電動バイクについて考える2019年03月07日 00:28

電動バイクについて考える
電動バイクについて考える


ひと眠りして目が覚めたら雨が降り出していた。

予報でも、今日は降るといってたからな。

想定の範囲内だ。

せっかく卸したての電動バイクを、少しでも乗ってやろうと思っていたのに・・・。

明日の朝方まで降り続く。

その後、土曜日までは晴れだが、日曜日には雨マークが・・・。

春に三日の晴れなしというが、そのとおりだな。

で、電動バイクに乗れないので、電動バイクについて考えることにした(たんじゅん・・・)。

昨夜奮闘した甲斐があって、玄関に収まりよく鎮座している。

その上には、洗濯したタオルとか、海パンとかが干してあって(そんなあ!)、いささか似つかわしくないけどな。

電気製品の上に、湿ったものを置くというのは如何なものか(そういうことかあ?)。

まあいい。

そう、家においてある電気製品だから、家電であるともいえる(そおかあ?)。

使う時は、屋外だけどな。

浮沈子は知らなかったんだが、ヤマハは今でも電動バイクを作っていた。

(E-Vino)
https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/lineup/e-vino/

「取り回しがラクな68kgの軽量ボディやサスペンションが、快適な乗り心地を実現。」

バッテリー込みで21kgのブレイズに乗っていると、68kgで軽量ボディというのは誇大広告ではないかと思ったりもする。

つーか、ブレイズなどの折り畳み電動バイクは、走行性能とかよりも、折りたたんで運べるという機能に特化しているからな。

2階にある玄関に、階段でバイクを運び上げて収納するなどというのは想定外に違いない。

ヤマハは、パッソル(電動)、EC-02、EC-03と、歴代の電動バイクを手掛けてきた。

バッテリーの問題でケチをつけ、いずれも短命に終わっている。

その他の会社の製品はよく知らないが、ロングセラーやベストセラーになった電動バイクというのは聞いたことがない。

(ヤマハ・パッソル:電動スクーター)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A4%E3%83%9E%E3%83%8F%E3%83%BB%E3%83%91%E3%83%83%E3%82%BD%E3%83%AB#%E9%9B%BB%E5%8B%95%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC

「2002年11月より発売を開始した電動スクーターにパッソルの名を用いたが、使用していたリチウムイオンバッテリーのリコール問題から2007年9月に発売が中止された。」

(ヤマハ | YAMAHA EC-02)
http://www.bikebros.co.jp/catalog/2/176_1/

2005年発売とあるが、確か直ぐにバッテリー問題で発売中止になった。

(最新モデル試乗速報 ヤマハ EC-03)
http://www.bikebros.co.jp/vb/fifty/fphoto/fpt-20100907/

「掲載日:2010年09月07日」

(EC-03に関するサービスキャンペーン)
https://www.yamaha-motor.co.jp/recall/mc/campaign/2011-09/ec-03/index.html

「不具合の内容:
バッテリー管理装置(バッテリーマネジメントコントローラー)のプログラムが不適切なため、メインスイッチが「OFF」の状態でもバッテリーから正常時より多い電流が流れ、バッテリーが放電することで航続距離が短くなり、また、その状態で放置すると充電ができなくなるおそれがある。」

現在販売されているのは、ガソリン車をメーカーの手で改造したビーノだけだ。

(ビーノ:こちらはガソリン車)
https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/lineup/vino/

調べてみると、ビーノという名前では、1997年にデビューしている(ビーノ YJ50R)。

2004年にフルモデルチェンジして、手を変え品を変え(名前は変えていませんが)、20年以上に渡ってレトロチックなチョイノリスクーターとして君臨している(メーカーは、レトロポップなファッションスクーターといってますが)。

電動版の登場は2015年。

後発だな。

売れているという話は聞かない(国内販売専用)。

ガソリン車より高い値付けだからな。

売るつもりもないんだろう。

どーせ、また、バッテリー回りで問題が発覚してリコール騒ぎ(メーカーは、サービスキャンペーンとかいうんでしょうが)起こして、撤退の憂き目に会うかもしれないしな。

本命ホンダは、いつになっても売り切りモデルを出さないしな。

バカ高い、商品性のないモデルを、公共の補助金とセットでリース販売しているだけだ。

海外でも、実際の話、電動バイクがバカ受けしているという話はない。

今回浮沈子が買ったブレイドだって、乗りやすいとはお世辞にも言えないしな。

そういうものだと割り切って買う、ニッチな商品で、万人受けするわけではない。

何十年もバイクに乗ってきて、大型バイクも乗って、何か新しい乗り物はないかと洒落っ気出して買うオモチャだ。

バッテリーを買い替えても、せいぜい10km圏内の運用しかできない初期の電動アシスト自転車(宮田製:ヤマハのOEM)を漕ぐことを考えれば、5km圏内の運用を想定した電動バイクは、漕がなくてもいい分だけメリットがある。

