優生思想と放射線耐性 ― 2018年10月25日 05:31
優生思想と放射線耐性
寝る前に書いた記事を読みなおして、ちょろっと訂正した(勘違いもあるからな)。
優性形質→優生学的価値
放射線耐性が優生学的価値かどうか。
現世利益を追求するプラグマティックな思想からいえば、それは正しいだろう。
(人類は火星移住に向け、遺伝子改変で“進化”する──科学者の提案と、その倫理的な考察)
https://wired.jp/2018/10/23/genetic-engineering-for-mars/
社会的問題に疎い浮沈子は、この記事の中に出てくる優生学に関する記述に関心がなかった。
「宇宙飛行士の場合には通常の「優生学」の意味は当てはまらず、優生学の産物ではないと言える。望まれない性質や傾向をもつ人間が、強制的に子どもをつくれなくされるのではないし、拘束されて断種や不妊の措置を受ける、さらには命を奪われたりするわけではないからだ。」
この話は、かなりセンシティブな話題で、我が国でも最近ニュースになっている。
(聴覚障害者が初の提訴 同意なく不妊手術 兵庫の夫婦2組)
https://www.sankei.com/west/news/180928/wst1809280076-n1.html
「両夫婦は、証言や手術痕などを元に優生手術を受けたと主張。憲法で保障する妊娠・出産を選択する自己決定権を不当に奪われたとしている。」
我が国における優生保護法の歴史については、こんな記事もあった。
(産まない産めない―優生保護法と戦後(上) 母体を守り「劣悪者」を否定)
https://www.nishinippon.co.jp/feature/life_topics/article/453194/
(産まない産めない―優生保護法と戦後(中)女性と障害者、せめぎ合った権利)
https://www.nishinippon.co.jp/feature/life_topics/article/453196/
(産まない産めない―優生保護法と戦後(下)内なる優生思想は今も)
https://www.nishinippon.co.jp/feature/life_topics/article/453198/
「新出生前診断については、「命の選別だ」との声が上がる一方、日本世論調査会が6月に実施した面接調査で「81%が容認」との結果が出ている。」
浮沈子的には苦手な話だな。
「優生政策は消えたが、優生思想は内にこもり存在し続けている。野放し状態の「自己決定権」にどう向き合うか。より自覚が必要な時代を、私たちは生きている。」
違いない。
ウィキには、気になる記述もある。
(優生学)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%84%AA%E7%94%9F%E5%AD%A6
「非強制的な優生学的プログラムでさえ本質において倫理にもとるものであるのか」
強制しなければいいというもんじゃないんだろう。
この問題は、かなり奥が深いな。
君子危うきに近寄らず・・・。
放射線耐性に限った話でいえば、浮沈子は別の問題が気になる。
そう、放射能汚染との関係だ。
仮に、放射線耐性菌の能力を遺伝子工学やら何やらで獲得出来たら、宇宙開発だけではなく放射線バリバリの原発や放射性廃棄物の問題は一気に解決してしまうんじゃなかろうか?。
その形質を獲得した連中が子孫を残していけば、いつか放射能だらけの地球になっても、そいつらだけが生き残って、人類は安泰という話になりかねない・・・。
核兵器の使用に伴う敷居も下がるかもしれないな。
強力な通常兵器(そういう区分が残るかどうか)として、放射線被害を気にせず、バンバン使えるわけだ。
内部被ばくとか気にせずに、汚染された食物も爆食できるしな(別に、爆食しなくてもいいですが)。
生体濃縮されたって、味が濃くなる程度の違いしかないかもしれない(そうなのかあ?)。
元々は、遺伝子を弄られて誕生する放射線耐性人類は、やがてメジャーになって蔓延り、宇宙開発はするわ、核戦争は日常化するわ、原発は雨後の筍のように作られるわで、世界は一変するかもしれない。
さて、問題は遺伝子改変を受けなかった人々の子孫の扱いだ。
うーん、困ったな・・・。
出生前診断とかで、妊娠を継続するかどうかを迫られることになる。
生まれてくれば、放射線に満ち溢れた未来の世界では、生きづらいことになる・・・。
まあ、その頃になれば、ノーマル(放射線耐性なし)で生まれても、ヘンタイ(放射線耐性あり)に改造することが出来るシンプルな治療法が開発されているだろうから、あまり悩まなくてもいいかもしれない。
そもそも、どっちがノーマルで、どっちがヘンタイかは数の勝負だからな(そうなのかあ?)。
地球生命の歴史の中では、似たような話が実際に起こっている。
酸素だ。
