異床同夢或いは同夢異床 ― 2018年12月27日 03:05
異床同夢或いは同夢異床
同床異夢というのは、よく聞く。
(同床異夢)
https://kotobank.jp/word/%E5%90%8C%E5%BA%8A%E7%95%B0%E5%A4%A2-580565
「同じ床に枕を並べて寝ながら、それぞれ違った夢を見ること。転じて、同じ事を行いながら、考えや思惑が異なること。」
枕を並べて寝ると、同じ夢を見るという方がブキミーな気がするけどな。
じゃあ、離れたところで見た夢が同じだったりしたらどーか?。
(ロシア航空宇宙企業S7スペース、民間宇宙ステーション構想を発表。有人火星探査拠点化を目指す)
https://news.yahoo.co.jp/byline/akiyamaayano/20181226-00109045/
「S7航空のグループ企業であるS7 Space(S7スペース)は、2018年12月25日に民間宇宙ステーション構想「Orbital cosmodrome(オービタル・コスモドローン)」計画を発表した。」
添付されている動画(ユーチューブ)を見ると、火星に着陸しようとする宇宙船の映像が出てくる。
パラシュートでゆっくり降下してくる先には、火星の基地が見えている。
火星の希薄な大気(地球の1パーセント程度)で、最終段階までパラシュートで行けるのかなどと、突っ込んではいけない。
もちろん、最後はパワードランディングするか、激突するか、どちらかになる(そんなあ!)。
まあいい。
ユーチューブの解説は、詳細を極めている。
「軌道コスモドームは太陽系の発達に必要な段階です。」(自動翻訳のまま:以下同じ)
「いつか、人類は月に戻って火星を植民地化し始めるでしょう。人々は太陽系を研究し、征服しそして探求することができるでしょう。これは、科学、技術の発達、そして新しい未開拓分野への人間の無限の願望のために避けられません。」
「人々が深宇宙に入るところはどこでも、軌道宇宙線は将来の惑星間宇宙輸送システムの不可欠な要素となるでしょう。それは惑星間宇宙船と地球に近い衛星、科学研究室、訓練基地、観光センターのメンテナンスと燃料補給のための通過点になるでしょう...」
「今日、私たちはそれがどのように見えるのか、そして誰がその創作者になるのかを想定することしかできませんが、それが需要になり、他の惑星への飛翔においてすべての人類にとって重要な道具になると自信を持って主張できます。」
「今日、私たちは軌道上のCosmodromeプロジェクトを実行する目的で仕事を始めています。その創造のために、我々は長期の有人飛行において国家宇宙計画によって蓄積されたすべての最も豊かな経験を適用することを提案する。宇宙飛行学の最初の数十年間の私達の前任者の努力は私達に地球に近いスペースを与えた。今日私達は次のステップのために以前の成果にさらにもっと頼ることを提案します。」
「私たちは協力国営企業、商業会社、そして野心的なスタートアップを呼びかけます。この目標は、技術の開発、宇宙産業の能力の実現における民間国家のパートナーシップの確立、そして宇宙への世界的な移動におけるロシアの宇宙論の関連性を確実にするための動機となるでしょう。」
地球低軌道上の宇宙ステーションからの発進が、どれ程のメリットがあるのかは知らない。
月周回軌道の宇宙ステーションというビジョンもある。
が、ロシアは、地球低軌道を選んでいる。
「構想の段階ですべての要素が実現していなければならないわけではないが、S7のコンセプト動画の先に本当に有人火星探査があるのかは心もとない。」
秋山文野さんの記事には、情けないことが書いてあるが、所詮は夢の話だからな。
スペースXの火星移民計画だって、似たようなもんだ。
こっちは、宇宙ステーションなんて煩わしいものは作らずに、地球低軌道で燃料補給して、一気に火星を目指す構想だがな。
いずれにしても、ロシアもまた、火星をして人類の第二の故郷とするプランを抱いている事が分かった(パラシュートで着陸できると思ってるレベルだけどな)。
ロシアのことだからな。
やりかねない。
シーローンチから打ち上げるゼニットロケットで、一体何回打ち上げたら火星基地が出来るか考えると、永遠の彼方のような気がするけどな。
(ゼニット (ロケット))
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BC%E3%83%8B%E3%83%83%E3%83%88_(%E3%83%AD%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88)
「エネルギアの補助ブースターに、第2段・第3段を加えた衛星打上げロケットである。」
「軌道投入能力:低軌道:ゼニット 2 - 13,740 kg」
そこそこのパワーはあるようだな。
増強型は、GTOに6トン程度上げられるようだ。
成功率は、あまり高くないけどな。
今後に期待しよう。
それにしても、宇宙ステーションが、遠心力で重力を発生させている絵面は嬉しい。
やっぱ、こういう夢のある宇宙開発でないとな。
無重力とか、低重力の問題を解決しなければならないなどと、御託を並べる暇があったら、やることやって欲しいもんだな。
じゃあ、火星表面の低重力をどーするとか、突っ込んではイカン!。
数か月続く砂嵐とか、薄い大気を突き抜けて襲ってくる隕石、殆どないといわれる地磁気や希薄な大気を通り抜ける宇宙放射線。
挙げれば、まだまだあるだろう諸問題をクリアするにはどうしたらいいのか。
ロシアだからな。
きっとやるに違いない。
人類初の宇宙飛行士を輩出し、金星着陸までやってのけたわけだからな。
火星に一番乗りするのは、米国ではなく、偉大なロシアだ。
しかしなあ、初夢にしては、ショボい感じが否めないな。
まだ暮だからな。
仕方ないか・・・。
