マイナス0.7度2018年12月29日 07:20

マイナス0.7度


気温というのは、基本的に零度を下回ったとか言っても、本質的な意味はない。

昔は、洗面器にためた水が凍ったりしてたけどな。

まあ、空気中の水蒸気がいきなり凍るような、零下何十度とかになれば別だろうけど。

東京地方の気温は、とうとう今季初の零下になった。

べらぼうめ・・・。

寒さには弱い浮沈子。

ジジイになってきて、末しょう循環が悪くなり、爬虫類的生活に陥りがちになる。

気温が高くならないと、活動できない・・・。

哺乳類の風上にも置けない、情けない状況になる。

韓国の駆逐艦から発信された電波のニュースが流れている。

いろいろ様子を見ていると、ああ、そういうことかと納得する。

つまり、韓国は、北朝鮮の密漁船を支援(人道的救助活動?)していることを知られたくなかったわけだ(たぶん)。

それで、海自の偵察機(?:P1哨戒機)が近づかないように、追い払おうとして兵器管制レーダーを食らわせたということなんだろう(たぶん)。

(北漁船を普段から救助か…知られたくなかった?)
https://news.biglobe.ne.jp/domestic/1228/ym_181228_1558678029.html

「韓国軍は北朝鮮漁船の救助に普段から関わっている可能性があり、日本に知られたくなかったのではないか」

密漁船であれ何であれ、海の上で遭難状況にある船舶を救助するというのは、正当な行為だ。

海上の船舶は、常に自然の脅威にさらされているわけだしな。

それ自体を非難することはできないけど、密漁船団に随伴して、恒常的にサポートしているとなると話は変わってくる。

実際にそうなのかどうかは分からない。

本当にそうなら、それを確認しようとして接近してきた航空機を追い払いたいのはやまやまだろう。

のそのそ動く船舶が、機敏に動ける航空機に対抗するには、飛び道具を使うしかない。

空母のように、相手方の航空機に対抗する航空機を、こちらも発進させて対抗するか、艦対空ミサイルや艦砲射撃で撃ち落とすか。

交戦状態にない時は、打つ手がないからな。

手近な火器管制レーダーをお見舞いするというのは、その是非はともかく、比較的穏当な対抗手段であることは確かだ(そうなのかあ?)。

相手が爆撃機だったりしたら、ちょっと考え物かも知れない。

あからさまな敵対行為だから、直ちに空対艦ミサイルぶっ放されてお陀仏ということになりかねない。

相手が偵察機だと見て、なめてかかったということになる(実際に積んでいるかどうかはともかく、P1哨戒機には空対艦ミサイル(91式空対艦誘導弾など)搭載可能です)。

実際に回避行動をとったようだからな。

戦術的には効果があったわけで、黙っていたら今後も頻発する可能性がある。

間違って、その状態からトリガー引かれたりしたら目も当てられないからな。

この際公表して、今後に禍根を残さないように牽制しておくというのは、現場の判断としては悪くない。

出来れば、密漁船への支援を止めさせられれば儲けもんだが、なかなかそうはいかないだろう。

いかなる状況であれ、同胞の命を守るというのは、軍隊にとっては絶対の正義だ(そういう問題なのかあ?)。

我々は、ついつい、南北は異なる国家だという前提で考えがちだが、深いところでは繋がっている。

元々は、一つの国家で、我が国は歴史的に仮想敵国だからな。

ついこの間までは、占領していた国家だから、国民感情として反発するというのは分かる気がする。

若い世代はそれほどではないのかもしれないけど、年寄りは敏感だからな。

まあ、隣国との間で、複雑な歴史を持つ例は枚挙にいとまがない。

つーか、それが当たり前で、そういった過去を踏まえつつ、現実の付き合いを続けるというのが、国家間の常識なわけだ。

日韓が特殊なわけではないだろう。

北朝鮮問題を絡めて、ビミョーな時期にあることから、外交的には穏便に済ませたいだろうしな。

現場(双方の国防当局)のぶつかり合いはそこそこにして、適切な対応を取ってもらって、早々に幕引きを図るのが得策だ。

大人の対応というやつだな。

先方にごめんなさいしてもらったからと言って、我が国が得する話は何もないからな。

密漁船への支援の話は、それこそ外交的に解決してもらう話で、違法操業している現場の衝突で、実力で解決する話じゃない。

韓国とは国交があるはずだからな(最近、それも怪しいけど)。

いろいろ書いたが、基本的に火器管制レーダーの使用がアウトであることは大前提だ。

以前、中国との間でも問題になっている。

軍隊は、程度の差はあれ、相手に対して攻撃的な兵器を持ち、お互い、直ちに使用できる状態を維持しながら行動している。

不必要な衝突を避け、秩序ある行動を保つためには、自制的な運用が必要不可欠であることは論を待たない。

人騒がせな対応は止めてもらいたい程度の話に過ぎないというのが、浮沈子的な感想だけどな。

そうじゃないっていうニュースばっかしだけどな・・・。

(海自機、周波数証拠は「機密」 =駆逐艦撮影中にレーダー照射-防衛省:追加)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018122900193&g=soc