もともと、地球上には気体分子の形の酸素なんて殆どなかった。
みんな、何かと結合していたらしい。
光合成細菌が出現して、その廃棄物として大量の酸素を発生するようになり、酸素耐性を獲得できなかった生物は、軒並み絶滅の憂き目にあったわけだ(そうなのかあ?:見てきたわけじゃないけどな)。
原核生物から真核生物への変化のトリガーになったと言われている。
遺伝子を酸素毒性から守る核膜の獲得というわけだ。
今や、人間を含め、酸素をエネルギーの源として活用できる生物が地球上に溢れているありさまだ。
しかし、酸素は何十億年経っても、未だに生物にとっては毒である。
人間だって、酸素吸い過ぎれば身体には良くない。
高圧下で吸えば、中枢神経中毒として速攻で現れるしな。
放射線だって、同じことがいえるのかもしれない。
生物の適応性は凄まじいからな。
そのうち、放射線のエネルギーを利用してしまう生物が現れる可能性もある(って、ゴジラかよ!?)。
(ゴジラ:シリーズの特徴・経緯)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B4%E3%82%B8%E3%83%A9#%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%81%AE%E7%89%B9%E5%BE%B4%E3%83%BB%E7%B5%8C%E7%B7%AF
「1954年11月3日、特撮映画製作を熱望していたスタッフが、当時社会問題となっていたビキニ環礁の核実験に着想を得て製作した、第1作“水爆大怪獣映画”『ゴジラ』が公開される。」
「核の落とし子」
まあ、どうでもいいんですが。
しかしなあ、この話は、優生思想以上にセンシティブな話だな。
放射線障害で苦しんでいる人とか、福一の事故で故郷を追われたりしている人にとっては、冗談で済む話ではないからな。
毒を利用する生物の話は、考えてみればいくらでもある。
フグとか、ヒョウモンダコとか。
人間の恣意的選択や遺伝子改変とかより、生物の持つ驚くべき柔軟性が、いつか人類をヘンタイへと変えていくかもしれない。
優生思想や遺伝子工学は、それを加速するだけなのかもしれないしな。
事の良し悪しは別にして、結果的に生きながらえたもん勝ちということになる。
生命の歴史は、絶滅の歴史でもある。
分かっているだけでも、酸素汚染、全球凍結、過酷噴火、巨大隕石の落下など、数知れない災難を被ってきたのだ。
生き残ったのが不思議ですらある。
ハビタブルゾーンに惑星があるからといって、自動的に生命が誕生し進化するなどという与太話を、俄かに信じるわけにはいかないだろう。
たった一度の生命の誕生も奇跡なら、今日まで生きながらえてきたことも奇跡的に違いない。
その成れの果てが、浮沈子だったりするというのは、ちょっと情けないけどな。
こんなはずじゃなかったって、神様は、さぞかしガッカリしてるだろうな・・・。
寝る前に書いた記事を読みなおして、ちょろっと訂正した(勘違いもあるからな)。
優性形質→優生学的価値
放射線耐性が優生学的価値かどうか。
現世利益を追求するプラグマティックな思想からいえば、それは正しいだろう。
(人類は火星移住に向け、遺伝子改変で“進化”する──科学者の提案と、その倫理的な考察)
https://wired.jp/2018/10/23/genetic-engineering-for-mars/
社会的問題に疎い浮沈子は、この記事の中に出てくる優生学に関する記述に関心がなかった。
「宇宙飛行士の場合には通常の「優生学」の意味は当てはまらず、優生学の産物ではないと言える。望まれない性質や傾向をもつ人間が、強制的に子どもをつくれなくされるのではないし、拘束されて断種や不妊の措置を受ける、さらには命を奪われたりするわけではないからだ。」
この話は、かなりセンシティブな話題で、我が国でも最近ニュースになっている。
(聴覚障害者が初の提訴 同意なく不妊手術 兵庫の夫婦2組)
https://www.sankei.com/west/news/180928/wst1809280076-n1.html
「両夫婦は、証言や手術痕などを元に優生手術を受けたと主張。憲法で保障する妊娠・出産を選択する自己決定権を不当に奪われたとしている。」
我が国における優生保護法の歴史については、こんな記事もあった。
(産まない産めない―優生保護法と戦後(上) 母体を守り「劣悪者」を否定)
https://www.nishinippon.co.jp/feature/life_topics/article/453194/
(産まない産めない―優生保護法と戦後(中)女性と障害者、せめぎ合った権利)
https://www.nishinippon.co.jp/feature/life_topics/article/453196/
