500人2018年12月12日 17:27

500人
500人


コンゴ民主共和国(DRC)北東部におけるエボラウイルスの流行による感染者数が、ちょうど500人に達した。

(SITUATION ÉPIDÉMIOLOGIQUE DANS LES PROVINCES DU NORD-KIVU ET DE L'ITURI
Mardi 11 décembre 2018)
https://mailchi.mp/sante.gouv.cd/ebola_kivu_11dec

「流行の開始以来、累積数は500であり、そのうち452が確認され、48が可能である。合計で289人の死亡(確定した241人と推定48人)と172人の治癒があった。」(自動翻訳のまま:以下同じ)

「80件の疑いのある事件が調査中です。」

500という数字には、おそらく意味はない。

人間の多くの手の指が、左右で5本ずつあるくらいの意味しかない。

それは、数字の遊びだ。

しかし、それを何かの象徴のように感じてしまうのも事実だ。

ニュースは、今回の感染のうち、3分の1が子供たちであると伝えている。

(Third of DRC Ebola cases are children: UN)
https://www.news24.com/Africa/News/third-of-drc-ebola-cases-are-children-un-20181212

「国連は、コンゴ民主共和国で、エボラ症例の3分の1を占めており、孤児(orphaned)や孤児(isolated)が数百人いるとの見通しを示した。」

たぶん、そのこと(割合)にも意味はない。

少子高齢化社会ではないのだ。

子供たちは大勢いる。

オーファンドは、文字通りの親を亡くした孤児、アイソレーテッドは、孤立した子供のことだろう(未確認)。

その違いが良く分からない。

新生児と妊婦の感染が問題視されていることは既に書いた。

子供は自らの身を守ることが出来ない。

生活力も乏しい。

弱者だ。

やがて成長すれば、社会を背負って立つ存在だが、今は違う。

病に倒れ、あるいは親が倒れて孤立した存在になれば、一人では生きていけない。

もちろん、エボラだけが孤児を生んでいるわけではない。

適切な援助があれば、成長して逞しく生きることが出来る。

本人が病に倒れなければ・・・。

こういう話題はやりきれないな。

浮沈子は苦手だ。

何百人の感染者中に、多くの子供が含まれ、大人の感染者の子供として取り残されているものもいるということだろう。

生命の危機という観点では、どちらも危険といえる。

我が国の風疹も、先天性風疹症候群を伴い、子供(新生児)の疾患という点で共通かもしれない。

彼らは、望んで21世紀初頭のDRC北東部に生まれたわけではない。

生まれた時と所が、たまたまそこだったわけで、本人たちには何の落ち度もない。

そりゃあ、そんなことは当たり前だし、もっと状況が悪いところだってあるかも知れない。

そこで生まれ、そこで育ち、そこで生きていく。

何事もなければ、それがふつーなわけだしな。

いつだって、どこでだって、そういうのが当たり前のはずなのに・・・。

死亡率は、相変わらず6割近辺を維持している。

ザイール株の致死率としては、高い方ではない。

ワクチンが効いているのかもしれないし、当局の対応が功を奏して早期の対症療法が行き届いているのかもしれない。

まあ、どうでもいいんですが。

今のところ、大都市圏であるブテンボでの感染爆発はない。

状況は予断を許さないとはいえ、国境を越えた広がりも認められない。

隣国での対応準備も整いつつある。

それで防ぎ切れるかどうかは分からないけどな。

確定と可能性に区分される感染者は500人になった。

既に289人が亡くなった。

80人が疑わしいということで検査の結果を待っている。

そのうちの何人かは、生き延びることは出来ない。

死者数が300人を超えることは間違いない。

300人か・・・。

もちろん、その数字には何の意味もない。

しかし、多くの子供たちが、そこに含まれている。

それに対して、どう向き合うのかという、その一点については意味がある。

現場は、さながら地獄だな(たぶん)。

この地域の流行は、大きな変化を見ることなく、だらだらとこのまま続きそうだ。

間もなく年が明け、春になり、やがて夏を迎える。

その頃には、終息が見えているといいな・・・。

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