チベット高気圧 ― 2018年07月24日 07:17
チベット高気圧
熊谷で41.1度の国内観測史上最高気温を記録した今年の猛暑の原因の一つと言われるのが、太平洋高気圧の上に、掛布団のように乗っかっている謎の高気圧(?)だ。
その名も、チベット高気圧。
えーと、そんなの、聞いたことないんですけど・・・。
(チベット高気圧)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%99%E3%83%83%E3%83%88%E9%AB%98%E6%B0%97%E5%9C%A7
「春から夏にかけての暖候期前半に、チベット高原を中心としてアジアからアフリカにかけての広範囲を覆う、対流圏上層の高気圧」
「上層の高気圧(100hPa(高度15-16km)や200hPa(高度約11km))」
「海面気圧の地上天気図では認められない」
まあ、知らなくて当然か・・・。
天気予報業界の人でない限り、一般には知られていないんだろう。
「4月ごろマレー半島やその周辺のインド洋上に順定常的な高気圧として現れ始め、5月にはインドシナ半島付近の定常的な高気圧として解析されるようになる。6月になると中心がチベット高原に移り、8月頃まで活動が維持される。特に、7-8月頃には勢力が拡大して東に張り出すことがしばしばある」
今回は、この東への張り出しが顕著なわけだ。
「日本付近では、夏季には対流圏下層を太平洋高気圧が広く覆っている。太平洋高気圧が平年よりも北西に偏り、その上、チベット高気圧が平年より東に張り出す年の夏は、猛暑になりやすいことが知られている」
うーん、ドンピシャな解説だな。
今年の夏のキーワードだ。
えーと、引用では、難しそうなところは全部端折ったから、詳細は記事を参照していただきたい。
今朝は、いくぶん涼しい感じで、朝7時で27.2度だ。
昨日は、同時刻で31.3度だったから、約4度低い。
もちろん熱帯夜(最低気温26.3度)だったが、昨日ほどの酷暑にはなるまい。
フィットネスに行くかどうか、筋トレまでやるかどうかは考え物だな。
プールだけにしようかな。
それなら、サボっちまおうかな。
朝の密やかな悩みだ・・・。
(太平洋高気圧:チベット高気圧との関連:追加)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%AA%E5%B9%B3%E6%B4%8B%E9%AB%98%E6%B0%97%E5%9C%A7#%E3%83%81%E3%83%99%E3%83%83%E3%83%88%E9%AB%98%E6%B0%97%E5%9C%A7%E3%81%A8%E3%81%AE%E9%96%A2%E9%80%A3
「日本列島付近は太平洋高気圧の勢力範囲としてはむしろ周辺部に当り、この高気圧のために定常的に高温乾燥気候が持続する事は少ないが、夏期にチベット高原の上空の圏界面近くに発達するチベット高気圧が、時に西日本付近にまで伸びてくることがあり、その場合は太平洋高気圧の更に上層部に高気圧が重なる形になるので、高気圧の背が更に高くなり、しかも安定する。」
熊谷で41.1度の国内観測史上最高気温を記録した今年の猛暑の原因の一つと言われるのが、太平洋高気圧の上に、掛布団のように乗っかっている謎の高気圧(?)だ。
その名も、チベット高気圧。
えーと、そんなの、聞いたことないんですけど・・・。
(チベット高気圧)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%99%E3%83%83%E3%83%88%E9%AB%98%E6%B0%97%E5%9C%A7
「春から夏にかけての暖候期前半に、チベット高原を中心としてアジアからアフリカにかけての広範囲を覆う、対流圏上層の高気圧」
「上層の高気圧(100hPa(高度15-16km)や200hPa(高度約11km))」
「海面気圧の地上天気図では認められない」
まあ、知らなくて当然か・・・。
天気予報業界の人でない限り、一般には知られていないんだろう。
「4月ごろマレー半島やその周辺のインド洋上に順定常的な高気圧として現れ始め、5月にはインドシナ半島付近の定常的な高気圧として解析されるようになる。6月になると中心がチベット高原に移り、8月頃まで活動が維持される。特に、7-8月頃には勢力が拡大して東に張り出すことがしばしばある」
