カバーン講習準備2018年09月07日 12:52

カバーン講習準備
カバーン講習準備


名古屋のプール講習に向けて、器材に名前を書いたり、昨日神田でオーバーホールしたセカンドステージを取り付けたりして準備をする。

早めの昼飯を食いつつ、いつものレストランで書いている。

シンクパッド10の磁石式カバーが昇天したので(取り付け部分が切れてしまった)、かねて買い置いていた純正キーボードを引っ張り出して使っている。

入力デバイスが変わると、心身症になりそうになる。

キーの配置がビミョーに異なり、真ん中にあるタッチパッドも気になる。

しばらくすれば慣れると分かっていても、それまでの間、鷲掴みにして叩きつけたくなるストレスと戦わなければならない。

ああっ、イラつく・・・。

まあいい。

XTX50のセカンドをバラシながら、こういうシンプルな仕掛けに頼って潜っていることの危うさを痛感する。

直上浮上が出来ない環境で潜ることは、何事もなければふつーのダイビングと異なるところはない。

中性浮力を取り、トリムに気を付けてごちゃごちゃしたスキルをこなしていけばいい(そうなのかあ?)。

しかし、何か不具合が起こった時の対応を誤れば、人間が棲息することが適わない水中では、あっという間に死への連鎖が始まる。

それを止めることが出来るか、それ以前に、器材の故障のリスクを回避し、メンテナンスを怠らない態度を養うことが出来るかが、テクニカルダイビングを行う上での資質になる。

全部自分で行う必要はない。

アクアラング(エイペックス)では、ダイバー自身によるメンテナンスを推奨していないしな。

メーカーによる正式のメンテナンスを経なければ、安心して使うことは出来ない。

まして、浮沈子のメンテだからな・・・。

海外では、ダイバー自身によるメンテナンスはふつーに行われているようだ。

細かい部品が多く、芥子粒のようなOリングや、なくしてしまいそうな小さなピンもある。

最後の調整は、フリーフローせず、吸い心地も悪くないピンポイントを探る作業だ。

ダイアフラムでカンチレバー(デマンドレバー)を押すだけなんだが、これに命預けてると思うと、正直、やや不安になる。

ダイアフラムの淵を押さえているプラスチックのフレームは、見るからにすぐ割れそうな構造だしな・・・。

まあ、どうでもいいんですが。

中圧ホースに着け外しする際は、セカンドステージ側を持って回していたんだが、中の部品にストレスがかかるので、ちゃんとレンチを噛ませて回すようにと指導を受ける。

そのために、幅は狭いが、レンチが掛かるようになっている。

幅の狭いモンキーレンチを買っておこう。

オイルを塗るところ、塗ってはいけないところ、後から塗り込んでおいた方がいいところなど、細かいノウハウの塊だな。

セカンドステージは、部品点数も多く、ファーストステージより高いんだそうだ。

逆のような気もするんだがな。

実際そうらしい。

別のお客さんがファーストステージをオーバーホールするのも、ついでに見学させてもらった。

写真を撮りまくって、手順や注意点をメモしても、実際に数をこなさなければ忘れてしまうだろう。

浮沈子の場合は、仕組みを理解し、メンテナンスの重要性を認識した上で、実際のメンテナンスはお任せした方が無難だ。

名古屋行きの準備は整った。

後は、キャリングケースにぶち込んで、新幹線に乗るだけ。

忘れ物は、たぶんない。

ないと信じることが出来なければ、出発することは出来ない。

クルマでの移動とは異なり、必要最小限の器材しか持っていかないからな。

明日、もう一度点検して確認しよう。

おやっ?、新しいキーボードにも少しだけ慣れてきたようだな・・・。

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