「韓国側が最初に謝罪していれば早々に幕引きしていた。韓国側が、回答できないレーダーの情報を求めるのは想定内。不可解な説明を積み重ね、引くに引けない状況なのだろう」

2019年のスペースXの打ち上げ2018年12月29日 09:30

2019年のスペースXの打ち上げ
2019年のスペースXの打ち上げ


年末になると、翌年の打ち上げ予定が気になる。

ファルコンシリーズでは、なんといっても有人ロケットの打ち上げがメインになるだろうな。

ボーイングのスターライナーが飛ぶかどうかは分からないが、スペースXのクルードラゴンは飛ぶに違いない。

(List of Falcon 9 and Falcon Heavy launches)
https://en.wikipedia.org/wiki/List_of_Falcon_9_and_Falcon_Heavy_launches

「Date and time (UTC):
Version,Booster:
Launch site:
Payload:
Orbit:
Customer:
コメント:

・January 18, 2019~01:00:
F9 B5 B1051.1:
KSC LC-39A:
SpX-DM1:
LEO (ISS):
NASA (CCD):
デモミッションISS uncrewedとNASAのためにドラゴン2カプセル。

・May 2019:
F9:
KSC LC-39A:
Crew Dragon in-flight abort test:
atmospheric:
NASA (CCD):
Falcon 9の最初のステージは、Max Qの遷音速体制で、すなわち実際の飛行での最悪の構造応力条件下で、分離と打ち切りのシナリオを実行するために、軌道周回飛行でDragon 2テストカプセルを推進します。その後、宇宙船は伝統的なパラシュートで海に飛び散るでしょう。テストはSpX-DM1デモフライトからの同じカプセルによって実行されます。

・June 2019:
F9 B5:
KSC LC-39A:
SpX-DM2:
LEO (ISS):
NASA (CCD):
ドラゴン2は、ISSへの14日間のテストミッションで、その最初の乗組員、NASAの宇宙飛行士ダグラスハーレーとボブBehnkenを運ぶでしょう。

・October 2, 2019:
F9 B5:
KSC LC-39A:
USCV-1:
LEO (ISS):
NASA (CCT):
宇宙飛行士のマイク・ホプキンスとビクター・グローバーが長期の任務でISSに最初の運航乗務員をフェリーします。」(自動翻訳のまま:以下同じ)

1月、5月、6月、10月と飛ぶが、10月からは本番だからな。

開発費用を含めて、結果として安上がりになるかどうかは分からないけど、クソ高いソユーズの座席を買わなくて済むということになる。

有人カプセルの回収が、海上へのパラシュートでの回収に変わったことから、カプセルの再使用が無くなってしまったが、打ち上げロケットの1段目は、回収されて再使用されるだろう(未確認)。

ドラゴンでは捨てていた先端のノーズコーンは、ドラゴン2では開閉式になって捨てなくてもよくなるようだ(未確認)。

米国の有人宇宙開発の歴史に、新たなページを刻むことになる。

最近、ソユーズが怪しくなってきたからな。

是非とも成功させてもらいたいもんだ。

その他では、昨日も取り上げたが、月面探査機の打ち上げが予定されている。

「・2019年2月13日:
F9 B5:
CCAFS SLC-40:
PSN-6、Beresheet Moon lander、いくつかのペイロードを持つSHERPAディスペンサー:
GTO、TLI、GEO:
PSN、SpaceIL / IAI、Spaceflight Industries:
PSN-6は、打ち上げ質量が約5000 kgで、東経146°に位置することを計画されている民間のインドネシア人戦闘機であり、軌道上昇とステーション維持のための電気推進を備えています。
Beresheet(最初に呼ばれる月着陸船スパロウは、)の候補の一つだったGoogleの月面X-賞、開発者、SpaceIL 10月2015年SpaceX社と打ち上げ契約を確保していたに分離した後超同期遷移軌道6万キロの遠地点で、Beresheetは、自身の力でその軌道を発生させます2ヶ月以上。
打ち上げ質量は燃料を含め585kgである。

