バルカンは飛ぶのか ― 2018年10月28日 07:42
バルカンは飛ぶのか
来月、ファルコン9ブロック5が、3回目の使用(2度目の再使用)を行うらしい。
(SpaceX、Falcon 9ロケット1段目ブースター「再・再利用」へ。低コスト化で「宇宙への日常的アクセス」目指し)
https://japanese.engadget.com/2018/10/26/spacex-falcon-9-1/
「SSO-Aミッションは11月19日に予定されています。」
小型衛星をしこたま(70個くらい)積んで打ち上げるようだ。
「3回打ち上げられたブースターはまだありません」
さて、二度あることは三度あるという感じで、順調な打ち上げになるのか、三度目の正直で馬脚を現すことになるのか・・・。
見ものだな。
まあいい。
浮沈子的には、こっちのニュースの方が気になる。
(ULA「ヴァルカン」ロケットは2021年4月に初打上げ予定)
https://sorae.info/030201/2018_10_26_val.html
「次世代ロケット「ヴァルカン」の初打上げを2021年4月に延期」
「米空軍による認証の関係で、打上げが遅れる見通し」
この記事を読むと、手続き上の問題で、開発は順調に進んでいるとある。
バルカンは、アトラスVやデルタ4ヘビーを置き換えることを目的としたULAの次期主力ロケットだ。
つーか、米国の官製打ち上げを担うはずの主力ロケットである。
以前に書いたように、このロケットにはライバルがいる。
目の前にぶら下がっているのは、もちろんファルコン9とその派生型であるファルコンヘビーだ。
こっちは、もう、出来上がっちまっていて、さらに次世代のBFRの開発にステージが移りつつある。
1歩先んじているわけだな。
その他大勢のライバルは、ブルーオリジンのニューグレンとノースロップグラマンのオメガだ。
(NGL改めオメガだってさ)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2018/10/16/8976822
「具体的なロケットとしてはブルー・オリジンが「ニュー・グレン」、ノースロップ・グラマンが「オメガ」、ULAが「ヴァルカン」を開発・・・」
空軍は、2つの打ち上げロケットを確保したいらしい。
何かあった時の予備が欲しいからな。
1社だけでは心もとない・・・。
ファルコンシリーズは既にあるので、本当はもう1社だけでいいのかもしれないしな。
影も形もないニューグレンは別として、既に要素技術が確立していて、あとはインテグレーションだけのオメガを保険として確保しているわけで、コスト的に引き合えば、これが次期主力ロケットになってもおかしくはない。
でも、まあ、順当に考えて、報道されている通りならバルカンが落ちるとは考えづらいところだ。
開発は順調で、認証手続きだけだということだからな。
しかし、浮沈子は別の観点から、バルカンは飛ばないのではないかと考えている。
ブルーオリジンのメインエンジンを選択したからとか、そういう話ではない。
仮に、技術的には開発に成功したとしても、コスト的に引き合わずに、打ち上げロケットビジネスから撤退するのではないかということだ。
そう、ULAが消えてなくなる・・・。
理由は簡単。
儲からないから。
ロッキードマーチンとボーイングが、産業スパイ事件をきっかけにロケット部門を合併して作り上げた会社で、今までは、打ち上げロケットの需要を独占してきた。
他に、数トンクラスの衛星を打ち上げられるロケットを持たない米国としては、この会社に依存して打ち上げざるを得ない。
技術力も信頼性も申し分ないしな。
幸せな時代が続いたわけだが、スペースXが台頭してきて、ゲームのルールは変わった。
半額どころか、3分の1以下の価格で、匹敵する打ち上げ能力を持つロケットを作り上げた。
しかも、コストは再使用の成功に伴い、更に低減されることが見込まれている。
納税者は黙っていないだろう。
なぜ、安いロケットで打ち上げないのか。
もちろん、1社依存になるというのは問題だ。
何かあれば、米国の軍事衛星が上がらなくなるからな。
それはまずい。
価格競争よりも、打ち上げ手段を確保するという観点から、2社以上のロケットを押さえておきたい。
しかし、そういうことなら、オメガでもいいわけだ。
新規開発要素が少なく、リスクは低い。
開発費も低減できる。
打ち上げ費用次第では、全くの新規開発となるニューグレンや、少なくとも1段目が完全新規開発となるバルカンの出番はない。
やや古いが、バルカンについては、鳥嶋さんの記事が上がっている。
(ファルコン9より"賢い"再使用 - 2020年代を戦う"論理的な"ロケットとは)
https://news.mynavi.jp/article/vulcan-3/
「ロケット機体からエンジン部分のみを分離し、バリュートと呼ばれるガスで膨らむ耐熱システムを展開して大気圏に再突入し、大気圏内でパラフォイルを展開。そして降下しているところを、ヘリコプターで引っ掛けて回収する」
どう考えても、技術的ハードルが高い話だ。
バリュート自体が開発中の技術だし、パラフォイル展開での回収といっても、スペースXのフェアリング回収でさえ成功していない。
ヘリコプターで引っ掛けての回収だって、フィルムを入れたカプセルを回収するのと、ドデカいロケットエンジン(2基)を回収するのとでは訳が違う。
