引き籠りのち水泳教室2018年06月07日 01:09

引き籠りのち水泳教室


風邪気味の中、お腹を壊してしまって、楽しみにしていたポルシェの走行会は、ドタキャン!。

泣きだ・・・。

Gが掛かった途端に、悲劇が起こる可能性があるからな(どんな悲劇かは、ここにはとても書けません・・・)。

そんなわけで、火曜日は1日引き籠りで、今日、ようやく水泳教室に参加した。

お腹の調子は、まだ、やや怪しいが、とりあえずトイレから3m以内にいなくても大丈夫なほどには回復した。

水分補給を心がけ、無理なことはせず、大人しくしている。

引き籠りの友は、何といっても購入したファンダメンタルズのテキストの読み込みだ。

まあ、当たり前のことが書いてあって、それ程新味はないけど、GUEのバックボーンを感じられるところもあって、興味深く読んだ。

ついでに、読み物(クエストという会報(?)の過去記事)にも目を通す。

英語ばっかでコピペが使えず、撮影した画像からOCRソフト経由でグーグル翻訳に通して読むので、時間がかかるが、別に急ぐ話ではない。

とりあえず、10個くらいある記事の中で、CCRやサイドマウントについて書かれていた記事を読んだ。

GUEが、全世界にスタンダードを展開している団体で、新規のアイテムについては、慎重に対応しているのが分かる。

まあ、同じ立場なら、浮沈子でもそうするだろうけどな。

その一方で、ナイトロックス(PADI的には、エンリッチドエアナイトロックス)については、レクリエーショナルダイビングを始めとして、標準ガスにしている(32パーセント)。

なんと、空気(21パーセントナイトロックス)は、水中では吸ってはイカンということらしい。

まあ、そういう団体は、他にもあったような記憶があるので、GUEの専売ではないだろう。

DIRの面目躍如だな。

我が国でGUEが流行らない理由の一つだろう。

限られた場所でしか吸えない、しかも、空気に比べて割高なガスを、わざわざ調達して吸うというのは、長年、水中で酸素(ここでは、21パーセントを超える全てのナイトロックスを含む)を吸ってはイカンと法律で定めていた我が国では、まあ、困難を極める話だ。

現実の話として、如何にPADIが推奨しているといっても、通常のダイビングにおいては、浮沈子の周りでもナイトロックスを吸っているダイバーは皆無だ。

そういう環境の中で、ナイトロックスでないと吸ってはイカンという話は、如何にも新鮮で、かつ、融通が利かない話という印象だ。

もちろん、CCR愛好者(中毒?)の浮沈子としては、文句を言う筋合いではない。

しかし、団体の名称にナイトロックスを謳っているIANTD(International Association of Nitrox and Technical Divers)ですら、そういう基準はない(たぶん)。

まあいい。

身体に優しく財布にキビシー呼吸ガスをたんまり吸えるというのは、有難い話だ。

もちろん、海外では、エアーと同額で吸えるところもある。

我が国でも、早くそういう時代が来るといいんだがな。

テキストでは、ヘリウムを加えたナイトロックス(トライオックス?)も紹介されている。

ナイトロックスには、ガス昏睡を軽減する効果はない(酸素の昏睡効果は窒素以上とされている)が、トライオックスにはそれを期待できる。

こいつが普及するのは、我が国では100年後だろうな。

まあ、どうでもいいんですが。

まだ読み込んでいないので、正確でない可能性もあるけど、いわゆる減圧不要限界(NDL:No decompression limit)ではなく、ミニマムデコンプレッションリミット(MDL)という表現をしているのは面白いと思った。

全てのダイビングは減圧ダイビングなわけだから、表現としては適正ということもできる。

実際のダイビングのプロファイルにおいて、どういう風に上がってくるかということについて、6mでの安全停止で済ませるのか、途中から浮上速度を抑えて、3m刻みで減圧停止(浮上停止)しながら上がってくるのかの違いはあるが、言葉の違いは、実際の行動にも影響を与えるだろう。

こんなところにも、GUEらしさの片鱗が覗いているような気がするんだがな。

読み飛ばしたところもあるから、あと2、3回読んで、概要を頭に叩き込んでおこう。

どーせ、実際の講習までには、大部分が頭から消えてなくなるわけだからな。

座学には、テストがあると書いてある。

90点以上取れないと、合格はできないらしい。

一応、これでもPADIのインストラクターだからな。

座学ごときで、うかつに落ちるわけにはいかない。

スキルの方は、まあ、運不運(?)もあるから、それ程気にはしていない。

遠泳は鬼門だが、まあ、何とかなるだろう。

潜水は大丈夫だ(ホントかあ?)。

ファンダメンタルズは、GUEの中では、レクリエーショナルダイバーと、テクニカルダイバーの中間に位置付けられていて、そこで養われたスキルや知識は、レクリエーショナルダビングにも役立ち、テクニカルダイビングのトレーニングの基礎を培うことにもなる。

この部分の充実を、カリキュラムとして意識的に行っているのは好ましいと感じる。

洞窟ダイビングを発祥としている団体ならではだな。

昔は、ここで足切りをしたらしい。

おめーは、テクニカルダイビングやるには、100年はえーよ・・・。

最近は、それ程厳しくはないと聞いている。

そう願いたいもんだな・・・。

仮想天井による減圧停止を義務付けられたり、物理的に直接浮上できない環境でのダイビングを日常的に行う気はない。

そうはいっても、ある程度は、それらをこなせるレベルのスキルは身に着けておきたいしな。

芸は身を助く。

(芸は身を助く)
http://kotowaza-allguide.com/ke/geiwamiwotasuku.html

「一芸を身につけておくと、いざというとき生計を助けることもあるということ。」

「相手に直接言うのは失礼にあたるので、注意が必要。」

本業を疎かにして、道楽で身を亡ぼすこともあるからな。

うかつには言えない。

しかし、まあ、ダイビングのスキルを磨くのは、自分自身の安全と快適さのためだ。

そのためのわずかの苦労を惜しむことはない。

初めに書いたとおり、今日(書いているうちに、日付が変わっちまいましたが)は水泳教室に出た。

お腹の具合が気になるが、いざとなれば、プールサイドのトイレに駆け込めばいい(距離は20mくらいか)。

トレーナーは、代行の二木センセ。

大井町のダイビングプールに潜っていたころから浮沈子のことを知っていて、話のネタにされてしまう。

今月から背泳ぎ。

鼻に水が入る癖(クセなのかあ?)があって、得意ではない。

だいたい、後ろには目がないからな。

何となく、不安ということもある。

まあ、1か月の辛抱だから、付き合うとしよう。

20日は休みだしな(フィットネスの定休日)。

7月がクロールで、8月が平泳ぎかも知れない。

上手くすれば、9月10月がバタフライか。

そのころには、ファンダメンタルズの結果が出ている。

さて、笑ってバタフライの練習に入れるか、泣きながらお稽古する羽目になるかだな。

確かなのは、筋肉痛と関節痛は、どっちにしても漏れなく付いてくるということだけだ・・・。

(追加:水泳教室では、悲劇は起こりませんでした!)