今回は、この東への張り出しが顕著なわけだ。
「日本付近では、夏季には対流圏下層を太平洋高気圧が広く覆っている。太平洋高気圧が平年よりも北西に偏り、その上、チベット高気圧が平年より東に張り出す年の夏は、猛暑になりやすいことが知られている」
うーん、ドンピシャな解説だな。
今年の夏のキーワードだ。
えーと、引用では、難しそうなところは全部端折ったから、詳細は記事を参照していただきたい。
今朝は、いくぶん涼しい感じで、朝7時で27.2度だ。
昨日は、同時刻で31.3度だったから、約4度低い。
もちろん熱帯夜(最低気温26.3度)だったが、昨日ほどの酷暑にはなるまい。
フィットネスに行くかどうか、筋トレまでやるかどうかは考え物だな。
プールだけにしようかな。
それなら、サボっちまおうかな。
朝の密やかな悩みだ・・・。
(太平洋高気圧:チベット高気圧との関連:追加)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%AA%E5%B9%B3%E6%B4%8B%E9%AB%98%E6%B0%97%E5%9C%A7#%E3%83%81%E3%83%99%E3%83%83%E3%83%88%E9%AB%98%E6%B0%97%E5%9C%A7%E3%81%A8%E3%81%AE%E9%96%A2%E9%80%A3
「日本列島付近は太平洋高気圧の勢力範囲としてはむしろ周辺部に当り、この高気圧のために定常的に高温乾燥気候が持続する事は少ないが、夏期にチベット高原の上空の圏界面近くに発達するチベット高気圧が、時に西日本付近にまで伸びてくることがあり、その場合は太平洋高気圧の更に上層部に高気圧が重なる形になるので、高気圧の背が更に高くなり、しかも安定する。」
風炎(フェーン) ― 2018年07月24日 08:13
風炎(フェーン)
素晴らしい当て字を考えたもんだな。
(フェーン現象)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%83%B3%E7%8F%BE%E8%B1%A1
「なお、漢字による当て字は岡田武松が考案した風炎である。」
これだけで、浮沈子のこのブログに取り上げる価値がある。
「フェーン現象は時には非常に乾燥した強い突風ともなることがあるので、一旦火災が起こると消火しにくく、広がりやすい。」
炎のように熱い風という形容も素晴らしいが、その結果起こる災害の態様も表現している。
座布団2枚だな(暑いけど?)。
まあいい。
昨日の熊谷の高温は、高気圧の2段重ねに加えて、北風による吹きおろしの効果が加わったからと言われている。
まさに、フェーン現象だったわけだ。
夏のさなかに、北風になった理由は、よく知らない。
一昨日から昨日の明け方にかけて、夜中のうちに北風になった。
東京では、午後2時ころに、真北から真南に180度向きを変えて戻っている。
その間、ずっと北寄りの風が吹いていた。
この風が、フェーン現象を引き起こしたと言われている。
フェーン(ドイツ語)は、もともとはアルプス越えの局地風の名称だという。
冬季の、いわゆる関東のからっ風もフェーンだそうだが、もとから冷たい風なので気温が上がるわけではなく、冷たい風が吹くだけだ。
「アメリカのロッキー山脈を吹き下ろすチヌークと呼ばれる地方風もまたフェーン現象を伴う。サウスダコタ州で1943年1月22日にわずか2分間で摂氏27度も気温が急上昇する現象が発生している。」
チヌークといえば、ヘリコプターの名称にもなってたな。
(CH-47 (航空機))
https://ja.wikipedia.org/wiki/CH-47_(%E8%88%AA%E7%A9%BA%E6%A9%9F)
「CH-47 チヌーク (CH-47 Chinook) は、アメリカのボーイング・バートル社(現ボーイングIDS社のロータークラフト部門)で開発されたタンデムローター式の大型輸送用ヘリコプター。」
エンジンの熱を伴うローターの吹きおろしの風に相応しい名称だ。
米国にも、センスのあるやつがいたようだな。