再使用という観点からも、この方法で採算が取れるかどうかは未知の部分がある。
もちろん、ULAは全て見通したうえでの選択なんだろうが、技術的に開発に成功したとしても、予算が少なくて儲けが出なければ撤退することになる。
2倍も3倍もするロケットに、なんで税金を使わなければならないのか。
固体燃料ベースの使い捨てロケットや、再使用できる安価なロケットがあるじゃないの・・・。
ひょっとしたら、ULAの撤退は既成事実となっていて、空軍が開発コンペをしているのは、あからさまな撤退を隠蔽するためのカモフラージュではないのか?。
新規開発で実績のないBE-4をメインエンジンとして選択したり、見込みの立たない再使用を前提とした設計をしたり、浮沈子的にはあまり真面目に取り組んでいるようには見えない。
まあ、何の根拠があるわけでもなく、例によって単なる妄想で、ファルコン9の再々使用、バルカンの初飛行延期のニュースを同時に読んで、ふっと思いついたストーリーだからな。
当てにはならない。
バルカンの初飛行は、ついこの間までは2019年とされていたようだ。
(アマゾンからやってきたロケット・エンジン)
https://news.mynavi.jp/article/vulcan-2/
「まずセントールを使用するヴァルカンを2019年から運用に投入」
この調子で行くと、2020年になれば2023年と、さらに2年延期になるかも知れない。
2022年になれば、2025年とかあ?。
まあ、どうでもいいんですが。
スペースXの独走を許さないためにも、ブルーオリジンやULAには頑張ってもらいたい(ノースロップグラマンは、技術的にはつまらんからな)。
米国空軍も、予算が10倍かかろうが何だろうが、屁理屈をこねくり回して議会をだまくらかしてでも、是非とも開発支援と運用まで持って行ってもらいたいもんだな・・・。
(ProductCard_TechSummary_Rebrand_HLSincluded_updated_DECO_BE4 1/2:追加)
https://www.ulalaunch.com/docs/default-source/rockets/atlas-v-and-delta-iv-technical-summary.pdf
バルカンの構成が、メインエンジン2基掛けである事が分かる。
来月、ファルコン9ブロック5が、3回目の使用(2度目の再使用)を行うらしい。
(SpaceX、Falcon 9ロケット1段目ブースター「再・再利用」へ。低コスト化で「宇宙への日常的アクセス」目指し)
https://japanese.engadget.com/2018/10/26/spacex-falcon-9-1/
「SSO-Aミッションは11月19日に予定されています。」
小型衛星をしこたま(70個くらい)積んで打ち上げるようだ。
「3回打ち上げられたブースターはまだありません」
さて、二度あることは三度あるという感じで、順調な打ち上げになるのか、三度目の正直で馬脚を現すことになるのか・・・。
見ものだな。
まあいい。
浮沈子的には、こっちのニュースの方が気になる。
(ULA「ヴァルカン」ロケットは2021年4月に初打上げ予定)
https://sorae.info/030201/2018_10_26_val.html
「次世代ロケット「ヴァルカン」の初打上げを2021年4月に延期」
「米空軍による認証の関係で、打上げが遅れる見通し」
この記事を読むと、手続き上の問題で、開発は順調に進んでいるとある。
バルカンは、アトラスVやデルタ4ヘビーを置き換えることを目的としたULAの次期主力ロケットだ。
つーか、米国の官製打ち上げを担うはずの主力ロケットである。
以前に書いたように、このロケットにはライバルがいる。
目の前にぶら下がっているのは、もちろんファルコン9とその派生型であるファルコンヘビーだ。
こっちは、もう、出来上がっちまっていて、さらに次世代のBFRの開発にステージが移りつつある。
1歩先んじているわけだな。
その他大勢のライバルは、ブルーオリジンのニューグレンとノースロップグラマンのオメガだ。
(NGL改めオメガだってさ)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2018/10/16/8976822
「具体的なロケットとしてはブルー・オリジンが「ニュー・グレン」、ノースロップ・グラマンが「オメガ」、ULAが「ヴァルカン」を開発・・・」
空軍は、2つの打ち上げロケットを確保したいらしい。
何かあった時の予備が欲しいからな。
1社だけでは心もとない・・・。
ファルコンシリーズは既にあるので、本当はもう1社だけでいいのかもしれないしな。
影も形もないニューグレンは別として、既に要素技術が確立していて、あとはインテグレーションだけのオメガを保険として確保しているわけで、コスト的に引き合えば、これが次期主力ロケットになってもおかしくはない。
でも、まあ、順当に考えて、報道されている通りならバルカンが落ちるとは考えづらいところだ。
開発は順調で、認証手続きだけだということだからな。
しかし、浮沈子は別の観点から、バルカンは飛ばないのではないかと考えている。
ブルーオリジンのメインエンジンを選択したからとか、そういう話ではない。
