ファルコン9は何を飛ばしたのか ― 2018年12月05日 03:36
ファルコン9は何を飛ばしたのか
今回の打ち上げ(12月3日:UTC)で、ファルコン9は何を飛ばしたのか。
64機(15機のマイクロサットと49機のキューブサット)と言われているが、具体にどんな衛星だったのか。
気になりません?。
いや、浮沈子は、余り衛星には興味がないんだがな。
惑星探査機とかになれば、その力の入れようは半端ないし、国家の威信が掛かるけど、SSO(太陽同期軌道)をちょろちょろ回っているような衛星は、どーせろくでもないに決まっているしな(そうなのかあ?)。
スペースXのスターリンクみたいに、1万機とかになると、さすがにリストアップする気にもならないが、64機位なら少し調べてみようかという気になる。
こういう時に頼りになるのはこのページ。
(Falcon-9 v1.2 (Block 5) (Falcon-9FT (Block 5)))
https://space.skyrocket.de/doc_lau_det/falcon-9_v1-2_b5.htm
「国名等:タイプ:運用者:運用期間:重量(衛星種別)
・SkySat 14, 15 /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/skysat-3.htm
米国:地球観測:プラネットラボ:6年間:〜120 kg(マイクロサット)
・Eu:CROPIS /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/eu-cropis.htm
ドイツ:ライフサイエンス:DLR:1年:250 kg(マイクロサット)
・STPSat 5 /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/stpsat-5.htm
米国:技術:USAF STP(宇宙実験プログラム):ー:ー(マイクロサット)
・FalconSat 6 /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/falconsat-6.htm
米国:実験的:米空軍アカデミー:ー:181 kg(マイクロサット)
・NEXTSat 1 /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/nextsat-1.htm
韓国:技術:KAIST:-:〜100 kg(マイクロサット)
・KazSTSAT /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/kazstsat.htm
カザフスタン:地球観測:ガラムLLP:ー:〜50 kg(マイクロサット)
・eXCITe /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/excite.htm
米国:技術:NovaWurks、DARPA:2-9週間:155キロ(マイクロサット:次項のSeeMeを搭載している)
・SeeMe /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/seeme.htm
米国:技術:DARPA:60-90日間(本文より):〜25 kg(マイクロサット:前項のeXCITeに搭載されている)
・ICEYE X2 /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/iceye-x2.htm
フィンランド:地球観測、レーダー:ICEYE:ー:80 kg(マイクロサット)
・BlackSky Global 2 /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/blacksky-global.htm
米国:地球観測: BlackSky Global:3年:56キロ(マイクロサット)
・ESEO /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/eseo.htm
ヨーロッパ:技術:ESA:6ヵ月:44キロ(マイクロサット)
・Hawk A, B, C /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/hawkeye-pathfinder.htm
米国:トラフィック監視、SIGINT:HawkEye 360:ー:-(マイクロサット)
・Capella 1 /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/capella-1.htm
米国:地球観測:カペラスペース:ー:<40 kg(マイクロサット)
・AISTECHSAT 2 /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/aistechsat-1.htm
スペイン:交通監視、地球観測:アステック:-:-(6Uキューブサット)
・BlackHawk /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/blackhawk.htm
米国:技術:ViaSat:ー:-(6Uキューブサット)
・CSIM-FD /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/csim-fd.htm
米国:ソーラーリサーチ:ー:コロラド大学ボールダー校(CU)の大気・宇宙物理研究室(LASP):-(6Uキューブサット)
・Hiber 2 /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/hiber-1.htm
オランダ:コミュニケーション: Hiber Global(旧マグニチュードスペース):ー:-(6Uキューブサット)
・ITASAT 1 /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/itasat-1.htm
ブラジル:技術:InstitutoTecnológicodeAeronáutica(ITA):1年:8キロ(6Uキューブサット)
・Landmapper-BC 4 /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/landmapper-bc.htm
米国:地球観測:アストロデジタル(旧アクイラスペース):5年:11キロ(6Uキューブサット)
・ORS 7A, 7B /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/ors-7.htm
米国:コミュニケーション:米国沿岸警備隊(USGC); 国土安全保障省(DHS):ー:-(6Uキューブサット)
・Al-Farabi 2 /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/al-farabi-2.htm
カザフスタン:教育、技術:アル・ファラビ・カザフ国立大学:ー:-(3Uキューブサット)
・Astrocast 0.1 /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/astrocast-0.htm
スイス:コミュニケーション:Astrocast SA(旧ELSE SA):ー:4キロ(3Uキューブサット)
・Audacy 0 /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/audacy-zero.htm
米国:技術:Audacy:4.4年:4キロ(3Uキューブサット)
・BRIO /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/brio.htm