「愛称の「チヌーク」(Chinook)は、北アメリカのネイティブアメリカン部族の「チヌーク族」(チヌック族ともいう)から命名された」
なーんだ、フェーン現象絡みじゃないんだ・・・。
「アメリカ陸軍ではヘリコプターの愛称として、他にもカイオワ(カイオワ族)、アパッチ(アパッチ族)、シャイアン(シャイアン族)、コマンチ(コマンチ族)、イロコイ(イロコイ族)といったように、ネイティブアメリカン部族の名前を用いることが多い。」
まあ、どうでもいいんですが。
気象用語のチヌークの項を見ると、とてつもない気温上昇が記されている。
(チヌーク)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%8C%E3%83%BC%E3%82%AF
「カナダ・アルバータ州南部でもよく見られ、レスブリッジ近くでは1時間に-19℃から+22℃へ41℃も上昇した記録がある(1962年2月)。」
べらぼうめ・・・。
予報では、東京地方は今日が暑さの峠で、明日・明後日と気温が下がるということになっている(ホントかあ?)。
まあ、その後はまた上昇するようだがな(マジかよ!?)。
夏だからな。
暑いのは仕方ないとしても、今年は常軌を逸している。
地球温暖化の影響と言われれば、誰もが納得するだろう。
本当にそうかどうかは分からない。
今後、40度超えの気温が珍しくなくなれば、猛暑日(35度以上)のような名前が付くかもしれない。
NHKのアナウンサーは、「倒暑日(とうしょび)」がいいんじゃないかといってたけどな(浮沈子は、極暑日(ごくしょび)とかもいいと思うんだがな:追加)。
既に、熱中症での死者は100人規模になっているようだ。
(異次元猛暑、深刻 熱中症の危険、屋内にも)
https://mainichi.jp/articles/20180724/ddm/003/040/106000c
「毎日新聞の集計で判明した18~23日の熱中症の疑いによる死者は、東京26人▽埼玉9人▽大阪6人▽三重、兵庫各5人▽愛知、広島各4人--などの94人」
気象庁は、この暑さは災害だと認識しているそうだ。
(暑さ猛烈、災害レベル 熊谷、東京消防庁、高校球児ら…記録的な1日に悲鳴「まるでサウナ」)
https://www.sankei.com/affairs/news/180723/afr1807230034-n1.html
「命の危険があるような暑さ」
「一つの災害と認識している」
やれやれ・・・。
(世界各地で異常な猛暑=米で気温52度、北極圏でも30度超え-国連機関:追加)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018072400187&g=smm
「【パリ時事】国連の世界気象機関(WMO)によると、今年6~7月は北極圏を含め世界的に気温が上昇し、異常な猛暑に見舞われている。」
「WMOは異常気象について「温室効果ガスの増加による長期的な地球温暖化の傾向と関係がある」と分析している。」
素晴らしい当て字を考えたもんだな。
(フェーン現象)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%83%B3%E7%8F%BE%E8%B1%A1
「なお、漢字による当て字は岡田武松が考案した風炎である。」
これだけで、浮沈子のこのブログに取り上げる価値がある。
「フェーン現象は時には非常に乾燥した強い突風ともなることがあるので、一旦火災が起こると消火しにくく、広がりやすい。」
炎のように熱い風という形容も素晴らしいが、その結果起こる災害の態様も表現している。
座布団2枚だな(暑いけど?)。
まあいい。
昨日の熊谷の高温は、高気圧の2段重ねに加えて、北風による吹きおろしの効果が加わったからと言われている。
まさに、フェーン現象だったわけだ。
夏のさなかに、北風になった理由は、よく知らない。
一昨日から昨日の明け方にかけて、夜中のうちに北風になった。
東京では、午後2時ころに、真北から真南に180度向きを変えて戻っている。
その間、ずっと北寄りの風が吹いていた。
この風が、フェーン現象を引き起こしたと言われている。
フェーン(ドイツ語)は、もともとはアルプス越えの局地風の名称だという。