仮に、技術的には開発に成功したとしても、コスト的に引き合わずに、打ち上げロケットビジネスから撤退するのではないかということだ。
そう、ULAが消えてなくなる・・・。
理由は簡単。
儲からないから。
ロッキードマーチンとボーイングが、産業スパイ事件をきっかけにロケット部門を合併して作り上げた会社で、今までは、打ち上げロケットの需要を独占してきた。
他に、数トンクラスの衛星を打ち上げられるロケットを持たない米国としては、この会社に依存して打ち上げざるを得ない。
技術力も信頼性も申し分ないしな。
幸せな時代が続いたわけだが、スペースXが台頭してきて、ゲームのルールは変わった。
半額どころか、3分の1以下の価格で、匹敵する打ち上げ能力を持つロケットを作り上げた。
しかも、コストは再使用の成功に伴い、更に低減されることが見込まれている。
納税者は黙っていないだろう。
なぜ、安いロケットで打ち上げないのか。
もちろん、1社依存になるというのは問題だ。
何かあれば、米国の軍事衛星が上がらなくなるからな。
それはまずい。
価格競争よりも、打ち上げ手段を確保するという観点から、2社以上のロケットを押さえておきたい。
しかし、そういうことなら、オメガでもいいわけだ。
新規開発要素が少なく、リスクは低い。
開発費も低減できる。
打ち上げ費用次第では、全くの新規開発となるニューグレンや、少なくとも1段目が完全新規開発となるバルカンの出番はない。
やや古いが、バルカンについては、鳥嶋さんの記事が上がっている。
(ファルコン9より"賢い"再使用 - 2020年代を戦う"論理的な"ロケットとは)
https://news.mynavi.jp/article/vulcan-3/
「ロケット機体からエンジン部分のみを分離し、バリュートと呼ばれるガスで膨らむ耐熱システムを展開して大気圏に再突入し、大気圏内でパラフォイルを展開。そして降下しているところを、ヘリコプターで引っ掛けて回収する」
どう考えても、技術的ハードルが高い話だ。
バリュート自体が開発中の技術だし、パラフォイル展開での回収といっても、スペースXのフェアリング回収でさえ成功していない。
ヘリコプターで引っ掛けての回収だって、フィルムを入れたカプセルを回収するのと、ドデカいロケットエンジン(2基)を回収するのとでは訳が違う。
再使用という観点からも、この方法で採算が取れるかどうかは未知の部分がある。
もちろん、ULAは全て見通したうえでの選択なんだろうが、技術的に開発に成功したとしても、予算が少なくて儲けが出なければ撤退することになる。
2倍も3倍もするロケットに、なんで税金を使わなければならないのか。
固体燃料ベースの使い捨てロケットや、再使用できる安価なロケットがあるじゃないの・・・。
ひょっとしたら、ULAの撤退は既成事実となっていて、空軍が開発コンペをしているのは、あからさまな撤退を隠蔽するためのカモフラージュではないのか?。
新規開発で実績のないBE-4をメインエンジンとして選択したり、見込みの立たない再使用を前提とした設計をしたり、浮沈子的にはあまり真面目に取り組んでいるようには見えない。
まあ、何の根拠があるわけでもなく、例によって単なる妄想で、ファルコン9の再々使用、バルカンの初飛行延期のニュースを同時に読んで、ふっと思いついたストーリーだからな。
当てにはならない。
バルカンの初飛行は、ついこの間までは2019年とされていたようだ。
(アマゾンからやってきたロケット・エンジン)
https://news.mynavi.jp/article/vulcan-2/
「まずセントールを使用するヴァルカンを2019年から運用に投入」
この調子で行くと、2020年になれば2023年と、さらに2年延期になるかも知れない。
2022年になれば、2025年とかあ?。
まあ、どうでもいいんですが。
スペースXの独走を許さないためにも、ブルーオリジンやULAには頑張ってもらいたい(ノースロップグラマンは、技術的にはつまらんからな)。
米国空軍も、予算が10倍かかろうが何だろうが、屁理屈をこねくり回して議会をだまくらかしてでも、是非とも開発支援と運用まで持って行ってもらいたいもんだな・・・。
(ProductCard_TechSummary_Rebrand_HLSincluded_updated_DECO_BE4 1/2:追加)
https://www.ulalaunch.com/docs/default-source/rockets/atlas-v-and-delta-iv-technical-summary.pdf
バルカンの構成が、メインエンジン2基掛けである事が分かる。
官需と民需 ― 2018年10月28日 11:00
官需と民需
H3の話にも共通するんだが、従来、官需だけで賄ってきた打ち上げロケットの費用を低減する手段として、民需を取り込んで打ち上げ回数を増やし、生産ラインの合理化と収益機会の増大で、トータルのコストを下げるという手法がある。
これには、大前提があって、そもそも、民需を取り込めるだけのコスト削減が図れているかどうかだ。
経済的競争力の全くないH2Aとかで商売しようと思っても、余程のバーゲンをしなければ使ってもらえないし、そのためには、技術試験とか相乗りとか国際援助絡みで、コストを相殺する必要がある。
