月への植民と南極2018年10月07日 08:31

月への植民と南極
月への植民と南極


(月を地球の植民地にすればテクノロジーが発展し膨大なリソースが得られる)
https://gigazine.net/news/20180918-how-to-build-a-moon-base/#group=nogroup&photo=0

「火星への移住計画を含め、宇宙に地球人が居住可能な場所を作るには、「まず月面基地を作るべき」」

この記事を読んで、ナッツシェルの映像も見て思ったのは、南極の話だな。

海洋資源を除いては、未開拓のエリアなんだが、おそらく石炭、石油、鉄鉱石などの鉱物資源は、豊富にあるに違いない(未確認)。

氷の形をしているが、地球上の淡水のほとんどを占める水資源が豊富であることは明らかだ(そういうことかあ?)。

だって、月と比べたら、これ程開発に適したところはないだろう?。

半年の昼と半年の夜になるけどな。

人間が呼吸できる空気はあるし、気温の変化も少ない。

寒いと言ったって、せいぜい零下80度くらいだ。

高い方は0度くらいで済むしな。

「最高気温は127度、最低気温はマイナス173度と、温度差の激しい土地です。」

南極なんて、月に比べたら極楽のようなところだ。

アルゼンチンは、南極で子供を産んで、領有の足掛かりにしている。

(アルゼンチン領南極)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%82%BC%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%B3%E9%A0%98%E5%8D%97%E6%A5%B5

「アルゼンチン政府はこの出産を領有権主張に利用することも意図し、母親のシルビア・モレロ・デ・パルマを妊娠7カ月で基地へと空輸している」

ホントかウソかは知らないが、フォークランド紛争の本当の原因は、南極の領有をめぐる争いだという話もある。

(フォークランド紛争)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89%E7%B4%9B%E4%BA%89

「南極における資源開発の可能性が指摘され始めてから前哨基地としての価値もあった。」

うーん、ちょっと文脈が違うか。

まあいい。

要するに、浮沈子が言いたいのは、南極開発と月の開発は似たところが多いこと、月より簡単なはずの南極開発が行われないのに、なぜ月の開発が行われるのかがはっきりしないことだ。

領有権の問題や、植民地の反乱とかもある。

月が植民されて、独立の経済を営み、地球に対して反乱を起こしたらどーする?。

善男善女だけが住むとは限らないからな。

まあ、月自体を地球に落とすというのは大変だが、手ごろな小惑星を拾ってきて、重力兵器にして対抗してきたら勝ち目はないような気がするんだがな。

(コロニー落とし:ブリティッシュ作戦)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%8B%E3%83%BC%E8%90%BD%E3%81%A8%E3%81%97#%E3%83%96%E3%83%AA%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5%E4%BD%9C%E6%88%A6

「崩壊したコロニーの前端部分はオーストラリアのシドニーを直撃して厚さ10kmの地殻を貫通し、造山運動を促してマグニチュード9.5の大地震を発生させた。」

シドニーは大陸地殻だから10kmよりは厚いだろうとか(未確認)、地震の発生を造山運動(古っ!)に求めるのは無理があるとか、9.5はモーメントマグニチュードなのかとか、いろいろ突っ込みどころはあるにしても、直径10kmの小惑星落とされたら、こんなもんじゃ済まないからな。

そういうリスクも考慮しなければならない。

月が独立の経済を営むというのは、地球の危機だ。

むしろ、人類の絶滅(まあ、月では生き残るでしょうが)を加速するに違いない。

宇宙放射線に晒され、避けることのできない低重力下で進化したモヤシのような月生まれの人類だけが生き残るのだ。

暗澹たる未来で、テクノロジーの発展もクソもない。

やれやれ・・・。

2048年には南極条約が期限切れになり、南極の領有をめぐって世界中で戦争になる可能性がある。

もう、尖閣諸島とか竹島とかいうレベルじゃないだろう。

我が国だって、捕鯨を巡って南極海の利権を主張するために、昭和基地辺りの領有権を主張しだすかもしれない。

その頃は、原子力潜水艦を所有しているに違いないオーストラリアとかと一戦交えるわけだ。

捕鯨反対だしな。

相手にとって不足はないだろう。

鉄鉱石とかの輸入を止められるかもしれないが、南極の領有を認めさせれば、鉄鉱石くらいは埋まってるかもしれないしな(未確認)。

問題ない(そうなのかあ?)。

しかしなあ、オーストラリアには中国が後ろ盾で付いてるからな。

二方面作戦を展開されると厄介だな。

中国とは仲良くしておかなければならない。

米国?。

その頃は、太平洋の西半分は中国の支配下にあるからな。

手も足も出せまい(口は出すかもな)。

そして、やがて月で想定されたように、南極は独立の経済を営み始めて、全世界と対立することになる。

さて、南極を支配した南極人(?)は、どんな兵器を使ってくるのか。

浮沈子が想定しているのは核兵器だな。

いや、爆発させるのは、世界の主要都市とかではなく、南極全体で一斉に行う。

そう、南極の氷を一気に溶かして、世界中に大洪水を発生させるわけだ。

支配地域での爆発だからな。

止めることなんてできない(!)。

(南極の氷が溶けると、海面上昇はどうなるの?我が家は? #Googlemap でみてみよう)
https://lne.st/2014/01/21/south-pole-ice/