冬季の、いわゆる関東のからっ風もフェーンだそうだが、もとから冷たい風なので気温が上がるわけではなく、冷たい風が吹くだけだ。
「アメリカのロッキー山脈を吹き下ろすチヌークと呼ばれる地方風もまたフェーン現象を伴う。サウスダコタ州で1943年1月22日にわずか2分間で摂氏27度も気温が急上昇する現象が発生している。」
チヌークといえば、ヘリコプターの名称にもなってたな。
(CH-47 (航空機))
https://ja.wikipedia.org/wiki/CH-47_(%E8%88%AA%E7%A9%BA%E6%A9%9F)
「CH-47 チヌーク (CH-47 Chinook) は、アメリカのボーイング・バートル社(現ボーイングIDS社のロータークラフト部門)で開発されたタンデムローター式の大型輸送用ヘリコプター。」
エンジンの熱を伴うローターの吹きおろしの風に相応しい名称だ。
米国にも、センスのあるやつがいたようだな。
「愛称の「チヌーク」(Chinook)は、北アメリカのネイティブアメリカン部族の「チヌーク族」(チヌック族ともいう)から命名された」
なーんだ、フェーン現象絡みじゃないんだ・・・。
「アメリカ陸軍ではヘリコプターの愛称として、他にもカイオワ(カイオワ族)、アパッチ(アパッチ族)、シャイアン(シャイアン族)、コマンチ(コマンチ族)、イロコイ(イロコイ族)といったように、ネイティブアメリカン部族の名前を用いることが多い。」
まあ、どうでもいいんですが。
気象用語のチヌークの項を見ると、とてつもない気温上昇が記されている。
(チヌーク)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%8C%E3%83%BC%E3%82%AF
「カナダ・アルバータ州南部でもよく見られ、レスブリッジ近くでは1時間に-19℃から+22℃へ41℃も上昇した記録がある(1962年2月)。」
べらぼうめ・・・。
予報では、東京地方は今日が暑さの峠で、明日・明後日と気温が下がるということになっている(ホントかあ?)。
まあ、その後はまた上昇するようだがな(マジかよ!?)。
夏だからな。
暑いのは仕方ないとしても、今年は常軌を逸している。
地球温暖化の影響と言われれば、誰もが納得するだろう。
本当にそうかどうかは分からない。
今後、40度超えの気温が珍しくなくなれば、猛暑日(35度以上)のような名前が付くかもしれない。
NHKのアナウンサーは、「倒暑日(とうしょび)」がいいんじゃないかといってたけどな(浮沈子は、極暑日(ごくしょび)とかもいいと思うんだがな:追加)。
既に、熱中症での死者は100人規模になっているようだ。
(異次元猛暑、深刻 熱中症の危険、屋内にも)
https://mainichi.jp/articles/20180724/ddm/003/040/106000c
「毎日新聞の集計で判明した18~23日の熱中症の疑いによる死者は、東京26人▽埼玉9人▽大阪6人▽三重、兵庫各5人▽愛知、広島各4人--などの94人」
気象庁は、この暑さは災害だと認識しているそうだ。
(暑さ猛烈、災害レベル 熊谷、東京消防庁、高校球児ら…記録的な1日に悲鳴「まるでサウナ」)
https://www.sankei.com/affairs/news/180723/afr1807230034-n1.html
「命の危険があるような暑さ」
「一つの災害と認識している」
やれやれ・・・。
(世界各地で異常な猛暑=米で気温52度、北極圏でも30度超え-国連機関:追加)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018072400187&g=smm
「【パリ時事】国連の世界気象機関(WMO)によると、今年6~7月は北極圏を含め世界的に気温が上昇し、異常な猛暑に見舞われている。」
「WMOは異常気象について「温室効果ガスの増加による長期的な地球温暖化の傾向と関係がある」と分析している。」
汚染 ― 2018年07月24日 22:35
汚染
英語だと、ポルーションとかコンタミネーションとかいうらしい。
何か、あらまほしき状態があって、それが何者かによって清く正しく美しくない状態になっちまうことのようだ(そうなのかあ?)。
世の中は、何らかの形で概ね汚染されており、ピュアな環境なんて人為的に作らなければ出来ない。