あるいは、衛星打ち上げ事業者が、打ち上げ手段を多角化するために、敢えて経済性には目を瞑って選択するということもあるかも知れない。
そういう方法では、もちろん数を稼げないので、民需によるコスト削減なんて不可能だ。
絵に描いた餅・・・。
H3は、そこんとこを何とかして、民需を取り込んだストーリーを描きたいに違いない。
まあ、浮沈子的には無理だと思うんだがな。
衛星事業者にとって、多少の値段の上乗せが必要だとしても、打ち上げの時期の選択が自由になったり、信頼性が高い方がビジネスとしては旨味がある。
年に数回しか上がらないロケットに、それを期待するのは無理だ。
年に7回程度のアリアンが商売になっているのは、2機の衛星を相乗りで打ち上げられたり、超重量級の衛星を打ち上げられる能力があるからだ。
ファルコン9の登場で、その牙城も揺らいでいる。
さっき、バルカンの記事を書いていて気付いたんだが、このロケットの設計は、オンボードのメインエンジン2基を回収して、コストを下げるというところがキモだ。
毎回の再使用により打ち上げコストが低減して、旺盛な民間需要を取り込むことが出来、その結果、低廉な価格を実現して官需にも安価に応えることが出来るというストーリーなわけだ。
その再使用が出来ないということになれば、費用対効果はほとんど改善されずに、新規の開発費用が掛かるだけ持ち出しになる。
官需が著しく増大するとか、従来の衛星を超えた大きさや重量のやつを打ち上げなければならないのならともかく、大して変わらないのであれば、新規開発などしない方がいいのだ。
それでも、無理くりな再使用を前提としたロケットを開発せざるを得ないのは、ファルコンシリーズの登場があったからだな。
再使用による劇的なコストの削減。
いや、再使用しなくても、従来の半額の価格で商売してくる安価なロケットの登場。
そりゃあ、デカいエンジン一発で打ち上げられた方が効率はいいに決まっているが、莫大な開発コストを掛けて技術的な勝利を得ても、使ってくれなければ話にならない。
従来は、月旅行とか、そういう景気のいい話がいっぱいあったから、おもいっきり技術的に背伸びしても、開発する意義があったんだろうが、既にそういう時代じゃなくなったからな。
既存のエンジンをクラスター化して、上手に使えば、安いコストで同等の能力を発揮でき、冗長化に伴う高度な残存性も得ることが出来る。
電子の帝国の技術を使いこなして、機械の王国を席巻する構図がここにも見られるわけだ。
そうして獲得した低コスト技術を引っ提げて、打ち上げロケットの価格破壊を行えば、他社も追随せざるを得ない。
ファルコンシリーズの場合は、1段目の再使用というギミックも付いてくるしな。
ロケット丸ごと再使用するのは大変だから、バルカンの場合はエンジンだけ回収するというコンセプトで応じる。
しかしなあ、本当に実現できるのかどうかは疑わしい。
もし、それが出来ないとすれば、バルカンの存在意義は半減する。
エンジンを乗せ換えただけの使い捨てロケットになる。
ロシア製エンジンを、いつまでも使い続けるわけにはいかないからな。
(RD-180)
https://ja.wikipedia.org/wiki/RD-180
「アメリカ国内からも安全保障に直結するロケットの基幹部品のロシアへの過度の依存を疑問視する声も以前に増して高まり、2014年8月に代替のエンジンの開発が着手された。代替のエンジンとしてブルーオリジンのBE-4とエアロジェット・ロケットダインのAR-1の開発が進められる」
BE-4が選定されたわけだが、まともに使えるかどうかは不明だ。
(ブルーオリジンがロケットエンジン供給へ、ベゾス創業の宇宙企業)
http://ascii.jp/elem/000/001/750/1750071/
「ブルーオリジン(Blue Origin)が競合ロケット企業にエンジンを供給する契約を獲得した。」
「ブルーオリジンのエンジン「BE-4 」は、ULAが建造する次世代ロケット「バルカン・セントール(Vulcan Centaur)」に使用される。」
自ら打ち上げロケットを開発するところからのエンジン供給というのは、あまり健全な話には聞こえない。
「最終的には自社が主要なロケット打ち上げ会社になる」
ブルーオリジンにしてみれば、敵に塩を送ることになるわけで、その代金で開発されたニューグレンが上がるようになれば、BE-4エンジンの供給をストップすることも出来るしな。
ULAから見れば、ライバルに生殺与奪の権限を与えてしまう話だが、そうせざるを得ないほど切羽詰まっているんだろうか?。
ともあれ、再使用によるコスト削減が実施できなければ、民需を取り込んで官需のコストを下げるというシナリオは崩壊する。
それでも、ロシア製エンジンを換装できればそれでいいとするか、さらなるコスト低減に突っ走るファルコンシリーズの当て馬になるかだな。
当て馬競争ということになれば、オメガだって負けてはいないだろう。
固体燃料ロケットの再使用については、既にスペースシャトルの固体燃料ブースターで実績があるからな(どれだけコスト削減になったかは不明)。
大どんでん返しで、主役が交代という羽目にもなりかねない。
一寸先は闇の世界だ。
莫大な税金を投入して、大見栄を切った古き良き宇宙時代は終わりを告げ、世知辛いコスト重視の民需主導の時代に代わりつつある。
官需のコスト削減のために、民需の効果を反映させようというシナリオは、その転換の時代の、まあ、言ってみれば移行措置のようなものだ。