米国:技術:スペースクエスト、ミリオタ:-:-(3Uキューブサット)
・Centauri 1 /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/centauri-1.htm
米国:コミュニケーション:Fleet Space Technologies:-:-(3Uキューブサット)
・Eaglet 1 /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/eaglet-1.htm
イタリア:地球観測:OHB Italia SpA:-:5キロ(3Uキューブサット)
・Enoch /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/enoch.htm
米国:アート(!):LACMA:7年:-(3Uキューブサット)
・Flock-3s 1, 2, 3 /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/flock-1.htm
米国:技術:プラネットラボ:2〜3年:5キロ(3Uキューブサット)
・ICE-Cap /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/ice-cap.htm
米国:コミュニケーション:米海軍PEO宇宙システム:-:-(3Uキューブサット)
・K2SAT /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/k2sat.htm
韓国:技術:KAIST、韓国朝鮮空軍師団、朝鮮大学:-:-(3Uキューブサット)
・KazSciSat 1 /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/kazscisat-1.htm
カザフスタン:技術:ガラムLLP:-:4.5キロ(3Uキューブサット)
・MinXSS 2 /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/minxss.htm
米国:ソーラーリサーチ:コロラド大学ボールダー校(CU)の大気・宇宙物理研究室(LASP):ー:4キロ(3Uキューブサット)
・Orbital Reflector /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/orbital-reflector.htm
米国:アート(!):ネバダ美術館、ORプロダクションズ:ー:4キロ(3Uキューブサット)
・RAAF M1 /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/raaf-m1.htm
オーストラリア:技術:オーストラリア国防総省アカデミー、オーストラリア空軍:ー:4キロ(3Uキューブサット)
・SeaHawk 1 /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/seahawk.htm
米国:地球観測:ノースカロライナ大学:ー:4キロ(3Uキューブサット)
・SNUSAT 2 /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/snusat-2.htm
韓国:技術、地球観測:ソウル大学:ー:-(3Uキューブサット)
・THEA /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/thea.htm
米国:技術:SpaceQuest、Aurora Insight:ー:-(3Uキューブサット)
・VESTA /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/vesta.htm
カナダ:技術、コミュニケーション:exactEarth:-:5キロ(3Uキューブサット)
・PW-Sat 2 /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/pw-sat-2.htm
ポーランド:技術:ワルシャワ工科大学:ー:2 kg(2Uキューブサット)
・SNUGLITE /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/snuglite.htm
韓国:技術:ソウル大学:3ヶ月:2 kg(2Uキューブサット)
・VisionCube /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/visioncube.htm
韓国:テクノロジー、熱圏研究:韓国航空宇宙大学:ー:2 kg(2Uキューブサット)
・RANGE A, B /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/range.htm
米国:技術:ジョージア工科大学:ー:4キロ(1.5Uキューブサット)
・Elysium-Star 2 /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/elysium-star-2.htm
米国:スペース埋葬(!):エリジアムスペース:ー:1 kg(1Uキューブサット)
・ExseedSat 1 /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/exseedsat-1.htm
インド:技術:ー:Exseed Space:1 kg(1Uキューブサット)
・Fox 1C /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/fox-1c.htm
米国:アマチュア通信、技術:バージニア工科大学ヴァンダービルト大学AMSAT:ー:1 kg(1Uキューブサット)
・Hamilton 1 /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/hamilton-1.htm
米国:技術:Kubos Corp.:ー:1 kg(1Uキューブサット)
・Irvine 02 /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/irvine-02.htm
米国:技術:アーバイン公立学校財団:ー:1 kg(1Uキューブサット)
・JY1-Sat /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/jy1-sat.htm
ヨルダン:技術、アマチュア通信:様々なヨルダンの大学から来た工学系学生:ー:1 kg(1Uキューブサット)
・KNACKSAT /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/knacksat.htm
タイ:技術:モンクトーン工科大学ノース・バンコク(KMUTNB):ー:1 kg(1Uキューブサット)
・MOVE 2 /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/move-2.htm
ドイツ:技術:ー:ミュンヘン工科大学:1 kg(1Uキューブサット)
・SpaceBEE 5, 6, 7 /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/spacebee-5.htm
米国:技術:Swarm Technologies:6ヶ月から2年:1 kg(1Uキューブサット)
・Suomi-100 /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/suomi-100.htm