(産まない産めない―優生保護法と戦後(下)内なる優生思想は今も)
https://www.nishinippon.co.jp/feature/life_topics/article/453198/
「新出生前診断については、「命の選別だ」との声が上がる一方、日本世論調査会が6月に実施した面接調査で「81%が容認」との結果が出ている。」
浮沈子的には苦手な話だな。
「優生政策は消えたが、優生思想は内にこもり存在し続けている。野放し状態の「自己決定権」にどう向き合うか。より自覚が必要な時代を、私たちは生きている。」
違いない。
ウィキには、気になる記述もある。
(優生学)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%84%AA%E7%94%9F%E5%AD%A6
「非強制的な優生学的プログラムでさえ本質において倫理にもとるものであるのか」
強制しなければいいというもんじゃないんだろう。
この問題は、かなり奥が深いな。
君子危うきに近寄らず・・・。
放射線耐性に限った話でいえば、浮沈子は別の問題が気になる。
そう、放射能汚染との関係だ。
仮に、放射線耐性菌の能力を遺伝子工学やら何やらで獲得出来たら、宇宙開発だけではなく放射線バリバリの原発や放射性廃棄物の問題は一気に解決してしまうんじゃなかろうか?。
その形質を獲得した連中が子孫を残していけば、いつか放射能だらけの地球になっても、そいつらだけが生き残って、人類は安泰という話になりかねない・・・。
核兵器の使用に伴う敷居も下がるかもしれないな。
強力な通常兵器(そういう区分が残るかどうか)として、放射線被害を気にせず、バンバン使えるわけだ。
内部被ばくとか気にせずに、汚染された食物も爆食できるしな(別に、爆食しなくてもいいですが)。
生体濃縮されたって、味が濃くなる程度の違いしかないかもしれない(そうなのかあ?)。
元々は、遺伝子を弄られて誕生する放射線耐性人類は、やがてメジャーになって蔓延り、宇宙開発はするわ、核戦争は日常化するわ、原発は雨後の筍のように作られるわで、世界は一変するかもしれない。
さて、問題は遺伝子改変を受けなかった人々の子孫の扱いだ。
うーん、困ったな・・・。
出生前診断とかで、妊娠を継続するかどうかを迫られることになる。
生まれてくれば、放射線に満ち溢れた未来の世界では、生きづらいことになる・・・。
まあ、その頃になれば、ノーマル(放射線耐性なし)で生まれても、ヘンタイ(放射線耐性あり)に改造することが出来るシンプルな治療法が開発されているだろうから、あまり悩まなくてもいいかもしれない。
そもそも、どっちがノーマルで、どっちがヘンタイかは数の勝負だからな(そうなのかあ?)。
地球生命の歴史の中では、似たような話が実際に起こっている。
酸素だ。
もともと、地球上には気体分子の形の酸素なんて殆どなかった。
みんな、何かと結合していたらしい。
光合成細菌が出現して、その廃棄物として大量の酸素を発生するようになり、酸素耐性を獲得できなかった生物は、軒並み絶滅の憂き目にあったわけだ(そうなのかあ?:見てきたわけじゃないけどな)。
原核生物から真核生物への変化のトリガーになったと言われている。
遺伝子を酸素毒性から守る核膜の獲得というわけだ。
今や、人間を含め、酸素をエネルギーの源として活用できる生物が地球上に溢れているありさまだ。
しかし、酸素は何十億年経っても、未だに生物にとっては毒である。
人間だって、酸素吸い過ぎれば身体には良くない。
高圧下で吸えば、中枢神経中毒として速攻で現れるしな。
放射線だって、同じことがいえるのかもしれない。
生物の適応性は凄まじいからな。
そのうち、放射線のエネルギーを利用してしまう生物が現れる可能性もある(って、ゴジラかよ!?)。
(ゴジラ:シリーズの特徴・経緯)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B4%E3%82%B8%E3%83%A9#%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%81%AE%E7%89%B9%E5%BE%B4%E3%83%BB%E7%B5%8C%E7%B7%AF
「1954年11月3日、特撮映画製作を熱望していたスタッフが、当時社会問題となっていたビキニ環礁の核実験に着想を得て製作した、第1作“水爆大怪獣映画”『ゴジラ』が公開される。」
「核の落とし子」
まあ、どうでもいいんですが。
しかしなあ、この話は、優生思想以上にセンシティブな話だな。
放射線障害で苦しんでいる人とか、福一の事故で故郷を追われたりしている人にとっては、冗談で済む話ではないからな。
毒を利用する生物の話は、考えてみればいくらでもある。
フグとか、ヒョウモンダコとか。
人間の恣意的選択や遺伝子改変とかより、生物の持つ驚くべき柔軟性が、いつか人類をヘンタイへと変えていくかもしれない。
