2割引き或いは宇宙への軽めの扉2018年12月14日 10:55

2割引き或いは宇宙への軽めの扉
2割引き或いは宇宙への軽めの扉


カーマンラインというのは、確か100kmだと思ってたんだがな。

(カーマン・ライン)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B3

「海抜高度100 km(62.1 miles)に引かれた仮想のラインである。」

「この高度に達した人工物および人間が宇宙飛行を行ったと認定される。」

「現在に至るまでカーマン・ラインは様々な目的のために使用される宇宙空間との境界線の定義として活用されている」

報道によれば、異なる定義もあるらしい。

(ヴァージン、初の有人宇宙飛行に成功 米国では7年ぶり)
http://www.afpbb.com/articles/-/3202005

「国際的に広く受け入れられている定義では、宇宙空間は高度100キロから始まるとされるが、米空軍はその境界を高度50マイル(約80キロ)と定めており、ヴァージン・ギャラクティックは米空軍の定義を採用すると説明していた。」

バージンがそんな定義を採用していたなんて、聞いてなかったんだがな。

お値段据え置きで、2割減量というところか。

たぶん、100kmでも80kmでも、見える景色に大した違いはないんだろうが、世間で通用しない定義を使って宇宙旅行だといっても、難癖付けられるのがオチだと思うんだがな。

「きょう、史上初めて、民間の乗客を乗せるために作られた有人宇宙船が宇宙に到達した」

まあいい。

営業上の問題だからな。

会社の方針ってやつだ。

それとも、単にそれ以上の到達高度を稼ぐことが、技術的に難しいからかもしれない。

(VSS Unity)
https://en.wikipedia.org/wiki/VSS_Unity

「VSS Unityの最初の宇宙飛行は、2018年12月13日に成功裏に完了し、NASAと米国空軍による宇宙の境界とみなされる50マイル(80km)の高度を上回って成功しました。」(自動翻訳のまま:以下同じ)

NASAも80kmを境にしているのか。

まあ、どうでもいいんですが。

来年には営業開始を目指しているという。

そういう話は、10年くらい聞かされ続けているような気がしてるんだがな。

(VSS Enterprise)
https://en.wikipedia.org/wiki/VSS_Enterprise#Flight_test_program

「ヴァージン・ギャラクティックによる2008年の最初の予測は、2009年後半に開始される試験飛行と2011年に開始される商用飛行を要請した。」

前倒しのスケジュールは、イーロンマスクの専売特許ではないようだな・・・。

(宇宙旅行者向け弾道飛行スペースプレーンがついに宇宙到達に成功、SpaceXなどに先行:追加)
https://gigazine.net/news/20181214-branson-virgin-galactic-reaches-space/