さらばアンドロイド?2018年07月20日 21:59

さらばアンドロイド?
さらばアンドロイド?


謎のOSフクシアについては、既に書いた。

(謎のOS)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2017/05/10/8552377

「とすれば、アンドロイドの後継OSとして、満を持して発表される可能性もある。」

今回の報道では、その可能性がますます濃厚になってきた感じだ。

(GoogleはAndroidを新OS「Fuchsia」へ5年以内に置き換える計画か?)
https://gigazine.net/news/20180720-android-to-fuchsia-in-5-year/

「Fuchsiaの開発に携わる関係者の話から、FuchsiaはIoTだけでなくスマートスピーカーやスマートフォン・タブレット、ノートPCにいたるまですべての端末のベースOSとしての役割を果たすことが目指されているとのこと。」

(【追記あり】Googleの新OS「Fuchsia」がAndroidを5年後に置き換えるかも)
https://www.gizmodo.jp/2018/07/fuchsia-5years.html

「Flutterで作られたアプリはAndroidでも走るけどFuschiaでも走ると言われています。」

(Google Fuchsia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/Google_Fuchsia

「FuchsiaのUIとアプリケーションは、Fuchsia以外にもAndroidとiOSを対象とするクロスプラットフォーム開発が可能な、Flutterと名付けられたソフトウェア開発キット (SDK) によって作成されている。」

・音声端末への対応最適化
・動的なバージョンアップ
・JAVA絡みの訴訟対策

もっともらしい理由を並べ立ててはいるが、その実は次世代OSとしての戦略的位置づけをされているのかもしれない。

もちろん、巨大なグーグルの世界戦略の一環だからな。

没にならないで、プロジェクトが進行しているだけでも大したものだ。

IoTを視野に入れ、モバイルに限らず、クロームOSをも取り込み、次世代プラットフォームとしての未来を託されている。

パソコンのウインドウズ、モバイルのアンドロイド、金持ちたちのマック・・・。

そんな固定観念は、たぶん、もうすぐ消えてなくなるんだろう。

OSオリエンテッドな世界から、アプリケーションオリエンテッドな世界への移行が、徐々に始まっている。

白いOSでも黒いOSでも、顧客を捕ってくるのが良いOSというわけだな。

鄧小平もびっくりだ。

今や、個人で使うのはスマホで、パソコン(ノート)は仕事で使う道具というスタイルは定着した。

デスクトップは、ゲーム専用機かローカルサーバーだな。

スタンドアロンで使われるものはなく、全てはインターネットに繋がっている。

世界の人口の半分が、何らかの形でインターネットに接続する時代だ。

今後10年以内に、その割合は9割になるかもしれない。

赤ん坊からジジババまで含めてだ。

衛星回線の普及とIoTの進歩で、能動的に端末に接しなくても、道を歩くだけでネットとつながる。

腹が減ったと呟けば、音声エージェントが発注して、宅配で食事が届けられるようになる。

トイレの中で紙がないと言えば、どこからかペーパーが差し入れられるようになるかもしれない。

そんなマン・マシンインターフェイスや、世の中のデバイスを司るのは、フクシアになるかもしれないな。

まだ決まったわけではないようだが、リークされてくる情報は、真っ直ぐにそちらを指している。

アンドロイドの終わりの始まりが見えてきている。

グーグルの思惑通りに事が運ぶかどうかは分からない。

ひょっとしたら、アップルさえも飲み込んでしまうかもしれないしな。

ネットワークの向こう側のサーバー群が、巨大データをグリグリして、手元の端末やデバイスとやり取りする。

人間の生活はそのままに、その背後で仮想化されたパーソナル情報が管理されていく。

先日、ソロダイビングの講習を受けたばかりだが、陸上でのソロ化は、とっくに始まっているようだな・・・。

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