フィンランド:技術、電離層研究:アールト大学:2年:2 kg(1Uキューブサット)
・WeissSat 1 /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/weisssat-1.htm
米国:技術:ヴァイススクール:ー:1 kg(1Uキューブサット)
・Sirion Pathfinder 2 /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/sirion-pathfinder-2.htm
米国:技術:シリオン・グローバル:ー:ー(16Uキューブサット)」
技術実証(30:他の表記があるものを除く)が多いが、地球観測(11)、通信(9)、宇宙空間観測(4)、教育(1)、宇宙葬(1)、アート(2)、その他(5)と多彩だな(区分はテキトーです)。
国別では、米国がアットーテキに多い。
・米国:39(マイクロ:11、16U:1、6U:5、3U:12、1.5U:2、1U:8)
・ドイツ:2(マイクロ:1、1U:1)
・韓国:5(マイクロ:1、3U:2、2U:2)
・カザフスタン:3(マイクロ:1、3U:2)
・フィンランド:2(マイクロ:1、1U:1)
・欧州:1(マイクロ:1)
・スペイン:1(6U:1)
・オランダ:1(6U:1)
・ブラジル:1(6U:1)
・スイス:1(3U:1)
・イタリア:1(3U:1)
・オーストラリア:1(3U:1)
・カナダ:1(3U:1)
・ポーランド:1(2U:1)
・インド:1(1U:1)
・ヨルダン:1(1U:1)
・タイ:1(1U:1)
なんか、数が合わないけど(マイクロ16機、キューブ47機、計63機)、大体の傾向が分かればいい(マイクロサットの数が多いのは、eXCITeとSeeMeの関係かも知れない:1機としてカウント?)。
かなり古い記事だが、SSO-Aについては、これが詳しかったな。
(SSO-A (Sun Synchronous Orbit – A) — first Rideshare mission of Spaceflight Industries)
https://directory.eoportal.org/web/eoportal/satellite-missions/content/-/article/sso-a
「Spaceflightによれば、SSO-Aミッションに予約された71の衛星のうち、30以上が海外の顧客からのものです。」
「オーストラリア、イタリア、オランダ、フィンランド、韓国、スペイン、スイス、英国、ドイツ、ヨルダン、カザフスタン、タイ、ポーランド、カナダ、南アフリカ、南アフリカ、(略)ブラジル、インド」(南アフリカは重複)
元々は、71機もあったわけで、ガンターのリストでは、欧州を入れても17か国だ(英国と南アフリカが抜けている)。
取りまとめ会社のページを見ても、リストになってるわけじゃないしな。
(INTRODUCING SSO-A:THE SMALLSAT EXPRESS)
http://spaceflight.com/sso-a/
「米国、オーストラリア、イタリア、オランダ、フィンランド、韓国、スペイン、スイス、英国、ドイツ、ドイツなど17カ国の国際機関から25社以上が参加しています。ヨルダン、カザフスタン、タイ、ポーランド、カナダ、ブラジル、インド。」(今度はドイツが重複)
どうも、英国が落ちてるような気もするんだが、それらしいのはVESTAしかない(カナダ扱い)。
まあ、どうでもいいんですが。
ウィキで見ても、全部出ているわけではない。
(2018 in spaceflight:December)
https://en.wikipedia.org/wiki/2018_in_spaceflight#December
まあいい。
ざっくり、こんな感じということで、様々なサイズの衛星が打ち上げられたということが分かった。
今回の打ち上げ(12月3日:UTC)で、ファルコン9は何を飛ばしたのか。
64機(15機のマイクロサットと49機のキューブサット)と言われているが、具体にどんな衛星だったのか。
気になりません?。
いや、浮沈子は、余り衛星には興味がないんだがな。
惑星探査機とかになれば、その力の入れようは半端ないし、国家の威信が掛かるけど、SSO(太陽同期軌道)をちょろちょろ回っているような衛星は、どーせろくでもないに決まっているしな(そうなのかあ?)。
スペースXのスターリンクみたいに、1万機とかになると、さすがにリストアップする気にもならないが、64機位なら少し調べてみようかという気になる。
こういう時に頼りになるのはこのページ。
(Falcon-9 v1.2 (Block 5) (Falcon-9FT (Block 5)))
https://space.skyrocket.de/doc_lau_det/falcon-9_v1-2_b5.htm
「国名等:タイプ:運用者:運用期間:重量(衛星種別)
・SkySat 14, 15 /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/skysat-3.htm
米国:地球観測:プラネットラボ:6年間:〜120 kg(マイクロサット)
・Eu:CROPIS /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/eu-cropis.htm
ドイツ:ライフサイエンス:DLR:1年:250 kg(マイクロサット)
・STPSat 5 /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/stpsat-5.htm
米国:技術:USAF STP(宇宙実験プログラム):ー:ー(マイクロサット)
・FalconSat 6 /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/falconsat-6.htm
米国:実験的:米空軍アカデミー:ー:181 kg(マイクロサット)
・NEXTSat 1 /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/nextsat-1.htm
韓国:技術:KAIST:-:〜100 kg(マイクロサット)
・KazSTSAT /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/kazstsat.htm
カザフスタン:地球観測:ガラムLLP:ー:〜50 kg(マイクロサット)
・eXCITe /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/excite.htm
米国:技術:NovaWurks、DARPA:2-9週間:155キロ(マイクロサット:次項のSeeMeを搭載している)
・SeeMe /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/seeme.htm
米国:技術:DARPA:60-90日間(本文より):〜25 kg(マイクロサット:前項のeXCITeに搭載されている)
・ICEYE X2 /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/iceye-x2.htm
フィンランド:地球観測、レーダー:ICEYE:ー:80 kg(マイクロサット)
・BlackSky Global 2 /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/blacksky-global.htm
米国:地球観測: BlackSky Global:3年:56キロ(マイクロサット)