その人工環境にしても、突き詰めれば汚染だらけということになる。
つまり、絶対的に純粋なものはないということになる。
概念的に想定するだけの話で、宇宙創成から現在に至るまで、単一の状態などなかったわけだからな。
ファーストスターは、水素だけから出来たといわれているが、ホントかどうかは分からない。
(第1回 宇宙で最初に生まれた星、ファーストスター)
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/web/15/031000004/041600001/
「動きの遅い水素分子ガスは収縮して原始星となり、周囲からさらにガスを引き入れられるほどの重力をもち始めた。原始星が高温になると、分子は再分離した。そのうちに核融合が始まり、水素からヘリウムが作られた。」
この宇宙のほとんどは、今でも水素とヘリウムからできている。
(宇宙の元素存在比)
http://kkyamasita.hatenadiary.jp/entry/20060816/1155681856
「元素:存在比
・水素:10000
・ヘリウム:1000
・酸素:2
・炭素:1
・その他:1未満」
水素だけで出来ている世界などないわけで、所詮、宇宙は汚染されているのだ。
どんだけ頑張っても、1万分の4以下で出来ているのが、生物ということになる。
とりあえず、前置きとしては、こんなところでいいか。
(地球と宇宙を“汚染”から守る、NASAの「惑星保護官」の知られざる悩み)
https://wired.jp/2018/07/24/planetary-protection-report/
「米航空宇宙局(NASA)には、宇宙を汚染から守る「惑星保護官」という職務が存在する。」
惑星保護官については、このブログでも取り上げている。
(地球外生命探査の矛盾)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2018/03/02/8796708
「そう、惑星保護官は、許容する汚染のレベルに関するコンセンサスを得るための調整役なわけだ。」
ワイアードの記事が浮沈子の関心を引いたのも、以前に書いた記事と関係がありそうだったから。
この記事の結論は、悲惨な状況を想定している。
「人間が火星に常駐すると再びすべてが変わるだろう」
「汚染やゴミ、火星につくる質の悪い居留建築物については何も言及していない。」
スペースXが、ファルコンヘビーでスターマンを乗せたテスラロードスターを火星軌道以遠まで達する軌道に打ち上げた時、きっと何かが音を立てて崩れたに違いないのだ(宇宙空間だから、音しませんけど)。
まあいい。
惑星保護官は、火星の上で核爆弾を爆発させたりする連中と渡り合わなければならなくなるのだ。
(イーロン・マスク「火星を暖めるには? 核兵器で爆破すればいいんじゃないですかね」)
https://www.gizmodo.jp/2015/09/post_18273.html
「「火星を生物が住める環境に変えるためには、どうやって火星を暖かくすればいいのか?」と質問するスティーブン・コルベア。それに対してマスクが平然と言ったのが、「簡単な方法と難しい方法とがありますね。まあ、手っ取り早いのは火星を核兵器で爆破することでしょう。難しいのは温室効果ガスです」って、過激発言。」
或いは、他の方法でテラフォーミングを試みることを考えている連中とも。
(第6回 火星に都市を建設、テラフォーミングは可能?)
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/web/16/110400016/030800008/?P=3
「例えば、水が含まれる彗星を火星に衝突させる、巨大な鏡を火星軌道に配置して太陽光を反射させることで地表の温度を上昇させる、火星の衛星から黒い土を運んできて極冠にばらまく、といったものだ。さらに、遺伝子操作で黒っぽい色にした苔や藻、微生物を広い範囲で繁殖させ、生物学的な方法で太陽光の吸収を高めて火星の大気を温暖化させようというアイデアもあった。」
数年前までは、もう少し穏やかな状況だったような気がするな。
(地球生物による宇宙汚染、対策は?)