同床異夢というのは、よく聞く。
(同床異夢)
https://kotobank.jp/word/%E5%90%8C%E5%BA%8A%E7%95%B0%E5%A4%A2-580565
「同じ床に枕を並べて寝ながら、それぞれ違った夢を見ること。転じて、同じ事を行いながら、考えや思惑が異なること。」
枕を並べて寝ると、同じ夢を見るという方がブキミーな気がするけどな。
じゃあ、離れたところで見た夢が同じだったりしたらどーか?。
(ロシア航空宇宙企業S7スペース、民間宇宙ステーション構想を発表。有人火星探査拠点化を目指す)
https://news.yahoo.co.jp/byline/akiyamaayano/20181226-00109045/
「S7航空のグループ企業であるS7 Space(S7スペース)は、2018年12月25日に民間宇宙ステーション構想「Orbital cosmodrome(オービタル・コスモドローン)」計画を発表した。」
添付されている動画(ユーチューブ)を見ると、火星に着陸しようとする宇宙船の映像が出てくる。
パラシュートでゆっくり降下してくる先には、火星の基地が見えている。
火星の希薄な大気(地球の1パーセント程度)で、最終段階までパラシュートで行けるのかなどと、突っ込んではいけない。
もちろん、最後はパワードランディングするか、激突するか、どちらかになる(そんなあ!)。
まあいい。
ユーチューブの解説は、詳細を極めている。
「軌道コスモドームは太陽系の発達に必要な段階です。」(自動翻訳のまま:以下同じ)
「いつか、人類は月に戻って火星を植民地化し始めるでしょう。人々は太陽系を研究し、征服しそして探求することができるでしょう。これは、科学、技術の発達、そして新しい未開拓分野への人間の無限の願望のために避けられません。」
「人々が深宇宙に入るところはどこでも、軌道宇宙線は将来の惑星間宇宙輸送システムの不可欠な要素となるでしょう。それは惑星間宇宙船と地球に近い衛星、科学研究室、訓練基地、観光センターのメンテナンスと燃料補給のための通過点になるでしょう...」
「今日、私たちはそれがどのように見えるのか、そして誰がその創作者になるのかを想定することしかできませんが、それが需要になり、他の惑星への飛翔においてすべての人類にとって重要な道具になると自信を持って主張できます。」
「今日、私たちは軌道上のCosmodromeプロジェクトを実行する目的で仕事を始めています。その創造のために、我々は長期の有人飛行において国家宇宙計画によって蓄積されたすべての最も豊かな経験を適用することを提案する。宇宙飛行学の最初の数十年間の私達の前任者の努力は私達に地球に近いスペースを与えた。今日私達は次のステップのために以前の成果にさらにもっと頼ることを提案します。」
「私たちは協力国営企業、商業会社、そして野心的なスタートアップを呼びかけます。この目標は、技術の開発、宇宙産業の能力の実現における民間国家のパートナーシップの確立、そして宇宙への世界的な移動におけるロシアの宇宙論の関連性を確実にするための動機となるでしょう。」
地球低軌道上の宇宙ステーションからの発進が、どれ程のメリットがあるのかは知らない。
月周回軌道の宇宙ステーションというビジョンもある。
が、ロシアは、地球低軌道を選んでいる。
「構想の段階ですべての要素が実現していなければならないわけではないが、S7のコンセプト動画の先に本当に有人火星探査があるのかは心もとない。」
秋山文野さんの記事には、情けないことが書いてあるが、所詮は夢の話だからな。
スペースXの火星移民計画だって、似たようなもんだ。
こっちは、宇宙ステーションなんて煩わしいものは作らずに、地球低軌道で燃料補給して、一気に火星を目指す構想だがな。
いずれにしても、ロシアもまた、火星をして人類の第二の故郷とするプランを抱いている事が分かった(パラシュートで着陸できると思ってるレベルだけどな)。
ロシアのことだからな。
やりかねない。
シーローンチから打ち上げるゼニットロケットで、一体何回打ち上げたら火星基地が出来るか考えると、永遠の彼方のような気がするけどな。
(ゼニット (ロケット))
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BC%E3%83%8B%E3%83%83%E3%83%88_(%E3%83%AD%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88)
「エネルギアの補助ブースターに、第2段・第3段を加えた衛星打上げロケットである。」
「軌道投入能力:低軌道:ゼニット 2 - 13,740 kg」
そこそこのパワーはあるようだな。
増強型は、GTOに6トン程度上げられるようだ。
成功率は、あまり高くないけどな。
今後に期待しよう。
それにしても、宇宙ステーションが、遠心力で重力を発生させている絵面は嬉しい。
やっぱ、こういう夢のある宇宙開発でないとな。
無重力とか、低重力の問題を解決しなければならないなどと、御託を並べる暇があったら、やることやって欲しいもんだな。
じゃあ、火星表面の低重力をどーするとか、突っ込んではイカン!。
数か月続く砂嵐とか、薄い大気を突き抜けて襲ってくる隕石、殆どないといわれる地磁気や希薄な大気を通り抜ける宇宙放射線。
挙げれば、まだまだあるだろう諸問題をクリアするにはどうしたらいいのか。
ロシアだからな。
きっとやるに違いない。
人類初の宇宙飛行士を輩出し、金星着陸までやってのけたわけだからな。
火星に一番乗りするのは、米国ではなく、偉大なロシアだ。
しかしなあ、初夢にしては、ショボい感じが否めないな。
まだ暮だからな。
仕方ないか・・・。
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