・ESEO /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/eseo.htm
ヨーロッパ:技術:ESA:6ヵ月:44キロ(マイクロサット)
・Hawk A, B, C /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/hawkeye-pathfinder.htm
米国:トラフィック監視、SIGINT:HawkEye 360:ー:-(マイクロサット)
・Capella 1 /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/capella-1.htm
米国:地球観測:カペラスペース:ー:<40 kg(マイクロサット)
・AISTECHSAT 2 /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/aistechsat-1.htm
スペイン:交通監視、地球観測:アステック:-:-(6Uキューブサット)
・BlackHawk /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/blackhawk.htm
米国:技術:ViaSat:ー:-(6Uキューブサット)
・CSIM-FD /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/csim-fd.htm
米国:ソーラーリサーチ:ー:コロラド大学ボールダー校(CU)の大気・宇宙物理研究室(LASP):-(6Uキューブサット)
・Hiber 2 /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/hiber-1.htm
オランダ:コミュニケーション: Hiber Global(旧マグニチュードスペース):ー:-(6Uキューブサット)
・ITASAT 1 /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/itasat-1.htm
ブラジル:技術:InstitutoTecnológicodeAeronáutica(ITA):1年:8キロ(6Uキューブサット)
・Landmapper-BC 4 /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/landmapper-bc.htm
米国:地球観測:アストロデジタル(旧アクイラスペース):5年:11キロ(6Uキューブサット)
・ORS 7A, 7B /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/ors-7.htm
米国:コミュニケーション:米国沿岸警備隊(USGC); 国土安全保障省(DHS):ー:-(6Uキューブサット)
・Al-Farabi 2 /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/al-farabi-2.htm
カザフスタン:教育、技術:アル・ファラビ・カザフ国立大学:ー:-(3Uキューブサット)
・Astrocast 0.1 /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/astrocast-0.htm
スイス:コミュニケーション:Astrocast SA(旧ELSE SA):ー:4キロ(3Uキューブサット)
・Audacy 0 /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/audacy-zero.htm
米国:技術:Audacy:4.4年:4キロ(3Uキューブサット)
・BRIO /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/brio.htm
米国:技術:スペースクエスト、ミリオタ:-:-(3Uキューブサット)
・Centauri 1 /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/centauri-1.htm
米国:コミュニケーション:Fleet Space Technologies:-:-(3Uキューブサット)
・Eaglet 1 /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/eaglet-1.htm
イタリア:地球観測:OHB Italia SpA:-:5キロ(3Uキューブサット)
・Enoch /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/enoch.htm
米国:アート(!):LACMA:7年:-(3Uキューブサット)
・Flock-3s 1, 2, 3 /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/flock-1.htm
米国:技術:プラネットラボ:2〜3年:5キロ(3Uキューブサット)
・ICE-Cap /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/ice-cap.htm
米国:コミュニケーション:米海軍PEO宇宙システム:-:-(3Uキューブサット)
・K2SAT /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/k2sat.htm
韓国:技術:KAIST、韓国朝鮮空軍師団、朝鮮大学:-:-(3Uキューブサット)
・KazSciSat 1 /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/kazscisat-1.htm
カザフスタン:技術:ガラムLLP:-:4.5キロ(3Uキューブサット)
・MinXSS 2 /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/minxss.htm
米国:ソーラーリサーチ:コロラド大学ボールダー校(CU)の大気・宇宙物理研究室(LASP):ー:4キロ(3Uキューブサット)
・Orbital Reflector /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/orbital-reflector.htm
米国:アート(!):ネバダ美術館、ORプロダクションズ:ー:4キロ(3Uキューブサット)
・RAAF M1 /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/raaf-m1.htm
オーストラリア:技術:オーストラリア国防総省アカデミー、オーストラリア空軍:ー:4キロ(3Uキューブサット)
・SeaHawk 1 /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/seahawk.htm
米国:地球観測:ノースカロライナ大学:ー:4キロ(3Uキューブサット)
・SNUSAT 2 /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/snusat-2.htm
韓国:技術、地球観測:ソウル大学:ー:-(3Uキューブサット)
・THEA /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/thea.htm
米国:技術:SpaceQuest、Aurora Insight:ー:-(3Uキューブサット)
・VESTA /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/vesta.htm
カナダ:技術、コミュニケーション:exactEarth:-:5キロ(3Uキューブサット)