・2019年第3四半期:
F9 B5:
CC 39Aまたは40:
ALINAムーンランダー:
TLI:
PTScientists:
自律着陸とナビゲーションモジュール(ALINA)は近くで着陸する予定アポロ17号着陸地点と2つの展開アウディ ルナクワトロ探査車を。彼らはNASAのLunar Roving Vehicleを探し出し、NokiaとVodafone Germanyによって開発されたALINAの小型4G基地局を使って地球に画像をストリーミングします。」

2回目の打ち上げでは、アウディが月面を走ることになる。

もちろん、全輪駆動だろう(未確認)。

ファルコンヘビーの打ち上げが、2回予定されている。

「・2019年3月:
ヘビー B5:
KSC LC-39A:
アラブサット6A:
GTO:
アラブサット:
6,000 kgのサウジアラビア衛星の建設は2018年4月に完成しました。3つのブースターをすべて回収し、後でSTP-2ミッションで使用する予定です。

・2019年4月:
ヘビー B5:
KSC LC-39A:
宇宙試験計画飛行2(STP-2):
LEO / MEO:
アメリカ空軍:
USAF宇宙テストプログラム飛行2(STP-2)、などの多くの25のような小型衛星を伝送するを含む:FORMOSAT -7 A / B / C / D / E / Fを使用して統合EELV二次ペイロードアダプタ、 DSX、PROX-1 / ライトセイル1号2、 GPIM、DSAC、及びISAT。これには5000 kgのバラスト質量が含まれ、ブロック5の第2段階では、複数回の再点火で多数のペイロードを複数の軌道に配置することができます。この飛行では、Arabsat-6Aの任務から得た3つのブースターすべてを再使用することが計画されています。」

その他は、まあ、どーでもいー感じの打ち上げだな。

一昨年の9月に発射台でロケットが炎上して、情けなくも転がり落ちたアモス6の代替機が上がるくらいか。

「・2019年第2四半期:
F9 B5:
CC 39Aまたは40:
AMOS-17:
GTO:
スペースコム:
この任務は、以前に飛行したブースターを再利用し、AMOS-6衛星の喪失に続いてSpacecomに提供される無料打ち上げ補償を構成します。」

年初には、長年付き合ってきたイリジウムネクストシリーズの最終打ち上げが行われる。

「・2019年1月7日 15時53分:
F9 B5 B1049.2:
VAFB SLC-4E:
イリジウムNEXT -8(10衛星):
ポーラー LEO:
イリジウム通信:
10個の衛星を打ち上げる、イリジウムNEXT契約の最終任務。」

詳細未定だが、スターリンク衛星の打ち上げがスケジュールに出てくる。

「・2019年中旬:
未定:
未定:
スターリンク衛星:
LEO:
SpaceX:
SpaceXのStarlink星座のための衛星の最初の打ち上げ。」

以上で11回。

その他では、ISSへの貨物輸送が3回、SSOへが4回(カナダ、アルゼンチン、ドイツ(2回))、MEOへが1回(GPS衛星の続き)、GTOへが3回(シンガポール - 日本、米国、ケイマン諸島(取り消し→他の業者へ再販予定?))となっている。

今のところ、全部で22回の打ち上げが挙がっているが、途中で明らかになるもの、先送りまたは取りやめとなるものがあるだろう。

2回のヘビーを除いては、殆ど全てがファルコン9のブロック5での打ち上げとなる(ヘビーのサイドブースターも、来年からはブロック5)。

クルードラゴンのアボートテストとスターリンクだけが、詳細不明だ(スターリンクは、ヘビーで上げるかもしれない)。

まあ、どうでもいいんですが。

で、スペースXの打ち上げと題したのは、この他にもスターシップの試験機の打ち上げが予告されているから。

4月頃とされているけど、そんなもんは当てにはならない。

先刻承知だ。

まあ、大気圏内だろうから、リストアップするまでもないけどな。

来年中に飛び上がることが出来れば上出来だろうな。

ラプターエンジンの性能チェック用のドンガラになるのではないか(せいぜい、グラスホッパーレベル)。

CEOの不規則発言以外は、堅実な開発を行うS社のことだから、拙速に走らず、地道にデータを積み重ねていくに違いない。

なにしろ、人類未踏の完全再使用の衛星打ち上げロケットだからな。

有人飛行もこなす。

こいつが、本当にリストに加わるのは、10年先だと思ってるんだがな。

やっぱ、表題はファルコンシリーズの打ち上げのままが適切かもな・・・。