少なくとも、地球低軌道上では、明らかにそうなりつつある。
ULAが、バルカンの再使用に失敗したからといって、必ずしも打ち上げビジネスから撤退するとは断言できないが、ライバルの開発状況次第では、あり得ない話ではない。
再使用或いは抜本的な技術革新無き単なる価格競争は、収益の低下を招き、ひいては品質の問題にも発展しかねない。
米国のロケット開発は、タイトロープを渡る時代になっているのかもしれないな・・・。
H3の話にも共通するんだが、従来、官需だけで賄ってきた打ち上げロケットの費用を低減する手段として、民需を取り込んで打ち上げ回数を増やし、生産ラインの合理化と収益機会の増大で、トータルのコストを下げるという手法がある。
これには、大前提があって、そもそも、民需を取り込めるだけのコスト削減が図れているかどうかだ。
経済的競争力の全くないH2Aとかで商売しようと思っても、余程のバーゲンをしなければ使ってもらえないし、そのためには、技術試験とか相乗りとか国際援助絡みで、コストを相殺する必要がある。
あるいは、衛星打ち上げ事業者が、打ち上げ手段を多角化するために、敢えて経済性には目を瞑って選択するということもあるかも知れない。
そういう方法では、もちろん数を稼げないので、民需によるコスト削減なんて不可能だ。
絵に描いた餅・・・。
H3は、そこんとこを何とかして、民需を取り込んだストーリーを描きたいに違いない。
まあ、浮沈子的には無理だと思うんだがな。
衛星事業者にとって、多少の値段の上乗せが必要だとしても、打ち上げの時期の選択が自由になったり、信頼性が高い方がビジネスとしては旨味がある。
年に数回しか上がらないロケットに、それを期待するのは無理だ。
年に7回程度のアリアンが商売になっているのは、2機の衛星を相乗りで打ち上げられたり、超重量級の衛星を打ち上げられる能力があるからだ。
ファルコン9の登場で、その牙城も揺らいでいる。
さっき、バルカンの記事を書いていて気付いたんだが、このロケットの設計は、オンボードのメインエンジン2基を回収して、コストを下げるというところがキモだ。
毎回の再使用により打ち上げコストが低減して、旺盛な民間需要を取り込むことが出来、その結果、低廉な価格を実現して官需にも安価に応えることが出来るというストーリーなわけだ。
その再使用が出来ないということになれば、費用対効果はほとんど改善されずに、新規の開発費用が掛かるだけ持ち出しになる。
官需が著しく増大するとか、従来の衛星を超えた大きさや重量のやつを打ち上げなければならないのならともかく、大して変わらないのであれば、新規開発などしない方がいいのだ。
それでも、無理くりな再使用を前提としたロケットを開発せざるを得ないのは、ファルコンシリーズの登場があったからだな。
再使用による劇的なコストの削減。
いや、再使用しなくても、従来の半額の価格で商売してくる安価なロケットの登場。
そりゃあ、デカいエンジン一発で打ち上げられた方が効率はいいに決まっているが、莫大な開発コストを掛けて技術的な勝利を得ても、使ってくれなければ話にならない。
従来は、月旅行とか、そういう景気のいい話がいっぱいあったから、おもいっきり技術的に背伸びしても、開発する意義があったんだろうが、既にそういう時代じゃなくなったからな。
既存のエンジンをクラスター化して、上手に使えば、安いコストで同等の能力を発揮でき、冗長化に伴う高度な残存性も得ることが出来る。
電子の帝国の技術を使いこなして、機械の王国を席巻する構図がここにも見られるわけだ。
そうして獲得した低コスト技術を引っ提げて、打ち上げロケットの価格破壊を行えば、他社も追随せざるを得ない。
ファルコンシリーズの場合は、1段目の再使用というギミックも付いてくるしな。
ロケット丸ごと再使用するのは大変だから、バルカンの場合はエンジンだけ回収するというコンセプトで応じる。
しかしなあ、本当に実現できるのかどうかは疑わしい。
もし、それが出来ないとすれば、バルカンの存在意義は半減する。
エンジンを乗せ換えただけの使い捨てロケットになる。
ロシア製エンジンを、いつまでも使い続けるわけにはいかないからな。
(RD-180)
https://ja.wikipedia.org/wiki/RD-180
「アメリカ国内からも安全保障に直結するロケットの基幹部品のロシアへの過度の依存を疑問視する声も以前に増して高まり、2014年8月に代替のエンジンの開発が着手された。代替のエンジンとしてブルーオリジンのBE-4とエアロジェット・ロケットダインのAR-1の開発が進められる」
BE-4が選定されたわけだが、まともに使えるかどうかは不明だ。
(ブルーオリジンがロケットエンジン供給へ、ベゾス創業の宇宙企業)
http://ascii.jp/elem/000/001/750/1750071/
「ブルーオリジン(Blue Origin)が競合ロケット企業にエンジンを供給する契約を獲得した。」
「ブルーオリジンのエンジン「BE-4 」は、ULAが建造する次世代ロケット「バルカン・セントール(Vulcan Centaur)」に使用される。」
自ら打ち上げロケットを開発するところからのエンジン供給というのは、あまり健全な話には聞こえない。
「最終的には自社が主要なロケット打ち上げ会社になる」