・PW-Sat 2 /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/pw-sat-2.htm
ポーランド:技術:ワルシャワ工科大学:ー:2 kg(2Uキューブサット)
・SNUGLITE /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/snuglite.htm
韓国:技術:ソウル大学:3ヶ月:2 kg(2Uキューブサット)
・VisionCube /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/visioncube.htm
韓国:テクノロジー、熱圏研究:韓国航空宇宙大学:ー:2 kg(2Uキューブサット)
・RANGE A, B /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/range.htm
米国:技術:ジョージア工科大学:ー:4キロ(1.5Uキューブサット)
・Elysium-Star 2 /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/elysium-star-2.htm
米国:スペース埋葬(!):エリジアムスペース:ー:1 kg(1Uキューブサット)
・ExseedSat 1 /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/exseedsat-1.htm
インド:技術:ー:Exseed Space:1 kg(1Uキューブサット)
・Fox 1C /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/fox-1c.htm
米国:アマチュア通信、技術:バージニア工科大学ヴァンダービルト大学AMSAT:ー:1 kg(1Uキューブサット)
・Hamilton 1 /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/hamilton-1.htm
米国:技術:Kubos Corp.:ー:1 kg(1Uキューブサット)
・Irvine 02 /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/irvine-02.htm
米国:技術:アーバイン公立学校財団:ー:1 kg(1Uキューブサット)
・JY1-Sat /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/jy1-sat.htm
ヨルダン:技術、アマチュア通信:様々なヨルダンの大学から来た工学系学生:ー:1 kg(1Uキューブサット)
・KNACKSAT /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/knacksat.htm
タイ:技術:モンクトーン工科大学ノース・バンコク(KMUTNB):ー:1 kg(1Uキューブサット)
・MOVE 2 /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/move-2.htm
ドイツ:技術:ー:ミュンヘン工科大学:1 kg(1Uキューブサット)
・SpaceBEE 5, 6, 7 /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/spacebee-5.htm
米国:技術:Swarm Technologies:6ヶ月から2年:1 kg(1Uキューブサット)
・Suomi-100 /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/suomi-100.htm
フィンランド:技術、電離層研究:アールト大学:2年:2 kg(1Uキューブサット)
・WeissSat 1 /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/weisssat-1.htm
米国:技術:ヴァイススクール:ー:1 kg(1Uキューブサット)
・Sirion Pathfinder 2 /
https://space.skyrocket.de/doc_sdat/sirion-pathfinder-2.htm
米国:技術:シリオン・グローバル:ー:ー(16Uキューブサット)」
技術実証(30:他の表記があるものを除く)が多いが、地球観測(11)、通信(9)、宇宙空間観測(4)、教育(1)、宇宙葬(1)、アート(2)、その他(5)と多彩だな(区分はテキトーです)。
国別では、米国がアットーテキに多い。
・米国:39(マイクロ:11、16U:1、6U:5、3U:12、1.5U:2、1U:8)
・ドイツ:2(マイクロ:1、1U:1)
・韓国:5(マイクロ:1、3U:2、2U:2)
・カザフスタン:3(マイクロ:1、3U:2)
・フィンランド:2(マイクロ:1、1U:1)
・欧州:1(マイクロ:1)
・スペイン:1(6U:1)
・オランダ:1(6U:1)
・ブラジル:1(6U:1)
・スイス:1(3U:1)
・イタリア:1(3U:1)
・オーストラリア:1(3U:1)
・カナダ:1(3U:1)
・ポーランド:1(2U:1)
・インド:1(1U:1)
・ヨルダン:1(1U:1)
・タイ:1(1U:1)
なんか、数が合わないけど(マイクロ16機、キューブ47機、計63機)、大体の傾向が分かればいい(マイクロサットの数が多いのは、eXCITeとSeeMeの関係かも知れない:1機としてカウント?)。
かなり古い記事だが、SSO-Aについては、これが詳しかったな。
(SSO-A (Sun Synchronous Orbit – A) — first Rideshare mission of Spaceflight Industries)
https://directory.eoportal.org/web/eoportal/satellite-missions/content/-/article/sso-a
「Spaceflightによれば、SSO-Aミッションに予約された71の衛星のうち、30以上が海外の顧客からのものです。」
「オーストラリア、イタリア、オランダ、フィンランド、韓国、スペイン、スイス、英国、ドイツ、ヨルダン、カザフスタン、タイ、ポーランド、カナダ、南アフリカ、南アフリカ、(略)ブラジル、インド」(南アフリカは重複)
元々は、71機もあったわけで、ガンターのリストでは、欧州を入れても17か国だ(英国と南アフリカが抜けている)。
取りまとめ会社のページを見ても、リストになってるわけじゃないしな。
(INTRODUCING SSO-A:THE SMALLSAT EXPRESS)
http://spaceflight.com/sso-a/
「米国、オーストラリア、イタリア、オランダ、フィンランド、韓国、スペイン、スイス、英国、ドイツ、ドイツなど17カ国の国際機関から25社以上が参加しています。ヨルダン、カザフスタン、タイ、ポーランド、カナダ、ブラジル、インド。」(今度はドイツが重複)
どうも、英国が落ちてるような気もするんだが、それらしいのはVESTAしかない(カナダ扱い)。
まあ、どうでもいいんですが。
ウィキで見ても、全部出ているわけではない。
(2018 in spaceflight:December)
https://en.wikipedia.org/wiki/2018_in_spaceflight#December
まあいい。
ざっくり、こんな感じということで、様々なサイズの衛星が打ち上げられたということが分かった。
天気晴朗なれども黴臭い! ― 2018年12月05日 18:44
天気晴朗なれども黴臭い!
