ヘンタイダイバーたちの集い2018年10月12日 07:18

ヘンタイダイバー達の集い


中目黒で、ファンダメンタルズの打ち上げ。

つーか、正確には荻原さんがファンダメンタルズのインストラクターに合格したお祝い。

メンバーは、龍泉洞探検チームその他のヘンタイダイバー達。

15人くらい集まったんだが、半分以上はヘリウム吸ったことがある連中で、文句なくヘンタイダイバーと言えよう。

彼らから見れば、テクニカルダイビングなんて、いろいろあるダイビングスタイルの一つに過ぎない・・・。

2時間ほどの短い時間だったので、あまり情報交換は出来なかったんだが、名刺をいただいたお一人が芝浦工大の先生だった。

(足立 吉隆 教授(システム理工学部 機械制御システム学科 機械情報システム研究室))
http://www.shibaura-it.ac.jp/educational_foundation/pr/shibaura/professors/11064006.html

「日本三大鍾乳洞の一つである岩手県・龍泉洞にある地底湖の測量調査のための遠隔操作無人探査機も開発中です。」

三次元測量なんて、加速度計付けて積分してけば簡単じゃんとか思ったんだが、誤差が大きくなってしまって使い物にならないんだそうだ。

現在は、光学的に測量する方法でチャレンジしているという。

(日本三大鍾乳洞の一つで巨大地底湖を探す-岩手県・龍泉洞の測量調査に機械情報システム研究室が参加 2013年05月09日)
http://www.web.se.shibaura-it.ac.jp/y-adachi/SHIBAURA%20Online2013.htm

「足立教授は2年前、潜水調査チームのリーダーである久保彰良氏から「洞窟(水深不明)、大深度(98m以上と予測)、低水温(9 度)という悪条件の中で安全に潜水調査を行うために、ダイバーが潜る前にROV(遠隔操作無人探査機)で洞窟内の地形を調査したい。狭窄環境に特化したROVを開発して欲しい」という依頼を受け、ROVの開発を始めました。」

現在は、2代目になっているそうだ。

(鍾乳洞潜水調査 ROV の開発)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/pscjspe/2017S/0/2017S_741/_pdf

「カメラとレーザー光で三角測量法を行う測量機器を新たに開発した.」

「遠隔操作用ケーブルとして LAN ケーブルを用いており,スイッチングハブを介して地上の制御 PC と ROV 間をつなげることで,ローカルエリアネットワークを構成している」

仕掛け的には、複数台のROVを数珠つなぎにして、長距離を探査できるように設計されているんだが、予算不足で今のところ1台だけだそうだ。

延長距離は、100m程度という(現在までの最大延長は300mほど)。

ケーブルは、電源とLANケーブルを合わせたもので、光ファイバーなどは使わず、メタル線なんだそうだ。

浮沈子が、龍泉洞って、どのくらい長さあるのかを聞いてみたら、水源までは30kmとか言ってたしな(100倍かあ・・・)。

文字通り、先は長い・・・。

その他の方々の話も面白かった。

それぞれ多彩なバックグラウンドがあり、話題は豊かだ。

店を出てからも、次のダイビングや講習の話が、路上や電車待ちのホームで延々と続く・・・。

いい大人が夢中になれるダイビング(中には、道を誤って本業にしてしまう方も!)。

龍泉洞かあ。

ちょっと行ってみたくなったな・・・。

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