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/news/14/9247/
「エウロパまで生命体を探しに出かけて、見つかった生き物が実はフロリダ州に住んでいるものだと判明するような事態が起きたなら、非常に残念と言うほかない」
もう、そんなことを言ってたら、惑星探査や移民なんて話にならなくなる。
キャサリン・コンレーは首になり(そうなのかあ?)、後任のリサ・プラットは規制緩和を打ち出した。
(Catharine Conley)
https://en.wikipedia.org/wiki/Catharine_Conley
(Lisa Pratt)
https://nai.nasa.gov/directory/pratt-lisa/
そもそも、地球外に生物、ゴミ、質の悪い居留建築物をばらまくのは汚染なのか。
われわれ人間は、そこに行くことが出来れば、そして居住することが出来るならば、そうしないではいられない本能に突き動かされているだけなのではないか。
知性とか理性とかいわれている高邁な概念は、単なる生理的反射に過ぎないのではないか。
ポルーションには、夢精という意味があることを、初めて知った。
(pollution:ハイパー英語辞書での「pollution」の意味を参照)
https://ejje.weblio.jp/content/pollution
「4〔医学〕夢精.」
ジジイには、無縁だ(子供は分かんなくていいです!)。
汚染とは、生理的反射と見つけたりだな・・・。
まあ、どうでもいいんですが。
地球の環境汚染とかは、公害問題などで現実に大きな社会問題となっている。
しかし、その環境汚染にしても、我々が垂れ流した文明のゴミによるものだし、挙句の果ては宇宙空間にまで無数にばら撒かれている。
(スペースデブリ)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%87%E3%83%96%E3%83%AA
「2017年現在では約20000個に増え、1m以上の宇宙ゴミも5000個あるという。約1㎝ほどのスペースデブリは「飛んでいる弾丸」ともいわれ、75万個に上り、1㎜以上のものは1億5000万個あるとする欧州宇宙機関(ESA)の予測モデルもある。」
やれやれ・・・。
浮沈子は、NASAが月軌道上に深宇宙への拠点を置きたがっているのは、宇宙デブリの問題を無視できなくなってきたからだろうと見ている。
まあ、そのうち月軌道だって似た状況になるに決まってるがな。
さて、人類が少なくとも太陽系の天体を汚染しまくる運命にあることは分かってきたとして、そのことの意味を出来るだけ正確に認識しておく必要はある。
エンケラドゥス(エウロパだっけ?)でカリフォルニア由来の微生物が見つかるだけならいいが、それが異常繁殖して、エイリアンとかになって、地球に逆輸入されてしまうことも考えておかなければらないだろうな。
そういえば、そんなSF映画もあったような・・・。
(絶対見ない映画)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2017/07/03/8610022
「やっぱ、シュールな結末だな。」
それでも、人類は宇宙開発(=宇宙規模の汚染)をやめることはないだろう。
惑星保護官なんて、いつでも挿げ替えることが可能だしな。
ライフに出てきたカルビン君(ありゃあ、オスなのかあ?→カルヴィンは、一応男性の名前みたいです)が襲ってきたら、ライトセイバー持って戦って欲しいもんだな(ブン・・・ブン、ブン・・・)。
玉手箱の蓋は、そっと閉めておくに限るという話は、洋の東西を問わず、定番になってるんだがな。
リンゴを齧ったり、パンドラの箱(壺?)を開けたりする話ばっかということは、結局、それが人類の避けがたい行動(衝動?)で、きっとどこかで、そのために破滅するという結末になってしまうのではないか。
しかし、長い間、地球生物はその衝動(生存圏を拡張したいという欲求?)に突き動かされて生き延びてきたわけだからな。
破壊は創造の始まりともいうから、壮大な破局を経験して、人類は次のステージに飛躍することになるのかもしれない。
って、ったく、B級映画の筋書きみたいになってきちまったので、この辺にしとくか・・・。
英語だと、ポルーションとかコンタミネーションとかいうらしい。