ファルコン9の打ち上げが延期された。
その理由というのが振るっている。
(RATS! SPACEX CRS-16 MISSION SLIPS AGAIN!)
https://www.spaceflightinsider.com/organizations/space-exploration-technologies/rats-spacex-crs-16-mission-slips-again/
「実験中にマウスによって消費されるであろう食物バーは、カビを発生させることが判明した。バーのいくつかは良好な状態であるように見えましたが、バーのいずれかを送信するリスクを回避し、代わりに割り当て全体を置き換えることにしました。」(自動翻訳のまま:以下同じ)
全とっかえだな。
それが正しい。
実験の詳細はこちら。
(Rodent Research-8 (Rodent Research-8 (RR-8)) - 09.26.18)
https://www.nasa.gov/mission_pages/station/research/experiments/2760.html
「宇宙で飛行し、地球上に保たれた若いマウスと老いたマウスのグループを使って、老化の生理学と病気の進行に対する年齢の影響を調べます。」
中身を読むと、ちょっと刺激的なことも書いてあるので(解剖とか安楽死とか凍結保存とか)、苦手な方はパスした方がいいかも。
浮沈子は苦手だ・・・。
40匹のマウスが、最長60日間無重力状態で飼育される。
その間のエサとなる食物バーの一部に、カビが生えていたらしい。
新しい食物バーと交換されるというが、そっちは大丈夫なんだろうな?。
おかげで打ち上げは24時間延期。
ISS補給ミッションは、周回しているISSにタイミングを合わせなければいけないので、打ち上げウインドウは1秒(たぶん、正確には0秒)しか開かない。
ったく・・・。
もちろん、乗っているネズ公ども(失礼!、おネズミ様)のせいではない。
エサを用意した人間のせいだからな。
しかし、もっと前にチェックして、替えるなら替えるで対応しておけよ・・・。
貨物便とはいえ、マウスやそのエサなど、生ものを乗せて運ぶ。
ペイロードの管理は重要だ。
エサに取りついたカビが、ISSの壁面で増殖し、制御コンピューターを乗っ取り、ISS丸ごと落下させかねない。
ああ、また妄想が・・・。
(イロウル)
https://dic.pixiv.net/a/%E3%82%A4%E3%83%AD%E3%82%A6%E3%83%AB
「イロウルは、ユダヤ・キリスト伝承に登場する天使。または新世紀エヴァンゲリオンに登場する、使徒と呼ばれる敵の一体。」
「微生物状の使徒であり、その実態は他の使徒とは異なり群体で、多くのナノマシンの集合体(不定形だが、ハッキングの際は電子回路パターンに似た姿を構成する)。」
まあ、一般的な解説だな。
(新世紀エヴァンゲリオン第13話:海外の反応「微生物の使徒なんて思ってもみなかったよ」)
http://kaigai-otaku.jp/anime/evangelion/ev13
ちょっとコアな解説だけど、ハッキングされるコンピューターMAGIの解説に出てくるこの記述にドキッとする。
「・メルキオール Melchior (黄金。王権の象徴、青年の姿の賢者)
・バルタザール Balthasar (乳香。神性の象徴、壮年の姿の賢者)
・カスパール Casper (没薬。将来の受難である死の象徴、老人の姿の賢者)」
今回のマウスの実験は、宇宙における筋肉や骨の劣化が地上における老化とどう関係するかというのがテーマだ(そうなのかあ?)。
東方の三賢者が象徴しているのが、青年・壮年・老人というところで、何か繋がるものを感じた。
まあ、どうでもいいんですが。
妄想の続きを・・・。
そう、食物バーに取りついたカビに姿を変えた使徒は、ISSのメインコンピューター(MAJI:マジ?)に侵入し、数百トン(ウィキによれば340トン以上)に及ぶISSを落下させようとしていたわけだ。
さすがNASAだな。
その野望を、直前で見事に食い止めたわけだ。
しかし、安心するのはまだ早い。
ひょっとしたら、既にマウスに憑りついて、乗っ取ってしまっているかもしれないじゃないの!。
厳選されたマウスだからな(地上の対象群と遺伝的にも同じ)。
そう簡単に取り換えるわけにもいかない。
このまま打ち上げちまって、大丈夫なんだろうか?。
ISSの宇宙飛行士が、ある日、壁のしみに気付く。
誰かが汚したのかもしれないと思い、気にも留めないでいると、みるみる広がってISS中を汚染しまくる。
感染源となったマウスは巨大化、凶暴化し、檻を破って暴れまくる(この展開はないんじゃね?:怪獣映画じゃあるまいし)。
阿鼻叫喚のうちに、コントロールを失うISS。
地上の遠隔操作もままならず、徐々に高度を下げてくる。
どーしよー!?。
なーに、こういう時のために、非常手段は備えている。