「南極の氷が全部溶けると水位が60メートルほど上昇すると言われています。
ニューヨーク ロンドン 東京など皆水没します。」

それだけじゃ済まないだろう。

気候変動が起こったり、地軸の傾きも変わるかもしれない。

セカンドインパクトだな。

(セカンドインパクト)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%89%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%91%E3%82%AF%E3%83%88

「「セカンド」という名称は、月生成時に起こったとされるジャイアントインパクト(セカンドインパクト後はこれをファーストインパクトと数えている)に次ぐ、2回目の全地球規模の危機をもたらした隕石衝突であることによる(ただし隕石衝突というのは、秘密結社ゼーレによる偽装である)。」

まあ、どうでもいいんですが。

今朝は、どうも妄想が止まらないな。

月と南極とが、エヴァネタで繋がったところで、この辺にしとくか・・・。

重箱の隅或いはロッキードマーチンの陰謀2018年10月07日 23:06

重箱の隅或いはロッキードマーチンの陰謀
重箱の隅或いはロッキードマーチンの陰謀


我が国の宇宙飛行士をなんとか月面に送り込もうと、ジャクサが泣いて縋って月着陸船のちゃぶ台を作らせてもらおうとしている話は、このブログでも既に書いた(そうなのかあ?)。

(有人月面着陸機の真実)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2018/08/18/8944688

「で、我が国が、そのどーでもいー(?)月探査で担うのは、ちゃぶ台の様な、宇宙船の土台部分(着陸機)だ。」

「ひょっとしたら、お情けで一人くらいは混ぜてもらえるかもしれないけどな。」

まあ、どうでもいいんですが。

このところ、原子力推進ロケットとか、際物的なネタに染まってしまって、宇宙関係のニュースとかに疎くなってたんだが、さっき見てたらこんな報道が数日前に日本語でも出ていた。

(「月着陸船」構想を発表、米ロッキード・マーチン)
http://www.afpbb.com/articles/-/3192068

「NASAは航空宇宙分野の製造業各社に対し、月を周回する「ルナー・ゲートウェイ(Lunar Gateway)」と呼ばれる宇宙ステーションおよび月面に着陸する宇宙船の建造案を提示するよう要請していた。」

(Lockheed Martin Reveals New Human Lunar Lander Concept:元記事)
https://news.lockheedmartin.com/2018-10-03-Lockheed-Martin-Reveals-New-Human-Lunar-Lander-Concept#assets_all

「乗組員の月探査機は、NASAのOrion宇宙船の飛行実績のある技術とシステムを組み込んだ、完全に再利用可能なシステムです。」(自動翻訳のまま)

これって、完全にESAと我が国の着陸船構想と被ってるな。

ロッキードマーチンのイラストの拡大版は、ここから見ることが出来る。

(Lockheed Martin Crewed Lunar Lander)
https://prnewswire2-a.akamaihd.net/p/1893751/sp/189375100/thumbnail/entry_id/1_rz0y6tpn/def_height/1519/def_width/2700/version/100011/type/1

時代は国際協力だからな。

各国の国旗が銀色のカバーの上部にリング状に描かれている・・・。

しかし、ちょっと待ってくれ!。

見慣れない国旗がずらりと並んでいる!!。

(正面:左から)
・ウルグアイ
・トリニダードトバゴ
・アルバ(オランダ領)
・フジャイラ(アラブ首長国連邦)
・中華民国(台湾)
・サントメプリンシペ(どこ?)
・モルドバ
・エルサルバドル
・ベラルーシ
・ケニア
・ナイジェリア
・マダガスカル
・(不明)

(左側面:右から)
・アンティグア・バーブーダ
・アルゼンチン
・英国
・ブルネイ
・(不明)

(「コッキス」へようこそ♪
カラフルな世界の国旗を並べてみました!)
http://kokkis.net/

拡大してもよく分らないのもあるからな(テキトーです)。

しかし、まあ、よくぞこれだけ宇宙開発にマイナーな国旗を集めてきたもんだと感心する。

ちなみに、国際宇宙ステーション(ISS)の運用に関与している国は以下の通り。

(ISS計画は何カ国が参加しているのですか?)
http://fanfun.jaxa.jp/faq/detail/45.html

「米、露、加、日、欧州11ヶ国(ベルギー、デンマーク、フランス、ドイツ、イタリア、オランダ、ノルウェー、スペイン、スェーデン、スイス、イギリス)の15ヶ国です。」

