雲見初ダイブ2018年09月02日 22:18

雲見初ダイブ


GUEファンダメンタルズの落第から立ち直るには、やや時間がかかりそうだが、今月のスケジュールは厳しい。

今日は、一人寂しく涙にくれながら富戸でひっそり潜ろうと思ってたんだが、雲見ツアーに参加可能ということで、急遽飛び入り!。

月末のカバーン講習の下見もかねて、初めての雲見ダイビングに挑戦。

船尾に昇降ステージが付いた専用ボート二隻が、入れ代わり立ち代わり、大勢のお客さんを捌いていく。

すげーっ!。

重要なのは、エキジットの時に上手にステージに乗って、上昇する際にフィン先を挟まないようにする点だな。

要領は分かった。

これなら、サイドマウントのダブルタンクでも行けるかもしれない。

膝立ちで、タンクの底を着けるようにすると、安定するだろう。

しかし、ステージから船尾に移動する際には、その姿勢から立ち上がらなければならないからな。

それが出来るかどうかが問題だが、ステージには一人分を仕切るスペース毎に手すりが付いているから、それを利用して立ち上がればいい。

船長さんに相談して、上がったら船尾に陣取らせてもらえれば、タンクを外すことは可能だ。

乗り降りの際にどうするかが問題だがな。

2本を手運びで乗せるというのはしんどい話だ。

岸壁には、船首を押し付けて、そこから流れ作業で乗り込む。

エントリーは、浮沈子が参加したグループはバックロールエントリーだった。

船尾から、ジャイアントストライドをしていたグループもあった。

サイドマウントの場合、船べりにタンクを乗せてバックロールできるといいんだが、それだけの幅はない。

不安定になってしまう。

誰かが支えてくれるとか、補助が必要だからな。

船尾のステージを、エントリーの際に使わせてくれるとありがたいんだがな。

膝立ちで、タンクを付けて、そのまま降ろしてくれると楽勝だ。

4人同時に入れる。

しかしなあ、今日の流れ作業を見ている限りは、もたもた出来ない感じだしな。

タンクも10リットル、バルブもヨークで逆ハンドルがなかったりすることを考えると、バックマウントシングルタンクがいいような気もする。

うーん、悩むところだ。

水中は、土砂降りの雨の後で、1本目の壁ぎわのエントリーは、水面近くは茶色く濁っていて、透視度30cmくらい。

しかし、1mも潜れば澄んだ水になって、バッチリOK。

透視度は10m以上ある。

2本目の牛着岩(うしつきいわ)は、エントリーから澄んでいて、水が青かったりする。

いいところだな・・・。

穴に入ると、心臓バクバクで、エアの消費も早く、あっという間に残圧は50バール近くになってしまった。

残す人は、100バールくらいだったから、浮沈子が穴向きでないことだけは確かだ。

うねりで、若干揺すられたが、まあ、許容範囲。

ラインを張ったりすることを考えると、ちょっと難易度は高いかもしれない。

サカナに関心が薄い浮沈子は、ウツボくらいしか分からなかったが、穴の中にも小魚やヤドカリなどがいて、生物好きには面白いかもしれない。

ボートの関係で、ダイブタイムは45分マックス。

お客さんの中には、エア切れを起こす人もいて、アシスタントのオクトパスを咥える羽目に・・・。

まあいい。

それが我が国のダイビングの真の姿だ。

バディの設定もない(一応、確認したんだけどな)。

ガイドが全員のバディなわけだが、何人もエア切れになったら、どうするつもりなんだろうと、他人事ながら心配になる。

残圧50の浮沈子は、そんな余裕はないからな。

2本目は、2人目のエア切れが出て、ガイドとアシスタントがオクトを提供していた。

もう一人出たら、どーするんだろうな・・・。

偉そうなことを書いているが、浮沈子はダイコンを持っていくのを忘れてしまい、ダイビングプロファイルを確認することも出来ない。

可能な限り、ガイドと同じ水深を維持して、安全停止などをこなしたが、自慢できる話ではない。

やれやれ・・・。

大興奮のダイビングの後は、死ぬほどの量があるてんぷら定食を平らげ、ウルトラオレンヂ生ジュースを飲み干し、3時間余りかけてクルマを転がして帰ってきた。

(伊豆オレンヂセンターのご案内)
http://www.ultra3nen.jp/about/

夏の終わりの週末だったが、朝の土砂降りが功を奏して、帰り道の渋滞は皆無だった。

月末は、再び雲見で潜ることになる。

どうなることやら・・・。