浮沈子は、前から怪しいと睨んでいたんだが、ISSのバッテリーって、妙にデカすぎると思ってたんだ。
しかも、リチウムイオンバッテリーに交換しても、1バンク当たり3個は置いてくるという(HTVのラックに積み切れないからという、もっともらしい理由はあるとしてもだ)。
なぜ?。
そう、非常の際には爆発させてISSをバラバラにしてしまう爆薬が仕掛けてあったのさ(そんなあ!)。
それは、メインコンピューターが乗っ取られても大丈夫なように、起爆装置と共にトーラスの外壁に独立している。
地上のコントロールルームで、震える手で、そのスイッチを押すNASAのオペレーター・・・。
カチッ(あぁっ!)。
あれーえ?、何も起こんないじゃん!?。
予想を超えて、自爆システムまでハッキングされてしまったのか(真相は後程)。
モニターを眺めながら、関係者一同がボーゼンと見守る中、大気圏に突入する巨大宇宙ステーション・・・。
予想墜落地点は、某国の首都だ(まあ、どこでもいいんですが)。
もう、絶体絶命の大ピンチ!。
だが、物語は一瞬のうちにハッピーエンドになる。
S社のボスは、コンピューターハッカーでもあったわけだからな。
ISSのメインコンピューターMAJI(そういうのが、搭載されているかどうかは未確認)に辛うじて残っていた機能を使って、一気に逆ハックして正常機能を回復(赤木リツコみたいに、そう上手くいくのかあ?)。
係留されていたロシア補給船を最大噴射させ、リブースト。
軌道を押し上げ、事なきを得る(どーせ妄想だからな)。
バッテリーに仕込まれた仕掛けがバレて、お偉いさんの首がいくつか飛んだのは言うまでもない。
あー疲れた・・・。
えーと、自爆装置が働かなかったのはなぜかってえ?。
もちろん、宇宙飛行士が気付いて、回路を繋がないでおいただけの話さ。
みんな、2010とか見てるからな。
(2010年の結末・ラスト(ネタバレ))
https://mihocinema.com/2010-31075#2010-7
「フロイド博士は、万一の場合にはHALに取り付けたリモート装置でHALを停止させるつもりでいた。」
もちろん、チャンドラ博士は気づいていて、リモート装置を外してたんだがな。
まあいい。
今日は、余り妄想が羽ばたかないな。
ネズミだからな。
苦手だしな。
この実験も、火星飛行に向けての一環なんだろうな。
黴臭いエサ食わされて、かわいそうな気もするけどな・・・。
ファルコン9の打ち上げが延期された。
その理由というのが振るっている。
(RATS! SPACEX CRS-16 MISSION SLIPS AGAIN!)
https://www.spaceflightinsider.com/organizations/space-exploration-technologies/rats-spacex-crs-16-mission-slips-again/
「実験中にマウスによって消費されるであろう食物バーは、カビを発生させることが判明した。バーのいくつかは良好な状態であるように見えましたが、バーのいずれかを送信するリスクを回避し、代わりに割り当て全体を置き換えることにしました。」(自動翻訳のまま:以下同じ)
全とっかえだな。
それが正しい。
実験の詳細はこちら。
(Rodent Research-8 (Rodent Research-8 (RR-8)) - 09.26.18)
https://www.nasa.gov/mission_pages/station/research/experiments/2760.html
「宇宙で飛行し、地球上に保たれた若いマウスと老いたマウスのグループを使って、老化の生理学と病気の進行に対する年齢の影響を調べます。」
中身を読むと、ちょっと刺激的なことも書いてあるので(解剖とか安楽死とか凍結保存とか)、苦手な方はパスした方がいいかも。
浮沈子は苦手だ・・・。
40匹のマウスが、最長60日間無重力状態で飼育される。
その間のエサとなる食物バーの一部に、カビが生えていたらしい。
新しい食物バーと交換されるというが、そっちは大丈夫なんだろうな?。
おかげで打ち上げは24時間延期。
ISS補給ミッションは、周回しているISSにタイミングを合わせなければいけないので、打ち上げウインドウは1秒(たぶん、正確には0秒)しか開かない。
ったく・・・。
もちろん、乗っているネズ公ども(失礼!、おネズミ様)のせいではない。
エサを用意した人間のせいだからな。
しかし、もっと前にチェックして、替えるなら替えるで対応しておけよ・・・。
貨物便とはいえ、マウスやそのエサなど、生ものを乗せて運ぶ。
ペイロードの管理は重要だ。
エサに取りついたカビが、ISSの壁面で増殖し、制御コンピューターを乗っ取り、ISS丸ごと落下させかねない。
ああ、また妄想が・・・。
(イロウル)