フィットネスまでは、ちょうど5kmだしな。

夜間電力で、電気代が安いといっても、バッテリーの寿命を考えたらそれ程安くはない。

セルである18650の特性から、寿命は1年程度。

毎年4万円以上の出費となることを考えると、ガソリン車でリッター40km走るスーパーカブを乗っていた方が安い。

毎日10km乗るとして、1年で約4000km。

100リッターのガソリン代はせいぜい14000円にしかならない(オイルの値段はたかが知れている)。

電気代とバッテリーの交換を考えれば、電動バイクはガソリン車の3倍の維持費がかかる計算だ。

やれやれ・・・。

経済性で選ぶなら、たとえ5km圏内でもガソリン車が正解だな。

しかし、更に正解なのは電動アシストママチャリということになる。

健康にいいし、バッテリーも高くない。

毎年買い替えるようなことはしなくていいしな(3年に1回くらいか)。

平地だけなら、ただの自転車が最高だ。

減価償却を除けば、維持費は限りなくゼロに近い(乗っている人の食費はどーする?)。

まあ、どうでもいいんですが。

電動バイクは、経済性で選ぶ乗り物でないことだけは間違いない。

見栄と洒落っ気で選択する、際物的乗り物だ。

少なくとも今は。

バッテリーの性能がけた違いに良くなって、1回の充電で100km走るとか(スーパーカブはもっと走りますが)、10年間バッテリー交換しなくてよくなるとかでないと、実用としては難がある。

一般人が手を出すには10年早い。

メーカーも、それを分かっているから、売る気が全くないし、ホンダは出す気もない。

それでも、電気で走る乗り物という21世紀のアイコンに触れたくて、浮沈子は買った。

そう、それは未来の象徴。

ダイビングでいえばCCRのようなもんだ。

使い勝手や実用性は、オープンサーキットで十分だが、呼吸ガスをリサイクル(リユース?)するという画期的な仕組みだけで選択する。

どんなガスを吸っているかを管理し続けなければならない宿痾があったとしても。

その致命的欠陥を補うために、センサーやら冗長性やらをしこたま盛り込む。

ブレイズの初日の感想を素直に言えば、これはバイクというよりは、タイヤの付いたスマホだ。

モーターに電気を送り込んで回すだけの代物で、工場出荷価格は数万円だろう。

それを手数料送料消費税込みで18万円で売るわけだから、いい根性だ。

それにしたって、儲けはたかが知れている。

リスクを負い、手間をかけて普及させたって、この手の初物に手を出す連中は少ないからな。

昨年辺りから、大手の家電量販店が販売チャンネルに加わり、一般の目にも触れるようになって、浮沈子も現物を目にし、その作りの良さに感心して買い求めた。

ヤマハのビーノが、どれ程のものかは分からないが、性能的には同等程度と思われる。

予備バッテリーをシート下に収納可能とあるが、EC-02もそうだったしな。

2個くらいないと、チョイノリでさえ実用にはならないのだ。

ブレイズの予備バッテリーは4万円以上。

乗り込んでみて、必要性を感じたら買うかもしれない。

とりあえず、充電器は予備を買うことにした。

家用と、持ち運び用。

行った先で充電させてもらえるなら、予備バッテリーを買うよりは割安で、運用上のメリットも大きい。

そんな、電気乞食のような真似をしながら運用しなければならない。

一般消費者向け商品ではない。

好きものの、好きものによる、好きもののための商品だ。

今はそれでいい。

買うか買わないか。

買えば、そこからは自己責任の世界だ。

経済的にチョイノリしたければ、アシストのない自転車が最高だ。

前かごが付いたママチャリなら、1万円くらいから売っている。

4台買っても、1年で交換の電動バイクのバッテリーより安い。

どーしても坂が多いなどの条件があって、アシスト付きでないとダメというなら、電動アシスト自転車でも仕方ない。

一時停止の励行など、安全面でのメリットもある(アシストないと、止まると損する気分になるしな)。

一通逆走、歩道走行もOKで、メットも税金も自賠責もいらず、右左折時の方向指示表示しなくても違反に問われることが事実上ないという限りないメリットを捨ててまで原チャリに乗りたければ、百歩譲ってガソリン車を選ぶべきだな。