優生思想や遺伝子工学は、それを加速するだけなのかもしれないしな。
事の良し悪しは別にして、結果的に生きながらえたもん勝ちということになる。
生命の歴史は、絶滅の歴史でもある。
分かっているだけでも、酸素汚染、全球凍結、過酷噴火、巨大隕石の落下など、数知れない災難を被ってきたのだ。
生き残ったのが不思議ですらある。
ハビタブルゾーンに惑星があるからといって、自動的に生命が誕生し進化するなどという与太話を、俄かに信じるわけにはいかないだろう。
たった一度の生命の誕生も奇跡なら、今日まで生きながらえてきたことも奇跡的に違いない。
その成れの果てが、浮沈子だったりするというのは、ちょっと情けないけどな。
こんなはずじゃなかったって、神様は、さぞかしガッカリしてるだろうな・・・。
秋深し今日この頃 ― 2018年10月25日 09:08
秋深し今日この頃
フィットネスのサボリが続いている。
昨日は、水泳教室に行ったんだが、もう一週間筋トレとかしていない。
今日こそは行こうと思っているんだが、何となく気が乗らない。
軌道修正できたと思っていたプチリバも、元に戻ってしまった。
プチリバ安定だな。
停滞というかなんというか。
季節は秋確定で、だんだんと冬に向かっていく。
カボチャの季節が終われば、年賀状の季節になり、クリスマスの飾りつけも始まる。
ダイビングの方もご無沙汰で、お誘いは受けているんだが、いろいろあって全部は受けられない。
来月は、2回ほど潜りに行く予定だが、それまでは陸の上の生活が続く。
水泳教室では、クロールのターンを習った。
まあ、クイックターンとかではなく、片手をついて折り返すやつだ。
浮沈子は、連続で50mとか泳がないからな。
あまり真剣にやらなかったら、ついた手は水面でリカバリーするようにご注意を受けた。
ハイハイ(ハイは一度!)。
来週はツービートキックでのクロールをやると予告されている。
一度、マネしてやってみたことがあるが、上手くできなかったな。
(2ビートキックができるようになった。クロールが格段にしなやかで楽になった。)
https://kiokucamera.com/2%E3%83%93%E3%83%BC%E3%83%88%E3%82%AD%E3%83%83%E3%82%AF%E3%81%8C%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%82%8B%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%80%82%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%81%8C
さて、来週の練習で、こいつが出来るようになるかだな・・・。
フィットネスのサボリが続いている。
昨日は、水泳教室に行ったんだが、もう一週間筋トレとかしていない。
今日こそは行こうと思っているんだが、何となく気が乗らない。
軌道修正できたと思っていたプチリバも、元に戻ってしまった。
プチリバ安定だな。
停滞というかなんというか。
季節は秋確定で、だんだんと冬に向かっていく。
カボチャの季節が終われば、年賀状の季節になり、クリスマスの飾りつけも始まる。
ダイビングの方もご無沙汰で、お誘いは受けているんだが、いろいろあって全部は受けられない。
来月は、2回ほど潜りに行く予定だが、それまでは陸の上の生活が続く。
水泳教室では、クロールのターンを習った。
まあ、クイックターンとかではなく、片手をついて折り返すやつだ。
浮沈子は、連続で50mとか泳がないからな。
あまり真剣にやらなかったら、ついた手は水面でリカバリーするようにご注意を受けた。
ハイハイ(ハイは一度!)。
来週はツービートキックでのクロールをやると予告されている。
一度、マネしてやってみたことがあるが、上手くできなかったな。
(2ビートキックができるようになった。クロールが格段にしなやかで楽になった。)
https://kiokucamera.com/2%E3%83%93%E3%83%BC%E3%83%88%E3%82%AD%E3%83%83%E3%82%AF%E3%81%8C%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%82%8B%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%80%82%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%81%8C
さて、来週の練習で、こいつが出来るようになるかだな・・・。
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