっと凝ったデザインになったくらいか)。

また録画でいいや・・・。