電動バイクを選ぶという合理的理由は皆無だ。

ダイバーでいえば、テクニカルダイバーのようなものか(一緒にするなという声が・・・)。

限りないリスクを負いながら、自分たちだけが分かる快感に身を委ねる愛おしきヘンタイども・・・。

えーと、浮沈子は、週末ダブルタンクだけどな。

CCRはいつになったら吸えるのかな。

そうだ、電動バイクを積んで、見せびらかしに行こう。

ウケること間違いなしだな・・・。

買ってはいけない?2019年03月07日 02:26

買ってはいけない?
買ってはいけない?


「・指定以外の充電器を使用しないでください。」

取説の23ページには、そう明記されている。

26ページの「保証範囲」にも、以下の項目は保証対象外となる旨明記されている。

「3.他製品を接続したことによる故障、動作保証を行っていない機器やケーブルを接続したことによる故障の場合」

まあ、字が小さ過ぎて読むのが大変だがな。

だから、ブレイズが販売している充電器と異なる充電器を持ってきて接続して故障した場合は、その充電器の故障はもちろん、バッテリーや本体の故障も保証対象外となり、仮に直るとしても費用が発生する。

直らなければ買い替えるか、泣く泣く捨てるしかない。

保証対象外となる使い方をするのは考え物だし、電動バイクのような命に係わる製品の場合は避けた方がいい。

自分が痛い目を見るだけならともかく、他人を巻き込む恐れがあるからな。

くわばらくわばら・・・。

だから、以下の話は浮沈子の妄想ということで、現実の話とは切り離しておく・・・。

(電動バイクバッテリー充電器リチウムバッテリー充電器36V / 48Vバッテリー充電器、マイクプラグ付きDCプラグ:取り扱いが終わればリンク切れとなります:たぶん)
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B07GTGST17/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o00_s00?ie=UTF8&psc=1

「価格: ¥ 2,799」(消費税、送料込み)

「・入力:48Vバッテリーの充電器:100-240V
・2.8A(最大); 36Vバッテリ用充電器:100-240V 2A(最大)
・出力:48V用充電器:54.6V; 36V用充電器:42V
・保護特性:出力短絡保護および過電流保護
・インジケータライト:充電時は赤色点灯、フル充電時は緑色点灯
・高品質、1年間の品質保証、安心して購入」

うーん、怪しげなスペックだ。

「ブランド Greenergia
商品重量 422 g
梱包サイズ 20 x 10 x 6 cm
製造元リファレンス ebike battery charger
色 48Vマイクヘッド充電器」(色かあ?)

コネクターは、マイクなどの接続に使われる3ピンのオス(Male)。

価格は、イーベイなどではもっと安いのもあるけど、まあ、許容範囲だ。

もちろん、ブレイズでは扱っていないし、これで充電したバッテリーが、極端に劣化したり、最悪火を噴いて燃え尽きてしまう恐れもある(それほどのものかあ?)。

充電器のスペックとしては、ほぼ同等といえる。

が、もちろん、保証対象外行為には違いない。

インジケータランプがコネクターの抜き差しにしか反応してくれない純正品(浮沈子の勘違いで、満充電になると緑のランプに変わりました:追加)に対し、満充電またはコネクターの抜き差しに反応する点では、優れているといえるかもしれない。

最大許容入力も大きい。

で、値段は5分の1以下。

(Price · Specification)
https://www.blaze-smartev.jp/price/

「BLAZE SMART EV 純正アダプター
¥14,800(税抜)」

まあ、どうでもいいんですが。

アマゾンの製品には、ebike battery charger(電動バイクバッテリー充電器)という記述もあるからな。

汎用品なのかもしれない。

バッテリー自体は、車体形状に合わせて設計製作するけど、そこから電気を貰うモーターは、概ね同一の製品が使われることが多いからな。

制御回路は電気部品で、設計変更の嵐だろうが、駆動系を弄るというのは大変だからな。

同じ様な動力性能の電動バイクでは、同じ様なバッテリー特性なのかもしれない(未確認)。

ならば、充電器は、そのバッテリーに合わせた汎用品が出ていてもおかしくはない。

交流ー直流変換器(コンバータ)に使われるデバイス(コンデンサとか)の品質には差があるかも知れないが、出来上がる電流の品質は、それ程高いものを要求しているわけではないだろう。