ブルーオリジンにしてみれば、敵に塩を送ることになるわけで、その代金で開発されたニューグレンが上がるようになれば、BE-4エンジンの供給をストップすることも出来るしな。
ULAから見れば、ライバルに生殺与奪の権限を与えてしまう話だが、そうせざるを得ないほど切羽詰まっているんだろうか?。
ともあれ、再使用によるコスト削減が実施できなければ、民需を取り込んで官需のコストを下げるというシナリオは崩壊する。
それでも、ロシア製エンジンを換装できればそれでいいとするか、さらなるコスト低減に突っ走るファルコンシリーズの当て馬になるかだな。
当て馬競争ということになれば、オメガだって負けてはいないだろう。
固体燃料ロケットの再使用については、既にスペースシャトルの固体燃料ブースターで実績があるからな(どれだけコスト削減になったかは不明)。
大どんでん返しで、主役が交代という羽目にもなりかねない。
一寸先は闇の世界だ。
莫大な税金を投入して、大見栄を切った古き良き宇宙時代は終わりを告げ、世知辛いコスト重視の民需主導の時代に代わりつつある。
官需のコスト削減のために、民需の効果を反映させようというシナリオは、その転換の時代の、まあ、言ってみれば移行措置のようなものだ。
少なくとも、地球低軌道上では、明らかにそうなりつつある。
ULAが、バルカンの再使用に失敗したからといって、必ずしも打ち上げビジネスから撤退するとは断言できないが、ライバルの開発状況次第では、あり得ない話ではない。
再使用或いは抜本的な技術革新無き単なる価格競争は、収益の低下を招き、ひいては品質の問題にも発展しかねない。
米国のロケット開発は、タイトロープを渡る時代になっているのかもしれないな・・・。
強風下のN-VAN ― 2018年10月28日 16:11
強風下のN-VAN
昨日の昼過ぎに、浮世の雑事で千葉方面へ。
強風(11mから12m)のアクアライン(橋梁部)を渡る。
時速40km制限の半端ない風・・・。
まあ、プラスアルファで走るが、LKASは効かない(つーことは65km以下)。
ACCだけで走る。
意外に横風には強いが、風下側の窓を全開にして走った。
教習所で習った通りにする。
追い抜かれようが何しようが、これ以上の速度で走ることは危険だ。
まだ慣れないしな。
強風域を通り過ぎて、ふつーの走りが出来るようになると、精神的にも楽になった。
ACC+LKASで、楽ちんズボラ運転。
一応、ハンドルは両手で握っていて、何かあれば対応できるようにはしているし、周囲の状況をミラーや直視で把握するようにしている。
アウェアネスって、重要だからな。
ダイビングと同じだねえ・・・。
下道をゆっくり走っても、煽られることはない。
軽バンだからな。
遅いのは当たり前だ。
中には、イラついて追い抜いていくクルマもあるが、都心の下道で1台くらい追い抜いても意味はない。
燃費は、ほぼ19kmで安定している(累積では18.8km)。
高速半分、下道半分というところか。
今の季節、基本的にエアコンは掛けない。
昨日は愚弟が一緒だったので、仕方なく掛けた。
窓を開けて走るのを極端にいやがる。
ボクスターだって、全閉で走る(アホか・・・)。
浮沈子は、全開ダイスキ!。
クルマの基本は、オープンカー(和製英語)でしょう!?。
N-VANは、運転席と助手席の窓しか開かない。
荷室の窓は、全てはめ殺しだ。
それでいい。
そういう実用車が欲しくて買ったわけだからな。
色気とかとは無縁だ。
昨日は、初めて他のN-VANとすれ違った。
色は同じ灰色。
うーん、渋い(ひいき目かあ?)。
大人の選択、大人のオモチャ(実用車ですが)。
来月は、これにしこたま荷物積んでダイビングに行く。
楽しみだな!。
風、吹かないといいな・・・。
昨日の昼過ぎに、浮世の雑事で千葉方面へ。
強風(11mから12m)のアクアライン(橋梁部)を渡る。
時速40km制限の半端ない風・・・。
まあ、プラスアルファで走るが、LKASは効かない(つーことは65km以下)。
ACCだけで走る。
意外に横風には強いが、風下側の窓を全開にして走った。
教習所で習った通りにする。
追い抜かれようが何しようが、これ以上の速度で走ることは危険だ。
まだ慣れないしな。
強風域を通り過ぎて、ふつーの走りが出来るようになると、精神的にも楽になった。
ACC+LKASで、楽ちんズボラ運転。
一応、ハンドルは両手で握っていて、何かあれば対応できるようにはしているし、周囲の状況をミラーや直視で把握するようにしている。
アウェアネスって、重要だからな。
ダイビングと同じだねえ・・・。
下道をゆっくり走っても、煽られることはない。
軽バンだからな。
遅いのは当たり前だ。
中には、イラついて追い抜いていくクルマもあるが、都心の下道で1台くらい追い抜いても意味はない。
燃費は、ほぼ19kmで安定している(累積では18.8km)。
高速半分、下道半分というところか。
今の季節、基本的にエアコンは掛けない。
昨日は愚弟が一緒だったので、仕方なく掛けた。
窓を開けて走るのを極端にいやがる。
ボクスターだって、全閉で走る(アホか・・・)。
浮沈子は、全開ダイスキ!。
クルマの基本は、オープンカー(和製英語)でしょう!?。
N-VANは、運転席と助手席の窓しか開かない。
荷室の窓は、全てはめ殺しだ。
それでいい。
そういう実用車が欲しくて買ったわけだからな。