「但し、上記の国々に加え、ブラジルは米国とだけ2国間協定を締結しており、ブラジルも参加国と見なせば16ヶ国となります。」

宇宙飛行士を送り出した国の一覧はここ(追加)。

(Timeline of space travel by nationality:送り出した順番で掲載)
https://en.wikipedia.org/wiki/Timeline_of_space_travel_by_nationality

「・ソビエト連邦:1961年4月12日
・アメリカ合衆国:1961年5月5日
・チェコスロバキア:1978年3月2日
・ポーランド:1978年6月27日
・東ドイツ:1978年8月26日
・ブルガリア:1979年4月10日
・ハンガリー:1980年5月26日
・ベトナム:1980年7月23日
・キューバ:1980年9月18日
・モンゴル:1981年3月22日
・ルーマニア:1981年5月14日
・フランス:1982年6月24日
・西ドイツ:1983年11月28日
・インド:1984年4月3日
・カナダ:1984年10月5日
・サウジアラビア:1985年6月17日
・オランダ:1985年10月30日
・メキシコ:1985年11月26日
・シリア:1987年7月22日
・アフガニスタン:1988年8月29日
・日本:1990年12月2日(秋山豊裕)
・イギリス:1991年5月18日
・オーストリア:1991年10月2日
・ロシア:1992年3月17日
・ベルギー:1992年3月24日
・イタリア:1992年7月31日
・スイス:1992年7月31日
・ウクライナ:1997年11月19日
・スペイン:1998年10月29日
・スロバキア:1999年2月20日
・南アフリカ:2002年4月25日
・イスラエル共和国:2003年1月16日
・中国:2003年10月15日
・ブラジル:2006年3月30日
・イラン:2006年9月18日
・スウェーデン:2006年12月10日
・マレーシア:2007年10月10日
・韓国:2008年4月8日
・デンマーク:2015年9月2日
・カザフスタン:2015年9月2日」

被っているのは英国だけだ(アルバはオランダ領ですけど)。

しかも英国には、公式の宇宙飛行士はいない。

(イギリスの宇宙開発:宇宙飛行士)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%81%AE%E5%AE%87%E5%AE%99%E9%96%8B%E7%99%BA#%E5%AE%87%E5%AE%99%E9%A3%9B%E8%A1%8C%E5%A3%AB

「イギリスは有人宇宙飛行計画の開発に至ったことがなく、欧州宇宙機関の有人宇宙飛行計画に資金を拠出したこともないため、独自資金で有人飛行を行っていない。」

最初は、イラストレーターが適当に描いた国旗だと思ったんだが、ひょっとしたらこれは、ロッキードマーチンが意図的に選んだのかもしれない。

これだけ被っていないと、そう考えざるを得ないな。

そもそも、NASAの要請に基づく提案だからな。

防衛企業がそのホームページに掲載するイラストの国旗について、無頓着であるはずはない。

ちゃんと社内でネゴシエーションして、NASAの担当者とかにも了解を得て掲載しているに違いない(日本は絶対入れるなとかあ?)。

真相は分からないが、浮沈子的には気になるところだ。

単なる重箱の隅の話なのか、米国の宇宙機関と巨大防衛企業とが仕組んだ陰謀なのか。

そもそも、NASAのお偉いさんが来て、我が国に協力を要請した時には、確か月面基地の建物とかに関する内容だったような気がする。

(日本人の月面着陸構想も…NASAが目指す月周回基地建設)
https://www.sankei.com/premium/news/170901/prm1709010008-n3.html

「NASAはJAXAに基地の居住棟建設を要請しており、期待は大きい。」

それに対して、日本人を月面に送り込みたい我が国がぶち上げようとしているのは、月着陸船の足の部分だ(そうなのかあ?)。

何としても、月面に日本人宇宙飛行士を送り込みたいからな。

月面基地の建設で貢献しても、見返りは期待できないからな。

金と技術だけ取られてお終いになるのは目に見えている(そんなあ!)。

NASAとしては、面白くないに違いない(言われたことだけやってりゃいいのに・・・)。

使い捨てのちゃぶ台なんて、必要ないというアピールを無言の圧力として掛けてきたのかもな。

米国が本気を出せば、完全再使用の月面着陸機を繰り出すなんて訳ないぞと。

そん時ゃ、お前のとこなんて乗せてやんないぞと。

今まで有人宇宙飛行に関係なかった国々の宇宙飛行士から乗せてやるぞと(そこまで言うかあ?)。

ロッキードマーチンのイラストは、案外、その辺のところを突いている可能性もある(そうなのかあ?)。

一見、有人宇宙開発とは関係ない国旗を並べることで、如何にもテキトーなイラストを描いたように見せかけながらな。

うーん、妄想は果てしなく広がるばかりだ・・・。