リチウムイオンバッテリー充電用だからな。

特殊な計測機器に、特に安定な電流を供給するための電源などではない。

充電出来ればそれでおしまい・・・。

まあいい。

これは、あくまでも浮沈子の妄想だからな。

アマゾンでポチっとしたのも、妄想に違いない。

現物が届いたら、その妄想の続きを書くかもしれない。

もし、バッテリーが火を噴いて、電動バイクが燃えたりしたら、シャレにならないけどな・・・。

雨の日はサボる2019年03月07日 11:25

雨の日はサボる
雨の日はサボる


気が滅入る雨の日。

自転車にも乗れないし、買ったばかりの電動バイクにも乗れない。

乗らなければならないというプレッシャーはないが、乗れないというのは気が滅入る。

屋根が開く車には乗れないし、500Eは車検で不在。

Nバンは出動可能だが、さて、どこへいくのやら。

走ること自体が目的の他の3台に対し、このクルマは目的もなく走るには向いているとは言えないからな。

昨日の車検出しをして、500Eの気持ちよさを改めて感じる。

まあいい。

雨の日は、乗り物から離れて、純粋な動物として行動する。

徒歩で移動する。

予報では、朝にはやむといっていたのに、まだ降っている。

買い出しやレストランへは、小雨程度なら電動アシストママチャリを出動させるが、ビミョーなところだ。

DRCのエボラが900人超えとなった。

(SITUATION ÉPIDÉMIOLOGIQUE DANS LES PROVINCES DU NORD-KIVU ET DE L'ITURI
Mercredi 6 mars 2019)
https://mailchi.mp/sante.gouv.cd/ebola_kivu_6mar19

「流行が始まって以来、累積症例数は907、841が確認され、66が推定されています。合計で569人の死者が確認され(503人が確認され、66人が推定)、304人が治癒した。」(自動翻訳のまま)

感染者の増加ペースはやや衰えているが、複数の感染経路でだらだらと続いている。

終息までには、まだ時間が掛かりそうだが、爆発的な流行にはなっていない。

気になる我が国の風疹の流行も見た。

(2. 週別風しん報告数 2019年 第1~8週 (n=650)参照)
https://www.niid.go.jp/niid//images/idsc/disease/rubella/2019pdf/rube19-08.pdf

首都圏を中心に、全国的に感染が続いていて、こちらも終息の気配はない。

春が近いというのに、気の滅入る話だ。

昨年夏からの流行という点では似ている。

比較の対象にはならないが、浮沈子が関心を寄せるという点では同じだな。

より感染力が強い麻疹(はしか)の流行には、あまり関心が向かない。

(1. 麻しん累積報告数の推移 2013〜2019年 (第1〜8週)参照)
https://www.niid.go.jp/niid//images/idsc/disease/measles/2019pdf/meas19-08.pdf

近年にない増加傾向を示している。

大阪では病院が一時受け入れを制限したとしてニュースになった。

(はしか疑われる患者の受診を一時制限 高槻赤十字病院)
https://www.asahi.com/articles/ASM353D74M35PPTB001.html

