暴風or暴風雨?2018年10月01日 01:28

暴風or暴風雨?
暴風or暴風雨?


台風24号が通過中で、浮沈子が棲息する東京都大田区界隈は大変なことになっている。

風と雨が叩きつけ、嵐の夜になった。

嵐といえば、浮沈子的にはこれなんだがな。

(吹くからに 秋の草木の しをるれば 
 むべ山風を 嵐といふらむ:文屋康秀)
https://www.ogurasansou.co.jp/site/hyakunin/022.html

季節的には、晩秋の歌だから、台風の季節ではない。

「ところで文屋康秀という人は、小野小町の恋人の一人だったようで、三河掾に任命されて三河国に向かう時、小野小町に「一緒に来てくれないか」と誘ったそうです。」

「それに対して小町は、

  わびぬれば 身を浮草の 根を絶えて 
  誘う水あらば いなむとぞ思ふ

(落ちぶれていますので、この身を浮き草として根を断ち切って誘い流してくれる水があるなら、ついて行こうと思います)と答えています。はたして、小野小町はついていったのでしょうか。」

行くわけないじゃん!?。

(平安貴族、「小野小町」と「在原業平」と「文屋康秀)
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1495825649

「康秀が小町を誘ったという話は『古今和歌集』にありますが、「わびぬれば身を浮き草の根を絶えて誘ふ水あらばいなむとぞ思ふ」という歌から創作された伝説と見られます。業平の同行も、話としては面白いのですが、史実としては考えにくいところです。」

まあ、どうでもいいんですが。

こんなのも思い出した。

(嵐が丘)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B5%90%E3%81%8C%E4%B8%98

「原題は Wuthering Heights といい、ハワースにある「トップ・ウィゼンズ」という荒野の廃墟をモデルにしている。「wuther」は「風がビュービューと吹き荒れる」を意味する語で、「Wuthering Heights」はアーンショウ家の屋敷のことだが、これを『嵐が丘』とした斎藤勇の日本語訳は「歴史的名訳」とされている。」

浮沈子は、実は読んだことがない。

しかし、今夜の嵐は半端ない。

軽量鉄骨建築のアパートが、風で身震いしている。

叩きつける雨の音も、恐怖を感じる。

画像のように、東京都下水道局が誇る東京アメッシュの画面も、稲木レーダーのカバーエリアがデータ飛びするほどだ。

浮沈子的には、「からだにも環境にもやさしい「ダイエットレシピ」をお試しください。」というお知らせ欄の流れる文字の文句が気になるんだがな。

ダイエットレシピというのが何なのか、全く不明だ・・・。

まあいい。

今夜は、警報(大雨、洪水、暴風、波浪)や注意報(雷、高潮)のオンパレードになっている。

さっき、大きな音がして、上の階の部屋で、何かが倒れた音がした。

時折、蛍光灯がチカチカしてるしな。

ひょっとしたら、停電になるかも知れないしな。

自転車が倒れないように、建物の配管の支柱に括り付けておいてよかった。

備えあれば、憂いなしだ(明日の朝になったら、支柱ごと飛ばされてたりして・・・)。

推定によれば、長野県松本市付近を、時速65kmくらいで通過しているはずだ。

最大瞬間風速は55mに落ちて(!)きているようだが、何の慰めにもならない。

まさに暴風だ。

暴れている!。

NHKでは、暴風雨との区別がつきにくいイントネーションを多用している。

(新・ことば事情
6867「大雨・暴風のアクセント」)
http://www.ytv.co.jp/michiura/time/2018/07/post-4334.html

「「暴風」のアクセントは、今は「ボ/ーフ\ー」という「中高アクセント」しか載っていないが、これだと「暴風雨(ボ/ーフ\ーウ)」と区別が付きにくい。これは『NHK日本語発音アクセント新辞典』では、どちらを採用したのか?」

「→結局これまで通り「中高アクセント」の「ボ/ーフ\ー」を①とし、「平板アクセント」の「ボ/ーフー」は②とした。」

「NHKの全国のアナウンサーへのアンケート(重複回答):
・「ボ/ーフ\ー」(中高アクセン)=92%
・「ボ/ーフー」(平板アクセント)=46%

多数決かよ・・・。

(NHK日本語発音アクセント新辞典)
https://www.nhk.or.jp/bunken/book/irregular/accent.html

「“これぞ現代のアクセント辞典”といえる『新辞典』です。」

やれやれ・・・。

東京都心の最大瞬間風速は、29.5mだという(0時3分現在)。

大田区界隈では、もっと吹いているに違いない(羽田では0時32分に36mを記録している)。

轟轟という風音に交じって、道路を空き缶が転がる音がしている。

朝になって、道に出たら、大変なことになっていそうな気がするな・・・。

台風一過で真夏日2018年10月01日 09:34

台風一過で真夏日


台風の接近通過で気温が上昇。

今朝は、さわやかに晴れ渡った空と、生暖かい南寄りの風で、日差しも強く、気温は既に28度を超えている(予報では30度超えて真夏日に)。

昨夜は、39.3m(都心)という強風で眠れず、朝飯を買いに行ってパクつき、これから二度寝して英気を養うつもり。

うーん、単なる食っちゃ寝で、プチリバのパターンだな。

結局、週末は雨模様の中、フィットネスはサボった。

あっという間に9月は終わり、10月に突入した。

今日は都民の日・・・。

(都民の日)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%83%BD%E6%B0%91%E3%81%AE%E6%97%A5

「記念日を設けることで都民の一体感や自治意識を高め、また福祉を増進するといった目的をうたっている。」

福祉が増進される所以が、よく理解できないんだがな。

まあいい。

自主的に二度寝して、福祉を(肥満も?)増進するとしよう・・・。