色気とかとは無縁だ。
昨日は、初めて他のN-VANとすれ違った。
色は同じ灰色。
うーん、渋い(ひいき目かあ?)。
大人の選択、大人のオモチャ(実用車ですが)。
来月は、これにしこたま荷物積んでダイビングに行く。
楽しみだな!。
風、吹かないといいな・・・。
週末過食症VSフィットネス ― 2018年10月28日 22:38
週末過食症VSフィットネス
昨日、今日と、サボらずフィットネス。
夕方に出かけて、帰ってきてから爆食する。
昼飯とかは、ふつーに食っているので問題はない。
普段サボっている週末にフィットネスしたご褒美を欲しがる、貪欲な浮沈子の脳のせいだ。
脳なのか、胃袋なのか、両方なのかは分からんけどな。
まあ、どれでもいいんですが。
帰ってきてから洗濯して、その間にコンビニに行って仕入れてきた食物をパクつく。
至福のひと時・・・。
あっという間に食べ終わって、さて、夜食は何を食べようかと、そればかりが頭をよぎる。
先週末と体重は変わらず。
プチリバ安定。
日変動量は2kgから3kgで、毎朝定時に計測するも、2kgくらいは平気で違う。
このところ気になるのは、血圧が高めなことだ。
ちょっと気を付けなければならない。
気温が下がっているから、やや高くなるのはやむを得ないが、しばらく様子を見て、下がらないようなら受診しなければならないかもしれない。
食欲はあるし、運動のせいか気分も悪くない。
ストレス下にあることは変わらないが、それにも慣れてきた感じだ。
睡眠は取れている。
体動を計測するビボフィットによれば、概ね5時間から6時間の睡眠で、深い眠りが2時間程度、浅い眠りが4時間程度になっている。
二度寝したり、昼寝したりもするから、トータルでは8時間くらいは寝ているだろう。
健康的な、しかし怠惰な生活・・・。
もうしばらくは、この生活が続く。
来月になれば、少し変化が訪れるかもしれない。
いや、年内くらいは変わらないかも。
年越しになると、身が持たない気もする。
フィットネスは、出来るだけサボらないようにして、運動の習慣を継続する。
食事は爆食を控え(やめると言わないところが問題だな)、バランスの取れた内容に気を配る。
必然的に、食い過ぎになるので、そこは少し気を付けなければならない。
糖質は、当然制限される(爆食の時は、たっぷり摂っているけどな)。
でないと、あっという間にカロリーオーバーになる(既になってます!)。
続けているのは野菜ジュースと豆乳とトマトジュース。
ヨーグルトは、欠かさず摂る。
さっき買い出しに行ったら、店員の女の子に、揚げ鳥は買わないんですか?、と聞かれてしまった。
読まれてる・・・。
パターン化したメニューにハマっている。
問題だな・・・。
まあいい。
何か腹に入れると、途端に眠くなる。
瞼が重くなり、意識が朦朧としてくる(普段と変わらんじゃないの?)。
あなたは眠くなーる、眠くなーる、眠くなーる・・・。
おっと、ブログを書きながら、ホントに寝落ちしてしまいそうになる。
やれやれ・・・。
プチリバの中で、週末は鬼門だな。
①「運動しないで爆食する」というパターンに嵌りやすい。
今週末は、②「運動して爆食する」感じだ。
来週は、③「運動して爆食しない」というのが目標だな。
うーん、④「運動しないで爆食しない」という選択もあるか。
①>④>②>③かな。
短期的には、運動よりカロリーコントロールが体重の増減に影響があることは明らかだ。
ちっとばっか運動したからといって、体重は減らない。
しかし、長期的に見た時には、運動の有り無しは、体重の減少に大いに関連があるようだ。
(「ダイエットで一番大事なのは食事制限」ではない、運動には「カロリー消費」を超えた効果がある)
https://gigazine.net/news/20181023-exercise-weight-loss/
「運動は人の身体組成を変え、安静時代謝を改善し、食への好みを変えます。」
うーん、身体組成が変わったかどうかは分からないが、浮沈子の場合、食への好みは変わらないな。
身体に悪いものなら、何でも大好きだ。
塩、油、糖質(米飯ダイスキ!)、エトセエトセ・・・。
大好きなだけではなく、一度に大量に摂取する(ドカ食い)が幸せの秘訣だ(そんなあ!)。
「運動なしで食事制限を含めた食習慣を変えることは難しく、ダイエットは継続しがたいもの。」
「短期的に見れば、食事制限は減量につながるように見えます。しかし、食事制限を長期にわたって続けるのは非常に難しく、最終的に減量を諦めてしまうことにつながりかねません。」
前回のダイエットで挫折し、10kg以上もリバウンドした浮沈子は、この説明には激しく同意だな。
「運動は食生活の変化を受け入れやすくします。そして運動能力が上がっていけば、運動自体を楽しむことが可能になります。」
残念ながら、まだそこまで行っていないけどな。
「運動を習慣化すれば食事を変え、より健康的な生活を選ぶことが可能になるため、長期的にみれば、著しい減量には運動が必須と言えるわけです。」
そう上手くいくとは思えないが、試してみる価値はある。
先の不等式は、こう書くのが正しいかも。
①→②→③(④は省略)
①「運動しないで爆食する」
②「運動して爆食する」
③「運動して爆食しない」
④「運動しないで爆食しない」
浮沈子的には、2番目のステージにいるわけだが、来週には3番目のステージに移行しているかも(いやいや、1番目のステージに逆戻りじゃね?)。