「実際に診療を拒否したケースはなかった、と説明している。」

紹介を断っているので、事実上の診療拒否だな。

「はしかの抗体がある職員や診療スペースの確保が困難だとして、はしか患者の診療を制限することを決定。」

「ホームページで「はしかの疑いがある患者さんの受け入れのご紹介をお断りさせていただきます」と通知。近隣の医師約100人に病院の対応を説明」

先月15日から今月3日まで行ったようだ。

「病院は、同18日に市保健所から速やかに通常診療に戻すよう要請されたが、院内の接触者の発症がないことを確認できた3月3日、制限を解除したという。」

やれやれ・・・。

飛沫核感染(いわゆる空気感染)する麻疹は、エボラや風疹、インフルエンザなどよりも感染力が高く、結核、水痘とともに最強の感染力を有するとされる。

昔は、一生に一度罹れば、以降は免疫が出来て罹らないとされていたが、自然感染がなくなって免疫に対するブースト効果が働かないので、何度も発症する可能性がある。

我が国では、撲滅されたとされていたのにな。

厄介な話だ。

雨はまだ降り続いていて、午前中は止みそうにない。

午後になって雨が上がれば、電動バイクで出動する可能性もある。

腹も減ってきたので、そろそろ電動アシストママチャリに鞭を入れて(フェラーリ号だからな、跳ね馬かあ?)、いつものレストランに出かけようかな・・・。

いきなり雨天走行でもオートクルーズで快適2019年03月07日 17:15

いきなり雨天走行でもオートクルーズで快適


雨が小降りになって、薄日さえ射してきたので、満を持して電動バイクを階段で降ろした。

バッテリー外して、少しでも軽くして・・・。

腕力がないと、ちょっと大変かも。

上半身も鍛えないとな。

で、折りたたんだ状態から3秒で展開し、慎重にバッテリーを取り付ける(これは、10秒くらいかかった)。

まあ、早くできることにあまり意味はない。

確実にコネクターを差し込まないと、電力が供給されないので起動しないことがあるからな。

ぐっと押し込んで、バッテリーの上端部分が、バッテリーケースと面一になるのを確認して、サドルを降ろし、右側面のロックをかける。

なぜ、右側にしたのかは不明だ。

概ね左側から操作することが多いのに・・・。

まあいい。

短い片持ちスタンドは、セオリー通り左側にある。

浮沈子の場合、自転車がママチャリで、足抜きは前側からしていたので、習慣でサドルステーを膝蹴りしてから、あわてて後側抜きでまたがる。

脚が長いと困るな(そうなのかあ?)。

メットを被り、ナンバープレートも起こして、法令順守。

手袋は調達していないが、走り始めてから直ぐに、あった方がいいと実感した。

フルスロットルでも30kmまでしか出ない。

燃費(電費?)が分からないので、加速モードは4段階のうち、最弱の1で発進する。

エコなのはいいんだが、足で蹴らないと転倒しそうになるほどとろい。

やれやれ・・・。

一通逆走に気を付けながら、地図検索など無視して、ヤバいところは降りて押したりして、最短距離を走ってイトーヨーカドーの駐輪場に収まった。

坂も、ややスピードは落ちるが、ルート上にある程度なら問題なくクリアできる。

速そうな自転車と競争したわけではないけど、感覚的にはママチャリよりは速い。

気付いたことが一つ。

腕が疲れる。

ハンドルが低いのと、サドルが高いことから、前傾姿勢になってハンドルで身体を支えることになる。

浮沈子の座高が高いのか、腕が短いのか・・・。

いずれにしても、ポジションだけはスポーツバイクのそれに近い。

ステップも後ろ側にあるしな。

これでニーグリップが出来れば、リーンしてみてもいいかも知れない(雨上がりなので、タイヤの限界を試す気にはなれない)。

フィットネスでは、通常のメニューをこなしたが、知り合いに会ってだべっていたら、駐輪場の無料時間が近づいてしまって、水泳を途中で切り上げて上がった。

ギリギリセーフ。

200円也の駐輪料金は、2時間までは無料だ。

大きな声では言えないが、外したバッテリーは、ロッカーの中にあるコンセントから充電して満タンになっていた(充電器のインジケーターランプは、ちゃんと緑に変わっていました)。