何か、あらまほしき状態があって、それが何者かによって清く正しく美しくない状態になっちまうことのようだ(そうなのかあ?)。
世の中は、何らかの形で概ね汚染されており、ピュアな環境なんて人為的に作らなければ出来ない。
その人工環境にしても、突き詰めれば汚染だらけということになる。
つまり、絶対的に純粋なものはないということになる。
概念的に想定するだけの話で、宇宙創成から現在に至るまで、単一の状態などなかったわけだからな。
ファーストスターは、水素だけから出来たといわれているが、ホントかどうかは分からない。
(第1回 宇宙で最初に生まれた星、ファーストスター)
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/web/15/031000004/041600001/
「動きの遅い水素分子ガスは収縮して原始星となり、周囲からさらにガスを引き入れられるほどの重力をもち始めた。原始星が高温になると、分子は再分離した。そのうちに核融合が始まり、水素からヘリウムが作られた。」
この宇宙のほとんどは、今でも水素とヘリウムからできている。
(宇宙の元素存在比)
http://kkyamasita.hatenadiary.jp/entry/20060816/1155681856
「元素:存在比
・水素:10000
・ヘリウム:1000
・酸素:2
・炭素:1
・その他:1未満」
水素だけで出来ている世界などないわけで、所詮、宇宙は汚染されているのだ。
どんだけ頑張っても、1万分の4以下で出来ているのが、生物ということになる。
とりあえず、前置きとしては、こんなところでいいか。
(地球と宇宙を“汚染”から守る、NASAの「惑星保護官」の知られざる悩み)
https://wired.jp/2018/07/24/planetary-protection-report/
「米航空宇宙局(NASA)には、宇宙を汚染から守る「惑星保護官」という職務が存在する。」
惑星保護官については、このブログでも取り上げている。
(地球外生命探査の矛盾)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2018/03/02/8796708
「そう、惑星保護官は、許容する汚染のレベルに関するコンセンサスを得るための調整役なわけだ。」
ワイアードの記事が浮沈子の関心を引いたのも、以前に書いた記事と関係がありそうだったから。
この記事の結論は、悲惨な状況を想定している。
「人間が火星に常駐すると再びすべてが変わるだろう」
「汚染やゴミ、火星につくる質の悪い居留建築物については何も言及していない。」
スペースXが、ファルコンヘビーでスターマンを乗せたテスラロードスターを火星軌道以遠まで達する軌道に打ち上げた時、きっと何かが音を立てて崩れたに違いないのだ(宇宙空間だから、音しませんけど)。
まあいい。
惑星保護官は、火星の上で核爆弾を爆発させたりする連中と渡り合わなければならなくなるのだ。
(イーロン・マスク「火星を暖めるには? 核兵器で爆破すればいいんじゃないですかね」)
https://www.gizmodo.jp/2015/09/post_18273.html
「「火星を生物が住める環境に変えるためには、どうやって火星を暖かくすればいいのか?」と質問するスティーブン・コルベア。それに対してマスクが平然と言ったのが、「簡単な方法と難しい方法とがありますね。まあ、手っ取り早いのは火星を核兵器で爆破することでしょう。難しいのは温室効果ガスです」って、過激発言。」
或いは、他の方法でテラフォーミングを試みることを考えている連中とも。
(第6回 火星に都市を建設、テラフォーミングは可能?)
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/web/16/110400016/030800008/?P=3
「例えば、水が含まれる彗星を火星に衝突させる、巨大な鏡を火星軌道に配置して太陽光を反射させることで地表の温度を上昇させる、火星の衛星から黒い土を運んできて極冠にばらまく、といったものだ。さらに、遺伝子操作で黒っぽい色にした苔や藻、微生物を広い範囲で繁殖させ、生物学的な方法で太陽光の吸収を高めて火星の大気を温暖化させようというアイデアもあった。」
数年前までは、もう少し穏やかな状況だったような気がするな。
(地球生物による宇宙汚染、対策は?)