https://dic.pixiv.net/a/%E3%82%A4%E3%83%AD%E3%82%A6%E3%83%AB
「イロウルは、ユダヤ・キリスト伝承に登場する天使。または新世紀エヴァンゲリオンに登場する、使徒と呼ばれる敵の一体。」
「微生物状の使徒であり、その実態は他の使徒とは異なり群体で、多くのナノマシンの集合体(不定形だが、ハッキングの際は電子回路パターンに似た姿を構成する)。」
まあ、一般的な解説だな。
(新世紀エヴァンゲリオン第13話:海外の反応「微生物の使徒なんて思ってもみなかったよ」)
http://kaigai-otaku.jp/anime/evangelion/ev13
ちょっとコアな解説だけど、ハッキングされるコンピューターMAGIの解説に出てくるこの記述にドキッとする。
「・メルキオール Melchior (黄金。王権の象徴、青年の姿の賢者)
・バルタザール Balthasar (乳香。神性の象徴、壮年の姿の賢者)
・カスパール Casper (没薬。将来の受難である死の象徴、老人の姿の賢者)」
今回のマウスの実験は、宇宙における筋肉や骨の劣化が地上における老化とどう関係するかというのがテーマだ(そうなのかあ?)。
東方の三賢者が象徴しているのが、青年・壮年・老人というところで、何か繋がるものを感じた。
まあ、どうでもいいんですが。
妄想の続きを・・・。
そう、食物バーに取りついたカビに姿を変えた使徒は、ISSのメインコンピューター(MAJI:マジ?)に侵入し、数百トン(ウィキによれば340トン以上)に及ぶISSを落下させようとしていたわけだ。
さすがNASAだな。
その野望を、直前で見事に食い止めたわけだ。
しかし、安心するのはまだ早い。
ひょっとしたら、既にマウスに憑りついて、乗っ取ってしまっているかもしれないじゃないの!。
厳選されたマウスだからな(地上の対象群と遺伝的にも同じ)。
そう簡単に取り換えるわけにもいかない。
このまま打ち上げちまって、大丈夫なんだろうか?。
ISSの宇宙飛行士が、ある日、壁のしみに気付く。
誰かが汚したのかもしれないと思い、気にも留めないでいると、みるみる広がってISS中を汚染しまくる。
感染源となったマウスは巨大化、凶暴化し、檻を破って暴れまくる(この展開はないんじゃね?:怪獣映画じゃあるまいし)。
阿鼻叫喚のうちに、コントロールを失うISS。
地上の遠隔操作もままならず、徐々に高度を下げてくる。
どーしよー!?。
なーに、こういう時のために、非常手段は備えている。
浮沈子は、前から怪しいと睨んでいたんだが、ISSのバッテリーって、妙にデカすぎると思ってたんだ。
しかも、リチウムイオンバッテリーに交換しても、1バンク当たり3個は置いてくるという(HTVのラックに積み切れないからという、もっともらしい理由はあるとしてもだ)。
なぜ?。
そう、非常の際には爆発させてISSをバラバラにしてしまう爆薬が仕掛けてあったのさ(そんなあ!)。
それは、メインコンピューターが乗っ取られても大丈夫なように、起爆装置と共にトーラスの外壁に独立している。
地上のコントロールルームで、震える手で、そのスイッチを押すNASAのオペレーター・・・。
カチッ(あぁっ!)。
あれーえ?、何も起こんないじゃん!?。
予想を超えて、自爆システムまでハッキングされてしまったのか(真相は後程)。
モニターを眺めながら、関係者一同がボーゼンと見守る中、大気圏に突入する巨大宇宙ステーション・・・。
予想墜落地点は、某国の首都だ(まあ、どこでもいいんですが)。
もう、絶体絶命の大ピンチ!。
だが、物語は一瞬のうちにハッピーエンドになる。
S社のボスは、コンピューターハッカーでもあったわけだからな。
ISSのメインコンピューターMAJI(そういうのが、搭載されているかどうかは未確認)に辛うじて残っていた機能を使って、一気に逆ハックして正常機能を回復(赤木リツコみたいに、そう上手くいくのかあ?)。
係留されていたロシア補給船を最大噴射させ、リブースト。
軌道を押し上げ、事なきを得る(どーせ妄想だからな)。
バッテリーに仕込まれた仕掛けがバレて、お偉いさんの首がいくつか飛んだのは言うまでもない。
あー疲れた・・・。
えーと、自爆装置が働かなかったのはなぜかってえ?。
もちろん、宇宙飛行士が気付いて、回路を繋がないでおいただけの話さ。
みんな、2010とか見てるからな。
(2010年の結末・ラスト(ネタバレ))
https://mihocinema.com/2010-31075#2010-7
「フロイド博士は、万一の場合にはHALに取り付けたリモート装置でHALを停止させるつもりでいた。」
もちろん、チャンドラ博士は気づいていて、リモート装置を外してたんだがな。
まあいい。
今日は、余り妄想が羽ばたかないな。
ネズミだからな。
苦手だしな。
この実験も、火星飛行に向けての一環なんだろうな。
黴臭いエサ食わされて、かわいそうな気もするけどな・・・。
最近のコメント