今日のところは、運動して爆食し、この後、爆睡するところまでだな・・・。
昨日、今日と、サボらずフィットネス。
夕方に出かけて、帰ってきてから爆食する。
昼飯とかは、ふつーに食っているので問題はない。
普段サボっている週末にフィットネスしたご褒美を欲しがる、貪欲な浮沈子の脳のせいだ。
脳なのか、胃袋なのか、両方なのかは分からんけどな。
まあ、どれでもいいんですが。
帰ってきてから洗濯して、その間にコンビニに行って仕入れてきた食物をパクつく。
至福のひと時・・・。
あっという間に食べ終わって、さて、夜食は何を食べようかと、そればかりが頭をよぎる。
先週末と体重は変わらず。
プチリバ安定。
日変動量は2kgから3kgで、毎朝定時に計測するも、2kgくらいは平気で違う。
このところ気になるのは、血圧が高めなことだ。
ちょっと気を付けなければならない。
気温が下がっているから、やや高くなるのはやむを得ないが、しばらく様子を見て、下がらないようなら受診しなければならないかもしれない。
食欲はあるし、運動のせいか気分も悪くない。
ストレス下にあることは変わらないが、それにも慣れてきた感じだ。
睡眠は取れている。
体動を計測するビボフィットによれば、概ね5時間から6時間の睡眠で、深い眠りが2時間程度、浅い眠りが4時間程度になっている。
二度寝したり、昼寝したりもするから、トータルでは8時間くらいは寝ているだろう。
健康的な、しかし怠惰な生活・・・。
もうしばらくは、この生活が続く。
来月になれば、少し変化が訪れるかもしれない。
いや、年内くらいは変わらないかも。
年越しになると、身が持たない気もする。
フィットネスは、出来るだけサボらないようにして、運動の習慣を継続する。
食事は爆食を控え(やめると言わないところが問題だな)、バランスの取れた内容に気を配る。
必然的に、食い過ぎになるので、そこは少し気を付けなければならない。
糖質は、当然制限される(爆食の時は、たっぷり摂っているけどな)。
でないと、あっという間にカロリーオーバーになる(既になってます!)。
続けているのは野菜ジュースと豆乳とトマトジュース。
ヨーグルトは、欠かさず摂る。
さっき買い出しに行ったら、店員の女の子に、揚げ鳥は買わないんですか?、と聞かれてしまった。
読まれてる・・・。
パターン化したメニューにハマっている。
問題だな・・・。
まあいい。
何か腹に入れると、途端に眠くなる。
瞼が重くなり、意識が朦朧としてくる(普段と変わらんじゃないの?)。
あなたは眠くなーる、眠くなーる、眠くなーる・・・。
おっと、ブログを書きながら、ホントに寝落ちしてしまいそうになる。
やれやれ・・・。
プチリバの中で、週末は鬼門だな。
①「運動しないで爆食する」というパターンに嵌りやすい。
今週末は、②「運動して爆食する」感じだ。
来週は、③「運動して爆食しない」というのが目標だな。
うーん、④「運動しないで爆食しない」という選択もあるか。
①>④>②>③かな。
短期的には、運動よりカロリーコントロールが体重の増減に影響があることは明らかだ。
ちっとばっか運動したからといって、体重は減らない。
しかし、長期的に見た時には、運動の有り無しは、体重の減少に大いに関連があるようだ。
(「ダイエットで一番大事なのは食事制限」ではない、運動には「カロリー消費」を超えた効果がある)
https://gigazine.net/news/20181023-exercise-weight-loss/
「運動は人の身体組成を変え、安静時代謝を改善し、食への好みを変えます。」
うーん、身体組成が変わったかどうかは分からないが、浮沈子の場合、食への好みは変わらないな。
身体に悪いものなら、何でも大好きだ。
塩、油、糖質(米飯ダイスキ!)、エトセエトセ・・・。
大好きなだけではなく、一度に大量に摂取する(ドカ食い)が幸せの秘訣だ(そんなあ!)。
「運動なしで食事制限を含めた食習慣を変えることは難しく、ダイエットは継続しがたいもの。」
「短期的に見れば、食事制限は減量につながるように見えます。しかし、食事制限を長期にわたって続けるのは非常に難しく、最終的に減量を諦めてしまうことにつながりかねません。」
前回のダイエットで挫折し、10kg以上もリバウンドした浮沈子は、この説明には激しく同意だな。
「運動は食生活の変化を受け入れやすくします。そして運動能力が上がっていけば、運動自体を楽しむことが可能になります。」
残念ながら、まだそこまで行っていないけどな。
「運動を習慣化すれば食事を変え、より健康的な生活を選ぶことが可能になるため、長期的にみれば、著しい減量には運動が必須と言えるわけです。」
そう上手くいくとは思えないが、試してみる価値はある。
先の不等式は、こう書くのが正しいかも。
①→②→③(④は省略)
①「運動しないで爆食する」
②「運動して爆食する」
③「運動して爆食しない」
④「運動しないで爆食しない」
浮沈子的には、2番目のステージにいるわけだが、来週には3番目のステージに移行しているかも(いやいや、1番目のステージに逆戻りじゃね?)。
今日のところは、運動して爆食し、この後、爆睡するところまでだな・・・。
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