帰りは、本格的な雨になっていて、いきなりの雨天走行。

信号が少ない道では、オートクルーズも試した。

20km程度でセットしたが、なかなか快適だな。

郊外の道とかを流して走るようなときには、うってつけの機能だ。

アクセル操作かブレーキで解除されることも確認したが、セットするのにモニターの下にあるスイッチを長押しするというのは問題だな。

片手をハンドルから放すことになる。

このスイッチだけでも、空いている右側のハンドル回りに付けてもらいたいもんだな。

可能なら、加速モード切り替えスイッチもお願いしたい。

そうすれば、適正な加速をその都度選択することが出来て、状況に応じた最適な運転が可能になる。

何かの機会があれば、販売店かメーカーに提案してみよう(とっくに検討済みかも知れませんが)。

帰ってきてから、よく水気をふき取ってからバッテリーを外してみる。

上部のコネクター周りの浸水はなかったが、下部の外側は、バッテリーケースとの隙間から浸水して濡れていた。

バッテリー自体に防水機能はないので(たぶん)、よく乾燥させてから充電することにしよう。

30分程度の道中で、操作上の不安などはなかった。

殆ど音がしないことから、周りが気付きにくいということはある。

四輪の電気自動車でも、歩行者等が気付きにくい問題が指摘されていて、メーカーが検討中と聞いている。

電動バイクは、歩行者などにより近い運用が想定されるので、その辺りは今後十分に対応する余地があるな。

普及とともに、大きな問題になるに違いない。

特に、自転車を追い抜く際は慎重を要する。

迂闊にホーンを鳴らしたりすると、後で意趣返しを食らう恐れがある(向こうの方が速かったりするかもしれないしな)。

近づいて抜く時に、声掛けするなどのマナーが必要かもしれない。

「すいませーん、抜きまーすぅ」とかな。

まあ、どうでもいいんですが。

片道5kmでは、行きも帰りもバッテリー残量のインジケーターでは一目盛も減らない。

坂を上る時に、一瞬一目盛減ったところを見ると、放電される電圧を見ているんだろう(未確認)。

登り切って、平坦から下りになったら復活した。

大井町までの範囲では、充電器を持ち歩くまでもない。

駐輪場では、バッテリーが簡単に外されてしまうことから、バイクを止めて長時間離れる際にはバッテリーを抜いておく必要がある。

ヘルメットホルダーもないので、背負いのナップザックを使用することにした。

その中に、充電器や書類(自賠責や登録証も:バッテリーの下のビニール袋に入れておくと、取られちゃうからな)も携行する。

昨日は400mしか走らなかったが、今日は雨天走行含めて10kmも走った。

腕が疲れるという点は想定外だったが、それ以外は予想以上に快適だったな。

電動アシストママチャリ(フェラーリ号)の代行車両としての性能は十分だ。

二階から階段で降ろしたりする手間があるので、近所の買い物とかレストランに行くには向かない。

大井町行きスペシャルとしての限定運用になる。

ああ、明日の500Eの車検引き取りは、電動バイクで行って、帰りは後席の足元に積んでくる予定だけどな(すいません、トランクはインスピレーションのケースで満杯なんで)。

折りたたみ自転車感覚で、近場の移動をこなす。

いずれ、神田詣でにも使ってみようと思っている。

今日は、街道沿いを極力走らないルートだったが、神田に行くには裏道だけでは無理だろうからな。

上手に抜かせるノウハウも身に付けなければならない。

乗っていて、注目度抜群といいたいところだが、なにせ音がしないので、誰も気づいてくれないという恨みがある。

まあ、そのうち、誰か気づいてくれるに違いない。

「あれ、あの自転車、ペダルが付いてないぞ?」

まあ、どうでもいいんですが。

12インチのタイヤの性能は、とりあえず路面が乾燥しているところで試すことにした。

雨の濡れた路面では、急ブレーキになると、簡単に滑る感じだ。

コーナーなんて、試す気にもならない。

指定空気圧は、前輪2.5kg、後輪2.8kgと高めだ。

計ってないけど、今の状態は、かなり不足していると思われる。

圧力計付き空気入れも調達しないとな。

段差の乗り越えとかも、小径タイヤでは鬼門の一つだ。

キャスター角が小さい(フロントフォークが立っている)というのも、慣れない感じだ。

ホイールベースも短く、絶対的に直進安定性がない。

外乱に対して余裕がないので、運転には気を遣う。

初心者には勧められないな。

つーか、バイク初心者は買わないだろうし。

少し慣れてくれば、上手く走らせるコツがつかめるだろう。

腕の筋トレには、効果的だと分かった。

ポジションをずらしたりして、ハンドルに無用な力が掛からないように乗車するのが正しい。

バイクに合わせて乗るしかない。

大井町往復10km。

大冒険だったな・・・。

異種対抗(比較するかあ?)2019年03月07日 22:19

異種対抗(比較するかあ?)
異種対抗(比較するかあ?)