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/news/14/9247/
「エウロパまで生命体を探しに出かけて、見つかった生き物が実はフロリダ州に住んでいるものだと判明するような事態が起きたなら、非常に残念と言うほかない」
もう、そんなことを言ってたら、惑星探査や移民なんて話にならなくなる。
キャサリン・コンレーは首になり(そうなのかあ?)、後任のリサ・プラットは規制緩和を打ち出した。
(Catharine Conley)
https://en.wikipedia.org/wiki/Catharine_Conley
(Lisa Pratt)
https://nai.nasa.gov/directory/pratt-lisa/
そもそも、地球外に生物、ゴミ、質の悪い居留建築物をばらまくのは汚染なのか。
われわれ人間は、そこに行くことが出来れば、そして居住することが出来るならば、そうしないではいられない本能に突き動かされているだけなのではないか。
知性とか理性とかいわれている高邁な概念は、単なる生理的反射に過ぎないのではないか。
ポルーションには、夢精という意味があることを、初めて知った。
(pollution:ハイパー英語辞書での「pollution」の意味を参照)
https://ejje.weblio.jp/content/pollution
「4〔医学〕夢精.」
ジジイには、無縁だ(子供は分かんなくていいです!)。
汚染とは、生理的反射と見つけたりだな・・・。
まあ、どうでもいいんですが。
地球の環境汚染とかは、公害問題などで現実に大きな社会問題となっている。
しかし、その環境汚染にしても、我々が垂れ流した文明のゴミによるものだし、挙句の果ては宇宙空間にまで無数にばら撒かれている。
(スペースデブリ)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%87%E3%83%96%E3%83%AA
「2017年現在では約20000個に増え、1m以上の宇宙ゴミも5000個あるという。約1㎝ほどのスペースデブリは「飛んでいる弾丸」ともいわれ、75万個に上り、1㎜以上のものは1億5000万個あるとする欧州宇宙機関(ESA)の予測モデルもある。」
やれやれ・・・。
浮沈子は、NASAが月軌道上に深宇宙への拠点を置きたがっているのは、宇宙デブリの問題を無視できなくなってきたからだろうと見ている。
まあ、そのうち月軌道だって似た状況になるに決まってるがな。
さて、人類が少なくとも太陽系の天体を汚染しまくる運命にあることは分かってきたとして、そのことの意味を出来るだけ正確に認識しておく必要はある。
エンケラドゥス(エウロパだっけ?)でカリフォルニア由来の微生物が見つかるだけならいいが、それが異常繁殖して、エイリアンとかになって、地球に逆輸入されてしまうことも考えておかなければらないだろうな。
そういえば、そんなSF映画もあったような・・・。
(絶対見ない映画)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2017/07/03/8610022
「やっぱ、シュールな結末だな。」
それでも、人類は宇宙開発(=宇宙規模の汚染)をやめることはないだろう。
惑星保護官なんて、いつでも挿げ替えることが可能だしな。
ライフに出てきたカルビン君(ありゃあ、オスなのかあ?→カルヴィンは、一応男性の名前みたいです)が襲ってきたら、ライトセイバー持って戦って欲しいもんだな(ブン・・・ブン、ブン・・・)。
玉手箱の蓋は、そっと閉めておくに限るという話は、洋の東西を問わず、定番になってるんだがな。
リンゴを齧ったり、パンドラの箱(壺?)を開けたりする話ばっかということは、結局、それが人類の避けがたい行動(衝動?)で、きっとどこかで、そのために破滅するという結末になってしまうのではないか。
しかし、長い間、地球生物はその衝動(生存圏を拡張したいという欲求?)に突き動かされて生き延びてきたわけだからな。
破壊は創造の始まりともいうから、壮大な破局を経験して、人類は次のステージに飛躍することになるのかもしれない。
って、ったく、B級映画の筋書きみたいになってきちまったので、この辺にしとくか・・・。
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