地上のロケット2018年06月13日 06:01

地上のロケット
地上のロケット


そういえば、あれはどーなった?。

(ブラッドハウンドSSC)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%8F%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%89SSC

「推進にはジェットエンジンとハイブリッドロケットエンジンを併用し、その他に燃料ポンプを駆動するためのジャガー製V8レシプロエンジンも積んでいる。」

このクルマ(クルマに分類していいものやら)、長らくCGでしか走行シーンを拝めなかったが、とうとう実車が走った。

(World’s Fastest Car – 1,000mph Bloodhound SSC – First Public Runs:動画出ます。)
https://www.youtube.com/watch?v=Mylca_onT_I

どうやら、昨年の公開走行の映像らしい。

ジェットエンジンをちょこっと吹かして、300kmくらいで流して(!)おしまい。

冒頭の映像のバックに流れるジェットエンジンの吸気音からして、自動車の音じゃない・・・。

キイィィィーーーン・・・。

ハンドル切って曲がっているところをみると、あのゲームマシンのパドルかと思うようなハンドルも、ちゃんと機能している感じだ(トーゼンです)。

ダンロップのゴムタイヤを履いているが、記録挑戦の時にはゴムタイヤじゃ持たないんじゃね?。

CGの映像では、金属製のタイヤだった気がする。

(Fly through the 1,000mph BLOODHOUND Supersonic Car:動画出ます)
https://www.youtube.com/watch?v=krcLNgLcF9Q

まあ、どうでもいいんですが。

昨年の試験走行では、エアロパーツも外してあるし、ロケットエンジンは積んでないようだし、まあ、とりあえず走ります的デモンストレーションだからな。

ジェットエンジンといえば、こんな記事も読んだ。

(ジェット推進研究所)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%83%E3%83%88%E6%8E%A8%E9%80%B2%E7%A0%94%E7%A9%B6%E6%89%80

「主に太陽系内天体のための探査機等に関する研究・開発を実施しているにもかかわらず「ジェット推進」の名を冠しているのは、設立当初においてジェット推進、すなわちロケット推進に関する研究を実施していた名残からである。」

「「ジェット推進 (Jet Propulsion)」とは、噴流の反動によって推進する方式のことであるため、ロケットエンジンやジェットエンジンも一般には含まれる。また、JPL設立当時の1930年代から1940年代初め頃は宇宙旅行や宇宙ロケットは、アメリカの古いSF漫画である「フラッシュ・ゴードン」や「バック・ロジャース (Buck Rogers) 」のようなフィクションの世界のものであり、漫画のイメージから遠ざけるために「ロケット推進研究所」とは名付けられなかった[2]。ロケットという単語がロケット花火など玩具のようなイメージを持つため、そのイメージを避けるためという説もある。」

「1930年代には、ロケット研究は、兵器としても輸送機関としてもほとんどまともに取り合われなかった。」

それから1世紀近くが経って、最近では、こんな記事まで登場している。

(テスラ ロードスター 新型に小型ロケット10個を装着…「スペースX」パッケージ設定へ)
https://response.jp/article/2018/06/11/310721.html

「動力性能は、初代に対して大幅に進化した。モーターやバッテリーなどのスペックは公表されていないが、0~96km/h加速は1.9秒、最高速は400km/h以上。1回の充電での航続はおよそ1000km。テスラによると、加速性能は世界一という。」

確か、ベイロンが、2秒くらいだったような気がしたな。

(ブガッティ・ヴェイロン)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%82%AC%E3%83%83%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%BB%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%82%A4%E3%83%AD%E3%83%B3

「発進から100km/hまで2.5秒」

しかし、新型テスラロードスターの隠し技には驚く。

「スペースXパッケージでは、新型ロードスターに10個の小型ロケット推進システムを装着。これにより、加速や最高速、ブレーキ、コーナリングなどの各性能を劇的に引き上げる、としている。飛ぶかもしれない、とも。」

マジか・・・。

文字通りぶっ飛んだ話だな。

人間が制御できる限界を超えている。

つーか、最早、人間はクルマにとっては余計なものというか、単なるお荷物に過ぎなくなるだろう。

本物のロケットでは、スペースXが有人飛行を見据えて、最後の詰めを行っている。

カプセルのパワードランディングは諦め、燃料注入のタイミングも搭乗前に行い(たぶん)、妥協に妥協を重ねて、つまらん話になったが、有人飛行だからな。

安全第一。

ブラッドハウンドSSCも、たぶん、有人での最後のチャレンジになるかもしれない。

これ以上の速度(時速1000マイル)を有人で出すのは、ご法度だ。

(世界最速に挑む車Bloodhound SSC、記録更新に向けテスト走行へ)
https://www.discoverychannel.jp/0000004251/

「自動車最速記録を目指すというチームBloodhoundの最終目標は、1000mph(約1609km/h)を達成することだ。」

今年行われるといわれていたが、また延期になるようだな。

(Wednesday, 16 May, 2018 BLOODHOUND TO MAKE RECORD ATTEMPT Q4 2019)
http://www.bloodhoundssc.com/news/bloodhound-make-record-attempt-q4-2019

「BLOODHOUND SSC will therefore be flown to Northern Cape, South Africa, in May 2019, ready to take advantage of a desert surface freshly conditioned by seasonal flooding. A record attempt will be made later in the year (October – November). 」(BLOODHOUND SSCは、2019年5月に南アフリカのNorthern Capeに飛行し、季節的な洪水の影響を受けた砂漠地帯を利用する準備が整いました。記録的な試みは、その年の後半(10月〜11月)に行われます。:自動翻訳のまま:以下同じ)

「Development of the mono-propellant rocket required for the first record attempt will resume in August 2018, with tests taking place at Newquay Aero Hub, scene of BLOODHOUND SSC’s successful 200mph shakedown runs.」(最初の記録試行に必要な単発ロケットの開発は、2018年8月に再開され、BLOODHOUND SSCの成功した200mphの砲撃走行の場面であるNewquay Aero Hubでのテストが行​​われます。)

(Bloodhound SSC)
https://en.wikipedia.org/wiki/Bloodhound_SSC

「In May 2018, the team announced plans to make a 500 mph run in 2019, and a 1000 mph run in 2020.」(2018年5月、チームは2019年に500mph、2020年に1000mphの走行計画を発表しました。)

どうやら、実際の記録更新は、2020年以降(まだ遅れるかも)になりそうだな・・・。