片や4200万円、此方18万円。

一人乗りの乗り物としての共通点はあるものの、ジェットエンジンと電気モーターだからな。

勝負にはならない。

(ジェットエンジンで浮かび上がる空中バイク「Speeder」の予約販売がスタート)
https://gigazine.net/news/20190307-flying-motorcycle-the-speeder/

「ジェットパックを開発してきたJetPack Aviationが、その技術を使って空飛ぶバイク「Speeder」を開発、予約販売をスタートさせました。」

記事を読むと、製品化されるのは数年先のようだ。

以下、記事を参考に、浮沈子が乗り始めた電動バイクと比較してみる(意味、あんのかあ?)。

・12インチのタッチスクリーンを搭載(バックライト式モノクロ液晶を搭載)

・空中-空中と、空中-地上に対する2種類の航空無線システム(ブルートゥース(一応、無線規格です)を搭載:停止中に音楽慣らせるそうです(未確認))

・アクセルブレーキは後方に位置(アクセルは右グリップ、ブレーキはハンドル両側に位置)

・プロペラが外からは見えないデザイン(プロペラはないデザイン:当たり前ですが)

・ドライバーも垂直に座るのではなく、バイクのように前傾姿勢(画像ほどではないが、ライダーは前傾に近い姿勢)

・最高速度は時速150マイル(時速約240km)(最高速度は時速18.64マイル(時速約30km))

・1万5000フィート(約4.5km)まで上昇(たぶん、上昇はできない:階段使って、2階くらいまでは持ち上げられる)

・パイロットの体重や密度高度にもよりますが、10~22分間の運転が可能(ライダーの体重とかにもよりますが、1時間程度の運転が可能)

ちなみに、引用されている記事の画像には、マックスエンデュランス30分とある。

ところで、密度高度って何なんだあ?。

(Density altitude)
https://en.wikipedia.org/wiki/Density_altitude

「ある高度に相対標準大気条件れる空気密度が観察の場所で示される空気の密度に等しくなります。」(翻訳しても難しい自動翻訳のまま:以下同じ)

「言い換えれば、密度高度は、平均海面からの高さとして与えられる空気密度です。」

「密度高度は、非標準温度用に調整された圧力高度と見なすこともできます。」

「航空では、密度高度は特定の気象条件下での航空機の空力性能の評価に使用されます。」

うーん、空気密度を基にして算出した高度ということのようだ(合ってます?)。

温度などによる影響があることから、ウィキの画像にある計算表では、圧力高度と大気温度の相関表になっている。

航空機関係では、おなじみの用語のようだ。

まあ、どうでもいいんですが。

・4つのターボジェットエンジンを搭載(1つのブラシレスモーターを搭載)

・105kgの本体と109kgまでのパイロットを浮かび上がらせるのに十分な推力(約21kgの本体と120kgまでのライダーを走らせるのに十分な推力:仕様書による)

・フライ・バイ・ワイヤ制御システムを搭載(無線接続によるスマートキーシステムを搭載:今日確認したんだが、キー操作はポケットに手を入れたまま可能だったから、赤外線とかではなく超音波だろうな)

・Speederは1人乗りですがドローンと併用すれば荷物を運ぶことも可能(残念ながら、自動運転式の電動バイクの開発はこれからだな)

・個人向けSpeederはライセンスの必要なバージョンと、ライセンス不要&レクリエーション向けの超軽量版の2種類が準備中(我が国では、第一種原動機付自転車に当たり、運転免許証、車両の登録、自動車損害賠償責任保険への加入が義務付けられている)

・騒音は120デシベルであり「極めてうるさい」に分類(騒音は未計測ながら、「極めて静か」に分類)

・個人向けSpeederの価格は38万ドル(約4200万円)(価格は、登録手数料、配送料、消費税込みで約18万円)

・限定20台のSpeederが製造される予定(発売台数は未確認)

・1万ドル(約116万円)で予約注文が可能(大井町のヤマダ電機で免許証の提示がなくてもカードで発注が可能:浮沈子の場合)

・ウェブサイトからは軍用バージョンも予約注文が可能(軍事バージョンがあるかどうかは不明:未確認→あるわけねーじゃん!)

・無人ドローンや貨物運搬機として使用できるよう遠隔操作にも対応(遠隔操作は、スマートキーによる始動と停止のみ)

なんかなあ、ほとんど意味のない比較だがな。

スピーダーとやらを理解する一助になれば幸いだ(なるわけないじゃん!)。

まあいい。

欲しいな(もちろん、スピーダーの方)。

かなりでかそうだから、折りたたんで玄関に立てかけておくことはできないだろう(これ買える人の家の玄関なら可能か?)。

ジェットエンジンのようだからな。

てんぷら油でも飛ばせるかもしれない。

電動バイクは、充電しないと動かない。

そこのところは弱いな(比較してどーする?)。

同じバイクでも、フライングバイクと電動バイクでは、文字通り天と地ほどの違いがある。

仕方ない。

電動バイクで我慢するか・・・。